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まつ毛パーマを美容師免許なしで施術すると違法?資格の取り方
2 months ago

「まつ毛パーマは美容師免許なしで施術できる?」と気になる方もいるのではないでしょうか。美容師免許なしでまつ毛パーマの施術をすることは違法です。この記事では、美容師免許の取り方や養成施設を探すポイントをご紹介。まつ毛パーマを美容師免許なしで行えなくなった背景も解説します。まつ毛パーマの施術に役立つ民間資格もまとめたので、参考にしてください。
まつ毛パーマは美容師免許なしで施術できる?
まつ毛パーマの施術を、美容師免許なしで仕事として行うことは違法です。
e-Gov法令検索「美容師法 第六条」では、「美容師でなければ、美容を業としてはならない」と定められており、まつ毛パーマの施術は「美容を業とする」に該当します。
同法第十八条によると、万が一まつ毛パーマを美容師免許なしで施術した場合、30万円以下の罰金が科せられる可能性があります。
厚生労働省「まつ毛エクステンションによる危害防止の周知及び指導・監督の徹底について」において、「まつ毛パーマやまつ毛エクステといったアイリストの施術は、美容師法に基づく美容行為」と免許が必要であることが周知されました。
通知が出された背景には、まつ毛パーマやまつ毛エクステが広まるにつれて、無資格者の施術による健康被害が多発したことがあります。
なお、サロンオーナーや講師、アシスタントなど施術を担当しない職種であれば、美容師免許がなくても従事可能です。
参考:e-Gov 法令検索「美容師法」
厚生労働省「平成24年度第4回生活衛生関係営業等衛生問題検討会資料」
まつ毛パーマの施術に必要な美容師免許の取得方法
ここでは、まつ毛パーマの施術に必要な美容師免許の取得方法を解説します。資格の取り方や期間、美容師養成施設の学習課程が気になる方は確認してみましょう。
美容師免許の取り方と必要な期間
美容師免許を取得するには、「美容師国家試験」に合格し、免許申請をして美容師名簿へ登録する必要があります。
厚生労働省「理容師・美容師免許の取得まで」によると、美容師国家試験を受験するには、以下のどちらかの要件を満たさなければなりません。
- 美容師養成施設の昼間・夜間課程で、2年以上学んで卒業する
- 美容師養成施設の通信課程で、3年以上学んで卒業する
都道府県知事が指定する美容師養成施設で2~3年以上学んで卒業すれば、美容師国家試験の受験資格を満たせます。学習課程によって美容師免許の取得に必要な期間や学習スタイルが異なるので、アイリストを目指す際はどちらが自分に合っているか比較すると良いでしょう。
参考:厚生労働省「理容師・美容師免許の取得まで」
美容師養成施設の学習課程の種類
美容師養成施設の学習課程は、「昼間課程」「夜間課程」「通信課程」の3パターンあります。公益社団法人 日本理容美容教育センター「理容師・美容師になるまで」をもとに、3種類の学習課程を以下で解説するので、自分に合ったルートを選びましょう。
昼間課程
昼間課程は、主に2年制の養成施設に日中通学して美容師国家試験の受験資格を得るルートです。午前9時~午後4時ごろまでの授業が多く、美容師に必要な技術の習得や国家試験対策を集中的に行えます。卒業までにかかる費用は200万~300万円程度です。
中学校や高校卒業後、学業に専念して最短で美容師免許の取得を目指す場合は、昼間課程が最適でしょう。
なお、中卒の方が入学できるかは養成施設によって異なります。中卒の方の場合、高校卒業資格と美容師国家試験の受験資格を同時に得られる「高等専修学校(3年制)」で学ぶ選択肢もあるでしょう。
夜間課程
夜間課程の場合、養成施設に2~3年通学します。夕方から夜の時間帯に授業を受け、美容師国家試験の受験資格を得るルートです。基本的なカリキュラムは昼間課程と同じですが、夜間課程の授業時間は2~4時間で、昼間課程より短い傾向があります。
費用の目安は、2年間で150万~250万円ほど。日中働きながら最短で美容師免許を取得したい方におすすめのルートです。
なお、夜間課程は実施が少ないため、興味がある方は通える地域に該当する養成施設があるか確認してみてくださいね。
通信課程
通信課程は、主に自宅で必要なカリキュラムを3年間学習し、美容師国家試験の受験要件を満たすルートです。日中フルタイムで働いている方や、子育てや介護と両立しながら学びたい方が選択しやすいルートといえます。
レポート提出など自宅学習が中心ではあるものの、3年間で300~600時間以上は面接授業(スクーリング)を受けて実技を学ばなければなりません。
参考:公益社団法人 日本理容美容教育センター「理容師・美容師になるまで」
美容師国家試験の概要
美容師国家試験は、春期(1~3月ごろ)と秋期(7~9月ごろ)の年2回実施されます。実技試験と筆記試験で構成され、それぞれ別の日程で行われるのが特徴です。
美容師国家試験を受験予定の方は、公益財団法人 理容師美容師試験研修センター「試験について」をチェックしておきましょう。第54回美容師国家試験の詳細は、2026年5月1日(金曜日)に発表される予定です。
参考:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター「試験について」
アイリストになりたい!どんな美容師養成施設が良い?
「アイリストを目指すための美容師養成施設の選び方を知りたい!」という方もいるのではないでしょうか。美容師養成施設を選ぶ際のチェックポイントを以下で解説するので、参考にしてみてください。
カリキュラムの内容が充実している
アイリストを目指す方は、仕事に必要な専門知識や技術を学ぶカリキュラムが充実した美容師養成施設を選ぶと良いでしょう。まつ毛パーマやまつ毛エクステ、アイブロウといった目元の美容に関する授業がある養成施設がおすすめです。
美容師国家試験合格へのサポート体制が整っている
美容師国家試験の合格に向けたサポートが手厚い養成施設を選ぶことで、学習に集中しやすくなります。授業の補講の有無や模擬試験の頻度、質問のしやすさなどを調べてみましょう。気になる養成施設があれば、生徒の美容師国家試験の合格率を調べてみるのも一つの方法です。
就職支援制度がある
「アイリストとしてちゃんと就職できるか心配…」という方は、就職支援制度がある美容師養成施設を選択すると安心です。
美容師養成施設のなかには、職場探しのサポートや、アイラッシュサロンとの幅広いネットワークを活用した就職支援を受けられるところがあります。養成施設の卒業生の就職実績や提携サロンの有無を確認してみると良いでしょう。
まつ毛パーマの施術に役立つ民間資格
美容師免許に加えて、目元の美容に特化した民間資格を取得することで、まつ毛パーマの施術に役立つ専門的な知識やスキルを身につけられます。プラスアルファの資格があると、就職に有利になる可能性もあるでしょう。
まつ毛パーマの施術に役立つ民間資格を、以下で確認してみましょう。
パリジェンヌラッシュリフト2.0講習
パリジェンヌラッシュリフト2.0講習は、PARISIENNE BEAUTY GROUPが開催する講習です。講習受講者がいないサロンでは、パリジェンヌラッシュリフトの施術を行えません。
PARISIENNE BEAUTYGROUP「About PARISIENNE 2.0」によると、パリジェンヌラッシュリフト2.0とは、まつ毛への負担を抑えつつ、毛流れを整えて美しい目元を設計する施術です。まつ毛パーマから派生した新しい技術なので、施術の幅を広げたい方は受講を検討してみても良いかもしれません。
参考:PARISIENNE BEAUTY GROUP「About PARISIENNE 2.0」
まつ毛パーマ認定プロコース講習
一般社団法人 IEA国際アイデザイニング協会「まつ毛パーマ認定プロコースについて」によると、一般社団法人 IEA国際アイデザイニング協会が実施する「まつ毛パーマ認定プロコース講習」は、まつ毛パーマの基礎的な知識やメリット・デメリット、衛生管理などについて学べる講習です。
施術時間や料金設定といった実践的なスキルも学べます。美容師免許のある方だけではなく、取得予定の方も受講することが可能です。
参考:一般社団法人 IEA国際アイデザイニング協会「まつ毛パーマ認定プロコースについて」
プロフェッショナルアイスタイリスト技能検定試験
プロフェッショナルアイスタイリスト技能検定試験は、一般社団法人 ビューティコンソーシアム協会が実施・認定する資格です。取得の過程で、美容サロンで働くうえで役立つ知識やスキル、マナーなどを身につけられます。
一般社団法人 ビューティコンソーシアム協会「アイスタイリスト技能検定試験 試験概要(p.1)」によると、試験は1級から4級の4種類あり、級が上がるごとに専門的なスキルを求められるのが特徴です。4級は筆記試験のみで、美容師免許のない方も受験できます。1~3級は美容師免許のある方と、美容師養成施設の課程を履修中の方が対象です。
参考:一般社団法人 ビューティコンソーシアム協会「ビューティコンソーシアム協会とは」
アイリストの仕事の探し方
アイリストの仕事を探すときは、Webサイトでサロンを検索したり、転職エージェントを利用したりする方法があります。
Webサイトでサロンを検索する
Webサイトでサロンを検索すると、アイリストの職場を探すことが可能です。「アイリスト 求人 ○○県」「まつ毛パーマ 求人 ○○市」など、働きたい地域を絞り込んで検索すると通勤エリアの職場を見つけやすいでしょう。
職場の雰囲気を掴むには、求人情報だけではなく職場のWebサイトで施術実績や口コミなどを確認するのも有効です。ただし、口コミは匿名での投稿のため、情報の信頼性に注意する必要があります。
転職エージェントを利用する
転職エージェントを利用するのも、アイリストの仕事を探す一つの方法です。担当者が希望やスキルに合った職場を探して紹介してくれるため、効率的に求職活動を進めたい方に向いているでしょう。
美容業界に特化した転職エージェントを選べば、業界に精通した担当者による専門的なサポートが期待できます。なかには、面接対策や履歴書の添削といったサポートを行う転職エージェントもあるようです。
まつ毛パーマは美容師免許なしでは施術できない
- まつ毛パーマを美容師免許なしで施術するのは違法
- 美容師免許を取得するには、「美容師国家試験」に合格する必要がある
- まつ毛パーマを行うアイリストの職場は、Webサイトなどで探せる