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多角的な視点でリハ対象者のQOLを向上!専門職の研鑽にも有用性あり

リハビリテーションに関わる専門職には、日々の介入において、常に多角的な視点と柔軟なアプローチが求められています。
本記事では、質の高い支援を形づくるためのツール、臨床の一助となるような知見について幅広くご紹介します。みなさまの新たな気づきや、一助となれば幸いです。

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株式会社 青芳

新潟県燕市の伝統的な金属加工技術を背景に、福祉用品ブランド「Willassist(ウィルアシスト)」を展開する株式会社青芳。使う人に寄り添ったものづくりを追求し、リハビリ現場や介護施設で求められる高い機能性と、使う人の尊厳を損なわないデザイン性を両立させています。単なる道具の提供に留まらず、食べる喜びを支えるモノづくりに真摯に取り組んでいる企業です。

嚥下障害に配慮した設計で初期の摂食訓練をサポートする「Kスプーン」

Kスプーン画像

▲画像提供:株式会社 青芳


リハビリテーションにおける摂食・嚥下訓練は、対象者の誤嚥リスクを最小限に抑えつつ「食べる機能」を再獲得し、健やかな心身を保つための大切なプロセスです。同社の「Kスプーン」は、その初期段階の訓練をサポートするツールとして開発されました。

このスプーンの特徴は、「小さく、薄く、柄の長さがある」という形状にあります。一般的なスプーンよりも皿の窪みが浅く設計されているため、一口の摂取量を適切に制限することが可能。これにより、口腔内への過剰な流入を防ぎ、嚥下反射が緩やかな方や口腔内での保持が難しい方へも、安全かつスムーズに摂食・嚥下訓練を進めることができます。

また、「唇での取り込み」を自然に促す設計も大きなポイントです。スプーンの皿を小さく、窪みを浅くすることで、上唇を使い食べ物をこそげ取る動作を誘発しやすく作られています。唇を閉じる力が弱い方に対しても、食べ残しを少なくし、捕食の感覚を再学習してもらうのに有用です。
なお、嚥下障害に関する専門知識を持つ方向けに、本品には「K-point」を刺激するための突起が柄の先端に設けられています。この細やかな仕様により、開口障害がある人にも摂食・嚥下訓練を行うことが可能です。

食べ物をすくったKスプーン

▲画像提供:株式会社 青芳


そのほか、長い柄にすることで、スタッフが対象者の口腔内を観察しながら、最適な角度でアプローチできる高い操作性を実現。素材はステンレス製で煮沸消毒や薬剤消毒にも対応しており、衛生管理が求められる医療・介護現場でも安心して導入できるでしょう。
多くの言語聴覚士や作業療法士から選ばれ続けている「Kスプーン」。介助を受ける人の「食べる意欲」を支え、リハビリの質を向上させるためのトレーニングツールとして、ますますの広がりと活用が期待されます。

※「Kスプーン」は嚥下障害に関する専門知識を有する方向け専用器具です。使用にあたっては、必ず専門家の指示に従ってください。

■詳細情報
株式会社 青芳
Kスプーン

一般社団法人キネシオテーピング協会

一般社団法人キネシオテーピング協会は、加瀬建造氏が考案した「キネシオテーピング®法」の普及を目的に、1984年に設立された団体です。現在は日本国内の7支部に加え、米国本部を中心に世界90か国以上で活動を展開しています。「キネシオテーピング®で世界の健康を創る」というミッションのもと、健康に問題を抱える人々の課題解決に寄与し、新しい人生や生活を創り出すことを目指しています。また、正しい知識と技術を広めるため、指導員の育成や資格認定制度の運営にも注力しています。

キネシオテーピング®法とは

キネシオテーピングを貼付している画像
▲画像提供:一般社団法人キネシオテーピング協会


キネシオテーピング®法は、伸縮性のある専用テープを貼付することで、身体本来の力を活かし、良好な状態を保つアプローチです。主に「筋肉の動きを補う」「健やかな巡りをケアする」「違和感を和らげる」「身体全体のバランスを整える」といった働きが期待されます。
皮膚層への刺激を通じて体内環境を健やかに導く独自のメカニズムは、滑らかな動作の維持に寄与。医療や介護の現場では、専門的な知見に基づく手法として、リハビリテーションや日々のメンテナンスに広く取り入れられています。

ADLの質向上に寄与する技術を証明「CKTT資格試験 キネシオテーピング協会認定トレーナー」

キネシオテーピング®法を受講
▲画像提供:一般社団法人キネシオテーピング協会


「CKTT」は、キネシオテーピング®法の基礎を修得し、適切に実践できることを証明する協会公認の資格です。日常生活や職域での活用を目指す方を対象としており、上位資格である「CKTP(療法家)」や「CKTI(指導員)」へと繋がるキャリアの出発点に位置付けられています。

リハビリスタッフが本資格を取得する臨床的メリットは、皮膚・筋肉・筋膜・リンパなど多角的な視点により、身体機能を見立てる評価技術を習得できる点です。講習では「スクリーニングテスト」による全体像の把握から、「関節可動域検査」「整形外科テスト」や筋肉テストを用いた機能不全部位の特定まで、根拠に基づいたアプローチの手順を学びます。

こうした確かな「見立て」に基づいたテーピング技術は、対象者のADL(日常生活動作)の質向上に大きく貢献します。単に違和感のある部位に貼るだけでなく、スムーズな動きを妨げている部位を評価し、適したテーピングを選択。身体が持つ本来のポテンシャルを引き出し、スムーズな動作獲得を力強く後押しします。

また、CKTT取得のための基礎講座は、基本的なキネシオテーピングを習得できる内容で構成されています。実技を深く学べる対面実習はもちろん、通信制基礎講座も完備。多忙な医療・介護従事者も場所を選ばず自分のペースで挑戦できる環境が整っています。
理論と実習を体系的に学ぶ経験は、臨床における対応の幅を広げ、質の高いケアを実現する自信へと繋がるでしょう。

※「キネシオテーピング®」は、KINESIO IP, LLC(加瀬建造氏が中心となり設立:キネシオテーピングに関する知的財産を管理・保有する企業)の登録商標です。

■詳細情報
一般社団法人キネシオテーピング協会
CKTT資格試験 キネシオテーピング協会認定トレーナー

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