NEW職種・資格情報
准看護師試験の日程・内容・合格率を紹介!対策のポイントも
13 hours ago

「准看護師試験について知りたい」という方もいるのではないでしょうか?准看護師試験は、年に1回都道府県ごとに実施される、准看護師免許を取得するための試験です。この記事では、准看護師試験の日程や出題内容、合格率の推移を紹介します。准看護師試験を受けるときの注意点や対策のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
准看護師試験とは?
准看護師試験とは、准看護師免許を取得するための試験のことで、年に1回都道府県ごとに実施されます。准看護師の免許を取得するには、受験資格を満たしたうえで准看護師試験を受験して合格し、免許申請を行わなければなりません。
受験資格
e-Gov法令検索「保健師助産師看護師法 第22条」によると、准看護師試験を受けるには、指定の学校の看護の学科か准看護師養成所を修了する(または修了見込みである)ことが必要です。
准看護師養成所は、2年制の専門学校や、3年制の高等学校の衛生看護科などで、多くは中学校卒業者であれば入学試験を受けられます。そのため、中学校卒業後、2年制の准看護師養成所に入学し卒業する流れが、最短で准看護師を目指すルートです。
なお、看護師国家試験の受験資格をもつ人は、准看護師試験の受験資格も満たせます。そのため、看護師国家試験の結果に不安がある場合に備えて、同年度に准看護師試験を並行して受ける人もいるようです。
参考:e-Gov法令検索「保健師助産師看護師法」
受験手続き
東京都 保健医療局「令和7年度東京都准看護師試験の実施について:受験要項」によると、2025年度の東京都の准看護師試験における、受験手続きに必要な書類は以下のとおりです。
- 受験願書
- 受験資格を証明する書類
- 証明写真(台紙に貼付)
- 受験票(裏面に試験手数料の領収証書を貼付)
- 返信用封筒(2部)
東京都における2025年度の受験手数料は「6900円」で、指定する金融機関への振り込みが必要です。なお、出願期間や受験手数料などは都道府県によって異なるので、自身が受験する都道府県の最新の准看護師試験の情報を確認して申し込みましょう。
受験願書の配布方法も都道府県ごとに決められているため、注意が必要です。たとえば東京都の場合、養成所に通っている方や受験資格認定を受けた方など、受験資格を満たす方法によって配布方法が変わります。
参考:東京都 保健医療局「令和7年度東京都准看護師試験の実施について」
准看護師試験の日程
東京都 保健医療局「令和7年度 東京都准看護師試験の実施について:受験要項」によると、東京都における2025年度の准看護師試験の日程は以下のとおりです。
| 出願期間 | 2025年11月28日(金)~12月5日(金) |
| 試験日時 | 2026年2月1日(日)午後1時30分~4時 |
| 合格発表 | 2026年3月5日(木)午前10時 |
| 卒業等証明書の提出期限(※) | 2026年3月12日(木) |
(※)修業・卒業見込者で、出願時に「卒業等証明書」の提出ができない場合
参考:東京都 保健医療局「令和7年度東京都准看護師試験の実施について:受験要項」
一般社団法人日本准看護師連絡協議会「都道府県が実施する准看護師試験(開催情報)」によると、2025年度の全国の准看護師試験は、「2月1日(日)」または「2月10日(火)」に実施されました。合格発表は3月上旬ごろに行われています。
2026年8月現在、2026年度の試験に関する情報はまだ公表されていません。しかし、全体のスケジュールが大きく変更される可能性は低いため、例年の日程を参考に、こまめに情報をチェックしながら準備を進めると良いでしょう。
参考:東京都 保健医療局「令和7年度東京都准看護師試験の実施について」
一般社団法人日本准看護師連絡協議会「これから准看護師を目指す人」
准看護師試験の出題内容と合格基準
厚生労働省「准看護師試験基準」によると、准看護師試験の出題内容と問題数は以下のとおりです。
| 科目 | 問題数 |
|---|---|
| 人体の仕組みと働き | 9問 |
| 栄養 | 3問 |
| 薬理 | 4問 |
| 疾病の成り立ち | 8問 |
| 保健医療福祉の仕組み | 2問 |
| 看護と法律 | 2問 |
| 基礎看護 | 48問 |
| 成人看護 | 36問 |
| 老年看護 | 14問 |
| 母子看護 | 12問 |
| 精神看護 | 12問 |
参考:厚生労働省「准看護師試験基準」
准看護師試験は全150問で、四肢択一のマークシート形式で出題されるのが一般的です。試験時間は計2時間30分(150分)なので、1問につき1分程度が解答ペースの目安といえます。合格基準は、全体の60%以上の得点が基本です。
ただし、准看護師試験は都道府県ごとに行われるため、実際の出題内容や合格基準は地域によって異なる場合があります。
参考:厚生労働省「准看護師試験基準」
准看護師試験の合格率の推移
厚生労働省のデータによると、2023年度~2025年度における准看護師試験の合格率の推移は、以下のとおりです。
| 実施年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2023年度 | 1万2726人 | 1万2499人 | 98.2% |
| 2024年度 | 1万2718人 | 1万2574人 | 98.9% |
| 2025年度 | 1万741人 | 1万594人 | 98.6% |
参考:厚生労働省「令和5年度准看護師試験の実施状況」
厚生労働省「令和6年度准看護師試験の実施状況」
厚生労働省「令和7年度准看護師試験の実施状況」
2023年度~2025年度の准看護師試験の合格率は、いずれも98%を上回る高い水準です。合格率は安定して高いため、入念に試験対策を行えば十分に合格を狙える難易度といえるでしょう。
参考:厚生労働省「令和5年度准看護師試験の実施状況」
厚生労働省「令和6年度准看護師試験の実施状況」
厚生労働省「令和7年度准看護師試験の実施状況」
准看護師試験を受けるときの注意点
ここでは、准看護師試験を受けるときの注意点を3つ紹介します。
受験者の集合時間に遅れない
准看護師試験は、試験の開始時間とは別に、受験者の集合時間や着席時間が設けられています。この時間に遅れると必要な説明を聞けないほか、一定以上の遅刻では受験自体が認められない可能性があるでしょう。そのため、試験当日は時間に余裕をもって到着できるように、早めに会場に向かうことが大切です。
受験票や筆記用具を忘れず持参する
試験当日の朝は、受験票や筆記用具などの忘れ物がないか、今一度確認することが重要です。筆記用具は指定どおりのものを用意し、トラブルに備えて多めに持参すると安心して試験に臨めます。
万が一、受験票や筆記用具などを忘れてしまった場合は、すぐに会場のスタッフに申し出ましょう。受験票を忘れた場合でも、当日会場で仮受験票を発行してもらえる可能性があります。家に戻ると遅刻するリスクがあるときは、会場に向かってすみやかに相談することが大切です。
体温調節がしやすい服装を選ぶ
准看護師試験が実施される2月ごろは、非常に寒い時期です。試験会場は、暖房が直接当たって暑かったり、足元が冷えやすかったりと、席によって温度差が激しくなることが予想されます。そのため、脱ぎ着しやすい上着やカイロなどを準備しておくのがおすすめです。
なお、防寒用のひざ掛けは、不正行為防止の観点から使用不可とされていたり、事前の申し出が必要だったりすることがあります。使用を考えている方は、あらかじめ会場内の持ち込みに関するルールを確認しておきましょう。
准看護師試験の対策のポイント
ここからは、准看護師試験の対策のポイントを見ていきましょう。
試験当日までの学習スケジュールを立てる
准看護師試験を受ける方は、試験当日までの学習スケジュールを立てて勉強を始めるのがおすすめです。学習に充てられる時間は人によって異なるので、試験当日までにどのくらいの時間があるのかを把握したうえで、対策を始める時期や配分を考えましょう。
試験までに使える時間を把握できたら、月や週単位で学習する科目や具体的な進め方を決めると、計画的に取り組みやすくなります。参考書を用いてインプットしてから、問題集を使って知識の定着を確認するなど、学習スケジュールを工夫すると良いでしょう。
日々の勉強の目標を「毎日◯ページ」「スキマ時間を活用する」などと決め、柔軟に調整できるようスケジュールに余白を持たせておくのがおすすめです。また、事前に立てた学習スケジュールとあわせて、実際に勉強した内容も記録しておくと、進捗を正確に管理できます。
出題数の多い科目を優先的に勉強する
「准看護師試験の出題内容と合格基準」の項目で紹介したとおり、准看護師試験は科目によって出題数の差が大きいのが特徴です。
具体的にみると、基礎看護と成人看護の問題で全体の半数以上を占めています。そのため、この2つの科目は入念に対策し、確実に点数を取れるようにしておくことが重要です。
過去問を繰り返し解く
准看護師試験の対策として有効なのが、過去問を使った勉強法です。過去問を繰り返し解くと、問題の傾向や出題形式に慣れることができます。さらに、自身の得意分野と苦手分野を整理でき、どの科目の勉強に時間をかけるべきか把握するのにも役立つでしょう。
また、時間配分を意識しながら問題を解く練習になるため、本番を想定した演習として活用するのもおすすめです。
准看護師試験は年1回都道府県ごとに実施される
- 准看護師試験は、例年2月上旬ごろに実施される
- 准看護師試験の日程や出題内容は、都道府県によって異なる
- 准看護師試験の合格率は、98%を上回る高い水準で推移している
関連記事
「療養上の世話」と「療養生活上の世話」の内容や職種の違いは?
専門性を深めてキャリアを広げる!日々の看護に活かせる注目の学びと資格
准看護師とは?正看護師との違いや資格取得方法を紹介
おすすめ記事
人気のエリアから求人を探す
准看護師の求人を都道府県・主要都市から探す