NEW働き方・お悩み
病院では祝日休みで働ける?主な職場やメリットを紹介
12 hours ago

「祝日休みの働き方ができる病院や職場があるのかがよく分からない」という方もいるでしょう。祝日休みで働ける職場には、病院の外来や手術室などが挙げられます。この記事では、看護師が祝日休みで働ける職場を紹介します。祝日休みとなる場合の病院での働き方や、メリット・デメリットについても解説するので、ぜひ参考にしてください。
病院のうち祝日休みで働けるところはある?
病院は入院設備を伴うため、24時間365日体制で稼働しているのが基本です。ただし、病院のなかでも、職場によっては祝日休みで働けることもあります。ここでは、祝日休みで働けるところが多い「病院の外来」と「病院の手術室」での働き方について、見ていきましょう。
病院の外来
病院の外来診療は、診療日が決められており、日曜や祝日を休診日としているところが多いのが特徴です。病院によっては、土曜も休診日である、もしくは、隔週で休診日となるケースもあります。そのため、病院の外来は、日曜・祝日休みで働けるところが見つけやすい職場の一つといえるでしょう。
また、病院の一般外来では、診療の受付時間も決まっているため、大幅な残業や夜勤が発生する可能性は低いといえます。そのため、日勤中心で働けるのも、病院の外来の特徴の一つです。
病院の手術室
病院の手術室も、祝日休みで働ける職場の一つです。前もって予定を決めて実施する「予定手術」の枠は、平日の日中に設けている病院が多い傾向にあります。そのため、病院の手術室に勤務する場合、基本的には予定手術を行わない日曜や祝日が休みとなることが多いでしょう。
ただし、緊急手術は日曜や祝日に実施されることもあります。そのため、土日や祝日はオンコール勤務となるケースもあるでしょう。
看護師が祝日休みで働ける病院以外の職場
看護師の場合、祝日休みで働ける職場は、病院以外にもあります。ここからは、看護師が祝日休みで働ける病院以外の職場や、各職場での看護師の主な業務内容を見ていきましょう。
クリニック
看護師が祝日休みで働ける職場の一つは、クリニックです。クリニックには、祝日を休診日としているところが多くあります。また、「水曜日・日曜・祝日」のように、特定の曜日を休診日に設定しているところが多いのも、クリニックの特徴の一つです。
クリニックで働く看護師の休みは、基本的にはクリニックの休診日に合わせて設定されています。よって、クリニックの看護師は、祝日休みや固定休の働き方となるケースが多いでしょう。
また、クリニックでは、病院の一般外来と同様に、診療時間が決まっているのが基本です。そのため、夜勤が発生することは原則なく、勤務のリズムは比較的整いやすいでしょう。
なお、クリニックで働く看護師の主な業務は、医師の診療補助や問診・バイタルチェックなどの患者対応です。クリニックによっては、看護師が受付や事務業務を行うこともあります。
健診センター
健診センターは、日曜や祝日を休診日としているところが多いのが特徴です。また、祝日を休診日としている健診センターでは、ゴールデンウィークやお盆、年末年始なども休みとなるケースが多く見られます。そのため、健診センターの看護師は、基本的にカレンダーどおりの働き方ができるでしょう。
健診センターの看護師は、主に問診や採血、検査の補助などを行います。健診センターでは、急変対応を行う場面が少ないため、ブランク明けの看護師にもおすすめの職場の一つです。
保育園
看護師が祝日休みで働ける職場には、保育園も挙げられます。特に認可保育園の場合、日曜日や祝日は原則休園となるのが特徴です。
また、厚生労働省「夜間保育所の設置認可等について」によると、認可保育園の開所時間は、原則としておおむね11時間とし、おおよそ午後10時までとすることと定められています。そのため、看護師が認可保育園で働く場合、勤務時間の長さや勤務の時間帯が日によって大きく変わる可能性は、比較的低いでしょう。
なお、保育園で働く看護師は主に、子どもの健康管理やけが・体調不良時の対応などを行います。そのため、専門性の高い看護ケアが求められる場面は少ないのが特徴です。一方で、保育園の看護師は、子どもに多い病気に関する知識や衛生・保健指導を行うスキル、子どもの体調の変化に気づける観察力などが求められるでしょう。
参考:厚生労働省「夜間保育所の設置認可等について」
祝日休みの場合の病院での働き方
ここまで、祝日休みで働ける職場について見てきました。では、祝日休みで働く場合、病院での働き方はどのようになるでしょうか。
たとえば、「完全週休二日制+祝日休み」として働く場合、「365日÷7日×2+16日(祝日の日数)」で計算すると、年間休日は約120日となります。また、職場によっては、夏季休暇や年末年始休暇などが付与されるケースも。その結果、年間での休みが120日以上となることもあるでしょう。このような場合の求人票では、「完全週休二日制(土・日)、祝日」と表記されるのが一般的です。
一方で、「完全週休二日制(土・日・祝)」と表記されている場合、祝日がある週は、土日のどちらか出勤となることがあります。そのため、土日祝日休みで働きたい場合は、祝日の扱い方や年間休日数などを事前に確認しておくと良いでしょう。
祝日休みとなる病院で働くメリット
祝日休みとなる病院で働くメリットには、以下のようなものがあります。
- プライベートの予定が立てやすい
- 家族や友人と休みを合わせやすい
- 通常の休みと合わせると、連休にできることがある
祝日休みの場合、休みとなる日をあらかじめ把握しておくことが可能です。そのため、前もって予定を立てたり、有給休暇の取得時期を合わせて連休にしたりと、スケジュールの調整がしやすい点がメリットとなるでしょう。
また、祝日休みの病院やクリニックの場合、夜勤がない職場が多い傾向にあります。そのため、プライベートと仕事を両立させたい方や生活リズムを整えたい方などは、祝日休みとなる病院での働き方にメリットを感じる場面が多いでしょう。
祝日休みとなる病院で働くデメリット
祝日休みとなる病院で働く場合、以下のような点がデメリットになり得ます。
- 祝日休みの施設を利用しにくい
- 祝日は混雑している場所が多く、行動の範囲が制限されることがある
祝日休みとなる病院で働く場合、役所や銀行など、祝日が休みとなる施設の利用がしにくい点がデメリットになり得ます。祝日が休業となる施設を利用する場合、平日に休みを取る必要があるため、祝日休みを有効活用できないと感じる方もいるでしょう。
また、祝日は、飲食店や商業施設などが混雑する傾向にあります。そのため、祝日休みの場合、移動に時間がかかったり、店の予約が取りづらかったりするなど、行動が制限されるケースもあるでしょう。
病院によっては祝日休みで働けるところもある
- 病院の外来や手術室は、祝日休みで働けるところが多い
- 看護師が祝日休みで働ける病院以外の職場には、クリニックや健診センターなどがある
- 祝日休みの病院で働く場合の年間休日数は、祝日の扱い方によって異なる
- 祝日休みの病院で働くメリットは、プライベートの予定が立てやすいこと
関連記事
NEW
mikaruおすすめブログ紹介_vol.3
学びを深めたい看護師必見!スキルアップに最適な学習サポートを紹介
医療現場の課題解決や安全性向上につながるサービス・製品を紹介
おすすめ記事
人気のエリアから求人を探す
看護師の求人を都道府県・主要都市から探す