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作業療法士国家試験とは?日程・合格率・合格のポイントを解説
15 days ago

「作業療法士国家試験について知りたい」という方もいるのではないでしょうか?作業療法士国家試験とは、作業療法士の資格を取得するための試験のことです。この記事では、作業療法士国家試験の受験資格や試験・合格発表の日程、合格率の推移などを紹介します。作業療法士国家試験に合格するためのポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
作業療法士国家試験とは
作業療法士国家試験とは、作業療法士の資格を取得するための試験のことです。
厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」、厚生労働省「第61回作業療法士国家試験受験者留意事項 東京都(p.4)」によると、2025年度の作業療法士国家試験の概要は以下のとおりとなっています。
| 試験方法 | 筆記試験(一般問題・実地問題) ※重度視力障がい者に対しては、筆記試験の実地問題に代えて、口述試験および実技試験が実施される |
| 試験地 | - 筆記試験:北海道・宮城県・東京都・愛知県・大阪府・香川県・福岡県・沖縄県 - 口述試験および実技試験:東京都 |
| 試験時間 | - 午前9時50分~午後12時30分(160分) - 午後2時20分~午後5時(160分) |
| 試験科目 | - 一般問題:8科目 (解剖学・生理学・運動学・病理学概論・臨床心理学・リハビリテーション医学(リハビリテーション概論を含む)・臨床医学大要(人間発達学を含む)・作業療法) - 実地問題/口述試験および実技試験:5科目 (運動学・臨床心理学・リハビリテーション医学・臨床医学大要(人間発達学を含む)・作業療法) |
参考:厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」
厚生労働省「第61回作業療法士国家試験受験者留意事項 東京都(p.4)」
作業療法士国家試験はマークシート方式の筆記試験で、五肢択一もしくは五肢択二です。過去問を活用して出題形式に慣れておくと良いでしょう。
参考:厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」
厚生労働省「受験者留意事項」
作業療法士国家試験を受けるには
作業療法士国家試験を受けるには、受験資格を満たしたうえで、指定された期日までに受験手続きを行うことが必要です。
作業療法士国家試験の受験資格
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「作業療法士(OT)」によると、作業療法士国家試験の受験資格は、国が指定する作業療法士養成課程のある大学・短大・養成施設などで3年以上学び、必要な知識や技能を修得して卒業することで得られます。なお、受験する年の3月の指定日までに修業・卒業する見込みである方も受験可能です。
参考:job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「作業療法士(OT)」
作業療法士国家試験の受験手続き
厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」によると、受験手続きに必要な書類は以下のとおりです。
- 受験願書(受験手数料:1万100円分の収入印紙を貼付)
- 証明写真
- 返信用封筒(590円分の郵便切手を貼付)
- 受験資格を満たすことを証明する書類
受験資格を証明する書類として、国が指定した大学や養成施設を卒業した場合は、修業証明書または卒業証明書を提出します。卒業見込みである場合は、修業見込証明書や卒業見込証明書などで代用が可能です。
ただし、修業見込証明書や卒業見込証明書で受験申し込みをした場合は、実際に修業・卒業したことを証明する書類を改めて提出しなければなりません。指定された期日までに修業証明書または卒業証明書を提出しないと、受験は無効となります。書類の提出期限は、同ページから確認できるため、事前にチェックしておきましょう。
参考:厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」
作業療法士国家試験の日程
厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」によると、2025年度の作業療法士国家試験は、以下のスケジュールで実施されました。
| 情報の解禁 | 2025年9月1日(月) |
| 受験願書の配布 | 2025年10月下旬以降 |
| 受験書類の提出期間 | 2025年12月15日(月)~2026年1月5日(月) |
| 受験票の交付 | 2026年1月下旬ごろ |
| 試験期日 | - 筆記試験:2026年2月23日(月) - 口述試験および実技試験:2026年2月24日(火) |
| 合格発表 | 2026年3月23日(月) |
参考:厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」
作業療法士国家試験の情報は、例年9月上旬ごろに厚生労働省のWebサイトで公開されます。受験書類の提出には期限があるため、情報が公開されたら余裕をもって対応できるよう、スケジュールを把握しておくことが大切です。
参考:厚生労働省「作業療法士国家試験の施行」
作業療法士国家試験の合格率
厚生労働省「国家試験合格発表」によると、作業療法士国家試験の2023~2025年度における合格率の推移は、以下のとおりです。
| 第59回(2023年度) | 5736人 | 4822人 | 84.1% |
| 第60回(2024年度) | 5693人 | 4887人 | 85.8% |
| 第61回(2025年度) | 5426人 | 4947人 | 91.2% |
参考:厚生労働省「第59回理学療法士国家試験及び第59回作業療法士国家試験の合格発表について」
厚生労働省「第60回理学療法士国家試験及び第60回作業療法士国家試験の合格発表について」
厚生労働省「第61回理学療法士国家試験及び第61回作業療法士国家試験の合格発表について」
2023~2025年度の作業療法士国家試験の合格率は、80%台後半~90%台前半で推移しています。安定して高い合格率を維持しているため、過去問などを活用して試験対策を入念に行えば、合格を目指せる難易度と考えられるでしょう。
参考:厚生労働省「国家試験合格発表」
厚生労働省「第59回理学療法士国家試験及び第59回作業療法士国家試験の合格発表について」
厚生労働省「第60回理学療法士国家試験及び第60回作業療法士国家試験の合格発表について」
厚生労働省「第61回理学療法士国家試験及び第61回作業療法士国家試験の合格発表について」
作業療法士国家試験に合格するためのポイント
ここでは、作業療法士国家試験に合格するためのポイントを3つ紹介します。
試験問題に関する情報をWebサイトで集める
作業療法士国家試験に合格するためのポイントの一つは、試験問題に関する情報をWebサイトで集めることです。
厚生労働省「理学療法⼠作業療法⼠国家試験出題基準の概要」によると、2023年度に実施された第59回作業療法士国家試験より、出題基準が変更となりました。作業療法士国家試験の出題基準や試験科目などは、法改正や教育・医療水準の変化などに応じて改定されることがあります。
そのため、作業療法士国家試験に向けて試験対策を進める際は、厚生労働省のWebサイトを確認し、最新の情報をチェックしておくことが大切です。
参考:厚生労働省「令和6年版理学療法士作業療法士国家試験出題基準について」
過去問を活用して勉強する
作業療法士国家試験に合格するためには、過去問を活用して勉強することも大切です。
数年分の過去問を解いてみると、問題の出題方法や傾向が掴めます。また、過去問を活用すると、実際の試験と同様に時間配分をしながら問題を解く練習ができるでしょう。試験当日を想定して、実際の試験時間と同じ時間で過去問を解いてみるのもおすすめの勉強法の一つです。
なお、作業療法士国家試験の過去問と正答は、厚生労働省「医療分野のトピックス」から確認できます。
参考:厚生労働省「医療分野のトピックス」
学習スケジュールを立てて試験対策を進める
作業療法士国家試験の対策は、勉強に充てられる期間を試験日から逆算し、月・週・日単位でスケジュールを立てて進めるのがポイントです。作業療法士国家試験は出題範囲が広いため、計画的に勉強を進める必要があります。
また、試験範囲の知識のインプットや問題集を使った実践練習、苦手科目の克服など、複数の学習方法をとおして知識を深めることも重要です。
こまかくスケジュールを立てると、進捗に合わせてスケジュールを調整できるメリットも。学習スケジュールに沿って勉強することで達成感を味わえ、学習意欲の向上につながる場合もあります。そのため、カレンダーやスケジュール帳を活用し、学習の進捗が一目で分かるよう、勉強した内容を記録しておくのがおすすめです。
作業療法士国家試験についてよくある質問
ここでは、作業療法士国家試験についてよくある質問を紹介します。
作業療法士国家試験の合格発表はどこで確認できる?
厚生労働省「国家試験合格発表」から「受験地別合格者情報」のページにアクセスすると、受験地別に作業療法士国家試験の合格者の受験番号が掲載されています。また、合格基準や正答、採点除外の取扱いとなった問題などは、「合格発表について」のページで確認が可能です。
参考:厚生労働省「国家試験合格発表」
作業療法士国家試験に合格した後に必要な手続きは?
厚生労働省「理学療法士免許、作業療法士免許申請について」によると、作業療法士として業務を行うためには、作業療法士国家試験に合格した後、免許申請をして有資格者として登録される必要があります。免許申請をせずに業務に従事すると行政処分の対象となるため、作業療法士国家試験に合格したら速やかに免許申請を行うことが大切です。
参考:厚生労働省「資格申請案内」
作業療法士国家試験に落ちる人の特徴は?
作業療法士国家試験に落ちる人の特徴の一つは、内容が偏った試験対策を行っていることです。
厚生労働省「第61回理学療法士国家試験及び第61回作業療法士国家試験の合格発表について」によると、作業療法士国家試験に合格するには、総得点の合格基準だけではなく、実地問題の合格基準も満たさなければなりません。よって、一般問題と実地問題の対策をバランス良く行えていない場合、合格基準を満たせず不合格となる可能性があります。
参考:厚生労働省「第61回理学療法士国家試験及び第61回作業療法士国家試験の合格発表について」
作業療法士国家試験は例年2月下旬ごろに実施される
- 作業療法士国家試験を受けるには、指定の養成施設で3年以上修業することが必要
- 作業療法士国家試験の近年の合格率は、80~90%台で推移している
- 作業療法士国家試験に合格するポイントは、スケジュールを立てて計画的に勉強すること
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