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介護現場に笑顔を提供!レクと研修の充実に注目

高齢者介護の現場では、日々の身体的なサポートに加え、利用者の心に寄り添うケアの重要性がますます高まっています。生活に彩りや笑顔をもたらすレクリエーション、そしてケアの質をさらに高めるためのスタッフへの新しい学びの機会は、施設の魅力を向上させるうえで欠かせない要素です。利用者がいきいきと過ごせる環境は、そこで働くスタッフのやりがいにも繋がるでしょう。
本記事では、介護現場に新たな風を吹き込むアプローチをご紹介します。ぜひ、参考にしてください。

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くるんば

「くるんば」の代表を務める松村康貴さんは、出版社にて介護・教育分野の書籍と研修セミナーに携わったのち、2020年に同社を設立しました。
「町に、介護をひらく」をモットーに、福祉の知識を活かした活動を展開。高齢者の日常に潤いと笑顔を届けることを目指し、地域社会と介護の現場をつなぐ架け橋となるべく、研修と出版を通じて活躍の幅を広げています。

心も体もリフレッシュ!みんなで参加する高齢者向け紙芝居「介護紙芝居」

「介護紙芝居」は、従来の子ども向け紙芝居とは一線を画し、明確に高齢者を対象として制作された参加型のエンターテイメントです。最大の特徴は、単に物語を鑑賞するだけでなく、クイズや歌、体操などを通じて参加者の心と体を積極的に動かす点にあります。

たとえば、クイズ形式の「おさるクイズ」では、三猿にちなんだ質問を投げかけることで、参加者同士が語り合うきっかけを作ります。これにより自然なコミュニケーションが生まれ、施設内は和やかな笑いに包まれるそうです。

介護紙芝居おさるの絵
▲画像提供:くるんば


また、童謡をテーマにした「みいちゃんのさんぽみち」では、「めだかの学校」などの懐かしい歌を皆で歌いながら物語を進めます。作品には牛乳配達といった昔ながらの情景が盛り込まれており、参加者の記憶を呼び覚ます「回想法」の効果も期待できるでしょう。

「かっぱのおやこ」では、「カッパのパパはコッペパン」といったリズミカルな言葉遊びを通じて、口腔体操を促進。手拍子、足拍子を加えながら行うと、さらに盛り上がるそうですよ。

老若男女に有名な落語「寿限無」も介護紙芝居として提供。長い名前を一緒に読み上げたり、読み手がユーモアたっぷりに演じたり、アレンジが楽しめる作品として現場からも好評です。

介護紙芝居寿限無の絵
▲画像提供:くるんば


このように「介護紙芝居」は、物語の世界に没頭しながら思考力や記憶力を刺激し、身体機能の維持向上にも繋がるよう、介護の視点から緻密に設計されています。車椅子の方や認知症の方も安心して参加できるというのも大きな魅力でしょう。

長年、介護分野に携わってきた松村さんだからこそ提供できる温かい取り組みは、高齢者の日常に新たな楽しみと活気をもたらすことが大いに期待されます。

■詳細情報
くるんば
介護紙芝居

Toriセラアロマ研究所

「Toriセラアロマ研究所」は、医療・看護・介護分野に特化したアロマセラピーの提供、看護師・介護士への研修に携わっている機関です。
看護師資格を持つ代表の所澤いづみさんは、臨床での経験に加え「ナースセラピスト」として、緩和医療や緩和ケアの充実にも貢献。「メディカルアロマで、その人らしい生き方のお手伝いを。」というモットーのもと、25年以上にわたり幅広く活躍しています。

メディカルアロマとは

メディカルアロマとは、精油(エッセンシャルオイル)や手技を用いて、健康の維持・増進と症状の緩和を図る方法です。精油に含まれる芳香成分に着目し、心身のバランスを整えるために活用。
医療や治療を目的とするものではなく、日々のセルフケアやQOL(生活の質)の向上をサポートするための補完的なアプローチです。穏やかな香りでリラックスした時間をもたらしたり、健やかな毎日をサポートしたり、そのメリットに介護の現場からも注目されています。

介護ケアの一つに!楽しくアロマセラピーを学べる出前研修「介護士向け研修」

フットトリートメントの様子
▲介護士同士で足の施術を学んでいる様子/画像提供:Toriセラアロマ研究所


同研究所では、代表の所澤さんが施設に直接訪問して実施する「介護士向け研修」を提供しています。
研修は座学と実技で構成されており、介護現場でアロマを用いる際の基本的な考え方から、ハンドトリートメントやフットトリートメントといった具体的な手技まで段階的に習得します。利用者の状態に合わせ、椅子や車いすに座ったまま行える施術や、手指が硬くなった方へのアプローチ方法も学べるため、すぐに日々のケアに取り入れやすいでしょう。

この研修は、受講者が普段勤務している場所で行われるため、落ち着いて学習できるのが特徴です。実技研修で利用者に施術できる場合は、より実践的なスキル習得も可能。介護士が優しい香りのオイルで触れると、相手は「自分は大切にされている」という安心感を覚えられるそうですよ。ときには感謝の言葉や思いが返ってくることもあり、双方の心の好循環を生み出しているそうです。

プラスアルファのケアを提供したい、スタッフに研鑽の機会を設けたいとお考えの事業所は、導入を検討してみてはいかがでしょうか。なお、精油の香りは脳に伝達されると、やすらぎや幸福感をもたらすホルモンを促すとも言われています。施術を受ける側と施す側が互いに幸せな気持ちになる、所澤さんの知識と手技にぜひ触れてみてください。

ハンドトリートメントの様子
▲講師の所澤さんと一緒に利用者へ施術をしている様子/画像提供:Toriセラアロマ研究所


■詳細情報
Toriセラアロマ研究所
介護士向け研修

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