お役立ち情報
介護現場の課題解決に貢献する業務支援アプリケーション
2 months ago

介護業界では人手不足や業務負担の増大が深刻な課題となっています。その解決策として注目を集めているのが、ICTの活用です。職員間のコミュニケーション改善や記録業務の電子化、情報共有の迅速化など、現場のニーズに応えるさまざまなソリューションが登場しています。
本記事では、数あるICTツールの中から、介護現場の課題解決に役立つ業務支援アプリケーションに注目しました。ぜひ今後のツール選びにお役立てください。
LINE WORKS株式会社
LINE WORKS株式会社は、最先端のテクノロジーを駆使したコミュニケーションサービスやAI製品を手掛ける企業です。IT活用が困難な企業や現場のコミュニケーション活性化と生産性向上を支援するため、誰にとっても使いやすいサービスの提供を目指しています。
介護業界関係者が選ぶチャットツール「LINE WORKS」
「LINE WORKS」は、コミュニケーションアプリ「LINE」の使いやすさをそのままにをベースに、“はたらく現場を支える”ために開発されたビジネスコミュニケーションツールです。通話やビデオ会議、カレンダーなど、ビジネス現場に必要なグループウェア機能を備えた利便性の高いツールとして、介護業界での活用にも注目が集まっています。

最も注目される点は、金融機関や官公庁も導入する国際認証を取得した高いセキュリティ水準を満たしていることです。また、職員間のコミュニケーション不足や緊急時の対応遅延、ユーザーデータの適切かつ安全な運用など、介護現場が抱えるさまざまな課題に対して、具体的なソリューションを提供できることも大きな特徴といえるでしょう。
操作性の面では、LINEのような使い勝手により、誰でもすぐに始められる手軽さを実現。導入における教育の負担を軽減できるため、スタッフの年代にばらつきがある現場でもスムーズに運用を開始できます。
また、トークグループを活用することで利用者のリアルタイムな状況を瞬時に共有できるうえ、個別の既読確認で職員全員の状況も把握しやすくなるなど、業務を“見える化”できる点も魅力ポイントです。
同ツールは、スマートフォンだけでなく、タブレットやPC端末からもアクセスできます。音声・ビデオ通話機能も利用でき、担当者会議や面会での活用にも最適です。時間や場所を問わず連携が取れるため、緊急時にも大いに役立つでしょう。
介護・福祉業での活用事例
「LINE WORKS」は単なるチャットツールにとどまらず、介護・福祉現場のDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進するプラットフォームとして、多くの事業所で活用されています。

たとえば、ある事業所では、多職種間の連携に同ツールを導入したことで、情報伝達体制が強化され、チーム医療がより円滑に進むようになったそうです。また、ペーパーレス化も促進され、業務効率が大幅に向上したといいます。
また、大手介護施設運営会社では、施設内だけでなく、本社と各施設、施設間の迅速な情報共有を実現。BCP(事業継続計画)対策やハラスメント相談窓口としても活用するなど、組織全体のコミュニケーション基盤として機能しているとのことです。
そのほかに、外部の介護記録ソフトと連携させることで、訪問先からスマートフォンで手軽に記録を入力・報告でき、申し送りや書類作成の負担を大幅に削減できた、といった声も届いていました。
同社では、会議の音声を自動で文字起こしする「LINE WORKS AiNote」や、完全自動での電話対応を実現する「LINE WORKS Call」なども展開しています。また、2025年には、スマートフォンをAIトランシーバーとして利用できる「LINE WORKSラジャー」をリリース。チャットと音声がつながる利便性の高いツールです。これらの製品は、介護現場の課題解決を実現し、業務効率化とケアの質の向上を力強くサポートすることでしょう。
※「LINE」は、LINEヤフー株式会社の商標または登録商標です。
※「LINE WORKS」「 LINE WORKS ロゴ( W アイコン)」は、LINEヤフー株式会社および LINE WORKS株式会社の商標または登録商標です。
■詳細情報
LINE WORKS株式会社
LINE WORKS
株式会社インフォ・テック
株式会社インフォ・テックは、2002年の創業以来、20年以上にわたり関西圏を中心に介護事業所向けのコンピュータシステム開発・販売を手掛けてきた企業です。介護保険制度の黎明期から事業を開始し、超高齢社会を支える介護事業所の重要なインフラとして、豊富な知識と技術で事業所の運営をサポートし続けています。
介護記録業務を効率化!業務支援アプリケーション「介五郎(訪問介護提供記録簿)」

訪問介護の現場では、「本来のケア業務に専念したい!」という思いから、サービス提供後の記録業務を負担に感じる介護士も少なくありません。その課題を解決するために開発されたのが、業務支援アプリケーション「介五郎(訪問介護提供記録簿)」です。同アプリを活用することで、場所を選ばず簡単に訪問介護の記録業務を行えます。
最大の特徴は、スマートフォンやタブレットで直感的に操作して記録を残せることです。アプリを開いて利用者情報を選択し、実施したケアの項目をチェックするだけというとてもシンプルな操作性を実現。電子サイン機能や写真保存、訪問状況の履歴確認、計画書の閲覧、バイタル管理機能なども搭載しています。現場のスタッフが迷うことなく記録作業を進められるよう設計されており、ITに不慣れな職員でもスムーズに操作することが可能です。
また、iOS、Android、Windowsの各デバイスに対応。場所も時間も問わずいつでも記録できるため、移動時間や空き時間を上手く活用して業務効率化を図れます。さらに、ペーパーレス化によるコスト削減にもつながり、ヘルパーが本来のケア業務に専念できる環境の創出も実現可能です。
現場の悩みを解決するソフトの特長
同アプリは、日々の記録業務の効率化だけでなく、事業所運営におけるさまざまな悩みを解決する機能も備えています。
特に、算定要件が複雑な「特定事業所加算」への完全対応は、多くの事業所にとって心強い機能です。指示や報告の履歴が正確にデータとして残るため、職員間の情報共有をスムーズに行えるだけでなく、運営指導(監査)の際にも明確な記録として提示できます。
また、記録されたデータは即座にクラウド上で共有され、リアルタイムでの確認が可能です。連携アプリケーション「スケジュールボード」の活用で、いつでも稼働状況を確認でき、担当の変更もアプリケーション上で簡単に行えます。変更内容は担当の職員にプッシュ通知ですぐに伝えられるため、緊急時にも迅速に対応できるうえ、現場への直行直帰も実現しやすいでしょう。
そのほかに、バイタル情報の管理や、過去のサービス記録・訪問介護計画書をいつでも手元で確認できる機能も搭載。これらの機能を連携させることで、ケアの質向上と事業所運営の安定化を図れます。
訪問介護事業所の業務効率化を強力にサポートする「介五郎」は、現代の介護現場に欠かせないソリューションとして、多くの事業所の課題解決に大きく貢献することでしょう。

■詳細情報
株式会社インフォ・テック
介五郎(訪問介護提供記録簿)
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