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ネイリストは資格なしでもOK?取得するメリットや取り方を紹介
19 hours ago

「ネイリストには資格が必要なのかよく分からない」という方もいるでしょう。ネイリストになるうえで、取得が必須となる資格はありません。ただし、職場によっては、資格の取得を条件としているところもあります。この記事では、ネイリストになる方法やおすすめの資格について紹介します。ネイリストが資格を取得するメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
ネイリストは資格なしでも働ける?
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「ネイリスト」によると、ネイリストは、入職にあたって必須となる学歴や特定の資格はありません。そのため、資格なしでも、ネイリストとして働くことは可能です。しかし、一般的には、ネイルの専門学校やスクールなどで、施術に必要な知識や技術を習得してから入職することが多いでしょう。
実際、ネイリストの求人では、特定の資格の保有または同等の知識・技術をもっていることを条件としているものも多いようです。そのため、ネイリストを目指す場合は、専門的な知識や技術を身に付けるためにも、資格を取得しておくのが得策でしょう。
なお、ネイリストに国家資格はなく、民間資格のみとなるのが特徴です。ネイリストに関する資格は、ネイリストが行う施術を幅広くカバーした内容ものや、特定の施術に特化したものなど、さまざまな種類があります。「ネイリストを目指す方におすすめの資格」については後述しているので、そちらもあわせてご覧ください。
ネイリストの主な施術内容
job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「ネイリスト」によると、ネイリストの主な施術には、以下のようなものがあります。
- 爪の手入れ・リペア
- 爪の色塗り
- 爪への装飾
- イクステンション(爪の長さ出し)
ネイリストの施術は、まず爪の状態を整えるネイルケアから始めます。ネイルケアの工程で行うのは、爪の汚れの除去や甘皮の処理、爪のカット、ファイリング(やすりがけ)などです。また、爪の状態によっては、爪の補強や亀裂の修復などを行うこともあるでしょう。
ネイルケアが完了すると、カラーリング(爪の色塗り)やネイルアートなどを行う工程に入ります。カラーリングでは、自然乾燥できるポリッシュ以外にも、UV・LEDライトで硬化するジェルネイルを使用する機会も増えているようです。
また、場合によっては、ネイルチップを使用したり、イクステンションジェルなどの用材を用いて爪の長さ出しをしたりすることもあります。
カラーリングやネイルアートでは、お客さまの希望に沿った色やデザインを施すことが重要です。よって、色やデザインによっては、高い技術が求められることもあるでしょう。
なお、資格試験の実技試験においては、色やテーマが指定され、仕上がりを評価されるケースが多くあります。そのため、資格の取得をとおして、カラーリングやネイルアートなどの施術スキルが身に付くこともあるでしょう。
参考:job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「ネイリスト」
ネイリストになるには
ここでは、無資格・未経験から、ネイリストになるまでの具体的な流れを紹介します。
ネイルに関する知識や技術を習得する
ネイリストになるにはまず、ネイルに関する知識や技術を習得する必要があります。前述のとおり、ネイリストとして働くうえでは、特定の学歴や資格は必要とされません。そのため、ネイルサロンのなかには、未経験や無資格の方が働き始められる職場もあるでしょう。
ただし、専門学校・スクールの卒業や資格の保有を採用条件としている職場もあるように、多くのネイルサロンでは、学歴や資格の有無を重要視しています。そのため、自分に合った職場を探したい方や、十分な知識や技術をもったネイリストとして活躍したい方は、専門学校やスクールに通ったり、資格を取得したりするのがおすすめです。
なお、職場によっては、入職後に十分な研修を受ける時間がないケースも。そのため、未経験・無資格でネイリストとして働き始める場合は、社内の教育制度や研修制度などが充実している職場を探すと良いでしょう。
資格を取得する
ネイリストは、資格の取得をとおして、専門的な知識や技術を身に付けることが可能です。また、前述のとおり、ネイリストに関する資格を保有していると、就職時に有利になる可能性が高くなります。そのため、ネイリストを目指すうえでは、資格を取得しておくのが得策でしょう。
なお、ネイリストの資格のなかには、専門学校やネイルスクールに通学していない方も受けられるものが複数あります。よって、独学でネイリストの資格を取得することも可能です。ただし、実技試験を伴う資格試験の場合、正しい知識と技術の習得が求められるため、試験のレベルによっては、独学での合格は難しいものもあるでしょう。
ネイルサロンに就職する
ネイリストは、まずネイルサロンに就職するのが一般的です。ネイリストを目指す方のなかには、自身のネイルサロンを開業したいと考えている方もいるでしょう。しかし、ネイリストとして活躍するうえでは、施術の技術だけでなく、接客の仕方や施術以外の業務なども学んでおく必要があります。そのため、まずはネイルサロンでネイリストとしての実務経験を積んでから、サロンの開業を目指すのがおすすめです。
また、ネイリストのなかには、美容サロン(美容室)で働く人もいるでしょう。ネイリストが美容サロンで働く場合、サロンが「美容所」として届出をしていると、美容師免許の取得が必要となるケースがあります。そのため、美容室や併設されているネイルサロンで働きたいと考えている方は、美容師免許がなくても働けるサロンであるか、事前に確認しておくと良いでしょう。
ネイリストを目指す方におすすめの資格
ここからは、ネイリストを目指す方におすすめの資格を、以下の5つ紹介します。
- JNAジェルネイル技能検定
- JNAフットケア理論検定試験
- ネイルスペシャリスト技能検定試験
- ネイルサロン衛生管理士
- JNAネイリスト技能検定国際試験
未経験の方も取得を目指せる資格や、ネイリストとしてのスキルアップにつながる資格を紹介しているので、自身の目的に合った資格を探している方は、チェックしてみてください。
JNAジェルネイル技能検定
特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAジェルネイル技能検定試験」によると、JNAジェルネイル技能検定試験とは、ジェルネイルに関する知識と技術を評価する検定試験のことです。
JNAジェルネイル技能検定試験には、初級・中級・上級の3つがあります。それぞれの級の試験の概要は、以下のとおりです。
| 初級 | - 試験科目:ネイルケアの基礎とジェルネイルの基本的な知識・技術 - 受験資格:義務教育を修了している方 - 試験方式:筆記試験・実技試験 - 受験料:9900円(税込) |
| 中級 | - 試験科目:プロのネイリストとしてサロンワークで通用する、より専門的な知識と技術 - 受験資格:初級合格者のみ - 試験方式:筆記試験・実技試験 - 受験料:1万3200円(税込) |
| 上級 | - 試験科目:ジェルネイルのスペシャリストとしての総合的な知識と高度な技術 - 受験資格:中級合格者のみ - 試験方式:実技試験 - 受験料:1万6500円(税込) |
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAジェルネイル技能検定試験」
JNAジェルネイル技能検定試験は年2回、毎年6月と12月に実施されるのが特徴です。
なお、JNAジェルネイル技能検定試験では、初級と中級において、以下のような免除制度が設けられています。
- 直近2回の試験において、筆記試験のみ合格した場合は次の試験に限り、筆記試験を免除
- 「JNAネイリスト技能検定国際試験3級以上」または「JNEC主催ネイリスト技能検定試験3級以上」を取得している場合は、初級における実技試験の第1課題(ネイルケア)を免除
- 「JNAネイリスト技能検定国際試験2級」または「JNEC主催ネイリスト技能検定試験2級以上」を取得している場合は、中級における実技試験の第1課題(ネイルケア)を免除
そのため、該当する資格をすでに取得している方は、JNAジェルネイル技能検定試験の受験・資格取得を検討してみるのもおすすめです。
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAジェルネイル技能検定試験」
JNAフットケア理論検定試験
特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAフットケア理論検定試験」によると、JNAフットケア理論検定試験とは、ネイルサロンで行うフットケアに関する理論の修得を問う試験です。JNAフットケア理論検定試験は、ネイリストが行う足の爪や周囲の肌のお手入れによって、お客さまの美と健康に寄与する健全なフットケアの普及を目的としています。
JNAフットケア理論検定試験の概要は、以下のとおりです。
| 受験資格 | 以下のいずれかの資格を取得している方 - ネイリスト技能検定試験(JNEC):3級以上 - JNAジェルネイル技能検定試験:初級以上 - JNAネイリスト技能検定国際試験:3級以上 |
| 試験方式 | - セミナー(フットケアについての理論)の受講 - 筆記試験(マークシート方式) |
| 試験時間 | - セミナー:120分 - 筆記試験:30分 |
| 合格基準 | セミナーを受講し、筆記試験の得点が100点満点中80点以上であること |
| 受験料 | - 一般:8800円(税込) - JNA会員:6600円(税込) ※別途、テキスト代:3300円(税込)が必要 |
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAフットケア理論検定試験」
JNAフットケア理論検定試験では、JNAの指定テキストを教材としたセミナーを受け、その指定テキストから筆記試験の問題が出題されます。筆記試験前には30分間の筆記準備時間が設けられているため、セミナーで学習した内容を復習してから、筆記試験に挑むことが可能です。
なお、JNAフットケア理論検定試験は、全国のJNA認定校で開催されています。地域によって、開催時期は異なるため、受験を検討している方はWebサイトで確認してみてください。
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAフットケア理論検定試験」
ネイルスペシャリスト技能検定試験
特定非営利活動法人インターナショナルネイルアソシエーション「ネイルスペシャリスト 技能検定試験」によると、ネイルスペシャリスト技能検定試験とは、ネイルスペシャリストとしての正しい知識・技術を目的とした、サロンワークに役立つ技能検定試験のことです。ネイルスペシャリスト技能検定試験は、特定非営利活動法人インターナショナルネイルアソシエーションによる認定資格であることから、「INA検定試験」や「I-NAIL-A検定試験」と呼ばれることもあります。
ネイルスペシャリスト技能検定試験では、学生や初心者を対象としたA級・SA級と、プロフェッショナルを対象としたPA級/AA級/AAA級に分かれているのが特徴です。
特定非営利活動法人インターナショナルネイルアソシエーション「ネイルスペシャリスト技能検定試験 試験要項」によると、それぞれの級の試験の概要は、以下のとおりとなっています。
| A級 | - 試験方式:学科試験(マークシート方式)・実技試験 - 試験時間:学科試験 30分・実技試験 65分 - 実技試験内容:ネイルケア・カラーリング(マット赤) - 合格基準:筆記試験80点以上・実技試験80点以上 - 受験料:1万円(税別) |
| SA級 | - 試験内容:学科試験(マークシート方式)・実技試験 - 試験時間:学科試験 30分・実技試験 85分 - 実技試験内容:ネイルケア・チップオーバーレイ・カラーリング(パールホワイト) - 合格基準:筆記試験80点以上・実技試験80点以上 - 受験料:1万2000円(税別) |
| PA/ AA/ AAA級 |
- 試験内容:学科試験(マークシート方式)・実技試験 - 試験時間:学科試験 30分・実技試験 85分 - 実技試験内容:ネイルケアネイルチップ・スカルプチュア(クリア・フレンチ)・カラーリング(マット赤・ホワイトパール) - 合格基準:筆記試験80点以上・実技試験60点以上でPA級/70点以上でAA級/80点以上でAAA級に合格 - 受験料:1万5000円(税別) |
参考:特定非営利活動法人インターナショナルネイルアソシエーション「ネイルスペシャリスト技能検定試験 試験要項」
各級の受験資格は、義務教育修了者となっています。なお、ネイルスペシャリスト技能検定試験では飛び級が可能であるため、A級を取得していない場合も、SA級やPA/AA/AAA級を受験できるのが特徴です。
また、ネイルスペシャリスト技能検定試験は例年、年に3回(2月・5月・9月)実施されています。そのため、自身のレベルや勤務スケジュールに合わせた受験がしやすい試験の一つといえるでしょう。
参考:特定非営利活動法人インターナショナルネイルアソシエーション「ネイルスペシャリスト 技能検定試験」
ネイルサロン衛生管理士
特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「ネイルサロン衛生管理士講習会」によると、ネイルサロン衛生管理士とは、安全で安心なネイルサービスの普及と公衆衛生の向上に資することを目的とした認定資格です。
ネイルサロンの衛生管理に関する知識を習得したうえで講習会を受講し、筆記試験に合格すると、ネイルサロン衛生管理士の資格が付与されます。
ネイルサロン衛生管理士講習会の概要は、以下のとおりです。
| 受験資格 | 原則18歳以上の方(理美容専門学校やネイルスクールを学んでいる方は、18歳未満であっても受験可能) |
| 開催場所 | JNA認定校(オンラインでの受講・受験も可) |
| 講習内容 | - 理論講習(約180分) - 確認テスト(20分間・択一方式) - 試験問題解説・まとめ・成績発表 - 認定証・バッジ授与(不合格の場合は補習受講) |
| 合格基準 | 確認テスト100点満点中80点以上 |
| 受験料 | - 一般:1万1000円(税込) - JNA会員:6600円(税込) |
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「ネイルサロン衛生管理士講習会」
ネイルサロン衛生管理士講習会の開催場所は、全国各地にあるJNA認定校です。そのため、地域や開催校によって開催頻度が異なったり、同日に複数の会場で講習会が実施されていたりすることもあります。
ただし、主催の認定校によっては、オンラインでの受講ができる場合もあるようです。そのため、受験環境が整っている方は、オンラインでの受講を検討してみるのも良いでしょう。
なお、ネイルサロン衛生管理士資格は、有効期限があるため、取得年を含む3年目の12月末日までに資格継続手続きを行う必要があります。ただし、一度資格継続手続きを行うと、永続認定(無期限に保証される資格)となるため、その後の手続きは不要です。
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「ネイルサロン衛生管理士講習会」
JNAネイリスト技能検定国際試験
特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAネイリスト技能検定国際試験」によると、JNAネイリスト技能検定国際試験とは、日本のネイルの資格として、最も古い歴史と実績をもつ検定試験です。JNAネイリスト技能検定国際試験は、世界のネイリストの正しい技術と知識の向上や国際的なネイル技能の平準化を目的とし、海外において、委託団体によって実施されています。
特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAネイリスト技能検定国際試験 試験要項 3級」、特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAネイリスト技能検定国際試験 試験要項 2級」によると、それぞれの級の概要は、以下のとおりとなっています。
| 3級 | - 試験科目:ネイルケア・ネイルアートを施術するために必要な基礎的な技術と知識 - 試験方式:実技試験・筆記試験(択一問題・マークシート) - 試験時間:実技試験 70分/筆記試験 30分 - 実技試験内容:ネイルケア・カラーリング・ネイルアート - 合格基準:実技試験は50点満点のうち38点以上・筆記試験は100点満点のうち80点以上 |
| 2級 | - 試験科目:サロンレベルのネイリストとして必要とされる総合的な技能・知識 - 受験資格:JNAネイリスト技能検定国際試験3級取得者・JNECネイリスト技能検定試験3級取得者(JNA・JNEを含む) - 試験方式:実技試験・筆記試験(択一問題・マークシート) - 試験時間:実技試験 90分/筆記試験 35分 - 実技試験内容:ネイルケア・チップ&ラップ・カラーリング・ネイルアート - 合格基準:実技試験は50点満点のうち38点以上・筆記試験は100点満点のうち80点以上 |
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAネイリスト技能検定国際試験 試験要項 3級」
特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAネイリスト技能検定国際試験 試験要項 2級」
JNAネイリスト技能検定国際試験は、ネイルケアからネイルアートまで、幅広い技術が問われる試験であるのが特徴です。
なお、2025年11月現在、JNAネイリスト技能検定国際試験は、2級と3級の情報のみWebサイトに掲載されています。試験の実施予定は公表されていないため、受験を希望する方は、
実施団体への問い合わせが必要となるでしょう。
参考:特定非営利活動法人 日本ネイリスト協会「JNAネイリスト技能検定国際試験」
ネイリストが資格を取得するメリット
ここまで、ネイリストを目指す方におすすめの資格を見てきました。では、ネイリストが資格を取得するメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。ここでは、ネイリストが資格を取得するメリットを3つ紹介します。
専門的な知識や技術が身に付けられる
ネイリストが資格を取得するメリットの一つは、資格の取得をとおして、専門的な知識や技術が身に付けられることです。ネイリストの資格のなかには、学生や初心者を対象としたものも数多くあります。そのため、資格取得のための勉強をとおして、学べる知識や技術も多いでしょう。
就職先の幅が広がる
就職先の幅が広がることも、ネイリストが資格を取得するメリットの一つです。前述のとおり、ネイルサロンのなかには、資格の保有を条件としているところもあります。そのため、ネイリストを目指す場合は、事前に資格を取得しておくと、就職先の選択肢が広がるでしょう。
また、資格を保有していると、専門的な知識や技術をもったネイリストであることの証明になります。そのため、就職・転職の際に有利になり、希望する職場で働ける可能性が高くなるでしょう。
給料のアップにつながることがある
ネイリストが資格を取得するメリットには、給料のアップにつながる可能性があることも挙げられます。
ネイリストの職場によっては、歩合制や指名料の制度を導入していることも。資格を保有していると、高いスキルをもったネイリストとして、お客さまからの指名を受けやすくなるため、給料アップにつながります。
また、お客さまからの指名の件数が増えることで、自身のモチベーションが上がることもあるでしょう。その結果、自身のスキルの向上や職場からの評価につながり、給与がアップする可能性もあります。
ネイリストの資格に関するよくある質問
ここからは、ネイリストの資格に関するよくある質問を紹介します。
ネイリストの資格は独学でも取れる?
ネイリストの資格は、独学でも取得可能です。ただし、独学では正しい技術を身に付けるのが難しい場合もあります。そのため、実技試験がある資格や、試験難易度の高い資格を取得したい場合は、スクールや専門学校に通い、知識や技術を身に付けるのがおすすめです。
ネイリストの資格はオンラインや通信で取得できる?
ネイリストの資格のなかには、オンラインや通信で取得できるものもあります。たとえば、前項で紹介した「ネイルサロン衛生管理士講習会」は、オンラインで受講・受験できる資格の一つです。また、ネイリストの資格取得を目的とした通信講座も複数あるため、独学では不安な方は、通信講座を利用して勉強するのも良いでしょう。
ネイリストの資格は何歳から取れる?
ネイリストの資格では、受験や受講の条件を「義務教育を修了した方」としているものが多いようです。一方で、前項で紹介した「ネイルサロン衛生管理士」のように、受験の条件を「原則18歳以上」としている資格もあります。そのため、18歳未満でネイリストの資格取得を目指している方は、年齢条件の有無を事前に確認しておくと良いでしょう。
スクールでネイリストの資格取得を目指す場合の期間は?
ネイルスクールでは、目的によってさまざまな期間のカリキュラムが設定されています。たとえば、ネイルの基礎知識から学び、資格を取得してプロのネイリストを目指す場合は、1~2年通うケースが多いでしょう。
一方で、資格試験の対策を目的としたコースでは、1~6ヶ月ほどの短期間のものもあります。そのため、独学中心でネイリストの資格取得を目指したい方は、短期間のコースのみ受講するのもおすすめです。
ネイリストは資格を取得して働くのがおすすめ
- ネイリストは、特定の資格がなくても働くことが可能
- ネイリストの職場によっては、資格の取得が必要なケースもある
- ネイリストが資格を取得すると、就職先の幅が広がるメリットがある