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就労支援員の仕事はきつい?向いている人・向いていない人とは?

2 months ago

「就労支援員の仕事はきつい?」と気になる方もいるのではないでしょうか。就労支援員が仕事を「きつい」と感じる理由の一つに、利用者さんとのコミュニケーションの難しさがあります。この記事では、就労支援員が仕事をきついと感じる理由や対処法を解説。就労支援員に向いている人・向いていない人ややりがい、転職を成功させるコツにも触れているので、参考にしてください。

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就労支援員が仕事をきついと感じる理由

障がいのある方をサポートする就労支援員は、利用者さんとのコミュニケーションや個別のニーズに合わせた支援の難しさから、「仕事がきつい」と感じることがあるようです。
以下で就労支援員が仕事をきついと感じる理由を4つご紹介するので、確認してみましょう。

利用者さんとのコミュニケーションが難しい

就労支援員のなかには、利用者さんとのコミュニケーションに難しさを感じて悩む人もいるようです。
たとえば、精神障がいのある利用者さんの場合、その日の体調によって感情の起伏があり、スムーズな意思疎通が難しいことがあります。就労支援員は利用者さんのその日の状態を把握し、傾聴に徹したり一時的に距離を置いたりするなど、柔軟に対応することが必要です。

仕事を頑張っているのに利用者さんからきつい言葉をかけられると、「自分の言ったことは伝わっているのだろうか」「どう接すれば良いのだろう」と悩むのも無理はありません。

個別のニーズに合わせた支援が必要

個別のニーズに合わせた支援を大変に感じる就労支援員もいます。就労支援員がサポートする利用者さんは、身体障がいのある方や精神障がいのある方、知的障がいのある方など多様です。
利用者さんごとに障がい特性や個性、生活状況、得意なことなどは異なるので、一人ひとりの情報を把握して適切な支援方法を考えるのに時間がかかる場合があるでしょう。

また、支援を進めるなかで利用者さんの状況やニーズが変化することもあり、その都度アプローチを見直す柔軟性が求められます。

求められる業務に対して給与が低いと感じる

就労支援員として働くなかで、「給料が低くてきつい」と感じる人もいるようです。
厚生労働省「令和6年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査 調査結果報告書(p.76)」によると、2024年における常勤の就労支援員の平均給与額は、32万8710円でした。障害福祉サービス等従事者の全体平均と比べて、約2万5000円低い結果です。

就労のサポートに加えて、利用者さんを確保するための営業や事務作業の対応なども任されることで、「業務量と給与が見合っていない」と不満に思う場合があるのかもしれません。

参考:厚生労働省「令和6年度障害福祉サービス等従事者処遇状況等調査結果」

利用者さんと企業の意見の調整が難しい

就労を希望する利用者さんと就職先の企業の意見を調節することに、難しさを感じる就労支援員もいます。たとえば、利用者さんが「残業はできない」「対人業務を避けたい」といった希望を持っていても、企業側の業務体制上、条件をすべて満たすことが難しい場合があるでしょう。

また、利用者さんのスキルアップや成長を見越した支援を提案したのに、就職先の企業から「なるべく教育の負担を抑えたい」と言われるなど、板挟みになってしまうこともあるようです。
利用者さんと企業側の意見の調整が上手くいかず、内定辞退や早期離職につながると、就労支援員が責任を感じてしまうことも考えられます。

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就労支援員が仕事をきついと感じたときの対処法

就労支援員が仕事をきついと感じたときは、上司や先輩職員に悩みを相談したり、休日にリフレッシュしたりすると良いでしょう。就労支援員が仕事をきついと感じたときの対処法を、以下で解説します。

上司や先輩職員に悩みを相談する

就労支援員の仕事で対応方法が分からなくてきついときは、1人で抱え込まずに上司や先輩職員に悩みを相談してみるのが有効です。利用者さんの状況に合わせた対応方法や適切な声かけの仕方など、具体的なアドバイスをもらえる可能性があるでしょう。

相談する際は、漠然と「きつい」「困っている」と伝えるのではなく、「○○さんの△△という行動に対して、どう対応すべきか悩んでいる」のように詳細を説明するのがポイントです。

休日にリフレッシュする

「仕事でストレスが溜まっている」と感じるときは、休日を利用してリフレッシュすると良いでしょう。読書や料理、ガーデニングなどの趣味に没頭したり、適度に運動をしたりすると、気分転換になります。

また、心身の疲労回復のためには、質の高い睡眠を意識することも大切。「朝起きたら太陽の光を浴びて体内時計をリセットする」「就寝前はスマートフォンの操作を控える」といった工夫が効果的です。

資格を取得して専門的なスキルを身につける

「利用者さんが不安を感じるタイミングが分からない」「障がいのある方との接し方が分からなくて信頼関係を築けない」といった状況の場合は、障がいの知識や対人援助の技術を学ぶと良いでしょう。福祉に関する資格を取得することで、障がいのある方の支援についての理解が深まります。
就労支援員は無資格・未経験から働ける職種ですが、専門性を高めることで自信を持って業務に取り組めるようになるでしょう。

たとえば、「介護職員初任者研修」は比較的取得しやすい資格で、障がいに関する基礎知識などを学べます。また、就労支援員としての専門性を高めたい場合は、「精神保健福祉士」「社会福祉士」「社会福祉主事任用資格」といった相談援助に関する資格の取得を目指すのも良いでしょう。
資格を取得して専門知識を身につけると、利用者さんが抱える課題を理解し、より適切な支援を行うことにつながります。

転職して環境を変える

「仕事がきつい」と感じる原因が人間関係や労働環境にあるなら、転職するのも選択肢の一つです。
たとえば、「職場の協力体制が整っていない」「職員1人あたりの業務量が多過ぎる」「ハラスメントが常態化している」など、自身の努力だけでは解決が難しい悩みを抱えている人もいるでしょう。仕事そのものではなく今の職場に対する不満や悩みがある場合、自身の価値観に合った職場に転職することで、状況が改善する可能性があります。

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そもそも就労支援員とは?

就労支援員とは、障がいや難病があり一般企業への就職が難しい方をサポートする職種です。利用者さんが安定して働き続けられるよう、就職活動の準備や就職後の職場定着などを支援する役割があります。

就労支援員の仕事内容

就労支援員の主な仕事内容は、以下のとおりです。

  • 就職活動の相談対応やアドバイス
  • 職業訓練の実施
  • 企業や関係機関との連絡調整
  • 就職後の定着支援

就労支援員は、利用者さんが就職するにあたって抱える悩みや不安、課題を聞き取ったうえで、適性や希望に合わせた職種や就労形態を考えます。履歴書の書き方や面接練習といった就職活動のサポートに加え、ビジネスマナーやパソコンスキルなど、就労に必要な基礎能力を向上させるための訓練を行うこともあるようです。

また、利用者さんの就職後は、面談や職場訪問を通して利用者さんや企業側の担当者から状況をヒアリングし、働くうえでの問題の早期発見と解決に努めます。

就労支援員が活躍する職場

就労支援員は、以下のような職場で活躍しています。

  • 就労移行支援事業所
  • 就労継続支援A型事業所
  • 就労継続支援B型事業所

就労支援員が活躍する職場は、主に就労支援サービスを提供する障害福祉サービス事業所です。それぞれの事業所について、以下で解説します。

就労移行支援事業所

就労移行支援事業所とは、一般企業への就職を目指す障がいのある方や難病を患う方に、就労に向けた支援を提供する施設です。具体的な支援内容は、就職に必要な知識やスキル向上のための訓練や、適性に合った職場探しなど。原則18歳以上65歳未満の方が対象です。

なお、就労移行支援事業所には、就労支援員の配置義務があります。
e-Gov法令検索「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準 第六十四条三」によると、就労移行支援事業所における就労支援員の配置基準は、「常勤換算方法で利用者さんの数を15で除した数以上」です。

参考:e-Gov法令検索「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律に基づく障害福祉サービス事業の設備及び運営に関する基準」

就労継続支援A型事業所

就労継続支援A型事業所とは、障がいや難病があり一般企業で働くことが困難な方を対象に、雇用契約に基づく就労の場を提供する施設です。就労移行支援を利用したり、特別支援学校を卒業して就職活動を行ったりしたものの、一般就労の定着が難しかった方などが利用します。原則18歳以上65歳未満の方が対象です。

利用者さんは事業所と雇用契約を結んで働くため、最低賃金が保証されます。勤務条件によっては社会保険にも加入でき、支援を受けながら比較的安定した働き方をすることが可能です。

就労継続支援A型事業所の利用者さんの仕事内容は、パソコン入力や接客業、食品加工などさまざまです。農作業や軽作業を行うこともあります。
なお、就労継続支援A型事業所に就労支援員の配置義務はないので、配置の有無は事業所によって異なるでしょう。

就労継続支援B型事業所

就労継続支援B型事業所とは、年齢や体力、障がいの状況から雇用契約を結んで働くことが難しい方に対し、就労の機会を提供する施設です。原則18歳以上の方が対象で、65歳以上の方も利用できます。

就労継続支援A型事業所とは異なり、利用者さんは事業所と雇用契約を結びません。そのため、一般的な賃金の支給はなく、生産活動に対する「工賃」が支給されます。体調と相談しながら「1日に数時間」「週に1~2日」といった働き方もでき、利用者さんのペースで作業を続けられる環境があるのが特徴です。
生産活動の内容は、梱包作業やシール貼り、清掃業務などで、事業所や利用者さんによって異なります。
なお、就労継続支援B型事業所に就労支援員の配置義務はありません。

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就労支援員に向いている人

就労支援員に向いている人は、以下のような人です。

  • 人と関わることが好きな人
  • 観察力がある人
  • 相手の気持ちに寄り添える人
  • 前向きな姿勢を持っている人
  • 責任感がある人

就労支援員は、利用者さんが抱える就職への不安や悩みを受け止め、共感できる人に向いています。話す内容だけではなく、利用者さんの表情や視線、声のトーンなどの非言語的なサインを観察し、不安や本音を察知する能力が求められるでしょう。

また、就労支援員には、就職活動が難航したときに前向きな言葉で利用者さんを励まし、モチベーションの維持をサポートする役割もあります。

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就労支援員に向いていない人

以下のような人は、就労支援員として働くうえでストレスを感じるかもしれません。

  • 人の感情に影響されやすい人
  • 柔軟な対応が苦手な人
  • 短期的な結果を求める人

就労支援員は利用者さんの悩みや不安に触れる仕事なので、相手の感情に影響されやすい人は精神的にきついと感じてしまう可能性があります。
また、就職決定に至るまでに時間がかかるケースもあるため、長期的な視点を持って支援を継続できない人は、すぐに結果が出ない焦りやストレスを感じる場合があるでしょう。

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就労支援員のやりがい

就労支援員として働くと、以下のようなやりがいを感じられます。

  • 利用者さんと就職の喜びを共有できる
  • 利用者さんから感謝の言葉をもらえる
  • チームで支援する達成感を味わえる

利用者さんが内定をもらったときの喜びを共有できることに、仕事のやりがいを感じる就労支援員は少なくありません。「あなたのおかげで働く自信が持てた」と利用者さんから直接感謝の言葉をもらえると、モチベーションの向上につながるでしょう。

また、就労支援は、職業指導員や生活支援員、外部の医療機関や行政機関などと連携して行います。利用者さんをチーム全体で支援して就労に結び付くと、達成感を味わうことが可能です。

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就労支援員への転職を成功させるコツ

就労支援員の求人を探す前に、志望理由を掘り下げたり、仕事に活かせる能力や資格を整理したりすると、採用担当者に自分の強みや仕事への熱意を伝えやすくなります。
就労支援員への転職を検討している方は、以下で成功のコツを確認してみましょう。

就労支援員を志望する理由を掘り下げる

就労支援員への転職を成功させるには、まず「なぜこの職種を選んだのか」という志望理由を掘り下げてみましょう。就労支援員の仕事に興味を持ったきっかけやエピソードを整理します。
たとえば、「自身が就職活動で困難に直面した経験から、障がいや病気により一歩を踏み出せない人の気持ちに共感し、専門的な支援を提供したいと思った」というように、自身の経験を結びつけた志望動機は説得力があるでしょう。

仕事に活かせる能力や資格を整理する

志望理由を整理できたら、就労支援員の仕事に活かせる能力や資格を洗い出してみましょう。これまでの部活動やアルバイト、ボランティア、仕事などの経験で得たスキルを振り返ることで、自分の強みが明確になります。
特に、傾聴力やコミュニケーション能力、問題解決力などは、利用者さんをサポートするうえで重要なスキルです。

また、介護や福祉に関する資格は大きなアピール材料になります。求人に応募する時点で資格がなくても、勉強中の資格や入職後に取得を目指したい資格を伝えることで、採用担当者に向上心や働く意欲をアピールできるでしょう。

希望条件を書き出して優先順位を付ける

求人探しの軸を定めるために、職場に求める希望条件を書き出して優先順位を付けると良いでしょう。
まず、業務内容や給与、勤務地、残業の有無、職場の風通しの良さなど、働くうえで重視したい条件を書き出します。書き出した条件に「これは妥協できる」「これは絶対に譲れない」と優先順位を付けることで、自分の希望に沿った求人を効率的に絞り込むことが可能です。

複数の職場を比較検討する

複数の求人情報を比較して検討すると、自分に合った職場に出会いやすいでしょう。たとえば、地域の給与相場と比較して極端に給与が高額な求人には注意が必要です。業務量の多さや人間関係の悪さなどが原因で離職率が高く、慢性的に人手不足に陥っていることが高給与の背景ということも考えられます。

求人を比較するときは、給与や待遇だけではなく、年間休日数や残業時間、福利厚生などの条件も総合的に見て判断することが大切です。ハローワークや転職エージェント、事業所のWebサイトなど、複数の情報源を活用して情報を集めると良いでしょう。

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就労支援員は障がい者支援の難しさからきついと感じる

  • 就労支援員は、利用者さんとの接し方が難しくてきついと感じることがある
  • 就労支援員の仕事をきついと感じたら、上司や先輩職員に相談しよう
  • 就労支援員に向いているのは、人と関わることが好きな人や観察力がある人

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