職種・資格情報
スポーツトレーナーとは?仕事内容は?種類・年収・資格も解説
2 months ago

「スポーツトレーナーとはどのような職種かよく分からない」という方もいるのではないでしょうか?スポーツトレーナーとは、スポーツをする人に対して、トレーニングの指導やリハビリテーション、心身のケアなどを行う職種です。この記事では、スポーツトレーナーの主な仕事内容や職場、年収などを紹介します。スポーツトレーナーの種類や向いている人の特徴も解説するので、ぜひ参考にしてください。
スポーツトレーナーとは
スポーツトレーナーとは、スポーツをする人に対して、トレーニングの指導やリハビリテーション、心身のケアなどを行う職種です。スポーツトレーナーは、スポーツクラブやフィットネスジムなどを利用する一般の方から、プロのスポーツ選手まで、幅広くサポートを行います。
スポーツトレーナーの種類と仕事内容
スポーツトレーナーは大きく5つの種類に分けられ、種類によって仕事内容が異なります。ここからは、スポーツトレーナーの種類とそれぞれの仕事内容を見ていきましょう。
アスレティックトレーナー
アスレティックトレーナーとは、けがを予防するためのケア・指導や応急処置、日々の健康管理などを行うスポーツトレーナーのことです。スポーツをする人が安全にスポーツに取り組んだり、最大限のパフォーマンスを発揮したりできるよう、サポートする役割を担っています。
アスレティックトレーナーの主な職場は、スポーツチームやフィットネスジム、医療機関などです。なかには、プロのスポーツチームの専属トレーナーとして、国際大会をはじめとする試合に帯同し、選手のサポートを行うアスレティックトレーナーの方もいます。
メディカルトレーナー
メディカルトレーナーとは、けがを負った方が身体機能を回復させ、再びスポーツができるようサポートするスポーツトレーナーです。医学に基づく知識や技術を基に、リハビリテーションやトレーニングの指導を行います。
そのため、メディカルトレーナーは、スポーツ施設以外に、医療機関や介護福祉施設などでも活躍できるのが特徴です。
ストレングストレーナー
ストレングストレーナーとは、筋力の強化や持久力の向上を目的とした指導を行うスポーツトレーナーのことです。スポーツ選手のパフォーマンスが向上するよう、専門的な知識を活かしてトレーニングメニューを作成し、指導を行います。
ストレングストレーナーは、プロのスポーツチームや実業団のチームで活躍する選手のトレーニングやケアを行うことが多いようです。また、フィットネスジムやアマチュアのスポーツチームで活躍する方もいます。
コンディショニングトレーナー
コンディショニングトレーナーとは、スポーツを行う人の心身の状態を整えるためのトレーニングやサポートをするスポーツトレーナーのことです。具体的には、ストレッチやマッサージ、体幹や可動域のトレーニング、けがをしにくい身体作りの指導などを行います。
コンディショニングトレーナーは、一般の方からプロのスポーツ選手まで、多くの方が安全にスポーツを楽しめるようサポートする役割を担う仕事です。そのため、コンディショニングトレーナーの活躍の場は、フィットネスジムやスポーツジム、医療機関、プロチームなど、多岐にわたります。
フィットネストレーナー
フィットネストレーナーとは、トレーニングやストレッチの指導や助言、相談対応などを行うスポーツトレーナーのことです。民間のスポーツ施設やフィットネスクラブなどで働いています。フィットネストレーナーは、スポーツ選手ではない一般の方に対して、指導・サポートをすることが多いのが特徴です。
なお、フィットネスジムでは、マシンの使い方を指導したり、健康維持やダイエットなど利用者の目的に合わせたトレーニングメニューを提案したりすることもあります。
スポーツトレーナーの年収相場
公益財団法人日本スポーツ協会「第一回 日本のトレーナー実態調査 集計報告書(p.12)」によると、2018年に実施された調査における、スポーツトレーナーのトレーナー活動による年収と割合は、以下のとおりです。
| 年収の金額 | 回答人数 | 割合 |
|---|---|---|
| なし | 23人 | 2.9% |
| 1万~100万円 | 303人 | 38.3% |
| 101万~200万円 | 83人 | 10.5% |
| 201万~300万円 | 93人 | 11.7% |
| 301万~400万円 | 84人 | 10.6% |
| 401万~500万円 | 55人 | 6.9% |
| 501万~600万円 | 52人 | 6.6% |
| 601万~700万円 | 30人 | 3.8% |
| 701万~800万円 | 24人 | 3.0% |
| 801万~900万円 | 17人 | 2.1% |
| 901万~1000万円 | 7人 | 0.9% |
| 1001万円以上 | 21人 | 2.7% |
| 合計 | 792人 | 100% |
参考:公益財団法人日本スポーツ協会「第一回 日本のトレーナー実態調査 集計報告書(p.12)」
スポーツトレーナーは、トレーナーとしての収入が100万円以下の人が4割以上ですが、なかには年収が1000万円を超える方もいます。このデータから、スポーツトレーナーは人によって収入の差が大きく、職場やスキルなどによっては高収入を望める職種といえるでしょう。
なお、上記の調査対象者には、フルタイムだけでなく、パートタイムや教育のみでトレーナー活動を行っている方も含まれています。
同資料(p.6)によると、スポーツトレーナーのトレーナーとしての活動形態の割合は、以下のとおりです。こちらは回答者全員への調査なので、トレーナーとして働いていない方も含まれます。
| 活動形態 | 回答人数 | 割合 |
|---|---|---|
| フルタイム | 298人 | 23.0% |
| パートタイム | 414人 | 32.0% |
| ボランティア | 197人 | 15.2% |
| トレーナーとしての活動はしていない | 305人 | 23.6% |
| 教育機関で教員としてトレーナー活動を行っている | 80人 | 6.2% |
| 合計 | 1294人 | 100% |
参考:公益財団法人日本スポーツ協会「第一回 日本のトレーナー実態調査 集計報告書(p.6)」
スポーツトレーナーのなかには、フルタイム以外でトレーナー活動に携わっている方も多くいます。そのため、スポーツトレーナーの年収は、勤務時間や仕事内容などによって差があると考えられるでしょう。
参考:公益財団法人日本スポーツ協会「各種研究・調査」
スポーツトレーナーになるには?資格は必要?
スポーツトレーナーになるにあたって、必須の資格はありません。無資格や未経験の方も、就職先や仕事が見つかればスポーツトレーナーとして働き始めることが可能です。
ただし、スポーツトレーナーとして就職したり仕事をもらったりするには、専門的な知識や技術が求められるでしょう。そのため、スポーツトレーナーになる場合は、専門学校や大学に通ったり資格を取得したりして、必要な知識を習得する方が多いようです。
スポーツトレーナーにおすすめの国家資格
スポーツトレーナーにおすすめの資格には、国家資格と民間資格があります。スポーツトレーナーの業務に活かせる主な国家資格は、以下のとおりです。
- 理学療法士
- 柔道整復師
- あん摩マッサージ指圧師
- はり師・きゅう師
これらの国家資格を保有する方は、リハビリテーションやけが予防のための身体状態の管理・調整などを行う際に、専門知識や技術を役立てられるでしょう。
身体的なケア・施術のなかには、上記のような国家資格を取得している方のみが行えるものもあります。そのため、医療に関する国家資格を保有していると、携われる業務の幅が広がり、運動をする人を幅広くサポートできるでしょう。
スポーツトレーナーにおすすめの民間資格
スポーツトレーナーの仕事に役立つ民間資格には、以下のようなものがあります。
- JSPO-AT(公益財団法人日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー)
- NSCA-CPT(特定非営利活動法人NSCAジャパン認定資格)
- JATI-ATI(特定非営利活動法人日本トレーニング指導者協会認定トレーニング指導者)
民間資格は、スポーツトレーナーに必要な知識を総合的に習得できるものもあれば、特定の分野や業務に関する知識や技術を深められるものもあります。自身の携わる業務に合った資格を取得すると、スポーツトレーナーとしてのスキルアップにつなげられるでしょう。
スポーツトレーナーの仕事のやりがい
スポーツトレーナーのやりがいは、スポーツをする人を間近で支えられることです。特に、プロのスポーツ選手をサポートするスポーツトレーナーの場合、自身のサポートが選手の試合の結果や成果に影響する可能性があります。そのため、選手とともにモチベーションを高めながら仕事に取り組めることがやりがいとなるでしょう。
また、ジムやスポーツクラブに通う一般の方に対して、トレーニングの指導を行うスポーツトレーナーは、幅広い年代の方とスポーツを通じたコミュニケーションを行います。そのため、多くの人にスポーツの楽しさを伝えられることにやりがいを感じる方もいるでしょう。
スポーツトレーナーに向いている人の特徴
スポーツトレーナーに向いている人の特徴は、以下のとおりです。
- スポーツが好き
- 向上心がある
- コミュニケーションをとるのが得意
スポーツが好きな人やトレーニングに興味がある人は、熱意や向上心をもって、スポーツトレーナーの業務に取り組めるでしょう。
また、スポーツトレーナーは、対象者と密にコミュニケーションをとりながら、目標に向かってトレーニングやケアを行います。コミュニケーション能力がある人や共感力が高い人は、スポーツトレーナーとして信頼を得て活躍できる可能性が高いでしょう。
スポーツトレーナーとはスポーツする人を支援する職種
- スポーツトレーナーには、役割が異なる5つの種類がある
- スポーツトレーナーの仕事には、理学療法士や柔道整復師などの資格が活かせる
- スポーツトレーナーに向いている人は、スポーツが好きな人や向上心がある人
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