まとめ

熱き想いをカタチに!医療・介護業界に貢献するグループに注目

介護職・ヘルパー病院訪問介護7 months ago

超高齢社会に突入した日本では、今後さまざまな変化を迎えることでしょう。そんな未来に必要なのは、患者や利用者、介助者の目線を重視した活動・製品開発に取り組むグループの存在です。
こちらでは、卓球によるリハビリの普及活動を行う組織と、ICT技術による医療・介護現場の負担軽減を叶える企業、服薬管理のトータルケアに取り組む企業に注目してみました。熱き想いにより、どのような活動・製品が誕生したのか、ぜひご覧ください。

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日本卓球療法協会

卓球療法の普及に取り組む日本卓球療法協会。卓球療法士や卓球療法士インストラクターの資格制度を設け、各種講座を開設し、多数の有資格者を輩出しています。
また、学会や各種セミナーを開催したり、活動先を開拓したりと、アクティブに活動している点にも注目です。国内だけでなく海外においても、医療・福祉や卓球関係者の連携を通じた卓球療法の普及活動に尽力しています。

心身に良い影響を与える「卓球療法」

1990年代に大分のアルメイダ病院から始まった卓球療法。その後、脳疾患患者へのリハビリをはじめ、さまざまな研究が進められてきました。

卓球療法は、心身の機能回復や維持、予防を目指すことを目的としています。スポーツとは違い、気合を入れて構える必要はありません。専用の卓球台やラケットがなくても、経験がなくても問題なく取り入れられるのが卓球療法の魅力です。
さらに、年齢に関係なく楽しめる点もポイント。小さな子どもから100歳以上の高齢者まで、みんなでワイワイ笑いあって行えます。介護業界でも注目されており、リハビリの一環として取り入れる施設も増えつつあるようです。

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▲画像提供:日本卓球療法協会


リハビリの効果としては、身体面と精神面に良い影響を与えるとされています。身体面では、バランス・動体視力・関節可動・手指機能・反射神経に。精神面では、意欲・感情表出・コミュニケーション力・緊張感への抵抗力・基礎体力に効果が見られるとのことです。
また、卓球療法で脳が活性化されることが医学的に証明されており、認知症予防への効果も期待されています。ラケットを握って振る、ボールを目で追いかけるといった行動がほどよく脳を刺激。これらの活動により、運動機能の改善が見られた実例もあるそうです。

スポーツの域を超え、さらには海を越えた広がりを見せる卓球療法。今後も医療・介護業界に関わる方々に注目され続けることでしょう。

各分野で活かせる「卓球療法士」の資格

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▲画像提供:日本卓球療法協会


卓球療法の普及活動を担える卓球療法士の資格は、同協会に入会し、講座を受講することで取得できます。
受講時間はおよそ8時間。そのなかで、卓球療法の歴史から医療・福祉の基礎知識、実技、評価法、リスクマネジメントまで広い範囲にわたって学ぶことが可能です。

卓球療法士の資格のほかに、上級資格として「卓球療法士インストラクター」という資格もあります。
卓球療法士インストラクターは、【身体疾患・認知症】【精神疾患】【パーキンソン】の3つの分野ごとに取得することが可能。それぞれ卓球療法士講習を修了している人を対象としています。各分野に特化し、より学びを深めて活動したい方におすすめです。
【身体疾患・認知症】の講習では、実習での体験学習を通じて理解を深めることができます。実際に身体を動かして学べるため、卓球経験がない方も安心して資格取得を目指せるでしょう。

神奈川県には、卓球に特化したデイサービスが開設されています。リハビリメニューに卓球療法を取り入れており、ときには卓球台を囲んだ団体戦を行うこともあるそうです。頭と身体を使って楽しむ卓球は、多くの人を笑顔にするだけでなく、みんなの心もポカポカに温めてくれる最高のスポーツといえるかもしれません。

※「卓球療法士」は日本卓球療法協会の商標登録です。

■詳細情報
日本卓球療法協会
卓球療法士

株式会社 エバ

株式会社 エバの歴史は、一本の酸素ボンベを医療機関に届けた1963年からスタートしました。「地域の医療に貢献したい」という思いを抱き、日々邁進。いのちの灯りを守るため、医療ガスの販売・供給をメインに事業を展開しています。
また、医療機器販売も手掛けている同社。当記事では、ICT技術を駆使して開発されたシステム機器に注目してご紹介します。

ICT技術で負担軽減「中材名人」

提供画像_株式会社 エバ①

▲画像提供:株式会社 エバ


医療機器は繊細なものも多く、その取り扱いに関しては十分な注意が必要とされています。特に、使用回数が定められた機器などは、度を超えて使ってしまうと医療事故に繋がりかねません。
そこで、医療機器の破損事故を回避するために誕生したのが、同社が開発した「中材名人」という手術器材トレーサビリティーシステムです。

同製品を活用するメリットとして、以下の4つ安全対策を講じることができます。

・手術器材による2次感染の防止
・硬性内視鏡鉗子など、耐用限度超過による事故の防止
・手術器材の供給モレ防止
・徹底した滅菌管理

手術現場では、医療器材を介して感染する可能性があります。その際に役立てられるのが同製品です。器材の使用履歴と滅菌履歴から感染源を特定し、2次感染を予防できます。また、器材の使用回数のデータも記録されるため、修理や計画的な購入にも役立てることが可能です。

多忙を極める医療業界では、電子カルテをはじめ、さまざまなICT技術の活用が広まりつつあります。業務効率化を図れるだけでなく、そのほかのメリットにも注目して導入を検討するとよいでしょう。

複雑化する業務への対応

提供画像_株式会社 エバ②

▲画像提供:株式会社 エバ


人の命を預かる医療・介護の現場では、人的ミスをいかに発生させないかということが重要視されています。チェック体制を強化するために、チェック回数を増やしたり、2人体制に変更したりといった対策を講じる場合が多いでしょう。しかし、手間がかかる分、業務効率が低下するため、人手不足の現場では非常に深刻な問題とされています。

そんな悩みを解消してくれるのが、業務の効率化を図れる「中材名人」。ICT化の恩恵を受け、以下3つのメリットを実感できます。

・カウント業務の効率化
・保有器材のスリム化
・セットごと進捗状況の確認

医療・介護業界では超高齢社会の影響により、さらに人手が足りなくなることが懸念されています。将来を見据えたICT化の取り組みは、今後ますます必要とされることでしょう。
事務的業務の負担を少しでも軽減できたら、看護師や介護士は本来の業務に専念でき、より質の高い医療・介護サービスの提供につながることが期待されます。

■詳細情報
株式会社 エバ
中材名人

株式会社サンポーウェルズ

調剤薬局を運営している株式会社サンポーウェルズ。薬の飲み方や使い方に関するトータルケアに注力している企業です。服薬管理に悩む方々の気持ちに寄り添い、悩み解消につながる製品づくりにも取り組んできました。
試作品に何度もチャレンジし、試行錯誤する日々。その想いがカタチになったのは2020年2月のことです。「ちゃんと飲んでもらいたい」という願いを込めて誕生したのは「「お薬束®(おやくそく)」という服薬支援ツール。
本記事では、服薬の実情とともに、同製品の魅力についてご紹介します。

飲み忘れを防ぐ服薬支援ツール「お薬束®」

提供画像_株式会社サンポーウェルズ①

▲画像提供:株式会社サンポーウェルズ


薬の飲み忘れや飲み間違いが多くなってきた背景には、超高齢社会の現状がうかがえます。高齢になると持病を抱える人も多く、複数の薬を服薬するケースも珍しくありません。
そんな多剤併用の増加にともない、需要が増えてきているのが一包化調剤。処方時に薬を一つの袋にまとめることで、飲み間違いや錠剤の紛失を防げるという調剤方法です。調剤薬局にて、薬剤師が処方内容に合わせて一包にまとめるため、患者だけでなく患者家族や医療従事者など多くの人に利点があるとされています。
2022年度の調剤報酬改定では「服薬支援のための一包化」に関する見直しも行われました。今後ますます一包化調剤に注目が集まることでしょう。

その一包化調剤をより管理しやすくできるよう開発されたのが「お薬束®」です。
同製品は、約1ヶ月分の薬の束をそのままロール状に丸めて箱にセットするだけでOK、という非常にシンプルな造りが特長。コンパクトに収納でき、置き場所にも困りません。薬を引き出して、切って飲むだけというとてもシンプルな動作のみで服薬管理を行えるため、飲み間違いや飲み残しのリスクを回避できます。
専用BOXは4色展開されており、バリエーションが豊富。朝・昼・夕と色分けし、工夫して使える点も魅力です。

提供画像_株式会社サンポーウェルズ②

▲画像提供:株式会社サンポーウェルズ


また、服薬管理が必要な施設では、同製品を用いてユニット管理を行うことで配薬のミスや手間を軽減することも可能。介助業務を行う導線上にBOXを設置することで、業務効率化も図れるでしょう。

多様な服薬支援ツールでトータルケアを実現

薬を飲む人と介助する人、両方の気持ちに寄り添った服薬支援ツールの開発に努めている同社。同社が運営する調剤薬局では、一人ひとりに合った服薬支援ツールを使い分ける方法をお勧めしています。

介護ステージによっては、本人が服薬管理を問題なく行えるケースから介助者のサポートが必要なレベルまでさまざまです。「お薬束®」は多くのメリットを得られるツールですが、服薬する人の介護ステージによっては工夫が必要な場合もあります。
そこで、調剤薬局にて実践しているのが服薬支援ツールによるトータルケアです。

使い分けについての相談は、薬局内に設置した相談コーナーにて対応。箱型タイプをはじめ、カレンダー仕様の壁掛けタイプや引き出しタイプ、デジタル機能付きタイプなどさまざまな種類の服薬ツールを用意し、薬の種類や飲む回数などをヒアリングしたうえで最適な管理方法を提案しています。介護ステージ別に最も適した服薬支援ツールを提供することで、介助者の負担軽減も実現できるでしょう。

※「お薬束®」は株式会社サンポーウェルズの登録商標です。

■詳細情報
株式会社サンポーウェルズ
お薬束®

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