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調理師とはどんな仕事?必要な資格は?年収や向いている人も解説

14 hours ago

「調理師とはどんな仕事か知りたい」という方もいるのではないでしょうか?調理師とは、調理や栄養、衛生に関する専門知識をもち、飲食店や施設などで調理業務を担う職種のことです。この記事では、調理師の仕事内容や就職先、年収を紹介します。調理師の資格の取得方法ややりがい、向いている人の特徴も解説するので、ぜひ参考にしてください。

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調理師とはどんな仕事?

調理師とは、調理や栄養、衛生に関する専門知識をもち、飲食店や施設などで調理業務を担う専門職のことです。調理業務に付随する食材の管理や衛生管理、メニュー開発を行うこともあります。
調理師免許を取得するには、調理だけでなく栄養や衛生に関する知識も必要です。そのため、調理師の資格があれば、確かな専門知識を身につけていることの証明になるでしょう。

調理師の主な仕事内容である「調理」自体は、調理師でなくても行うことが可能です。たとえば、同様に調理業務に従事する職種として、「料理人」「シェフ」「板前」などが挙げられます。これらの職種と調理師の違いは、「調理師免許の有無」です。

e-Gov法令検索「調理師法 第8条」によると、調理師免許の保有者以外が「調理師」の名称を用いて調理業務に従事することは認められていません。「調理師」を名乗って働くためには調理師免許の取得が必須です。

参考:e-Gov法令検索「調理師法」

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調理師の仕事内容

調理師は、仕込みや調理・盛り付けはもちろんのこと、食材や衛生面の管理まで多岐にわたる業務を担います。
ここからは、主な仕事内容を詳しく見ていきましょう。

調理・盛り付け

調理師の仕事の中心となるのが、調理業務です。具体的には、食材の下ごしらえや調理、盛り付けまでの一連の作業を担います。
飲食店では、和食や洋食、中華料理など、特定のジャンルに特化した調理を担当する場合も多く、提供する料理に関する専門知識や調理スキルが求められるでしょう。

仕込み・食材管理

仕込みや食材管理は、料理の出来や提供スピードに大きく影響する重要な業務です。調理師は食材の状態を確認しながら仕込みを行い、スムーズに調理を進められるよう準備します。
また、食材の在庫管理を行い、十分な数の料理を提供できるかチェックしたり、食材のロスがないよう仕入れの量を調整したりするのも、調理師の役割の1つです。

衛生管理

料理を提供する際は、おいしさだけでなく安全であることも重要です。調理師は衛生管理として、調理場の清掃や調理器具の洗浄がきちんとできているか、食材が適切に保存されているかといった点をチェックします。
また、食中毒や異物混入などのリスクを防ぐため、身だしなみのチェックや手洗い・消毒を徹底して行うことも欠かせません。

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調理師の就職先と働き方

調理師の就職先として、以下のような職場が挙げられます。

  • 飲食店(レストラン・料亭など)
  • 宿泊施設(ホテル・旅館など)
  • 給食施設(病院・介護施設・福祉施設・学校など)
  • 食堂(一般企業の社員食堂・学生食堂など)
  • 惣菜店・弁当店

調理師の働き方は、就職先によって異なります。たとえば、飲食店や宿泊施設の厨房などの営業時間が長い職場では、料理の提供が多い時間帯に合わせてシフト制で働くケースが多いでしょう。
一方で、学校の給食センターや社員・学生食堂のように、基本的に昼食の提供がメインの場合は、朝の仕込みから始まって昼過ぎや夕方ごろまでの勤務が多く、規則的な勤務時間で働ける傾向にあります。

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調理師の年収

政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」によると、企業規模計10人以上の企業における、調理師を含む「飲食物調理従事者」の平均給与は以下のとおりです。

  • きまって支給する現金給与額:28万6600円
  • 年間賞与その他特別給与額:35万1600円

「きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額」で算出した、飲食物調理従事者の平均年収は約379万円です。

なお、「飲食物調理従事者」には、調理師のほかに、給食調理人や調理に携わる飲食店主、調理見習い、バーテンダーなど、さまざまな職種が含まれています。上記は調理師のみの平均給与額や年収ではないため、あくまで目安としてご確認ください。

参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」

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調理師になるには?資格の取得方法

e-Gov法令検索「調理師法 第3条」によると、調理師になるためのルートは以下の2つです。

  • 調理師養成施設を卒業する
  • 調理師試験に合格する

それぞれのルートの詳細を見ていきましょう。

調理師養成施設を卒業する

調理師養成施設で、調理・栄養・衛生など、調理師に必要な知識や技術を1年以上学んで卒業すると、調理師免許を取得できます。このルートで調理師免許を取得する場合、実務経験や調理師試験の受験は不要です。

調理師養成施設は、中学卒業者であれば入学することが可能。調理師免許を取得できる課程は、高等学校や専修学校、大学、短大など、さまざまな教育機関で設けられているため、高校生から社会人まで幅広い年齢の方が調理師を目指せます。

調理師試験に合格する

調理師免許は、調理師試験を受験・合格して取得する方法もあります。調理師試験を受験するには、中学卒業者であることと、多数人に対して飲食物を調理・提供する施設での調理経験2年以上が必要です。

公益社団法人調理技術技能センター「調理師試験について」によると、以下の施設での調理業務を実務経験としてカウントできます。

  • 飲食店営業(喫茶店営業を除く)
  • 魚介類販売業
  • そうざい製造業
  • 複合型そうざい製造業
  • 寄宿舎・学校・病院などの給食施設

実務経験については、具体的な業務内容や、非正規職員の場合の勤務日数・勤務時間数など、細かい規定が設けられています。詳しい規定は、実施団体・自治体のWebサイトで確認できるため、調理師試験の受験を考えている方は事前にチェックしておくと安心です。

調理師試験の概要

調理師試験は、調理師法に基づいて都道府県ごとに実施されるのが特徴です。そのため、試験実施日や試験問題は、都道府県によって異なる場合があります。
ここでは、多くの都道府県で調理師試験を実施している「調理技術技能センター」の例を参考に、調理師試験の概要を見ていきましょう。

公益社団法人調理技術技能センター「調理師試験について」によると、2026年度に調理技術技能センターが実施する調理師試験の概要は以下のとおりです。

項目
概要
試験日・試験時間 - 2026年10月31日(土)
- 午後1時30分~午後3時30分(計2時間)
試験科目 - 公衆衛生学
- 食品学
- 栄養学
- 食品衛生学
- 調理理論
- 食文化概論
出題数・出題形式 - 全60問
- マークシートによる四肢択一方式
合格基準 全科目の総得点が、満点の6割以上あること
※平均点を著しく下回る科目が1科目でもある場合は、不合格
合格発表 2026年12月18日(金)午前10時

参考:公益社団法人調理技術技能センター「調理師試験について」

厚生労働省「令和7年度調理師試験実施状況」によると、10月下旬ごろに調理師試験を実施する都道府県が多い一方で、4月や7~9月に試験日が設けられている地域もあります。

出題科目は全国共通のため、都道府県が違っても試験の難易度は大きく変わらないでしょう。しかし、実施団体・自治体によって、出題される問題の傾向は異なる可能性も。受験地が決まったら、その団体・自治体の過去問題を解き、出題傾向をつかむことが大切です。

参考:e-Gov法令検索「調理師法」
公益社団法人調理技術技能センター「調理師試験について」
厚生労働省「調理師関係」

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調理師の仕事のやりがい

調理師の仕事のやりがいは、料理をとおして、多くの人に食事の楽しさや喜びを伝えられることです。調理師として働くなかで、料理を食べた方の感想や感謝の言葉を耳にする機会は多くあります。自分が作った料理を味わって食べる姿を見たり、「おいしかった」と声をかけてもらえたりしたときに、の大きなやりがいを感じられるでしょう。

また、自身の調理スキルが向上したことを実感できたり、ほかのスタッフと連携をとりながらスムーズに料理の提供ができたりすることも、仕事のモチベーションアップにつながります。

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調理師の仕事のきついところ

調理師の仕事は、一日中立ちっぱなしで行うのが基本です。食材の運搬や大きな調理鍋の使用のように、力が必要な業務も多く、体力面で一定の負担があると考えられます。さらに、飲食店では仕込みや後片付けなど、営業時間前後に勤務することがあるため、拘束時間が長くなったり生活リズムが不規則になったりする場合があるでしょう。

また、見習いから一人前になるまで時間がかかることを「きつい」と感じる調理師の方もいるようです。見習い期間中で、調理場の掃除や皿洗いが中心で調理にあまり携われないと、「調理師の仕事にやりがいを見出せない」と感じることがあるのかもしれません。

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調理師に向いている人

調理師に向いている人の特徴として、以下が挙げられます。

  • 体力があり、力仕事に自信がある
  • マルチタスクが得意
  • 手先が器用で、細かい作業が得意

前述のとおり、調理師には一定の体力が必要なので、体力や力仕事に自信がある人は適性があるでしょう。

調理師は、複数の料理を同時に調理したり、調理と片付けを並行したりすることがあります。そのため、視野を広くもち、多くのタスクを切り替えながら取り組めることも、調理師に向いている人の特徴の1つです。

また、料理のジャンルによっては、調理や盛り付けなどの工程において、手先の器用さが求められることがあります。細かい作業が得意な人は、強みとして活かせる職場を選ぶのも良いでしょう。

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調理師とは飲食店や施設などで調理業務を担う職種

  • 調理師とは、調理・栄養・衛生に関する知識を身につけた専門職のこと
  • 調理師は食材の仕込みや調理・盛り付け、衛生管理などの業務を担う
  • 調理師は、飲食店・宿泊施設・給食施設など幅広い職場で活躍できる
  • 調理師免許を取得するには、養成施設の卒業か調理師試験への合格が必要

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