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医療系の仕事一覧!資格なしで働ける職種や目指し方を紹介
7 days ago

医療系の仕事にはどのようなものがあるのか知りたい方もいるでしょう。医療系の仕事には、医師・看護師などの治療に関する職種や、理学療法士・作業療法士などのリハビリに関する職種などがあります。本記事では、医療系の仕事や就くための方法、資格なしで挑戦できる職種についても触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
医療系の仕事一覧
医療系の仕事にはどのような種類があるのか気になる方もいるでしょう。ここでは、治療に関する仕事やリハビリテーションに関する仕事など、分野ごとに分けて医療系の仕事を紹介します。
医療・治療・救急に関する仕事
医療・治療・救急に関する主な仕事は、以下のとおりです。
- 医師
- 看護師
- 助産師
- 保健師
- 薬剤師
- 救急救命士
ここでは、上記の6つの職種についてそれぞれ詳しく紹介します。
医師
医療現場で診察や治療、手術を執り行うのが医師の役割です。医師は内科や外科、産婦人科といった専門の診療科に分かれており、それぞれの分野で知見を発揮します。医師の主な働き方には、大学病院や総合病院で最先端医療や救急を担う「勤務医」と、自らクリニックを運営し患者の身近な相談役として地域医療を支える「開業医」などがあります。
いずれも人の生命に直接関わる仕事であり、最新の医学知識を常に学び続ける姿勢が求められるでしょう。医師になるには、医学部で6年間学び、国家試験合格後に2年以上の臨床研修を経て、専門性を深める必要があります。
参考:job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「内科医」
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「外科医」
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「麻酔科医」
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「産婦人科医」
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「小児科医」
看護師
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「看護師」によると、看護師の主な役割は、医師が診断や治療を効果的に進められるよう、診察や検査、処置を補助することです。採血や注射、点滴の管理といった直接的な医療行為から、清潔の保持や食事の介助、患者や家族の不安を和らげる心のケアまで、看護師の業務は多岐にわたります。
看護師になるには、大学や専門学校などの指定養成校で3年以上学び、国家試験に合格して免許を取得する必要があります。看護師の主な活躍の場は、病院や診療所のほか、介護施設や訪問看護ステーション、企業の健康管理部門などです。
助産師
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「助産師」によると、助産師は出産の介助や妊産婦の相談、妊娠から産後までの母子の保健指導を行う職種です。正常な経過の分娩における介助だけでなく、妊婦への保健指導や乳房マッサージ、新生児のケア、さらには思春期や更年期の方の健康相談まで、幅広く対応します。
助産師になるには、看護師免許を保持したうえで助産師の国家試験に合格する必要があります。主な職場は病院の産婦人科や助産院、保健センターなどです。助産師には、母子の安全を確保するための的確な判断力と、不安を抱える母親に寄り添う共感力などが求められるでしょう。
保健師
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「保健師」によると、保健師は保健や医療、福祉、介護などの分野で、乳幼児から高齢者までのすべての住民を対象に必要な保健サービスを提供します。喫煙者に対する保健指導や生活習慣病の予防啓発、母子保健対策としての乳幼児健康診査や両親学級の実施などが保健師の主な業務です。
保健師として働くには、看護師免許と保健師免許の両方が必要になります。保健師の主な職場は保健所や市区町村の役所などです。また、保健師として企業や学校で、従業員や生徒の健康管理に携わる選択肢もあります。
薬剤師
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「薬剤師」によると、薬剤師は薬学の専門家として、病院や薬局などで薬の調合や服薬指導、管理などを行います。単に薬を渡すだけでなく、併用薬との相互作用などについてもチェックし、患者が問題なく服用できるかを確認することも薬剤師の業務の一つです。
薬剤師として働くには、大学の薬学部で6年間学び国家試験に合格する必要があります。薬剤師の活躍の場は調剤薬局や病院、ドラッグストアのほか、製薬会社などさまざまです。
救急救命士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「救急救命士」によると、救急救命士は現場および病院への搬送の途中、救急車などの中で、救護行為を行う職種です。一分一秒を争う緊迫した環境下で、医師の指示を仰ぎながら、心肺停止などの重篤な状態にある患者の生命を繋ぎ止めるための高度な処置を行います。
救急車に乗務するには、消防職の公務員試験に合格し、消防士として採用される必要があります。救命救急士を目指す際は、消防学校で救急隊員として必要な教育を受けてから現場に配属され、現場で実務経験を積みながら国家試験を受けるルートが一般的です。ただし、大学や専門学校で救急救命に関する技術と知識を学び、卒業後に国家試験を受ける方法もあります。
また、救急救命士は消防署に所属する救急隊員として活動することが一般的ですが、病院やドクターカー、ドクターヘリで診療補助を行う選択肢もあります。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「救急救命士」
リハビリテーションに関する仕事
リハビリテーションに関する主な仕事は、以下のとおりです。
- 理学療法士
- 作業療法士
- 言語聴覚士
ここでは、上記3つの職種についてそれぞれ詳しく紹介します。
理学療法士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「理学療法士」によると、理学療法士は身体に障がいがある人の身体運動機能の回復や維持・向上を図る医療技術者です。患者が自立した日常生活を送れるよう、医師の指示の下で運動の指導や物理療法を行います。寝返る、起き上がる、立つ、歩くなどの日常生活に不可欠な動作を行えるように、患者一人ひとりの状態に合わせたプログラムを作成し、訓練を実施します。
理学療法士になるには、高校卒業後に理学療法士養成校で3年以上学び、国家試験に合格しなければなりません。養成課程では、解剖学や生理学などの基礎医学に加え、臨床実習を通じて実践的な技術を習得します。理学療法士の主な職場は病院やリハビリテーションセンター、高齢者介護施設、スポーツ現場などです。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「理学療法士」
作業療法士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「作業療法士」によると、作業療法士は体や精神に障がいのある人が心身機能を回復し、日常生活・社会生活に復帰できるように、訓練・指導・援助を行う医療技術者です。訓練・指導・援助は、食事や歯みがきなどの日常生活の動作や家事、芸術活動、遊びといった生活における作業や動作などを用いて行います。
作業療法士になるためには、作業療法士養成校で3年以上の教育課程を修了し、国家試験に合格して免許を取得する必要があります。作業療法士の主な職場は、病院やリハビリテーションセンター、障害者施設、老人保健施設などです。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「作業療法士」
言語聴覚士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「言語聴覚士」によると、言語聴覚士は、ことばによるコミュニケーションや嚥下(えんげ)に困難を抱える人を対象に、問題の程度や発生のメカニズムを評価し、その結果に基づいて訓練や指導を行います。
言語聴覚士になるには、指定の養成校(大学・短大・専修学校)を卒業し、国家試験に合格する必要があります。また、一般の4年制大学を卒業したあとに、指定の大学・大学院の専攻科、もしくは2年制の専修学校で必要な知識と技能を習得して受験資格を得ることも可能です。言語聴覚士の主な職場には、医療機関のほか福祉施設や介護施設、教育機関などが挙げられます。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「言語聴覚士」
身体検査・機能訓練に関する仕事
身体検査・機能訓練に関する主な仕事は、以下のとおりです。
- 診療放射線技師
- 臨床検査技師
- 臨床工学技士
- 視能訓練士
ここでは、上記4つの職種についてそれぞれ詳しく紹介します。
診療放射線技師
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「診療放射線技師」によると、診療放射線技師は、医療の現場で医師・歯科医師の指示に基づいて、放射線による検査や治療などに携わる職種です。CT検査装置やMRI検査装置といった医療機器を操作して、体内の画像データを取得します。
診療放射線技師になるには、指定の養成校(大学や専門学校など)で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。診療放射線技師の主な職場は、病院や診療所、保健所、企業の医務室などです。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「診療放射線技師」
臨床検査技師
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「臨床検査技師」によると、臨床検査技師は、医師または歯科医師の指示の下に、主に医療機関で臨床検査とよばれる検査を行う職種です。血液や尿の検査、心電図の測定などを通じて、病気の診断や治療効果の判定に必要なデータを収集します。
臨床検査技師になるには、臨床検査技師養成所を卒業し、国家試験に合格する必要があります。また、臨床検査技師の主な職場は、病院や診療所、臨床検査センターなどです。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「臨床検査技師」
臨床工学技士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「臨床工学技士」によると、臨床検査技師は、医師の指示のもとで人工呼吸器・人工透析装置・人工心肺などの生命維持管理装置の操作を行うほか、医療機器の保守点検・管理を行う技術者です。
臨床工学技士になるには、国家試験に合格する必要があります。臨床工学技士国家試験の受験資格を得る方法は以下のとおりです。
- 臨床検査技師養成校で専門教育を3年間受ける
- 医療系の学校や医用工学系の大学で専門科目を履修し、1~2年の短期コースを修了する
- 大学で指定科目を修了して卒業する
臨床工学技士の主な職場は、人工透析を行う総合病院やクリニックです。また、人工心肺装置が必要な分野や、人工呼吸器・麻酔機を扱う手術室・ICU(集中治療室)分野などで働く選択肢もあります。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「臨床工学技士」
視能訓練士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「視能訓練士」によると、視能訓練士は、乳児から高齢者までの幅広い年齢層の目の複雑な視機能を検査したり、弱視や斜視により発達が滞ってしまった視機能を訓練によって回復させたりします。
視能訓練士になるには、視能訓練士養成校で1~3年、あるいは視能訓練関連の課程がある大学で4年学んだうえで、国家試験に合格する必要があります。視能訓練士の主な職場は、病院や眼科診療所などです。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「視能訓練士」
歯に関する仕事
歯に関する主な仕事は、以下のとおりです。
- 歯科医師
- 歯科衛生士
- 歯科技工士
ここでは、上記3つの職種についてそれぞれ詳しく紹介します。
歯科医師
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「歯科医師」によると、歯科医師は虫歯や歯のまわりの病気を治療するとともに、予防指導なども行う職種です。義歯やインプラントを入れたり、歯科口腔外科では口腔がんや外傷などの手術や治療を行ったりすることもあります。
歯科医師になるには、大学で6年間歯学について学び、国家試験に合格したあとに1年以上の臨床研修を受ける必要があります。病院や歯科医院で勤務医として働きながら経験を積み、その後開業することも可能です。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「歯科医師」
歯科衛生士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「歯科衛生士」によると、歯科衛生士は歯科医師の指導の下に、虫歯や歯周疾患など歯や歯ぐきの病気の予防処置、歯科医師の診療の補助、歯科保健指導などを行う職種です。
歯科衛生士になるには、歯科衛生士養成機関で3年以上学び、国家試験に合格する必要があります。就業後も研修会を通じて新しい知識や技術を習得し続けなければなりません。歯科衛生士の主な職場は、歯科診療所(歯科医院)や病院、保健所などです。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「歯科衛生士」
歯科技工士
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「歯科技工士」によると、歯科技工士は、歯科医師の指示に従って、人工的な歯を作ったり、修繕したりするのが主な役割です。患者ごとに異なる歯の形や色を把握したうえで、CAD・CAMや3Dプリンターなどのデジタル技術を活用し、造作作業を行います。
歯科技工士になるには、歯科技工士教育機関で2年以上学び、国家試験に合格する必要があります。歯科技工士の主な職場は、歯科技工所や歯科診療所(歯科医院)、病院、歯科器材・材料関連企業などです。
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「歯科技工士」
資格なしで挑戦できる医療系の仕事はある?
医療系の仕事の中には国家資格が必要な職種以外にも、資格なしで挑戦できる仕事もあります。資格なしで挑戦できる主な職種は、以下のとおりです。
- 歯科助手:歯科医師や歯科衛生士の指示を受け、診療の補助や器具の準備、受付業務を行う
- 医療事務:病院やクリニックの窓口で受付や会計を行い、レセプトの作成を担う
- 調剤薬局事務:薬局での受付や処方箋の入力、薬剤師の調剤業務の補助を行う
- 看護助手:看護師の指示の下に、看護の専門的判断を要しない看護補助業務を行う
現場での経験を積みながら、将来的に資格の取得を目指すといったキャリアアップの道も開かれているため、「まずは業界の雰囲気を感じながら専門性を高めたい」という方にもおすすめの選択肢です。
医療系の仕事に就く方法
医療系の仕事に就く方法は、目指す職種やこれまでの経験によって主に3つのパターンに分かれます。国家資格の取得が必須となる専門職のほか、無資格・未経験からチャレンジできる現場のサポート職、企業側から医療を支えるビジネス職など、医療系の仕事はさまざまです。自分のキャリアプランやライフスタイルに合った選択肢を見つけるために、それぞれの具体的な方法を確認していきましょう。
国家資格を取得して専門職として働く
医師や看護師、薬剤師、リハビリテーション職などの専門職として就業するには、法律に基づき国家資格を取得する必要があります。一般的には、文部科学省や厚生労働省が指定する大学や短期大学、専門学校などの養成機関で定められた年数の教育課程を修了し、卒業試験および国家試験に合格することで資格を取得できます。
免許取得後は、医療機関や保健所などの施設に採用されることで実務に従事することが可能です。ただし、職種によっては実務に就く前に一定の研修期間が設けられていることもあります。
無資格・未経験から現場のサポート職として働く
医療系の仕事の中には国家資格を必要とせず、未経験から従事できる職種も存在します。歯科助手や医療事務、調剤薬局事務、看護助手などがこれに該当し、主に有資格者の指示のもとで補助業務や事務手続きなどを担当します。
資格なしで挑戦できる医療系の職種は、職場の採用試験に合格することで就業が可能であり、実務を通じて現場の知識を習得していく流れが一般的です。また、実務経験を積みながら民間資格を取得して専門性を高めることも可能です。
一般企業に就職し、医療関連のビジネスに携わる
医療従事者として直接患者に接する以外に、民間企業で医療に携わる方法があります。一般企業に就職して医療関連のビジネスに携わる場合、職種によっては医療系の特別な資格は必須とはならないケースもあり、就職活動を経て入社するのが一般的です。医療関連のビジネスに携わる場合、主な就職先は製薬会社や医療機器メーカー、医療情報システムの開発会社などで、製品の開発や製造、営業、保守点検などを担います。
医療系の仕事には資格なしで挑戦できる職種がある
- 医療系の仕事は国家資格の取得だけでなく、実務を通じた継続的な学習が必須である
- 無資格から医療系の仕事に従事し、実務経験を経て民間資格を取得することもできる
- 免許がなくても医療系の仕事に関われる、サポート職やビジネス職なども存在する