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mikaruおすすめブログ紹介_vol.6

22 days ago

医療機関が運営するブログには、仕事に役立つ知識やヒントが数多く散りばめられています。本記事では、循環器内科クリニック、脳神経リハビリクリニック、訪問看護ステーション、総合病院、皮膚科のブログより、看護師にも役立つ記事をピックアップしてみました。
ぜひ、お時間ある際にチェックしてみてくださいね。

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いでハートクリニックのブログ

大阪府吹田市藤白台にて、循環器内科・内科・外科領域の日常診療を行う、いでハートクリニック。心臓疾患に関する検査から治療まで包括的に対応し、専門性の高い医療を提供しています。
同クリニックの強みは、幅広い診断機能を有している点です。たとえば、当日に心臓関連の検査を行える検査機器を備えていること、専門技師によるエコー検査を行っていることなど。さらに、心不全療養指導士の資格を有するスタッフが在籍していることも大きな特徴といえます。

相談光景
▲画像提供:いでハートクリニック


2021年に日本循環器学会により開始された「心不全療養指導士」は、近年増加傾向にある心不全患者への対応に備えて創設された認定制度です。循環器内科では、看護師や理学療法士などの多職種スタッフも、専門的な知識とスキルを持つことが望まれています。
そこで今回注目したのが、心不全療養指導士の育成に注力している同クリニックの記事《2024年心臓リハビリテーション学会発表報告》です。
記事には、心不全療養指導士の資格を持つ同クリニックの看護師2名が、2024年に神戸で開かれた「心臓リハビリテーション学会」で発表を行ったときの様子が綴られています。

いでハートクリニックでは、「これまでの治療を振り返って深く考察することで改善を見出し、より良い治療につなげることができる」という考えのもと、学会発表への参加を重視しているそうです。日々進歩する医療技術を現場へ反映させるためには、常に最新の医療技術を学び、実践に活かす必要があります。このような学会への参加は、絶好の機会となるでしょう。
医療コラムページでは「心臓リハビリ」関連のほかに、「心不全」「生活習慣病」「検査」などカテゴリー別にさまざまな記事を紹介しています。ぜひ併せて一読してみてください。

リハビリ風景
▲画像提供:いでハートクリニック


■記事詳細
2024年心臓リハビリテーション学会発表報告

ミロク脳神経リハビリクリニックのブログ

山形県天童市にて、脳卒中を中心とした脳神経疾患の予防・治療・リハビリに取り組む「ミロク脳神経リハビリクリニック」。地域社会とともにつくる「新しい未来」を目指し、脳卒中発症後も自分らしい生活、そして社会復帰できるよう、患者一人ひとりの症例に合わせたリハビリプログラムを提案しています。

ミロク脳神経リハビリクリニックのブログ_記事スクショ

脳卒中の予防・早期発見は非常に重要です。それと同時に、近年増加傾向にある認知症の早期発見も注目を集めています。認知症の分野で特に注目されているのが、“軽度認知障害(MCI)”。認知症になる一歩手前の段階を指すものです。MCIは早期発見が予後に大きく関わってくることから、正しい知識の習得が望まれます。
同クリニックにおいても、「物忘れが気になる」と悩む方からの相談があるとのこと。その気づきこそがMCIのサインなのでは…と、《最近ちょっと物忘れ。》というブログ記事にて発信しています。

MCIは日常生活に大きな支障をきたさないため、本人も周りの人も気づきづらいのが特徴です。
記事では、MCIとはどのような状態を指すものなのか、また受診のタイミングや治療の開始時期などに触れて解説。早期発見するためには、「少しいつもと違うかも」という違和感を持つことが気づくポイントだと綴られていました。

脳イメージ

同ブログでは、ロコモティブシンドロームや片頭痛の治療薬、女性ホルモンと片頭痛の関係、めまいの原因など、さまざまな疾患情報に触れた記事も多数掲載中です。患者にとって身近な健康問題を取り上げ、早期発見・早期治療の大切さを伝えています。
これらの記事は患者にとって有益な情報であると同時に、看護師にとっても専門的な知見を深めるきっかけとなることでしょう。ほかのブログ記事もぜひチェックしてみてください。

■記事詳細
最近ちょっと物忘れ。

株式会社SUNFACE さんふらわぁ訪問看護リハビリステーションのブログ

東京都東村山市を中心に近隣地域で、訪問看護サービスを提供する「さんふらわぁ訪問看護リハビリステーション」。利用者とその家族に寄り添い、一人ひとりの「自分らしさ」を尊重したケアを行っています。
同ステーションの特徴は、精神科と一般科の両方の領域をカバーしていること。精神的ケアから身体的ケア、看取りまで幅広く対応しています。また、認知症ケアの専門資格保有者やリンパドレナージ、フットマッサージといった専門スキルを持つ看護師など、多彩なスタッフが在籍。それぞれの強みを活かし、利用者の健康と生活をサポートしています。

さんふらわぁ訪問看護リハビリステーションのブログトップ画像

同ステーションは、訪問看護師に役立つ情報や看護の豆知識をブログで発信しています。今回はそのなかから《看護は誰でもできる?!》の記事に注目。この記事では、「看護」と「看護業務」の違いや「自分らしい看護」について綴られています。

記事によると、「看護」は人の心に寄り添う思いやりの行為であり、資格の有無や場所を問わず、誰もが行えるものだとされています。一方、「看護業務」は看護師が行う専門的な医療行為を指すそうです。
しかし、看護師であっても日々の「看護業務」に追われるあまり、「看護」の本質を見失ってしまうことがあるとのこと。特に、訪問看護を希望する看護師のなかには、「患者とじっくり向き合いたい」という思いを、「看護業務」を自分のペースで行いたいという希望と混同している場合があると、警鐘を鳴らしています。

患者とじっくり向き合うためには、「看護業務」だけでなく、思いやりに基づいた「看護」の実践が不可欠です。また、「看護」と「看護業務」の違いを理解し、自分が本当にやりたいことは何かを探すことも重要。「看護」と「看護業務」、どちらが得意なのか、どちらにやりがいを感じるのかを把握することで、「自分らしい看護」のスタイルが見えてくるかもしれません。
同ステーションのブログに触れ、改めて「自分らしい看護」について考えてみてはいかがでしょうか。

訪問看護スタッフ
▲画像提供:株式会社SUNFACE さんふらわぁ訪問看護リハビリステーション


■記事詳細
看護は誰でもできる?!

医療法人寛正会 水海道さくら病院のブログ

内科や外科など15の診療科を展開する「医療法人寛正会 水海道さくら病院」。2024年度から総合診療科の医師が3名入職し、コミュニティホスピタルとして、より地域に密着した「治し、支える」医療を提供しています。また、超急性期以外の医療(在宅医療を含む)やリハビリ、食支援、予防医療など幅広いケアをワンストップで実践しているのも特徴の一つ。質の高い医療提供のために、画像のデジタル化や各種医療機器の更新など設備の充実化を図るとともに、地域連携の強化にも努め、地域住民の健康を支えています。

歯科衛生士写真

▲画像提供:医療法人寛正会 水海道さくら病院


同院では、VE検査や嚥下検査入院などを実施し、地域における「摂食嚥下機能」への取り組みに力を入れています。院内でも質の高い口腔ケアを提供するため、2023年3月に歯科衛生士を採用。2024年時点では、歯科衛生士1名、言語聴覚士4名が在籍し、入院患者の摂食嚥下機能の向上に努めているそうです。
この取り組みの一環として、院内ブログで紹介されている《院内勉強会【口腔ケア】》の記事では、歯科衛生士による看護師・ナースエイド向けの勉強会の様子が報告されています。勉強会では、口腔ケアの基本から誤嚥性肺炎や口腔内細菌の全身への影響、事例に基づいた口腔ケアの手順、義歯のケアの方法までと多岐にわたる内容が取り上げられたそうです。また、活発な質疑応答や勉強会後も続く多職種間でコミュニケーションを図る姿からも現場の関心の高さがうかがえます。

口腔ケア勉強会の様子
▲画像提供:医療法人寛正会 水海道さくら病院


質の高い口腔ケアの提供には、歯科衛生士や看護師、ナースエイドなど現場における連携が大切です。また、歯科衛生士が行う口腔ケアを看護師やナースエイドが再現できるようになることで、継続的な口腔ケアの提供と誤嚥性肺炎の予防につながると綴られています。
同記事のほかにも、摂食・嚥下に関する情報が発信されています。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

■記事詳細
院内勉強会【口腔ケア】

医療法人社団香雪会 香雪医院の皮膚科ブログ

東京都江戸川区に位置する「香雪医院」。2012年の開院以来「手を抜かない。丁寧に。」をモットーに、正確な診断と丁寧な説明を心がけ、患者一人ひとりに寄り添った診療を行っています。標榜科目は、内科・整形外科・皮膚科です。これらの診療科目の外来治療に加え、訪問診療やリハビリテーションにも注力し、地域医療に貢献しています。
同院の皮膚科は、2022年に皮膚科専門医である女性医師を迎え、新設されました。患者の年齢層は乳幼児から高齢者まで幅広く、さまざまな皮膚トラブルに対応可能です。さらに、膿疱性乾癬や水疱性類天疱瘡など皮膚科領域の指定難病への対応も行っています。

香雪医院の皮膚科ブログトップ画像

今回、同院の皮膚科ナースが発信している皮膚科ブログより《子どもに多い『水いぼ』とは》の記事をご紹介します。
水いぼは「伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ)」のことを指しており、皮膚のバリア機能が未熟な7歳以下の子どもに多い病気だそうです。ウイルス感染によって、皮膚と同じ色もしくは赤色の小さないぼが症状として現れます。水いぼをかいてしまったり、肌同士が触れ合ったりすると、周りの皮膚に移り、増えてしまう恐れもあります。そのため、同院では早めに取ってしまうことをおすすめしているそうです。処置には、麻酔のテープを使用しますがピンセットで一つずつ取り除くので、痛みが伴います。そのため、数が少ないうちに処置することを呼びかけています。

水いぼイメージ画像

▲画像提供:医療法人社団香雪会 香雪医院


同記事の文面からも、患者に寄り添った医療・看護を提供されていることが読み取れます。そのほか、皮膚科ブログでは、ニキビや紫外線対策など皮膚科領域の症状に関する情報もまとめられています。皮膚科看護に関心がある方は、ぜひご覧ください。

■記事詳細
子どもに多い『水いぼ』とは

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