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医療現場の負担軽減と安全性向上に貢献する最新ソリューションを紹介

a month ago

医療現場での人手不足や業務過多などの深刻化に伴い、スタッフの負担軽減と業務効率化が急務となっています。こうした課題に対し、テクノロジーを活用した新たなソリューションが注目されています。本記事では、医療従事者同士や関連企業の業務効率化をサポートするシステムや手術室の安全性向上を支援するモニタリングシステム、院内の物流を担う配送ロボットを紹介。今後の自院における業務改善の参考にしてください。

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HITOTSU株式会社

HITOTSU株式会社は、2020年の設立以来「医療にかかわる人々を、ひとつに」という経営理念を掲げ、医療DXサービスの開発・提供をしている企業です。臨床工学技士のバックグラウンドを持つ創業者らを中心に、現場の視点に立った医療DXシステムの開発・提供を行っています。同社が目指すのは、対面や電話、紙といった従来のアナログなコミュニケーションに伴う「言った言わない」のトラブルや非効率を解消し、円滑な連携を実現することです。主力サービスである「医療DXチャット Link」は、2026年1月時点で全国320の医療機関と150の企業に導入されており、院内のみならず、地域連携先や取引企業とも安全・永続・効率的につながるLinkネットワークを構築できるプラットフォームとして急速に普及しています。院内全スタッフがすべてのチャット基本機能で無償で利用できること、また、
医療情報を取り扱う事業者に求められる「3省2ガイドライン」に準拠した安全な運用環境を提供しているのが大きな特徴です。

つながる医療DXチャット「Link」
▲画像提供:HITOTSU株式会社


業務負担軽減とチーム医療の円滑化に!つながる医療DXチャット「Link」

「Link」は、多忙な医療従事者が手軽かつ安全にやりとりできる、医療特化型のコミュニケーションプラットフォームです。直感的に使えるデザインに加え、医療現場に即した厳選スタンプや未読者確認機能を備え、情報の確実な伝達をサポートします。最大の特長は、ガイドラインに準拠した高いセキュリティ水準を維持している点にあります。これにより、従来は取り扱いが難しかった患者情報や医用画像も、ルールを遵守した形で安全に共有・相談することが可能です。

導入ハードルの低さも、現場から支持される理由の一つです。専用端末を新調せずとも、私物端末(BYOD)や共用タブレットを活用したスピーディーなスモールスタートが可能で、100名まで無料でチャット基本機能を利用できます。さらに、院内のみならず、地域のクリニックや薬局、医材卸などの取引企業とも安全に接続でき、組織の枠を超えたスムーズな連携を実現します。オプション機能も充実しており、音声通話の自動文字起こしや、チャット内容をQRコード化して電子カルテへ簡単に転記できる機能、災害時の安否確認にも活用できるアンケート機能など、チャットを基軸とした現場のDXを多角的に支援します。

導入事例

実際の導入現場からは、具体的な成果が報告されています。

  • 手術室
    「執刀医・オペ看護師・医材卸が1つのルームで連携することで、複雑な手術予定の調整がリアルタイムに共有可能となり、情報の伝達ミス防止や早期手術の実現に貢献してくれています」
つながる医療DXチャット「Link」_手術室
▲画像提供:HITOTSU株式会社


  • ベッドコントロール(入院患者の受入れ病棟調整)
    「各病棟の師長や地域連携室がタイムリーに情報を一括共有できる環境が構築されているので、従来のような煩雑な電話ラリーによる受入れ病棟調整が大幅に改善されました」

  • 地域医療連携
    「保険薬局とのトレーシングレポート受信から院内共有まで、1つのツールで完結できるようになりました。そのおかげで、診療所や介護施設との返書対応や転院調整もスムーズになり、地域連携がより強固になったと感じています」

  • 現場の声
    ・医師「病棟看護師からの不急の連絡がチャットに集約されたことで、業務の中断が大幅に減少した」
    ※実際に医師の業務中断が70%減少したというデータも出ています。

    ・看護師「各部署や外部企業へ何度も電話をかける手間がなくなり、本来のケア業務に集中しやすくなった。」

つながる医療DXチャット「Link」_現場の声
▲画像提供:HITOTSU株式会社


無償でのサービス利用の申し込みも可能なので、関係各部署の連携方法について悩んでいる方は、同社Webサイトをぜひご覧ください。

■詳細情報
HITOTSU株式会社
医療DXチャット Link

広和計装株式会社

広和計装株式会社は、青森県八戸市に本社を構え、計装(計測と制御)に関わるシステムの開発から設計、施工、メンテナンスまでを自社一貫体制で行うエンジニアリング企業です。1988年の設立以来、「人とコンピューターの融合を目指す」をミッションに掲げ、「最先端の技術」とそれを活用する「人」の間に立つ仲人のような存在として、社会課題の解決に取り組んできました。
同社は、ハードウェアの設計・製造から、ソフトウェアの開発、ネットワークシステムの構築や開発、現場での立ち上げ調整までをワンストップで提供しています。それを可能にする高い技術力こそが、同社最大の特徴です。これまでは主にFA(ファクトリーオートメーション)分野で、工場の自動化や監視システムの構築など多くの実績を積み重ねてきました。現在は、FA分野のみならず高度な計測技術や組込み技術、制御ノウハウを応用し、医療分野のニーズに応える「医工製品」の開発・販売にも力を注いでいます。「確かな品質と柔軟な対応でお客様のニーズに合わせた製品をお届け」するという姿勢を貫き、全国のクライアントへ価値ある製品を届けている企業です。

既存の手術台に設置可能!角度の確認や自動記録を行う「ベッド角度モニターロガー」

手術室における患者の体位管理は、安全な手術を遂行するうえで極めて重要な要素です。しかし、従来の手術台の角度調整は、目視による確認や分度器を用いたアナログな測定に頼らざるを得ない場面も多く、正確な記録を残すことが困難でした。同社が開発した「ベッド角度モニターロガー(BAM-101)」は、こうした課題を解決するために生まれた、手術台角度のモニタリングおよび自動記録システムです。

ベッド角度モニターロガー使用画像
▲画像提供:広和計装株式会社


本製品の大きな魅力は、導入のハードルが非常に低い点にあります。専用のブラケット付きセンサーユニットを手術台のレールに取り付けるだけで設置が完了するため、現在使用している手術台をそのまま活用できます。センサーとモニター用のタブレットは、電源を入れるだけで自動的に無線接続される仕様となっており、医療現場での煩雑なペアリング設定や配線作業は一切不要です。
機能面では、角度の数値をデジタルでリアルタイムに表示します。手術台の「左右の傾き」は±180°、「頭部の上げ下げ」は±90°の範囲で測定が可能。0.0055°という高い分解能を持つセンサーがわずかな角度の変化も捉えます。これにより、執刀医や麻酔科医は感覚ではなく、数値に基づいた正確な体位調整ができるようになります。術中体位のエビデンスを残せるので、リスクマネジメントにも繋がるでしょう。また、オペレーションを邪魔することもありません。手術中の安全対策にしっかり貢献しています。

ベッド角度モニターロガーイメージ画像
▲画像提供:広和計装株式会社


さらに、本製品の核心と言えるのが「ロガー機能」です。測定された角度データはCSV形式で自動的に記録され、タブレット内に3年間保存されます。いつ、どのような体位をとっていたかが客観的なデータとして残るため、万が一の術中トラブルやインシデントが発生した際のエビデンスとして活用でき、医療訴訟対策としても有用です。また、経過時間を知らせるタイマー機能やアラーム機能も搭載されており、体位変換のタイミングを逃さないための安全管理ツールとしても優れた性能を発揮します。
デモ機の貸し出しもしているので、気になる医療従事者の方はまず試してみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
広和計装株式会社
ベッド角度モニターロガー

川崎重工業株式会社

川崎重工業株式会社は、1896年の創立以来、1世紀以上にわたり日本の重工業を牽引してきたグローバル企業です。「世界の人々の豊かな生活と地球環境の未来に貢献する“Global Kawasaki”」をグループミッションに掲げ、陸・海・空、さらには宇宙から深海に至るまで、極めて広範な領域で事業を展開しています。船舶、鉄道車両、航空機、モーターサイクルといった輸送用機器から、エネルギー・環境プラント、産業用ロボットまで、多岐にわたる製品群は、まさに「技術の企業集団」としての総合力を象徴しています。
近年、同社が力を入れている事業の1つに、社会課題の解決に向けたロボット技術の応用があります。製造現場で活躍する産業用ロボットの開発で培ってきた「モノを動かす技術」や「安全に制御する技術」を活かし、人手不足が深刻化するサービス分野への進出を加速させています。「グループビジョン2030」のもと、変化する社会のニーズに対し、単なる製品の提供にとどまらず、信頼できるソリューションを提供し続けることで、人とロボットが共存・協働し、人がより人間らしく豊かに暮らせる未来社会の実現を目指しています。

配送業務の負担を減らす屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」

「FORRO(フォーロ)」は、川崎重工業が医療機関などに向けて開発した、屋内配送用サービスロボットです。特に、少子高齢化に伴う労働力不足が深刻な医療現場において、検体、薬剤などの「モノの移動」をロボットが担うことで、医療スタッフが患者のケアなどの「人にしかできない業務」に専念できる環境を創出します。

屋内配送用サービスロボット
▲画像提供:川崎重工業株式会社


FORROの最大の特徴は、院内物流を完結させるための高い走行性能と連携機能です。人通りの多い日中でも、高性能なセンサーが周囲の状況を瞬時に読み取り、人や障害物を安全に回避しながら目的地まで自律走行します。また、施設内のエレベーターやセキュリティドアとのシステム連携が可能であるため、フロアを跨いだ移動や、制限エリアへの配送も人の手を介さずに行うことができます。

配送ボックスは約100Lの大容量を確保しており、最大30kgまでの荷物を積載可能です。ボックス内には棚板が設置でき、運ぶものの大きさや量に合わせてレイアウトを自由に変更できます。セキュリティ面でも、ICカードによるロック解除機能を備えているため、重要な検体や薬剤の配送も安心して任せることができます。

さらに、親しみやすいデザインと音声案内も、患者やスタッフが行き交う院内で受け入れられる重要な要素です。導入にあたっては、事前の病院での運用検討支援から、インフラ設備の連携工事、導入後の24時間サポートまで、メーカーである川崎重工業が一貫して対応するため、ロボット運用が初めての施設でも安心して導入を進めることができます。

屋内配送用サービスロボットを使用している看護師
▲画像提供:川崎重工業株式会社


利用者の声

実際にFORROを導入した大学病院では、大きな導入効果が報告されています。以前は看護師が検体や薬剤の配送に1往復あたり20分から30分を費やしていましたが、FORROの導入により、これらの配送業務をロボットに任せることが可能になりました。これにより、スタッフは病棟を離れることなく、より多くの時間を患者のケアに充てることができるようになりました。
現場スタッフからは、「配送に行く回数が減り、その分自分たちの仕事に専念できるようになった」という声が上がっています。また、導入当初はロボットへの理解が必要な場面もありましたが、実際に使用していくなかでその価値が認識され、現在では「一緒に働く仲間」として受け入れられています。川崎重工業の担当者が現場の要望にスピーディーに対応し、仕様や仕組みに反映してくれたことも、スムーズな運用定着につながった要因の一つと評価されています。

「気になる」「ウチの病院でも役立ちそう」など院内業務の見直しを検討中の方は、ぜひ一度お問い合わせください。

屋内配送用サービスロボットと看護師
▲画像提供:川崎重工業株式会社


■詳細情報
川崎重工業株式会社
屋内配送用サービスロボット「FORRO(フォーロ)」

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