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准看護師学校に働きながら通える夜間や通信はある?学費も解説
14 hours ago

「准看護師学校について知りたい」という方もいるのではないでしょうか?准看護師学校とは、最短2年で准看護師を目指せる学校のことです。この記事では、准看護師学校の種類や通学にかかる費用、看護師学校との違いを紹介します。働きながら准看護師学校に通うときのポイントや、活用できる給付金・奨学金制度についても解説するので、ぜひ参考にしてください。
准看護師学校とは?
准看護師学校とは、准看護師の免許取得を目指せる学校のことです。
准看護師免許を取得するための「准看護師試験」を受けるには、都道府県知事が指定する准看護師学校を卒業することが基本条件となっています。独学での資格取得はできないため、准看護師を目指す方は准看護師学校に通うことが必要です。
ただし、一般社団法人日本准看護師連絡協議会「准看護師養成所一覧」によると、准看護師学校は全国に100校以上あるものの、近年は募集停止や閉校などにより減少傾向にあります(2026年6月時点)。そのため、准看護師学校への通学を検討している場合は、早めに情報収集を進めておくことが大切です。
准看護師学校の種類
一般社団法人日本准看護師連絡協議会「准看護師になるためには」によると、准看護師学校の修業年数は最短2年間です。通学形態は全日制(朝~夕方)と半日制(平日の午後や夜間)があり、生活スタイルに合わせて選べます。そのため、働きながら准看護師の資格取得を目指すことも可能です。
なお、准看護師の養成課程においては、対面による講義や臨地実習が必須となるため、完全通信制の学校はありません。学校によっては一部の授業をオンラインで受講できる場合もあるため、あらかじめカリキュラムと受講形式をチェックしておくのがおすすめです。
参考:一般社団法人日本准看護師連絡協議会「准看護師養成所一覧」
一般社団法人日本准看護師連絡協議会「准看護師になるためには」
准看護師学校の通学にかかる費用
准看護師学校の通学には、入学金・授業料・教科書代などの費用がかかります。一般的な医療系専門学校は3年制の場合が多いなか、准看護師学校は2年制が基本です。そのため、ほかの医療系職種の養成施設と比べると、学費は比較的安く抑えられるでしょう。
なお、准看護師学校は、私立の専門学校と医師会が運営する学校の2つに大別されます。地元の医師会が運営している学校の場合、医療専門職の人手不足を解消する目的で作られたところが多く、学費が安く設定されていたり、学校独自の奨学金制度が設けられていたりすることもあるようです。そのため、費用面の負担を軽減したい方は、医師会立の学校を中心に探してみるのも良いでしょう。
准看護師学校の学費は安い?相場は?
准看護師学校の学費の相場は、年間で約30万~50万円です。2年制の学校に通う場合は、授業料や実習費の合計として100万円程度が必要となります。さらに、入学金や教科書代などの費用が加わるため、総額では110万~130万円程度となるケースが多いでしょう。
准看護師学校と看護師学校の違い
一般社団法人日本准看護師連絡協議会 「准看護師になるためには」によると、准看護師学校と看護師学校には以下のような違いがあります。
| 項目 | 准看護師学校 | 看護師学校 |
|---|---|---|
| 入学条件 | 中学卒業 | 高校卒業 |
| 修業年数 | 2年以上 | 3年以上 |
| 必要単位・時間 | 1890時間以上 | 102単位以上 |
| 通学形態 | 全日制・半日制 | 全日制が基本 |
参考:一般社団法人日本准看護師連絡協議会 「准看護師になるためには」
准看護師学校は看護師学校と比べて、修業年数や必要単位数(時間数)が少ないのが特徴です。また、准看護師学校は半日制の学校もあるため、働いている方や家事・育児をしている方も通いやすい点が、看護師学校との違いとして挙げられます。
准看護師と看護師は何が違う?
准看護師と看護師(正看護師)は、免許の種類や役割などが異なります。
ここでは、一般社団法人日本准看護師連絡協議会 「准看護師になるためには」を参考に、准看護師と看護師の違いをまとめました。
| 必要な免許 | 准看護師免許 | 看護師免許 |
| 免許の発行元 | 都道府県知事 ※関西広域連合エリアは関西広域連合長 |
厚生労働大臣 |
| 役割 | 医師や看護師の指示を受けて、傷病者や褥婦の療養上の世話・診療の補助を行う | 傷病者や褥婦の療養上の世話・診療の補助を行う |
| 主なキャリアパス | 看護師 | 保健師・助産師・専門看護師・認定看護師・診療看護師(NP)の資格取得や、特定行為研修の修了など |
参考:一般社団法人日本准看護師連絡協議会 「准看護師になるためには」
准看護師と看護師は、看護現場で行うケアの内容自体に大きな違いはありません。しかし、准看護師は医師や看護師の指示の下で業務を行う必要があり、自らの判断で看護を提供できない点が特徴です。
また、准看護師はほかの看護職員への指示や看護計画の立案を単独で行えません。准看護師は管理職への昇進のチャンスが限られる点も、看護師との違いといえます。
参考:一般社団法人日本准看護師連絡協議会 「准看護師になるためには」
働きながら准看護師学校に通うときのポイント
ここでは、働きながら准看護師学校に通いたい方に向けて、仕事や家事をしながら通学するためのポイントを紹介します。
ライフスタイルに合わせて通える学校を選ぶ
働きながら准看護師学校に通うときのポイントの一つは、自身のライフスタイルに合わせて通える学校を選ぶことです。通学にかかる時間・通学日数・学校行事の量などは、仕事との両立のしやすさに直結する重要な要素といえます。
たとえば、毎日仕事終わりに学校へ行く場合、職場と学校の距離が近いと、移動時間を短縮できて通いやすいでしょう。一方で、勤務日が多くない方や、子育てなどでなるべく早く家に帰りたい方は、自宅との距離が近い学校が合う可能性があります。
前述のとおり、准看護師学校ではオンライン授業を取り入れているところもあるため、毎日の通学が難しい場合は、通学日数が比較的少ない学校を選ぶのも良いでしょう。
スケジュール管理を徹底する
働きながら准看護師学校に通う場合、仕事と勉強を両立できるよう、スケジュール管理を行うことが大切です。
准看護師の養成課程では、2年次に病院での看護実習が実施されます。半日制(午後や夜間コース)に通っている場合も、看護実習は日中の時間帯に行われるのが基本なので、期間中は仕事の調整が必要です。
そのため、学校の年間スケジュールを正確に把握したうえで、勤務時間や休日の調整が必要な時期について、前もって職場に相談しておくと良いでしょう。病院で働きながら准看護師を目指す場合、職場が仕事の調整に協力してくれることも少なくありません。
また、勉強と仕事の両方が疎かにならないよう、日々のスケジュールを細かく立てておくのもおすすめです。週末や月末に予備日(調整時間)を組み込んでおくと、仕事の繁忙期や学校のテスト期間で予定が変わった場合も柔軟に対応できます。
支援制度を活用する
一般社団法人日本准看護師連絡協議会「働きながら准看護師になるためには」によると、准看護師を目指すうえで利用できる奨学金・支援制度には、以下のようなものがあります。
- 都道府県や自治体による奨学金
- 病院付属学校の奨学金
- 日本学生支援機構の奨学金
- 教育訓練給付制度
奨学金制度は、種類によって利用条件や金額、返還の要否などが異なるのが特徴です。なかには、准看護師学校を卒業後、指定された病院で一定期間働くことで返済が免除となるものも存在します。利用できる奨学金制度をいくつか比較したうえで、最も自分に合うものを選ぶのがおすすめです。
また、雇用保険の加入期間をはじめとする要件を満たす方は、教育訓練給付制度を利用することもできます。
厚生労働省「教育訓練給付金」によると、教育訓練給付金制度は、専門実践教育訓練・特定一般教育訓練・一般教育訓練の3種類です。准看護師の資格取得に関する講座は、3種類の制度すべての対象なので、最も給付金が手厚い「専門実践教育訓練」を活用できる可能性があります。
ただし、教育訓練給付金制度を利用するには、指定講座となっている准看護師学校の講座(学部・学科・コースなど)を受講しなければなりません。
該当する講座は、教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座「検索システム」から検索できるため、利用を検討する方は事前にチェックしてみてください。
参考:一般社団法人日本准看護師連絡協議会「働きながら准看護師になるためには」
厚生労働省
教育訓練給付制度 厚生労働大臣指定教育訓練講座 「検索システム」
准看護師学校では最短2年で免許取得を目指せる
- 准看護師試験を受けるには、准看護師学校の卒業が基本条件
- 准看護師学校は全日制と半日制があり、生活スタイルに合わせて選べる
- 准看護師学校の通学にかかる費用の総額は、110万~130万円程度が相場