資格・スキルアップ

正看護師になるには?准看護師からなれる?資格取得について解説

正看護師資格7 months ago

「正看護師になるにはどうすればよいの?」
「准看護師からも正看護師になれるの?」
このような疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。
正看護師になるには、看護師国家資格を取得しなければなりません。准看護師からも専門教育を修了すれば、資格取得に挑戦できます。
この記事では、正看護師になるにはどうすればよいか詳しく解説しています。資格試験の難易度や取得までの費用も説明していますので、ぜひ参考にしてください。

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正看護師になるには?

正看護師になるには、看護学校で専門教育を修了し、看護師国家資格に合格しなければなりません。詳細な方法や費用について説明していきます。

資格取得には何年かかる?

正看護師になるにはまず、専門教育を受けられる看護学校への入学が必要です。
高校卒業以上の場合、大学や看護短期大学、専門学校への入学が選択できます。卒業までは大学であれば最短4年、看護短期大学および専門学校であれば最短3年かかります。
中学卒業時点で正看護師を目指したい方は、5年一貫制の看護師養成高校に入学して学ぶことも可能です。
准看護師から正看護師を目指す方法は、後述します。

資格取得までにかかる費用は?

文部科学省の令和3年度 私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額(定員1人当たり)の調査結果についてによると、私立大学の初年度で平均約146万円の学費がかかります。入学金の約25万円を差し引くと約121万円となるため、4年間で500万~700万円程度かかる計算になります。
なお、これは看護学科のみのデータではなく、私立大学全体の平均金額です。看護師を養成する私立大学は、多少数字が異なる可能性があります。

また、国立大学の多くは入学金と授業料が文部科学省により決められており、4年間の学費が250万~300万円ほどになるようです。

専門学校に関しては、東京都専修学校各種学校協会の令和4年度 学生・生徒納付金調査によると、看護系学科の初年度学費は平均で116万円となっています。入学金の約18万円を差し引くと約98万円となるため、3年間では、280万~330円ほどと考えておくと良いでしょう。

通信教育でも資格は取れる?

正看護師になるには、前述のとおり専門教育を受けられる学校に通う必要があり、基本的に通信教育で資格は取れません。学校では座学のほかに演習や実習も多く、今後も通信教育で資格取得できる仕組みになる可能性は低いと考えられます。いち早く正看護師の資格を取りたい方は専門学校か短大入学を選択すると良いでしょう。最短3年で資格が取得できます。

また例外として、すでに准看護師の資格を持っていて正看護師を目指したい方であれば、7年以上の実務経験があることを条件に通信教育を選択できます。

社会人として働きながら正看護師になるのは難しい?

夜間定時制の看護学校はないため、日中にフルタイムで働きながら正看護師の資格取得を目指すのは難しいでしょう(2023年7月時点)。

ただし、全日制の看護学校に通えない方のために、昼間定時制を採用している専門学校があります。昼間定時制は、授業が昼過ぎから20時ごろまでに設定されている場合と、出校日が週3~4日に絞られている場合の主に2種類に分かれます。スケジュールを調整できれば、アルバイトや単発の仕事などをしながら学校に通うのは不可能ではありません。
しかし、通学後も自主学習を行う必要があるほか、実習では体力を消耗するため、働きながらこなすのは簡単ではないでしょう。
働きながら資格を取りたい方は、先に准看護師資格を夜間制学校で取得し、勤務経験を積んでから通信教育で正看護師資格の取得を目指す選択肢があります。

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准看護師から正看護師になるには?

既に准看護師資格を持っている方も、既定の専門教育を修了すれば正看護師を目指せます。准看護師から正看護師を目指す場合、夜間制や通信制などの教育形態が充実しており、働きながらでも学べる環境が用意されているのが特長です。資格取得までの道のりや入学条件についてご紹介します。

看護学校に通う

准看護師から正看護師になるには、まず看護学校に通う選択肢があります。中卒者は看護学校入学に条件があり、准看護師として3年以上の実務経験が必要です。
看護学校は全日制と週3~4日登校の昼間定時制、夜間定時制があり、自分のライフスタイルにあった学校を選べます。教育年限は全日制が2年課程、定時制が3年課程です。
卒業までにかかるおおよその学費は以下のとおりです。

  • 公立の全日制:60万~90万円ほど
  • 私立の全日制:180万~210万円ほど
  • 公立の定時制:75万円~90万円ほど
  • 私立の定時制:250万~320万円ほど

学校によっても金額は異なりますが、全日制・定時制に関わらず、公立よりも私立のほうが学費が高い可能性があります。

実務期間を経て通信教育を受ける

准看護師として7年以上の実務経験があれば、通信教育で正看護師を目指せます。通信教育は2年課程で、実習や試験の際は登校が必要です。学費は卒業までに100万~130万円ほどかかります。通信教育は仕事や家事をしていても受講しやすく、社会人や主婦の受講が多いようです。

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正看護師と准看護師の違い

正看護師と准看護師は、看護師資格が異なります。准看護師資格は都道府県知事が発行していますが、正看護師の資格は看護師国家資格と呼ばれ、厚生労働大臣が発行しています。
一方、正看護師と准看護師の業務内容に大きな差はありません。ただし、准看護師は医師や正看護師の指示を受けなければ業務を行えないことになっています。正看護師は自らの判断で業務を行えます。

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正看護師になるための国家試験の概要

学校で専門教育を修了した後、最終的に看護師国家資格に合格しなければ正看護師になることはできません。看護師国家資格の詳細についても知っておきましょう。
看護師国家資格は、厚生労働大臣主催の国家資格です。年1回、毎年2月に実施されており、3月下旬に合否発表があります。
試験問題は必修問題と一般問題、状況設定問題の3種類です。問題によって合格基準が設けられており、一般問題と状況設定問題は受験年により変動します。必修問題の合格基準は正答率8割以上です。各3種類の問題すべてで合格基準を上回ると、合格となります。

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正看護師になる難易度

厚生労働省の第110回看護師国家試験の合格発表第111回看護師国家試験の合格発表第112回看護師国家試験の合格発表によると、看護師国家試験の合格率は、2021年~2023年の3年間で全体では90%前後でした。
しかし、合格率は新卒と既卒で大きく異なる特徴があります。既卒者は合格率が低く、仕事や家事と試験勉強を両立しなければならない既卒者にとって、看護師国家試験は難易度が高い試験となっているようです。

2021年~2023年の3年間の受験者数と合格者数は以下のとおりです。

                                                                                                               
全体新卒者既卒者
受験者数合格者数合格率受験者数合格者数合格率受験者数合格者数合格率
第110回 (2021年実施)66,12459,76990.4%59,59356,86895.4%6,5312,90144.4%
第111回 (2022年実施)65,02559,34491.3%59,14857,05796.5%5,8772,28740.0%
第112回 (2023年実施)64,05158,15290.8%58,91156,27695.5%5,1401,87636.5%

引用:厚生労働省110回看護師国家試験の合格発表
第111回看護師国家試験の合格発表
第112回看護師国家試験の合格発表

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正看護師の年収は?

厚生労働省の令和4年賃金構造基本統計調査の「きまって支給する現金給与額」と「年間賞与その他特別給与額」を参考に計算すると、正看護師の年収は約508万円となります。また、同資料の数字を参考に割り出せる准看護師の年収は約418万円です。
准看護師から正看護師を目指す方は、キャリアアップとともに年収アップも見込めるでしょう。

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正看護師になるには看護師国家資格の取得が必須

  • 正看護師になるには専門教育を修了後、看護師国家資格に合格する必要がある
  • 看護師国家資格の合格率は例年9割前後で推移している
  • 正看護師になるには、高卒であれば最短で3年かかる
  • 准看護師から正看護師になるには、定時制や通信教育の学校を選択できる
  • 准看護師から正看護師になってキャリアアップを目指そう

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