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日々の業務から有事の備えまで!薬剤師の専門性を高める注目の団体

3 hours ago

地域の医療体制を支える薬剤師には、患者さんへの服薬支援をはじめとする通常業務の質向上から、予測困難な災害などの有事における対応力まで、非常に幅広い知識と柔軟なスキルが求められています。
そんな中で、「もっと薬剤師としての専門性を高めたい」「現場の課題解決につながる新しい知見を得たい」と感じている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、薬剤師のキャリアアップや現場でのスキル向上を力強くサポートする注目の団体をピックアップしてご紹介します。これからの医療現場でさらなる活躍を目指すためのヒントとして、ぜひお役立てください。

日本災害医療薬剤師学会

日本災害医療薬剤師学会は、誰もが被災者になり得る事態に備え、災害医療の普及・啓発や対応策の研究を目的として2006年に設立された団体です。

地震や風水害が頻発・激甚化する日本において、災害時の医薬品供給や公衆衛生を担う薬剤師の重要性は増しています。同学会は、こうした社会的ニーズに応え、有事の際に対応できる薬剤師の育成を推進。災害医療が地域医療の一部であるという視点に立ち、多職種や多機関との連携を重視した活動に尽力しています。

災害医療イメージ


有事の際にも対応できる薬剤師の育成「災害医療支援薬剤師」

「災害医療支援薬剤師」は、災害医療現場で専門性を発揮できる薬剤師を育成するため、同学会が創設した登録制度です。
特に、新型コロナウイルス感染症のパンデミック以降、公衆衛生における薬剤師の役割や地域のBCP(事業継続計画)が強く注目されるようになりました。これに伴い、薬剤師に従来の枠組みを超えた新たな知識や実践的なスキルが求められています。

そんな社会情勢の変化に応えるべく、同学会が注力しているのが研修プログラムの継続的な改善です。従来のカリキュラムのアップデートに加え、学習機会の均等化を目指したオンライン受講体制を整備。居住地や家庭の事情に関わらず、全国の薬剤師が災害医療に関する最新の知見を学べるよう環境を整えています。
また、研修内容は、現場で即戦力となる実践的なスキルを網羅できるよう随時更新されるため、常に質の高い学びを得ることが可能です。

学びイメージ


研修プログラムの内容

現在の研修プログラムは、当初からの「A~Dコース」に、公衆衛生に特化した「Eコース」を加えた全5コースで構成されています。

  • Aコース:災害の基礎、災害医療の基礎
  • Bコース:保健医療福祉調整本部での活動
  • Cコース:トリアージの基礎と災害時の病態・メンタルヘルス
  • Dコース:薬剤師の災害現場での活動
  • Eコース:災害時の公衆衛生

これらのコースは基本的に、どの順序からでも受講可能です。5つすべての単位を取得し、一定の手続きを完了した会員が「災害医療支援薬剤師」として登録されます。

平時から専門的な学びを深めることで、いざという時に地域社会へ貢献できる実践力を習得できるのが大きな魅力です。予測困難な災害に備え、薬剤師としての新たな専門性を切り拓きたい方は、ぜひ同学会の取り組みに注目してみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
日本災害医療薬剤師学会
災害医療支援薬剤師

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