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介護現場をより豊かにする、独自のコミュニケーションツールに注目!
3 hours ago

「もっと利用者さんと心を通わせたい」「より質の高いケアを提供したい」そう願う介護従事者の方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そんな想いに応えるユニークなコミュニケーションツールをご紹介します。いつものケアにプラスするだけで、現場での対話を豊かにし、利用者さんと職員の双方に笑顔と新たな発見をもたらしてくれるはずです。明日からのケアに活かせるヒントをぜひ見つけてみてください。
一般社団法人 手話エンターテイメント発信団 oioi(おいおい)
一般社団法人 手話エンターテイメント発信団 oioi(おいおい)は、活動理念『BARRIER CRASH(バリアクラッシュ)』のもと、手話とエンターテイメントを融合させた“エデュテインメント”の手法で、誰もが自然に手話に触れ、コミュニケーションを楽しめる社会の実現を目指しています。手話を使ったワークショップを中心に、言葉や聴覚の違いを越えたコミュニケーションの可能性を広げ、多様性への理解を深める活動を推進。手話を特別なものではなく、日常の中で誰もが使えるコミュニケーションとして広めることで、バリアのない社会づくりに貢献しています。
間違っても、ダイジョーブ!現場でも使える手話を楽しく学ぶ「oioiの初心者向けオンライン手話講座」
「oioiの初心者向けオンライン手話講座」の最大の特長は、エンターテイメントの要素を取り入れた学習方法にあります。初心者が抱えがちな「間違えたらどうしよう」という不安な気持ちに寄り添い、『間違っても、ダイジョーブ!』という言葉かけを行う独自のスタイルを実践。失敗を恐れることなくチャレンジできるように、忘れても、間違っても、「また覚えたら、ダイジョーブ!」と声をかけ続けることで、学ぶ楽しさを伝えています。

講座で学ぶ内容は、挨拶やリアクション、質問といった、すぐに現場で使える日常会話が中心です。わずか3ヶ月の学習期間で簡単なコミュニケーションが取れるようになるため、これまで「手話はハードルが高い」と感じていた方も気軽に始めやすいでしょう。
また、オンライン形式なので、時間や場所を選ばずに自分のペースで学べるのもうれしいポイント。参加できない日の振替受講にも対応しているため、多忙な方でも無理なく続けられます。全国の受講生とオンラインで交流する機会もあり、仲間と一緒に楽しみながら実践を交えて手話を楽しく覚えられるのも大きな魅力です。
受講者の声
実際に受講した方からは、「手話が初めてでも、講師の方が丁寧に教えてくれるので安心して受講できた」「オンラインで自宅で学べるので、時間を有効活用できた」「楽しみながら実践的な表現を学べた」といった声がたくさん寄せられています。中でも特に多かったのが「手話って楽しい!」という声です。最初は手話に関心があまりなかった方も、受講後には人におすすめしたくなるほど楽しかったと語っていました。
また、「間違えてもダイジョーブと言ってもらえて安心できた」といった感想もあり、誰もが前向きに楽しくコミュニケーションを学べる環境であることがうかがえます。

さらに、聴覚障がいのある講師の体験談を聞いて、「聴覚障害に対する理解が深まった」といった受講者の声も。目線や表情が大切となる手話でのコミュニケーションは、介護現場で必要不可欠な傾聴スキルとして大いに役立てられるでしょう。
音声言語だけでなく、手話という新たなツールを取り入れることで、利用者さんとの心の距離が縮まり、より質の高いケアの提供にも繋がります。介護現場でのコミュニケーションをより豊かにする一つの選択肢として、手話を習得してみるのはいかがでしょうか。
オンライン手話講座は、5月・8月・11月の年3回、定期的に開講されています。各期の募集時期は、開講の1~2ヶ月前からです。スムーズに学習を進めたい方は、事前に最新情報を確認してみてください。
■詳細情報
一般社団法人 手話エンターテイメント発信団 oioi(おいおい)
oioiの初心者向けオンライン手話講座
彩色ケア・色カルタ研究所
彩色ケア・色カルタ研究所は、色彩を活用した新しいコミュニケーション手法を開発し、介護現場での質の高いケア実現を支援している団体です。認知症ケアをはじめ、さまざまな利用者さんとのコミュニケーション向上に取り組み、介護従事者の専門性向上にも力を注いでいます。
色を活用した認知症の人へ働きかけるツール「色カルタ・クオリアゲーム®」
「色カルタ・クオリアゲーム®」は、色の持つ力を借りて認知症の方とのコミュニケーションを円滑にするために開発された独自のツールです。ご本人の内なる感情や記憶に丁寧に耳を傾けることで、自己表現を穏やかにサポートします。

遊び方のルールは非常にシンプルで、すぐに現場で実践できる点が特長です。
まず、色鮮やかなカルタをテーブルに広げ、リーダーが「秋の色」や「好きな動物」といった言葉を投げかけます。参加者はその言葉から連想する色を直感で選び、その色にまつわる思い出などを自由に語り合います。
このゲームの魅力は、認知機能の低下により言葉での表現が難しくなった方でも、「色」という非言語的なツールを介することで、内面の感情や記憶をスムーズに表現できる点です。選んだ色をきっかけに、忘れかけていた大切な記憶がよみがえったり、言葉にできなかった不安が和らいだりと、さまざまなメリットを創出します。
また、その活用範囲は広く、自己表現が苦手な子どもたちや、発達に特性のある方とのコミュニケーションツールとしても有効です。年齢や障がいの有無に関わらず、誰もが楽しめるツールとして、介護の現場でも広く活用されています。
より質の高いケアを学べる「色カルタ・クオリアゲーム®コーディネーター資格」
「色カルタ・クオリアゲーム®」をより深く理解し、現場で効果的に活用するための専門資格も用意されています。年齢や職業を問わず、色の持つ力に興味がある方なら誰でも受講可能。1日完結型のリモート講座で、自宅からでも受講できる点が魅力です。

資格取得のための講座では、簡単な色彩の基礎知識と介護シーンでの応用例を学び、「クオリア」への理解を深めます。さらに、参加者の話を「聴く」スキル習得を主に実践。参加者の心の安寧を求め、そのQOLを高めるためのファシリテーションスキルや実践的な活用方法などを学ぶことができます。「色」を介護の技術として活用することで、これまで以上に利用者さんの心に寄り添った質の高いケアの提供ができるようになるでしょう。
参加者の思い出話を聞く機会は、認知症の方の心理に触れられるだけでなく、日々のケアや自立支援のヒントにも役立ちます。そして何よりもたくさんの笑顔に出会えることがケア提供者にとって大きな喜びであり、日々の活力となるはずです。「色」がもたらす新たなコミュニケーションの可能性を、ぜひ現場で実感してみてはいかがでしょうか。
※「色カルタ・クオリアゲーム®」は、彩色ケア・色カルタ研究所の登録商標です。
■詳細情報
彩色ケア・色カルタ研究所
色カルタ・クオリアゲーム®
色カルタ・クオリアゲーム®コーディネーター資格
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