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看護師の髪型でおすすめのスタイルは?注意するポイントも紹介
2 days ago
「看護師にふさわしい髪型がよく分からない」という方もいるでしょう。看護師の髪型は、清潔感があり、業務の邪魔にならないスタイルにすることが大切です。夜勤がある看護師の場合、セットがしやすい髪型にするのもおすすめです。この記事では、看護師におすすめの髪型や髪型で注意するポイントについて紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
看護師にふさわしい髪型とは
看護師として勤務するうえで、ふさわしい髪型とはどのようなものでしょうか。ここでは、看護師にふさわしい髪型の特徴を3つ紹介します。
清潔感のある髪型にする
看護師の髪型は、清潔感があることが大切です。医療現場は、患者の身体に影響を与えないよう、常に衛生的な状態が保たれてます。看護師の身だしなみも現場と同様に、清潔さを保つことが必要です。きちんと洗髪を行い、見た目も清潔感のある髪型に整えましょう。
髪型が乱れていたり髪の毛が汚れていたりすると、不衛生なうえ、患者やほかのスタッフに不快感を与えてしまうことも。髪型は目に付きやすい部分であるため、清潔感のある見た目を保てているか、定期的にチェックすると良いでしょう。
看護師は、医療機関に来院・入院する患者が必ず接することになる相手であるため、看護師の印象が病院全体の印象につながることも多いといえます。患者と信頼関係を築くうえでは見た目の印象も重視されるため、病院スタッフの一員であるという意識をもち、相手に良い印象を与えられるような髪型にすることが大切です。
長い髪はまとめる
医療機関では髪の毛が長い看護師は、髪の毛を一つにまとめるルールとなっていることが多いようです。長い髪をまとめていないと、髪の毛が顔にかかって業務の妨げになってしまったり、髪の毛が落ちやすくなって不潔の原因になったりすることが考えられます。結べる長さの髪の毛の場合は、一つに結んでおくようにしましょう。
ロングヘアや髪の毛の量が多い場合は、ヘアスプレーやワックスで固めたり、ヘアピンやヘアクリップでまとめたりしておくと崩れにくくなります。常に清潔操作が求められる看護師は、勤務中に髪の毛を触ることがあると、衛生上良くありません。業務の途中にまとめた髪が緩んだり後れ毛が出たりして、髪型をやり直す必要がないように、きちんと固定できる髪型にセットしておくことが大切です。
また、勤務先の医療機関によっては、振り向いた際に髪の毛が患者やほかのスタッフに当たってしまう危険性があるため、一つ結びも禁止されているところがあるようです。一つにまとめた髪が揺れるくらい長い場合は、ヘアピンやシニヨンネットでお団子状にまとめておくと良いでしょう。
セットが簡単な髪型にする
看護師の髪型は、セットが簡単なスタイルにすることもおすすめです。夜勤がある看護師は、仮眠を取る際に髪の毛が乱れてしまうことも。セットが簡単な髪型であれば、元の状態に戻すのに時間や手間を掛ける必要がありません。
特に寝癖が付きやすい方は、髪の毛をまとめられる長さにしたり、寝癖が付きにくい髪型にカットしてもらったりすると良いでしょう。髪の毛の癖が強い方は、縮毛矯正やストレートパーマをかけるとセットが楽になるのでおすすめです。
また、勤務先の規定で禁止されていない場合は、軽いパーマをかけるのも一つの方法です。パーマをかけることで、髪の毛の癖が目立ちにくくなったり、セットがより楽になったりする場合があります。ただし、細かいパーマの場合、派手な印象を与えてしまう可能性があるので、少し緩めで自然なスタイルに仕上げるのが良いでしょう。
看護師におすすめの髪型
看護師にふさわしい髪型のポイントを説明してきましたが、実際にはどのような髪型にすると良いのでしょうか。ここでは、看護師におすすめの髪型を、髪の毛の長さ別に3つ紹介します。
ショートヘア
看護師がショートヘアにすると、業務中に髪の毛が顔にかかることが少なく、動いても邪魔になりにくいメリットがあります。髪の毛を結ぶのが煩わしく感じる方や、毎日のセットの時間を削りたい方にはおすすめの髪型です。爽やかで活発な印象を与えられるショートヘアは、男女問わず看護師に人気の髪型であるといえるでしょう。
ただし、ショートヘアにすると少し髪の毛が伸びただけでまとまりにくくなったり、癖が出やすくなったりする場合もあります。定期的に美容院に行く時間が取れない方は、あらかじめ髪の毛が伸びてもまとまりやすいスタイルにカットしてもらうのがおすすめです。
また、男性看護師の場合は、耳にかからないくらいの短髪が好まれます。もみあげや襟足もきちんと整えておくと、爽やかな印象を与えられるでしょう。
ボブヘア
ボブヘアは、肩より少し短い長さで全体的に丸いスタイルの髪型です。ボブヘアはショートヘアより柔らかい印象を与えられるうえ、ゴムで結んだり耳にかけたりと、日によって髪型を変えられるのも特徴の一つでしょう。段差を作らず毛先の長さが均一になっているボブの場合、普段のセットは比較的簡単にできるうえ、休日にはヘアアレンジを楽しむことも可能です。
ただし、ボブヘアはショートヘアに比べると、下を向いたときなどに顔周りの髪の毛が顔にかかりやすいでしょう。勤務中は顔周りの髪の毛を耳にかけたり、ヘアピンやゴムで留めるのがおすすめです。
お団子ヘア
お団子ヘアは、看護師の髪型の定番ともいえます。振り向いた際に髪の毛が人に当たってしまう危険性もなく、まとめた髪も乱れにくいため、お団子ヘアは髪の毛が長い看護師におすすめの髪型です。髪の毛の長さが足りない方や、うまくまとまらない方は、お団子ネット(シニヨンネット)を使用すると簡単にお団子ヘアを作れます。お団子の高さは耳より少し低めの位置にすると、落ち着いた印象になるでしょう。
また、髪の毛のセットが得意な方やアレンジを楽しみたい方は、三つ編みや編み込みを取り入れてお団子ヘアを作るのもおすすめです。きつく編み込むことで、髪の毛が崩れにくくなるメリットもあります。ただし、華やかさや派手な印象が加わるため、勤務先の雰囲気や規定に合わせて取り入れるようにしましょう。
看護師の髪型で注意するポイント
ここまで、看護師にふさわしい髪型の特徴やおすすめの髪型を紹介してきましたが、髪型を決めるうえでの注意点もいくつかあります。看護師の髪型で注意するポイントは以下のとおりです。
明る過ぎるカラーリングはしない
医療機関では「黒髪は暗い印象を与えるので、髪は茶色に染めた方が良い」といわれることもありますが、明る過ぎるカラーリングは、看護師には適しません。髪色が明る過ぎると、髪の毛がパサついて見えたり、髪の毛が伸びてきた際に地毛との差が分かりやすかったりと、だらしない印象を与えてしまう可能性があります。患者に安心感を与えるためにも、少し暗めの落ち着いた髪色を選ぶのが無難です。
医療機関によっては、「レベルスケール」に基づいて髪色のルールが定められている場合もあります。JHCA 日本ヘアカラー協会「JHCAのレベルスケールとは?」によると、レベルスケールとは、髪色の明るさごとに数字が振られたツールのことで、美容院で髪を染める際、仕上がりの色の明るさを決めるために使用されるものです。
レベルスケールは一般的に数字が大きいほど髪色が明るくなるのが特徴で、一般的には5トーン以下が黒髪、6~8トーンが暗めの茶髪とされています。看護師の場合、髪色は6~8トーンまでと決められていることが多いようです。
ただし、ツールを作成している団体やメーカーによって、同じレベルでも明度に差がある場合があります。美容院で染める際は、サンプルで色を確認しながらカラーを決めるようにしましょう。また、医療機関によっても髪色の規定は異なります。具体的なレベルの上限が定められていない場合は、先輩看護師やほかのスタッフの髪色を参考にすると良いでしょう。入職直後で髪色の規定が分からなくて不安な方は、黒色に近い茶色にしておくのがおすすめです。
参考:JHCA 日本ヘアカラー協会「JHCAのレベルスケールとは?」
顔にかかる髪や後れ毛に注意する
看護師が髪型を整えるときは、前髪が顔にかからないようにしましょう。前髪や顔周りの髪の毛が顔にかかる場合は、耳にかけるかヘアピンで固定して落ちてこないようにしたり、短めにカットしたりするのがおすすめです。
また、耳横や襟足あたりに残る「後れ毛」は、だらしない印象につながる恐れがあります。ゴムでまとめきれない髪の毛は、ヘアピンや整髪剤を使って落ちてこないように工夫しましょう。
整髪剤は匂いが残らないものを選ぶ
看護師は、髪の毛の匂いにも注意が必要です。髪の毛をまとめるために整髪剤を使用する場合は、無香料のものや匂いが強くないものを選ぶようにしましょう。患者のなかには、匂いに敏感な方や匂いによって体調が悪くなってしまう方もいます。そのため、シャンプーやトリートメントに関しても、なるべく匂いが残らないものを使うと良いでしょう。
また、ワックスやジェルなどの整髪剤は、付け過ぎないことも大切です。整髪剤を付け過ぎると髪の毛がベタついてしまい、ごみやほこりが付きやすくなります。また、髪の毛がベタベタして見えると、衛生的ではない印象を与えてしまうこともあるでしょう。きちんとした印象を与えるための整髪剤ですが、使う量によっては逆効果となってしまうこともあるので注意が必要です。
おしゃれと身だしなみを区別する
看護師の髪型は、おしゃれと身だしなみを区別して選ぶことも大切です。おしゃれは自分のために、身だしなみは相手のために整えるものであるといわれます。看護師の身なりは患者やほかのスタッフなど相手のために身なりを整えるものです。そのため、看護師の髪型は、衛生的であることや患者に安心感や信頼感を与えられることなどを考慮して決めるようにしましょう。
また、病院の規模や診療科、配属先などによっても、看護師の髪型に関する規定の厳しさは異なります。規定では問題ないとされている髪型でも、職場の雰囲気には合わないといったケースもあるでしょう。髪型に自分らしさを取り入れたい場合は、入職直後ではなく、勤務先のルールや職場の雰囲気を理解してからにするのがおすすめです。
看護師の髪型は清潔な印象を与えるものにしよう
- 看護師の髪型はセットが簡単なものがおすすめ
- 看護師の髪型は、顔にかからず業務の邪魔にならないようセットすることが大切
- 看護師は、患者に安心感を与えられる髪型にしよう
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