お役立ち情報

多角的な視点でリハ対象者のQOLを向上!専門職の研鑽にも有用性あり

リハビリテーションに関わる専門職には、日々の介入において、常に多角的な視点と柔軟なアプローチが求められています。
本記事では、質の高い支援を形づくるためのプログラムやツール、臨床の一助となるような知見について幅広くご紹介します。みなさまの新たな気づきや支援となれば幸いです。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

株式会社 大武・ルート工業

株式会社 大武・ルート工業は、岩手県一関市に本社を置き、医療機器やスポーツ機器、小型産業機器などの製造・販売を行うメーカーです。1968年の設立以来、一貫した国内生産による「ジャパンクオリティ」にこだわり、社会のニーズに応える製品づくりを続けています。
本記事でご紹介するのは、リハビリテーションの現場に向けて専門医との連携により開発された、歩行練習用のトレッドミルです。対象者ごとの歩行特性に合わせた細やかな設定を可能にするツールとして、ぜひ参考にしてみてください。

ダブルベルトで個々の歩行練習を支える「左右分離型超低床トレッドミル DLFシリーズ」

リハビリテーションにおける歩行練習において、片麻痺などで左右の歩幅や速度が異なる対象者へのアプローチは、リハビリスタッフにとって大きな課題の一つです。そんな臨床現場のニーズに応えるべく誕生したのが「左右分離型超低床トレッドミル DLFシリーズ」です。
本製品は、リハビリ現場に有用な以下のような特長を備えています。

「左右分離型超低床トレッドミル DLFシリーズ」の画像
▲画像提供:株式会社 大武・ルート工業


  • 左右で独立した速度設定が可能な「ダブルベルト」
    左右のベルトが分離しており、それぞれ異なる速度(同期・非同期/正転・逆転)での設定が可能です。最低速度0.01km/hから細やかに調整できるため、片麻痺や重度の歩行障害がある対象者に対しても、状態に合わせた歩行練習を提供できます。

  • 床を歩く感覚に近い「超低床設計」
    走行面の高さを床から35mm〜45mmに抑えた低床設計を採用。高コストとなる埋め込み機器と同様の環境を作り出し、実際の床面を歩いている感覚に近いリハビリテーションを実現します。また、DLF-45(走行面高さ45mm)は最大傾斜15%の歩行練習にも対応しています。

  • 対象者に合わせて調整できる手すり
    手すりの高さは700mm〜1000mmの範囲で可変でき、一人ひとりの体格に合わせた環境づくりが可能です。手すりの幅も調整できるため、車椅子での機器への乗り入れもスムーズに行えます(※走歩行時は車椅子から降りて使用)。

  • 国産天然木を使用した滑らかな走行板
    走行板には国産の天然木を使用し、木材特有の滑らかな走行性を実現。耐摩耗性にも優れ、設置後の潤滑剤の塗布も不要なため、長期間メンテナンスの手間を軽減できるのも嬉しいポイントです。

リハビリテーションにおける歩行練習のイメージ


対象者それぞれの状態に合わせた細やかな調整ができるため、リハビリスタッフの介入の幅を大きく広げてくれます。個別の歩行練習をより安全かつ充実させるためのツールとして、日々の臨床現場に取り入れてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
株式会社 大武・ルート工業
左右分離型超低床トレッドミル DLFシリーズ

リラヨガ・インスティテュート

リラヨガ・インスティテュートは、2008年の設立以来、1,700名以上のインストラクターを輩出してきた本格的なヨガの総合学院です。全米ヨガアライアンスの認定校として高い信頼を得ているほか、関東でも数少ない日本統合医学協会の認定校でもあります。現代医学の知見を取り入れた専門的な知識と、安全で実践的な技術を提供することで、多様なニーズに応えられる質の高い指導者の育成に力を注いでいます。

現役医師が監修!リハビリ現場で活かせる「メディカルヨガインストラクター養成コース」

実技講習の様子
▲画像提供:リラヨガ・インスティテュート


リラヨガ・インスティテュートが提供する「メディカルヨガインストラクター養成コース」は、リハビリスタッフとして臨床現場に新たなアプローチを取り入れたい方に適した資格取得プログラムです。

本コースの強みは、医学博士をはじめとする医療の専門家が顧問を務める「日本統合医学協会」が公認し、現役医師の監修によって構築された、信頼性の高いカリキュラムにあります。オンデマンドによる座学授業では、基礎医学や生理学、機能解剖学に加え、心理学やアロマの効用まで幅広く網羅。心身の構造や仕組み、不調が生じる原理を理解することで、リハビリ対象者の状態を的確に判断する評価視点が養われます。

実技講習では、年齢や身体状況を問わず安全に行える30種類以上の基本アーサナ(ポーズ)の指導法と負荷を抑える軽減法を学びます。肩、肘、膝、股関節、脊柱、首など部位ごとにアプローチする技術を身につけることで、臨床現場の多様な特性や不調に対し、柔軟に対応できる応用力が定着。これはリハビリ対象者のQOL向上だけでなく、自主トレ指導のバリエーション拡充にも直結する実践的な技術です。

講座は16名の定員制で、目の行き届く丁寧な指導を実施。科目や回数の制限なく無料で何度でも受講できる「再受講制度」を設けているのも嬉しいポイントです。納得いくまで学び、スキルを向上できる環境は、臨床現場で活躍する方にとって大きな自信に繋がります。日々の臨床にヨガという新たな選択肢を取り入れ、専門性をさらに深めてみてはいかがでしょうか。

ヨガを行っている画像
▲画像提供:リラヨガ・インスティテュート


■詳細情報
リラヨガ・インスティテュート
メディカルヨガインストラクター養成コース

一般社団法人脳フェス実行委員会

一般社団法人脳フェス実行委員会は、脳卒中当事者と医療・福祉従事者が共に「楽しめる場」を創出するイベントや情報発信を行っている団体です。当事者とリハビリ職をはじめとする医療者が垣根を越えて交流できる機会を設け、当事者のリアルな声や前向きに社会参加する姿を広く発信しています。
同団体の活動はリハビリ職にとって、臨床現場だけでは得られない深い気づきや、新たな視点を得られる貴重な機会となるでしょう。

当事者と医療者が繋がり臨床の視野を広げるイベント「脳フェス」

「脳フェス(脳卒中フェスティバル)」は、当事者やご家族、健常者の方々、そして医療者がフラットな関係で交流し合える場として誕生しました。同フェスティバルでは、当事者によるパフォーマンスや体験ブース、専門家を交えたトークセッションなど多彩な企画を実施しています。

「脳フェス」イベントの様子
▲画像提供:一般社団法人脳フェス実行委員会


この活動の目的は、脳卒中当事者が「自分にもできる」という自己効力感を高め、新たな可能性を見つけて社会へ一歩踏み出すことを後押しするためです。当事者と健常者が共に活動へ参加し、喜びや“楽しい”というポジティブな感情を分かち合うことで、社会全体の「心のバリアフリー」を体現できる場となっています。

イベント活動のほかに、当事者家族や医療者・リハビリ養成校向けの助け合い活動、絵本や映画づくりを通した創作活動なども幅広く展開。さらに、退院後の当事者が「どんな社会生活を楽しんでいるのか」「どんな工夫で挑戦しているのか」といった個々の活躍に触れられる「脳フェス通信」も発信中です。社会復帰したあとの脳卒中当事者のリアルな日常に触れることは、臨床現場における新たな気づきや視点を広げるきっかけにもなるでしょう。

また、同法人のグループである「NPO法人ぼこでこ」では、脳卒中の当事者が調査協力者として製品やサービス開発に参画するコミュニティ「Knock the Egg」を運営しています。患者の退院後の声が、製品開発や社会の仕組みづくりに直接届く、ぜひ知っておきたい社会参加の形の一つです。
そのほかに、職業体験祭「キャリアランド」というイベントも注目を集めています。医療・福祉従事者と当事者、参加企業がフラットに交流し、就労体験を通して多様なキャリアの選択肢と学びを広げられる魅力的なイベントです。

ぜひ、明日からの臨床をより豊かにするヒントや、新たなキャリアの可能性を見つけるために、こうしたイベントやコミュニティに足を運んでみてはいかがでしょうか。

「脳フェス」イベントの様子
▲画像提供:一般社団法人脳フェス実行委員会


■詳細情報
一般社団法人脳フェス実行委員会
脳フェス

第一医科株式会社

第一医科株式会社は、1953年の創業以来、耳鼻咽喉科領域に特化した医療機器専門メーカーとして日本の医療現場を支え続けている企業です。現場のドクターやメディカルスタッフの声に真摯に耳を傾け、医療機器開発に取り組み、“真に求められる製品づくり”に尽力してきました。近年では産官学連携を通じた新たなアイデアの創出にも注力しており、その誠実かつ柔軟な姿勢は多くの医療従事者から高い評価と信頼を得ています。

目まぐるしい変化を伴う医療環境の中で、同社では現場と患者さまのニーズに応える製品開発を続けるとともに、さらなる海外展開の推進を目指しています。

喉頭摘出術後の嗅覚困難感にアプローチする「嗅覚リハビリテーション器具 りすめる」

喉頭摘出後は手術前と呼吸の通り道が変わるため、鼻を通した呼吸ができなくなり、匂いの成分が鼻の奥にある嗅覚細胞へ届かなくなり嗅覚障害が生じます。そのため、喉頭摘出術後の患者さまに関わる言語聴覚士は、「声(発声)」の再獲得だけでなく、「においが分からない」「食事がおいしくない」という切実な悩みを訴える方に直面することが多いといわれています。このような嗅覚困難感を抱えている喉摘者の割合は86%を超え(九州喉摘会の調査より)、患者さまのQOL(生活の質)を大きく低下させる要因となっています。

そんな現場の課題解決として、言語聴覚士とタッグを組み、国内で製品化されたのが「嗅覚リハビリテーション器具 りすめる」です。同器具は、患者さまが諦めずに前向きなリハビリに取り組めるよう、以下の優れた特徴を備えています。

欧米で有効性が報告されている「NAIM法」を採用

りすめるボトル

▲画像提供:第一医科株式会社


「りすめる」には、喉頭摘出後に再び鼻へ気流を誘導するための方法である「NAIM法(Nasal Airflow Inducing Maneuver)」が採用されています。NAIM法は、口を閉じた状態で下顎を下に引き下げて口腔内に陰圧を作り、鼻腔へ空気を引き込みます。同手法は、欧米で有用性が報告されている訓練法であり、この手法を安全かつ効果的に習得できる点が「りすめる」の最大の魅力です。

匂いを嗅ぐ動作を「視覚的」に確認できる

りすめるボトルで嗅覚リハビリを行う様子

▲画像提供:第一医科株式会社


これまでの嗅覚リハビリにおける最大の壁は、患者さま自身が「見えない空気の流れ(正しい気流)を作れているか分からない」という点でした。
その悩みに寄り添う構造になっている点も「りすめる」の特徴の一つです。鼻先オリーブを鼻孔に当てて正しく気流を生み出すと、ボトル内に「弾ける泡」が発生します。「泡が出る=正しく空気を引き込めている」と直接目視で確認でき、同時に空気の気流を鼻でしっかりと体感できる仕組みです。匂いを嗅ぐという動作を視覚的に確認しながら嗅覚機能の再習得につなげます。正しい訓練を実感しやすいため、患者さま自身がモチベーションを高く保ちながら毎日のリハビリを行えるようになるでしょう。また、言語聴覚士やご家族など周りのサポートが、継続的なリハビリに繋がります。
※指導している様子「りすめるブログ」

匂いのある生活は、季節の移ろいを感じたり、毎日の食事の喜びを取り戻したりと、日常の豊かさにも直結します。嗅覚困難感ゼロを目指し製品化された同社の嗅覚リハビリテーション器具「りすめる」は、多くのリハビリ現場の心強い味方となってくれるはずです。

■詳細情報
第一医科株式会社
嗅覚リハビリテーション器具 りすめる

株式会社 青芳

新潟県燕市の伝統的な金属加工技術を背景に、福祉用品ブランド「Willassist(ウィルアシスト)」を展開する株式会社青芳。使う人に寄り添ったものづくりを追求し、リハビリ現場や介護施設で求められる高い機能性と、使う人の尊厳を損なわないデザイン性を両立させています。単なる道具の提供に留まらず、食べる喜びを支えるモノづくりに真摯に取り組んでいる企業です。

嚥下障害に配慮した設計で初期の摂食訓練をサポートする「Kスプーン」

Kスプーン画像

▲画像提供:株式会社 青芳


リハビリテーションにおける摂食・嚥下訓練は、対象者の誤嚥リスクを最小限に抑えつつ「食べる機能」を再獲得し、健やかな心身を保つための大切なプロセスです。同社の「Kスプーン」は、その初期段階の訓練をサポートするツールとして開発されました。

このスプーンの特徴は、「小さく、薄く、柄の長さがある」という形状にあります。一般的なスプーンよりも皿の窪みが浅く設計されているため、一口の摂取量を適切に制限することが可能。これにより、口腔内への過剰な流入を防ぎ、嚥下反射が緩やかな方や口腔内での保持が難しい方へも、安全かつスムーズに摂食・嚥下訓練を進めることができます。

また、「唇での取り込み」を自然に促す設計も大きなポイントです。スプーンの皿を小さく、窪みを浅くすることで、上唇を使い食べ物をこそげ取る動作を誘発しやすく作られています。唇を閉じる力が弱い方に対しても、食べ残しを少なくし、捕食の感覚を再学習してもらうのに有用です。
なお、嚥下障害に関する専門知識を持つ方向けに、本品には「K-point」を刺激するための突起が柄の先端に設けられています。この細やかな仕様により、開口障害がある人にも摂食・嚥下訓練を行うことが可能です。

食べ物をすくったKスプーン

▲画像提供:株式会社 青芳


そのほか、長い柄にすることで、スタッフが対象者の口腔内を観察しながら、最適な角度でアプローチできる高い操作性を実現。素材はステンレス製で煮沸消毒や薬剤消毒にも対応しており、衛生管理が求められる医療・介護現場でも安心して導入できるでしょう。
多くの言語聴覚士や作業療法士から選ばれ続けている「Kスプーン」。介助を受ける人の「食べる意欲」を支え、リハビリの質を向上させるためのトレーニングツールとして、ますますの広がりと活用が期待されます。

※「Kスプーン」は嚥下障害に関する専門知識を有する方向け専用器具です。使用にあたっては、必ず専門家の指示に従ってください。

■詳細情報
株式会社 青芳
Kスプーン

一般社団法人キネシオテーピング協会

一般社団法人キネシオテーピング協会は、加瀬建造氏が考案した「キネシオテーピング®法」の普及を目的に、1984年に設立された団体です。現在は日本国内の7支部に加え、米国本部を中心に世界90か国以上で活動を展開しています。「キネシオテーピング®で世界の健康を創る」というミッションのもと、健康に問題を抱える人々の課題解決に寄与し、新しい人生や生活を創り出すことを目指しています。また、正しい知識と技術を広めるため、指導員の育成や資格認定制度の運営にも注力しています。

キネシオテーピング®法とは

キネシオテーピングを貼付している画像
▲画像提供:一般社団法人キネシオテーピング協会


キネシオテーピング®法は、伸縮性のある専用テープを貼付することで、身体本来の力を活かし、良好な状態を保つアプローチです。主に「筋肉の動きを補う」「健やかな巡りをケアする」「違和感を和らげる」「身体全体のバランスを整える」といった働きが期待されます。
皮膚層への刺激を通じて体内環境を健やかに導く独自のメカニズムは、滑らかな動作の維持に寄与。医療や介護の現場では、専門的な知見に基づく手法として、リハビリテーションや日々のメンテナンスに広く取り入れられています。

ADLの質向上に寄与する技術を証明「CKTT資格試験 キネシオテーピング協会認定トレーナー」

キネシオテーピング®法を受講
▲画像提供:一般社団法人キネシオテーピング協会


「CKTT」は、キネシオテーピング®法の基礎を修得し、適切に実践できることを証明する協会公認の資格です。日常生活や職域での活用を目指す方を対象としており、上位資格である「CKTP(療法家)」や「CKTI(指導員)」へと繋がるキャリアの出発点に位置付けられています。

リハビリスタッフが本資格を取得する臨床的メリットは、皮膚・筋肉・筋膜・リンパなど多角的な視点により、身体機能を見立てる評価技術を習得できる点です。講習では「スクリーニングテスト」による全体像の把握から、「関節可動域検査」「整形外科テスト」や筋肉テストを用いた機能不全部位の特定まで、根拠に基づいたアプローチの手順を学びます。

こうした確かな「見立て」に基づいたテーピング技術は、対象者のADL(日常生活動作)の質向上に大きく貢献します。単に違和感のある部位に貼るだけでなく、スムーズな動きを妨げている部位を評価し、適したテーピングを選択。身体が持つ本来のポテンシャルを引き出し、スムーズな動作獲得を力強く後押しします。

また、CKTT取得のための基礎講座は、基本的なキネシオテーピングを習得できる内容で構成されています。実技を深く学べる対面実習はもちろん、通信制基礎講座も完備。多忙な医療・介護従事者も場所を選ばず自分のペースで挑戦できる環境が整っています。
理論と実習を体系的に学ぶ経験は、臨床における対応の幅を広げ、質の高いケアを実現する自信へと繋がるでしょう。

※「キネシオテーピング®」は、KINESIO IP, LLC(加瀬建造氏が中心となり設立:キネシオテーピングに関する知的財産を管理・保有する企業)の登録商標です。

■詳細情報
一般社団法人キネシオテーピング協会
CKTT資格試験 キネシオテーピング協会認定トレーナー

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

関連記事

リハビリ現場の課題を解決!ケアの質向上や負担軽減を叶える製品・サービス

NEW

リハビリ現場の課題を解決!ケアの質向上や負担軽減を叶える製品・サービス

意思が伝わる!成果が見える!患者の意欲と現場を支えるリハビリ支援ツール

NEW

意思が伝わる!成果が見える!患者の意欲と現場を支えるリハビリ支援ツール

mikaruおすすめブログ紹介_vol.15

NEW

mikaruおすすめブログ紹介_vol.15

おすすめ記事

人気のエリアから求人を探す

理学療法士の求人を都道府県・主要都市から探す