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視能訓練士の年収は低い?年齢や勤務先による給料の違いとは
2 months ago

「視能訓練士の年収を知りたい」という方もいるのではないでしょうか?視能訓練士の年収は、443万円程度が相場です。この記事では、年齢別・勤務先別の給料事情や、視能訓練士とほかの職種の年収の違いを紹介します。視能訓練士が年収をアップさせる方法や将来性についても解説するので、ぜひキャリアの参考にしてください。
視能訓練士の年収の相場
政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」によると、企業規模計10人以上の企業における、視能訓練士の平均給与額は以下のとおりです。
- きまって支給する現金給与額:30万9900円
- 年間賞与その他特別給与額:71万7200円
上記の金額から(きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額)で算出すると、視能訓練士の平均年収は443万6000円です。
なお、上記の金額は、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・視能訓練士の平均となります。視能訓練士のみの平均給与や平均年収のデータではないため、参考程度にご覧ください。
参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」
年齢別にみた視能訓練士の平均年収
政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号5)」によると、企業規模計10人以上の企業における、年齢別にみた視能訓練士の平均給与・平均年収は以下のとおりです。
| 年齢区分 | きまって支給する現金給与額 | 年間賞与その他特別給与額 | 平均年収(※) |
|---|---|---|---|
| 20~24歳 | 25万3900円 | 32万8400円 | 337万5200円 |
| 25~29歳 | 27万9700円 | 62万1500円 | 397万7900円 |
| 30~34歳 | 29万8200円 | 73万6900円 | 431万5300円 |
| 35~39歳 | 31万6900円 | 76万8300円 | 457万1100円 |
| 40~44歳 | 33万3200円 | 82万2900円 | 482万1300円 |
| 45~49歳 | 35万4500円 | 94万3400円 | 519万7400円 |
| 50~54歳 | 37万7700円 | 95万5600円 | 548万8000円 |
| 55~59歳 | 36万3900円 | 88万5200円 | 525万2000円 |
| 60~64歳 | 39万6800円 | 116万4400円 | 592万6000円 |
| 65~69歳 | 25万3200円 | 32万900円 | 335万9300円 |
| 70歳~ | 26万2100円 | 63万9500円 | 378万4700円 |
(※)「きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額」で算出
参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号5)」
視能訓練士の年収は、年齢が上がるにつれて高くなる傾向にあります。年齢が上がると勤続年数が長くなり、スキルアップやキャリアアップによって、給与や年間賞与が上がるケースが多いようです。そのため、視能訓練士として長く働き続けることで、年収アップを目指せるでしょう。
参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号5)」
就職先別にみた視能訓練士の年収
視能訓練士の年収は、就職先によって異なることがあります。
視能訓練士の主な職場は、眼科のある大学病院や総合病院、クリニックなどです。そのうち、規模が大きな病院や私立の大学病院などは、年間賞与や手当の支給額が高い職場が多く、視能訓練士の年収が高くなる傾向にあります。
また、眼科クリニックは、勤務先によって給与や待遇に違いが出やすいのが特徴です。眼科クリニックへの就職を志望する場合は、手当の有無や昇給制度などの待遇に関する情報を調べたうえで、応募先を決めると良いでしょう。
視能訓練士の給料は低い?ほかの職種との年収の違い
政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」によると、企業規模計10人以上の企業における、医療職の平均給与・平均年収は以下のとおりです。
| 年齢区分 | きまって支給する現金給与額 | 年間賞与その他特別給与額 | 平均年収(※) |
|---|---|---|---|
| 医師 | 116万3200円 | 116万4100円 | 1512万2500円 |
| 看護師 | 36万5900円 | 85万6400円 | 524万7200円 |
| 臨床検査技師 | 33万400円 | 85万5100円 | 481万9900円 |
| 視能訓練士・理学療法士 作業療法士・言語聴覚士 |
30万9900円 | 71万7200円 | 443万6000円 |
| 歯科衛生士 | 29万2500円 | 45万300円 | 396万300円 |
(※)「きまって支給する現金給与額×12ヶ月+年間賞与その他特別給与額」で算出
参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」
視能訓練士の平均年収は、医師や看護師、臨床検査技師と比べると安い結果です。看護師や臨床検査技師のほうが視能訓練士より平均年収が高いことには、夜勤の有無が関係していると考えられます。
視能訓練士の仕事は、基本的には夜勤が発生しません。日勤のみで働くと夜勤手当による年収アップは期待できませんが、生活と仕事を両立させやすいメリットがあります。また、視能訓練士はパートとして働ける職場もあり、働き方の選択肢が多いのも魅力です。
参考:政府統計の総合窓口(e-Stat)「賃金構造基本統計調査/令和7年賃金構造基本統計調査 一般労働者 職種(表番号1)」
視能訓練士が年収をアップさせる方法
ここでは、視能訓練士が年収をアップさせる方法を2つ紹介します。
スキルを磨いて管理職を目指す
視能訓練士は、リーダーや主任などの管理職になると、給料がアップしたり役職手当が支給されたりすることがあります。
視能訓練士が管理職を目指すには、専門性の高いスキルを身に付けることが必要です。そのため、研修や学会に積極的に参加したり、視能訓練士の業務に関係する民間資格を取得したりして、専門分野の知識を深めることが大切でしょう。
給料が高い職場へ転職する
視能訓練士が年収をアップさせるには、給料が高い職場へ転職するのも一つの手です。昇格・昇給の体制が整備されていない職場では、スキルを磨いても給料が上がらなかったり、キャリアアップが見込めなかったりすることもあります。
「視能訓練士として十分な技術が身に付いているのに、給料・年収が見合っていない」と感じたら、現在の職場より待遇が良い職場への転職を検討するのも選択肢の一つです。
視能訓練士の将来性
最新技術を用いた機械やAIの導入により、視能訓練士の業務負担は軽減されていくことが予想されます。一方で、患者一人ひとりに合ったケアの提案や訓練などは、機械やAIでの代用が難しいため、視能訓練士の仕事がなくなることは考えにくいでしょう。
また、デジタル化や高齢化に伴う眼科疾患の増加により、眼科治療の需要は増加傾向にあります。そのため、眼科治療を支える専門職である視能訓練士は、今後も活躍の場が多いでしょう。
視能訓練士の平均年収は443万円程度
- 視能訓練士の年収は、年齢が上がるにつれて高くなる傾向にある
- 視能訓練士が年収をアップさせる方法の一つは、スキルを磨いて管理職になること
- 年収をアップさせたい視能訓練士は、給料が高い職場へ転職する選択肢もある