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高齢者の心を彩り人生を豊かに!介護業界向けのサービスに注目
2 days ago

超高齢社会が進む現在、高齢者がより豊かで生きがいのある生活を送るためのサポートが求められています。
今回ご紹介するのは、そんな高齢者の生活の質を高め、心身の健康をサポートするサービスです。心を豊かに彩る体験を通して、高齢者に笑顔と活力を届けるこれらのサービスは、介護に携わる方々にも新たな視点やヒントを提供してくれるでしょう。ぜひ、最後までご覧ください。
サントリーウエルネス株式会社
サントリーウエルネス株式会社は、サントリーグループの健康関連事業を担う企業です。「人生100年時代」にあたり、健康食品やスキンケア商品などを提供し、人々の健やかな毎日をサポートしています。また、商品だけでなく、健康行動促進アプリ「Comado(コマド)」などサービスをあわせて提供し、健康に関する情報発信やさまざまな体験の機会を提案するなど、多角的なアプローチで人々の豊かな生活にも貢献。誰もが年齢を重ねるごとに、より輝く毎日を過ごせるよう応援しています。
ココロとカラダを動かす参加型プロジェクト「Be supporters!」
「Be supporters!(ビーサポーターズ)」は、普段ケアが必要な高齢者施設の高齢者が、地元のJリーグクラブのサポーターとして「支える側」となる参加型プロジェクトです。2020年12月にサントリーウエルネス株式会社が開始。2021年からはJリーグと共同で推進し、これまでに全国230施設、延べ約1万人が参加し、大きな広がりを見せています。

このプロジェクトの特徴は、施設や参加者が各々個性あふれる活動を繰り広げることです。施設内での観戦会はもちろん、サポーターグッズの制作、応援メッセージの作成など、参加者はさまざまな形で「支える」喜びを体験。サポーター活動を通して参加者同士がチームを応援する楽しさを分かち合い、一体感を味わうことができます。施設利用者同士やスタッフと、より良いコミュニケーションを図るきっかけにもなるでしょう。
また、参加者は自身のことを「支えられる」存在から「支える」存在へと意識を転換し、主体性や自己肯定感を高めることができます。自分に自信を持つことは、認知機能の維持・向上にも大いに役立つでしょう。
このように誰かを応援する、活躍を喜ぶ、感謝される存在になる「推し活」は、本人の心ひいては人生を彩ると一般的に言われています。サントリー生命科学研究所はこのことに着目し、「Be supporters!」を通じた「推し活」と幸福度の関連性を研究。「Be supporters!」は人とのつながりが生まれて参加者に生きがいと喜びを提供し、心身に良い影響を与え、周囲との関係も好転するという研究結果を発表しています。

なお、実際に参加している施設からは「脚が不自由な方が、好きな選手の写真を見るために自力で踏み出した」「リハビリに消極的な方が、応援中は自然と腕を挙げて手を叩く」「孤立気味だった方が、他の方と一緒に応援することで笑顔が増えた」など、利用者のさまざまな変化が報告されています。それらの報告からは、単に「健康寿命を延ばそう」というだけではなく、「幸福寿命」を延ばすことを意識することが大切なのではないかと考えさせられます。
利用者に活気をもたらす同プロジェクトは、介護施設のスタッフにとっても、より良い環境・関係性を築く心強い味方となるでしょう。施設のアピールポイントとしても有用な「Be supporters!」に、ぜひご注目ください。
■詳細情報
サントリーウエルネス株式会社
Be supporters!
Siabloom
Siabloomでは、代表の黛 香苗さんが出張・訪問・オンラインによるピアノ演奏、ヘルスケアサポート、地球規模課題コンサルティングなど多彩な活動を行っています。なかでも注目されているのが、高齢者施設向けに音楽を通じて機能訓練を行う演奏活動です。ピアノ歴50年以上のプロとして、月10回ペースで開催する音楽会を通じて美しい音色で介護業界に貢献しています。
高齢者向け音楽健康プログラム「施設演奏・音楽による機能訓練」
世の中には、人の心に響く素晴らしい芸術が数多く存在します。音楽もそのなかの一つです。聴く人の記憶や感情を呼び覚まし、心を豊かにするといった音楽の力を活かした「音楽療法」というリハビリテーションの手法が、介護分野においても活用されています。
Siabloomの代表 黛さんが提供する「施設演奏・音楽による機能訓練」も、音楽を通して心身の健康を支援するプログラムです。
これは高齢者施設を訪問したり自室からオンラインで繋いだりして、童謡、歌謡曲、シャンソンなど、幅広い年代に愛される楽曲を一緒に歌う場づくりにより“参加”を促すことを狙いとするものです。楽器のない場所には電子キーボードとスピーカー、マイクを持参して音楽空間の土台づくりから行っています。
懐かしいメロディーが、利用者の心に温かい思い出を蘇らせ、穏やかな時間を提供します。選曲は利用者の好みや世代、各施設の雰囲気に合わせて行うため、ニーズへの合致度が高いのも魅力。音楽会の一部にピアノ独奏コーナーを設けたり開始前の準備時間帯にBGM演奏をお届けしたり、といった演出も含めて、各施設にぴったりの音楽を楽しめるでしょう。

また、このサービスの特徴は音楽鑑賞・歌唱だけを目的とするのではなく、積極的に身体を動かすしくみが組み込まれていることです。たとえば、童謡に合わせて口腔トレーニングや脳トレ手指体操などを行ったり、民謡のリズムに合わせて体操したり、楽しいストレッチで運動機能の維持・向上を促進します。
さらに、流行りの曲に合わせた軽快なダンスも導入し、利用者はもちろん、介護士も楽しめるよう工夫。施設全体に活気をもたらすレクリエーションとしてもぴったりでしょう。
これらの音楽を通じた機能訓練は、介護士にとっても大きなメリットがあります。まず、企画・進行は黛さんがすべて行うため、介護士は準備に追われることがありません。加えて、音楽の力により、利用者に笑顔が増えることも期待できます。こうした変化は介護士にも大きな喜びとなるはずです。利用者の運動機能の維持・向上、介護士の業務負担軽減、双方の心を軽やかにする同プログラムは、良好な関係構築にも大いに役立つでしょう。

Siabloomは、施設の設備環境にも柔軟に対応しています。施設にある楽器を使用することもできますし、先述のようにキーボード・スピーカー・マイクなどを持参することも可能です。詳細はWebサイトからお問い合わせください。
音楽の力で利用者の笑顔と活力を引き出し、介護士をサポートする「施設演奏・音楽による機能訓練」の効果を体感してみてはいかがでしょうか。
さらに、Siabloomでは5人に1人が後期高齢者となるという2025年の日本社会の実情を踏まえて、かねてより超高齢化社会に向けた支援にさまざまな形で関わっています。 代表の黛さんは、かつて公務に従事していた頃、新興国の生活習慣病や高齢者に関する保健政策の整備協力にも携わりました。その後、ピアノ演奏提供という立場から、数多くの高齢者施設とお付き合いを重ねること、既に7年目。保健指導者の立場では、後期高齢者までの健康相談の経験も豊富にお持ちです。私生活では、ご両親の介護や子ども世代への諸対応に奮闘されており、高齢者ならびに次世代において多くの経験と知見を培われてきました。
今後の展望については、これまでの音楽提供や健康相談はもとより、健康寿命維持・推進を一気通貫で支援する体制も組み入れていくとのこと。 介護予防のための健康づくりに注力した運動指導、高齢者とそのご家族からの相談対応、介護度や生活環境に合わせた介護施設の紹介などを通して、超高齢社会における高齢者の生活環境向上を目指しています。
なお、これらの事業は、複数企業の主要事業もしくは多角事業展開の一環として運営する意向もお持ちです。このように、超高齢社会・高齢世代を取り巻く社会の好ましい環境づくりを一層目指していくSiabloom。 黛さんは、ひいては次世代とそれに続く未来の社会の支援に繋がるよう邁進したい、と抱負を語っています。
■詳細情報
Siabloom
施設演奏・音楽による機能訓練
ちょい旅サポート ルピネ
ちょい旅サポート ルピネでは、介護保険ではカバーしきれない外出や趣味活動を叶えるサービスを提供しています。作業療法士の資格を持つ代表 山口 博隆さんを中心に、看護やリハビリのプロが、有資格者ならではの視点で安心・安全を第一に手厚くサポート。“今のあなたの「できる」を引き出します 明日のあなたの「もっとやりたい」に繋げます”という理念のもと、利用者さんやご家族の豊かな人生を応援し、叶えてくれます。
旅行中の不安を解消!安心を届ける介助サービス「ちょい旅サポート」
施設にいる方や訪問看護・介護サービスを利用している方にとって、「旅行」はちょっとハードルが高いですよね。ケアの準備や身体への負担、周囲への気遣い…心配事がたくさんあると思います。利用者さんやご家族のなかには、「行ってみたい」「連れて行ってあげたい」という言葉を飲み込んでいる方々もいるかもしれません。
そんなときにおすすめしたいのが、「ちょい旅サポート」。寝たきりの方や医療ケアが必要な方も安心して旅行を楽しめるよう、専門スタッフが同行してきめ細かくサポートしてくれます。

旅行計画の支援、旅行前の身体評価、旅行中の介助など、利用者の目的・希望・身体状況に応じたオーダーメイドの旅行を提案。必要に応じて、現地状況や移動ルート、途中の病院などの調査も行います。移動手段や宿泊先の情報、準備が楽になるチェックリストも用意。医療・介護の現場を知っているプロの視点ならではのサポートで、ご家族の負担もグッと減らします。
旅行中は、移乗や食事、排泄の介助はもちろん、酸素管理や吸引などの医療ケアまで対応。行程全部をサポートしたり、移動中や目的地だけ、夜だけなど、ご家族の希望に柔軟に応じてくれます。ケアを受ける方はもちろん、ご家族にとっても安心で快適な旅行になるよう心がけてくれるのが嬉しいポイントです。

実際に利用した方のきっかけとしては、以下のような声が寄せられています。
「思い出の場所をもう一度巡りたい」
「親と一緒に旅行を楽しみたいから介助をお願いしたい」
「親に旅行をプレゼントして、自分も少しリフレッシュしたい」
こんな素敵な思いを叶えてくれるサービスは、超高齢社会の今もっと必要とされるでしょう。介護士として活躍中の方は、利用者さんやご家族に「こんなサービスがあるよ」と教えてあげると、日常に彩りを加えるきっかけになるかもしれませんね。
「ちょい旅サポート」の詳しい情報はWebサイトに掲載されています。ぜひ、一緒に笑顔になれる旅行を提案してみませんか?
■詳細情報
ちょい旅サポート ルピネ
ちょい旅サポート
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