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主婦が助産師になるには?免許を取る方法やポイントを紹介
2 months ago

「主婦が助産師になるにはどうすれば良いか知りたい」という方もいるのではないでしょうか?主婦の方が助産師になるには、家事や子育てと勉強を両立しながら、助産師国家試験に合格することが必要です。この記事では、主婦が助産師になる方法を紹介します。助産師を目指す主婦が知っておくべきことや資格取得のポイントも解説するので、ぜひ参考にしてください。
主婦が助産師になるには?
主婦の方が助産師になるには、助産師免許の取得が必要です。なお、助産師免許を取得するうえでは、看護師免許も必要となります。
ここからは、主婦の方が助産師になるまでの流れを詳しく見ていきましょう。
看護師免許を取得する
主婦の方が助産師になるには、まず看護師免許を取得する必要があります。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「看護師」によると、看護師免許は、大学や短期大学、専門学校などで3~4年専門教育を修めた後、例年2月ごろに実施される看護師国家試験に合格することで取得が可能です。試験合格後に免許登録を行うと、看護師の業務に従事できます。
なお、厚生労働省「第110回保健師国家試験、第107回助産師国家試験及び第113回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第111回保健師国家試験、第108回助産師国家試験及び第114回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」によると、看護師国家試験の合格率の推移は、以下のとおりです。
| 実施回(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第113回(2024年) | 6万3301人 | 5万5557人 | 87.8% |
| 第114回(2025年) | 6万3131人 | 5万6906人 | 90.1% |
| 第115回(2026年) | 5万9614人 | 5万2666人 | 88.3% |
参考:厚生労働省「第110回保健師国家試験、第107回助産師国家試験及び第113回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第111回保健師国家試験、第108回助産師国家試験及び第114回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」
2024~2026年に実施された看護師国家試験の合格率は、9割前後で推移しており、比較的高いのが特徴です。
ただし、看護師国家試験では、「必修問題」と「一般問題・状況設定問題」のそれぞれに合格基準が設けられているため、バランス良く知識を身に付けておく必要があります。合格するためには、十分な試験対策が必須となるでしょう。
参考:job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「看護師」
助産師免許を取得する
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「助産師」によると、助産師免許を取得するには、助産師国家試験に合格して免許登録を行うことが必要です。
助産師国家試験の受験資格を取得するルートには、以下のようなものがあります。
- 助産師養成課程のある看護系大学で4年学ぶ(看護師試験と助産師試験の同時受験が可能)
- 看護師国家試験合格後、助産師課程のある大学院で2年学ぶ
- 看護師国家試験合格後、「大学の助産学専攻科、別科」「短期大学の助産学専攻科」「助産師養成施設(専門学校)」のいずれかで1年学ぶ
助産師国家試験も看護師国家試験と同様、年に1回、例年2月ごろに実施されます。助産師国家試験は、看護師国家試験とは異なる日程で実施されるため、受験資格を満たせば同じ年に両方の試験を受けることも可能です。
なお、厚生労働省「第110回保健師国家試験、第107回助産師国家試験及び第113回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第111回保健師国家試験、第108回助産師国家試験及び第114回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」によると、助産師国家試験の合格率の推移は、以下のとおりです。
| 実施回(実施年) | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 第107回(2024年) | 2151人 | 2125人 | 98.8% |
| 第108回(2025年) | 2050人 | 2027人 | 98.9% |
| 第109回(2026年) | 2046人 | 2040人 | 99.7% |
参考:厚生労働省「第110回保健師国家試験、第107回助産師国家試験及び第113回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第111回保健師国家試験、第108回助産師国家試験及び第114回看護師国家試験の合格発表」、厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」
助産師国家試験の近年の合格率は90%台後半で、看護師国家試験と同様に、比較的高い水準を保っています。そのため、入念に試験対策を行えば、合格を狙えるといえるでしょう。
助産師の免許登録を行うには、看護師国家試験への合格が必須です。看護師国家試験と助産師国家試験を同時に受ける場合、両方の試験に合格して2つの免許の登録を行わなければ、助産師として働けません。
もしも、助産師国家試験に合格して看護師国家試験に不合格になった場合、翌年以降に看護師国家試験を再受験して合格すれば、助産師として登録できます。
参考:厚生労働省「第110回保健師国家試験、第107回助産師国家試験及び第113回看護師国家試験の合格発表」
厚生労働省「第111回保健師国家試験、第108回助産師国家試験及び第114回看護師国家試験の合格発表」
厚生労働省「第112回保健師国家試験、第109回助産師国家試験及び第115回看護師国家試験の合格発表」
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「助産師」
助産師を目指す主婦が知っておくべきこと
ここでは、助産師を目指す主婦が知っておくべきことを4つ紹介します。
助産師の業務内容
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「助産師」によると、助産師の主な業務内容には、以下のようなものがあります。
- 出産の介助
- 妊産婦の相談対応
- 妊娠から産後までの母子の保健指導
- 授乳の介助
- 新生児のケア、育児指導
- 思春期、更年期における心身の変化の相談への対応
助産師は、正常な妊娠・分娩・産後の経過であれば、医師の指示を受けず、分娩の介助や妊産婦と新生児の健康診査・健康教育などを行えるのが特徴です。
また、性と生殖に関わる支援の専門家として、不妊相談や遺伝相談など、女性・男性の双方に対しての支援に携わる場合もあります。
参考:job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「助産師」
助産師の職場
公益社団法人日本看護協会「助産師の専門性発揮のあり方に関する実態調査 報告書(p.45)」によると、2022年に実施された調査における助産師の勤務先と割合は、以下のとおりです(兼務している場合は最も勤務時間が長い職場)。なお、端数処理の関係で割合の和が100.1%となっています。
| 職場 | 人数 | 割合 |
|---|---|---|
| 病院 | 4025人 | 73.4% |
| 分娩取扱診療所 | 647人 | 11.8% |
| 助産所 | 59人 | 1.1% |
| 分娩取扱をしていない診療所 | 46人 | 0.8% |
| そのほか (教育機関や子育て世代包括支援センターなど) |
713人 | 13% |
参考:公益社団法人日本看護協会「助産師の専門性発揮のあり方に関する実態調査 報告書(p.45)」
助産師の多くは、病院や分娩を取り扱う診療所などで働いています。また、助産師のなかには、自治体の保健センターなどの公的機関で働いている方や独立して助産所を開業している方もいるようです。
e-Gov法令検索「医療法 第二条」によると、助産所とは、助産師が入所する妊産婦(9人以下)の助産業務を行う施設のこと。助産所では、正常な経過の妊娠・出産のみを取り扱うため、薬や器械を使用しない自然出産が基本となります。
参考:公益社団法人日本看護協会「発行物」
e-Gov法令検索「医療法」
助産師の平均年収
政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」によると、助産師の平均給与額は以下のとおりです。
- きまって支給する現金給与額:38万9900円
- 年間賞与その他特別給与額:98万8200円
上記の金額を年収換算(きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額)すると、助産師の平均年収は約567万円となります。
参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」
主婦から助産師になるのにかかる費用
主婦から助産師になる場合、以下のような費用が必要となります。
- 大学や短期大学、専門学校などの養成施設に通う費用
- 看護師・助産師国家試験の受験料
- 看護師・助産師の資格登録にかかる登録免許税
養成施設に通ううえでかかる費用は、入学料や授業料、施設管理費などです。必要な費用の詳細や金額は、学校形態や修業年数などによってさまざまで、100万~500万円程度かかる傾向にあります。
なお、養成課程の履修にかかる費用は、学校のWebサイトや学校案内の資料などで確認できます。進学する養成施設を選択する際は、卒業するまでにかかる費用を事前に確認しておくのがおすすめです。
また、厚生労働省「教育訓練給付金」によると、助産師を目指す養成施設は、入学料や授業料などの一部費用が給付される教育訓練給付金の対象となっている場合があります。
教育訓練給付金とは、雇用保険への加入期間が一定以上ある方を対象とした給付金のことです。在職中もしくは離職から1年以内で条件を満たしている主婦の方は、教育訓練給付金の対象の養成施設を選ぶと、経済面での負担を抑えながら助産師を目指せるでしょう。
参考:厚生労働省「教育訓練給付金」
主婦が助産師を目指すときのポイント
ここでは、主婦が助産師を目指すときのポイントを2つ紹介します。
学習スケジュールを立てて計画的に勉強を進める
主婦が助産師を目指すときのポイントの一つは、学習スケジュールを立てて計画的に勉強を進めることです。前述のとおり、助産師の資格を取得するには、看護師国家試験と助産師国家試験の両方に合格する必要があります。特に、看護師国家試験と助産師国家試験を同時に受ける場合、両方の試験対策を並行しなければなりません。
そのため、助産師の資格を取得するうえでは、日・週・月単位などで細かく学習スケジュールを立て、試験本番に間に合うよう計画的に勉強を進めることが大切です。
家事や子育てと勉強を両立させる
主婦が助産師を目指す際は、家事や子育てと勉強を両立させることも大切なポイントの一つです。一日の行動スケジュールを立てたり、スキマ時間を有効活用して勉強を進めたりと、自分に合った勉強スタイルを確立させることが重要といえます。
パートナーや家族の協力があれば、養成施設に通ったり試験勉強を行ったりする時間を確保しやすいでしょう。また、家事を支援するサービスを使って負担を減らす方法もあります。
子育てをしている主婦の場合は特に、スケジュールどおりに勉強を進められないこともあるでしょう。そのため、余裕のあるスケジュールを立てたり、週や月ごとに調整日をつくったりと、臨機応変に勉強を進められるような工夫をしておくのもおすすめです。
主婦が助産師になるには家事と勉強の両立が大切
- 主婦が助産師になるには、看護師免許と助産師免許の取得が必要
- 主婦が助産師になるには、計画を立てて勉強に取り組むことが大切
- 主婦が助産師になるうえでは、教育訓練給付金の制度の活用もおすすめ
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