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新しい学びを得たい看護師におすすめの講座&資格を紹介

2 months ago

日進月歩の医療業界では、常に情報のアップデートが必要不可欠です。医療従事者として「もっと知識を深めたい!」「新しいことに挑戦したい」といった思いを抱いている看護師も少なくありません。
本記事では、ポジティブ心理学や腸活ケアに興味のある方におすすめの講座・資格をピックアップしました。新たな学びを看護業務に活かせるのはもちろん、医療現場での活躍の幅も広げられることでしょう。

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一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会

一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会は、「ポジティブ心理学」や「コーチング心理学」、「アドラー心理学」といった肯定的な心理学の考え方やカウンセリング技術を組み合わせ、日本に合ったかたちで紹介したいという考えのもと、2013年に「日本ポジティブ心理カウンセラー協会」として設立されました。その後、2018年に法人化し、現名称にて肯定的な心理学やカウンセリング技術・知識を研究し、多くの方々に提供できるよう日々活動しています。

ポジティブイメージ画像
▲画像提供:一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会


ポジティブ心理学とは?

ポジティブ心理学とは、1998年にアメリカ心理学会の会長であったセリグマン博士が、精神的な病理やネガティブに焦点を当てがちだったこれまでの心理学を再検討し、肯定的な心理学の一つとして提唱した学問です。社会心理学や健康心理学、教育心理学などの心理学を集約し、再構成されています。
国際的に知名度が上昇傾向にあるポジティブ心理学。日本では、幸福感や勇気、レジリエンス(逆境力)、マインドフルネスなどが注目されているそうです。

オンラインの様子
▲画像提供:一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会/オンラインでの様子


心理学やカウンセリング技法で成長と変化へ!「ポジティブ感情カウンセラー®講座」

同協会が実施している「ポジティブ感情カウンセラー®講座」では、ネガティブ感情・ポジティブ感情・ポジティブEQに焦点を当てた心理学やカウンセリングを学べます。
同講座では、怒りや嫉妬、悲しみなどのネガティブ感情をコントロールやマネジメントするのではなく、自分自身を解放したり、生かしたりと楽しく自然にポジティブ感情へ切り替える手法を習得することが可能です。ポジティブな感情や幸福感、自己肯定感を増やすための心理学やカウンセリング技法を習得することで、カウンセリングを受けるクライエントだけでなく、自分自身のメンタルの安定にも役立つでしょう。

同講座は2日間にわたって行われます。
【1日目】
ポジティブ感情・新ポジティブEQと、ポジティブ感情に関わるカウンセリングの基礎講座
【2日目】
感情焦点心理療法とセルフコンパッション、感謝のアプローチ

両日、各6項目の内容を受講します。カードゲームやワークシートなどを用いたワークショップなので、楽しく理論や技術を学べることもメリットです。

同講座のコースは3つ。1日目のみ参加する「1日入門コース」、2日間参加する「2日間参加(実践と応用)」、資格取得を目的とした「資格認定コース」が用意されています。資格取得は必須ではありませんが、「2日間参加(実践と応用)」を受講した方も、受講後1ヶ月以内に申請を行うと、ポジティブ感情カウンセラー®認定資格の取得が可能です。

ポジティブ心理学に興味がある方、資格を取得して看護業務に活かしたいとお考えの方は、ぜひ同講座の情報をチェックしてみてください。

※「ポジティブ感情カウンセラー®」は一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会の登録商標です。

■詳細情報
一般社団法人 ポジティブ心理カウンセラー協会
ポジティブ感情カウンセラー®講座

ILC国際語学センタ-

「グローバルに活躍できる人材を育成する」をミッションに掲げるILC国際語学センター。1968年の設立以来、企業や学校法人、官公庁向け外国語研修プログラムの運営や外国語教育テキスト・外国語運用能力測定試験の開発など、さまざまな取り組みを行っています。
今回は、ILCが提供している看護英語オンラインプログラムに焦点を当ててご紹介します。

医療現場で使える看護英語で活躍の場を拡大!「看護英語オンラインプログラム」

外国人患者が増えている今、英語での対応ができずに困った経験をした方も多いのではないでしょうか。英語で対応してくれる看護師の存在は、日本の医療機関を訪れる外国人にとって大きな安心感を与えてくれます。

「看護英語オンラインプログラム」の魅力は、看護英語の基本を学習できること。また、実際の医療現場で使える内容が盛り込まれているので、そのまま業務に活用しやすいのも特長です。
プログラムは、「看護英語コース」と「医療英語コース」2つのコースから選択できます。

看護英語コース

看護英語コースは、「自己紹介と問診(現病歴聴取)」「問診(既往歴聴取)と病棟対応」「検査・処置と退院指導」の3つのテーマで構成されており、興味のあるものから申し込むことが可能です。

看護英語オンラインプログラム
▲画像提供:ILC国際語学センタ-


学習に用いるのは、実践的な英語を学べるIPEC(※下記参照)看護英語オリジナルテキスト「Nursing English in Action第2版」です。
本コースでは、テキストと講義動画を基に、重要な語彙・表現・発音を学習します。英語ネイティブによる発音練習や、看護師と患者の会話を想定した実演動画は、重要な語彙・表現・発音を確認できます。さらにロールプレイに取り組むことで、実践的なコミュニケーション力を身につけることが可能です。学習の進捗状況と習得度は、ミニテストや確認テストで確認できます。理解できるまで何度もテストを受けられるため、着実に成果を上げられるでしょう。

さらに、看護師免許を有する日本人英語教師が、アドバイスや質問への回答など丁寧に対応してくれる点もうれしいポイント。受講終了後は、学習成果を測定でき、看護英語力の証明として活用できる「TOPEC看護英語試験」の受験もおすすめです。

医療英語コース

医療英語コースのテーマは「成人に対する1人法での一次救命処置(Basc Life Support:BLS)」。BLSの概要や実施方法を英語で学習できます。

看護英語オンラインプログラム
▲画像提供:ILC国際語学センタ-


講義動画の英語ナレーションを活用してリスニング力の強化ができ、ミニクイズや修了テストで学習の達成度を確認します。デモンストレーション動画では、BLSの基本的な手順・手技を確認し、実践に近い場面を通して、語彙・専門用語の意味や発音の習得、医学知識の理解を深めることが可能です。修了テストに合格すると修了証書を取得することができます。

※看護英語オンラインプログラムは、ILCと教育提携をしている「特定非営利活動法人プロフェッショナル イングリッシュ コミュニケーション協会(IPEC)」監修のもと、同社よりサービス提供を行っています。

受講生の声

受講した看護師から寄せられた声をご紹介します。

■看護英語コース

  • 「自己紹介と問診(現病歴聴取)」のテーマでは、特に患者への問診の仕方が詳しく学べた。しっかりきっちり学習ができる内容だと思った
  • 「検査・処置と退院指導」のテーマでは、 基本的なバイタルサイン聴取の語彙・表現について学ぶことができた。 特に「摂氏」「腋下での体温測定」など、日本では当たり前でも海外では違う点についての補足説明などもあり、現場で活用できる情報が多かった
  • オンデマンドなので、受講場所や時間、服装など気にせず好きな時に受講できるのがよかった
  • 「他の人と英語で会話をするのは勇気がいるけど、英会話の勉強はしたい」という方にとってよいと思う

■医療英語コース

  • 単語やフレーズを新しく覚えるのは大変だったが、毎回楽しみながら学習できた。音声や速さもちょうどよく、学習をスムーズに進めることができた
  • このコースは、Lessonごとに学習内容が分けられていて、わかりやすく親しみやすかった。パソコンが苦手でオンラインの使い方を間違えるトラブルもあったが、スタッフの方が丁寧に対応してくれた

同社Webサイトには講座の紹介動画も掲載されていますので、興味がある方はぜひ確認してみてください。あなたも看護英語を習得して活躍の幅を拡げてみませんか。

■詳細情報
ILC国際語学センター
看護英語オンラインプログラム

一般社団法人 日本美腸協会

ストレスフルな現代において、多くの人々が抱えるお腹の悩みをサポートするために設立された日本美腸協会。便秘外来での豊富な経験を持つ医師を顧問に迎え、腸に関する専門的な知識や正しい腸もみ技術を駆使して、腸の悩み(腸の疾患を除く)を持つ人々をサポートしています。

同協会が力を注いでいることは、腸内環境向上に関する正しい知識や技術を持った講師やセラピストの育成です。「腸の入門講座」や「美腸プランナー®」、「美腸アドバイザー®」など5つの講座を展開。医療知識と技術を融合した美腸ケアを広め、一人でも多くの方が心身ともに健康で過ごせる社会を目指しています。

美腸イメージ画像


腸の専門知識を習得し、医療現場での可能性を広げる!「美腸アドバイザー®」

腸活の知識を仕事に活かしたい方や、体質や身体に関する悩みへの解決をサポートしたい方におすすめの「美腸アドバイザー®」。“食事・運動・腸もみ”の3つのポイントを軸に、腸活指導やアドバイスを実践できる資格です。

同資格の講座では、腸の入門講座や美腸プランナーで得たセルフケアの知識をもとに、消化器官の解剖学や腸内細菌などの専門知識を深めていきます。また、子どもから高齢者まで幅広い年齢層向けに、腸活ケアや腸タイプ別のアドバイスなどを行えるスキルも習得可能です。資格を取得すると、自分の今の腸の状態を正しく知ることができる「腸の入門講座」を開催できます。

受講対象者は、「美腸プランナー®」の資格取得者です。受講日数は2日間(約12時間)。別途、「腸の入門講座」トークチェックやWEB座学試験もあります。オンラインでの対応も行っているので、日本国内どこからでも受講できるのもうれしいポイント。全日程出席し、課題提出を経て修了試験に合格すると、ディプロマ(修了証)が発行されます。

腸の専門知識を身につけることで、新たな視点から患者や利用者へアドバイスができるでしょう。健康面のサポートに役立つ同講座は、医師や看護師、理学療法士などさまざまな職種の方が受講しています。

美腸講座受講イメージ画像

受講者インタビュー

「美腸アドバイザー®」の資格を取得した方々の声をご紹介します。

■受講するきっかけ

  • 医師が監修していて信頼性が高い講座だと感じた
  • 人それぞれ胃や腸などの臓器に差があることに興味があった
  • 自律神経が整うと身体が柔軟になることに興味がわき、ぜひ治療に取り入れたいと思った

■受講後の感想

  • 関わりのある人との信頼につながり、自分にとっても大きな自信になった
  • 自分の考え方や立ち位置が変わったと実感した
  • 人に伝えるための知識なんだなと改めて感じた

受講者の中には、資格取得後も常に学び続けていきたいという声も聞かれました。同協会では、資格取得後のフォローアップ勉強会も開催されているため、新しい情報を学び続けられることも大きな魅力といえるでしょう。

※「美腸プランナー®」「美腸アドバイザー®」は、一般社団法人 日本美腸協会の登録商標です。

■詳細情報
一般社団法人 日本美腸協会
美腸アドバイザー®

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