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看護師の持ち物に欠かせないもの15選!道具の選び方も解説

正看護師17 days ago

「看護師の持ち物は何を揃えればいいの?」とわからない方も多いのではないでしょうか。持ち物はペンやメモ帳だけでなく、看護師ならではの道具で必ず持っておきたいものもあります。この記事では、看護師に必要な持ち物を紹介しています。道具が必要な理由や選ぶときのポイントについても詳しく解説していますので、新人看護師の方や転職活動中の看護師の方は、ぜひ参考にしてください。

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看護師に必要な持ち物一覧

看護師に必要な持ち物には、以下のような道具があります。

  • 聴診器
  • ナースウォッチ
  • はさみ
  • ペンライト
  • サージカルテープカッター
  • 電卓付き点滴タイマー
  • ボールペン
  • 油性ペン
  • 印鑑
  • 肩掛け・腰巻きポーチ
  • 駆血帯
  • メジャー
  • メモ帳
  • バインダー
  • ファイル

それぞれの使用用途や選ぶポイントについては、次項で解説します。看護師の持ち物を今から揃えようと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

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看護師が必ず持っておきたい持ち物

看護師の持ち物のなかで、必ず持っておきたいものを紹介します。これらの持ち物は最低限揃えておくと、仕事がスムーズに行えるでしょう。

聴診器

聴診器は、心音や呼吸音を聴くために使います。聞き取りやすいものを選ぶのはもちろん、耳にフィットするものを選ぶことで音を正確に聞き取れるでしょう。

膜面とベル面の両方が使えるダブルタイプがおすすめです。イヤーチップは耳の大きさに合わせて取り替えられるものを選ぶと、耳にフィットする状態で使用でき、イヤーチップのみ拭いたり洗ったりすることが可能です。

ナースウォッチ

ナースウォッチは時間を確認するためだけでなく、脈拍・呼吸数測定にも使います。そのため、必ず秒針がついているものを選びましょう。

また、ナースウォッチは懐中時計型のため、クリップやカラビナがついていて、ポケットやループに留められるものがおすすめ。夜勤時にも見えるように文字盤が光るものや、手洗いや器具洗浄、入浴介助などに備えて防水機能があるものであればより理想的です。腕時計は衛生面の関係から禁止されている医療機関も多いため、事前に確認しておきましょう。

はさみ

はさみは文房具としての用途のものではなく、医療用のはさみを準備しましょう。包帯・ガーゼやテープ、ドレッシング材を切るときに使います。刃先ガードがついているものや刃先が丸いもの、ポケットなどに留められるクリップがついているものがおすすめです。

ペンライト

ペンライトは瞳孔や耳孔、口腔内を観察する時や、夜勤中に手元を照らしたいときに使います。スケールやゲージがついているものだと、より便利です。

サージカルテープカッター

サージカルテープははさみでも切れますが、何度もテープを切るうちに粘着材ではさみがべたべたになることも。また、テープを裸のまま持ち歩くことで側面にほこりや汚れがついてしまうと、衛生的によくありません。

テープカッターを用意しておくとそれらの心配がなくなります。カバー付きのデザインになっていることが多いため、テープを衛生的に持ち運べる上、切りやすくて便利です。

電卓付き点滴タイマー

電卓付き点滴タイマーは、点滴の滴下速度や薬剤溶解量を計算するときに使います。電卓・点滴の滴下速度計算機能・タイマーがまとまっているものがよいでしょう。文字・ボタンが光るものや、タイマーが消音・バイブ機能付きのものがあれば、夜勤の時でも見やすく、音を気にせず使えます。

ボールペン

ボールペンはメモを取る目的だけでなく、書類へサインをする際に必要です。3色ボールペンを選び、消せるボールペンは避けましょう。

油性ペン

油性ペンは、テープへのメモやマーキングに使います。ノック式を選ぶとキャップの紛失 を防げて便利です。

印鑑

印鑑は書類へのサインや薬剤チェック、救急キットなど必要物品の点検時に確認印として押す機会があります。クリップ付きや訂正印付きなどさまざまな種類があるため、使いやすいものを選びましょう。さっと取り出して押せるよう、キャップレスが特におすすめです。

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看護師が必要に応じて持っておきたい持ち物

ここからは、看護師が必要に応じて持っておきたい持ち物を紹介します。医療機関に備品として置いてある場合や、診療科によっては使用する機会が少ない場合があるので、揃える前に確認しておきましょう。

肩掛け・腰巻きポーチ

看護師は多くの道具を持ち歩くため、白衣のポケットがすぐにいっぱいになりがちです。また、胸ポケットに道具を入れることで、かがんだ時に道具を落とす恐れもあります。そのようなことを防ぐために、はさみやペンライトなどを入れるポーチを使うとよいでしょう。

肩掛けタイプか、ウエストポーチのように腰に巻くタイプが一般的です。ポーチを使用することで道具をスムーズに出し入れでき、白衣を洗濯に出すときも道具をすぐに外せます。医療機関によってタイプに指定があったり、使用を禁止されていたりすることもあるので、確認しておきましょう。

駆血帯

駆血帯は、採血やルート確保の際に血管を確保するため、患者の腕を縛る道具です。個人で用意する場合もあれば、病棟に用意されている場合も。駆血帯はバンドタイプとチューブタイプがあります。

メジャー

メジャーを使用するかどうかは、配属部署によって異なります。例えば、カテーテルを用いる機会が多い科であれば、安全な長さを測るために看護師がメジャーを持ち歩いていることが多いようです。皮膚科では疾患の進行を評価するときや、ドレッシング材をカットするときに患部の大きさを測ることがあり、メジャーが活躍します。

メモ帳

メモ帳は仕事に慣れている方であれば不要かもしれませんが、新人のころは特に必要でしょう。業務内容を覚えるためだけでなく、患者とのやりとりのなかでメモを取る場面も出てきます。

大きすぎるサイズは避け、白衣のポケットに入るメモ帳を選びましょう。ルーズリーフタイプであれば、メモの抜き差しや追加ができ、教わったことを復習するのに便利です。

バインダー

バインダーは必要書類を持ち歩いたり、患者に同意書を書いてもらったりするときに使います。医療機関や部署によっては、備品として部署に複数置いてあったり、支給されたりすることもあるので、個人で用意が必要かは確認しましょう。

バインダーから書類を落とすと個人情報流出の恐れもあるため、個人で用意が必要な場合はクリップの力が強いものがおすすめです。厚紙製ではなく、強度のあるプラスチック製を選ぶようにし、カバーがついているものを選んでもよいでしょう。

ファイル

ファイルは持ち歩くためではなく、資料を整理して保管しておくために持っておきましょう。医療機関では研修や勉強会などが開かれるたびに資料配布があり、資料が溜まってしまいがちです。いつでも見返せるように、ファイリングしておきましょう。リングタイプやクリアポケットタイプなど、資料の量や使いやすさで自分に合ったものを持つのがおすすめです。

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看護師が持ち物を選ぶときのポイントは?

まず、何よりも優先したい点は「安全に使えるものであるか」です。仕事道具は患者の近くで使うことが多いため、患者がケガをする恐れがあるものは避けましょう。持ち物を選ぶときは、鋭利な部分があればカバーがついているか、落下防止のクリップがついているか、誤飲しそうなパーツはないかなどに着目します。

また、「清潔に使えるか」にも注意しましょう。看護師の持ち物には、抗菌・殺菌素材が使われているものも多くあります。消毒・丸洗いが可能なものがあれば、よりよいでしょう。

「名前を書き込めるか」も重要なポイントです。部署によっては聴診器や肩掛けポーチなどは個人のロッカーにしまうのではなく、看護師控室にまとめて置いておくスペースが設けられていることもあります。

看護師が数十人勤務する職場であれば、色や形が違っていても道具を取り違えてしまう恐れも。持ち物には名前を書くようにし、新しく道具を揃えるときはどこに名前を書くかも考えながら選ぶとよいでしょう。

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看護師の持ち物は必須アイテムを優先して適切な道具を揃えよう

  • 看護師が必ず持っておきたい持ち物には、聴診器やペンライト、印鑑などがある
  • 駆血帯やバインダー、肩掛けポーチなどの持ち物は勤務先に確認してから揃えるのがよい
  • 看護師の持ち物は安全・清潔に使えるか、名前を書けるかに着目して選ぶとよい

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