NEW豆知識

歯医者はコンビニより多い?理由や今後の需要を解説

3 days ago

「歯医者はコンビニより多いのか知りたい」という方もいるでしょう。2025年5月時点での歯医者の数は約6万5800ヶ所、コンビニは約5万6500店舗となっており、歯医者はコンビニより多いのが現状です。この記事では、歯医者とコンビニの施設数や歯医者がコンビニより多い理由を紹介します。歯医者の今後の需要についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

歯医者はコンビニより多い?

「歯医者はコンビニより多い」という言葉を聞いたことがある方もいるでしょう。この言葉は、身近な存在であるコンビニを比較対象として使用し、「歯医者の数が想像以上に多い」ことを表したものです。

厚生労働省「医療施設動態調査(令和7年5月末概数)」によると、2025年5月時点での歯科診療所の施設数は6万5793施設にわたります。同調査によると、医療施設全体の約36.7%が歯科診療所であることから、歯科診療所の数は、医療施設の中でも比較的多いといえるでしょう。

一方、経済産業省「商業動態統計調査 コンビニエンスストア商品別販売額等及び前年(度、同期、同月)比」によると、2025年5月時点のコンビニの店舗数は全国で5万6521件です。

これらは別の調査による数値であるため、同一条件の元で調査をすると数値が変わる可能性があります。そのため、具体的な数値で「歯医者はコンビニより◯件多い」と言い切ることは難しいものの、「歯医者はコンビニより多い」ことはおおむね事実であるといえるでしょう。

参考:厚生労働省「医療施設動態調査(令和7年5月末概数)」
経済産業省「時系列データ」

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

歯医者がコンビニより多いのはなぜ?

歯医者がコンビニより多い理由の一つには、かつて、歯科医師の急増に伴い、歯科診療所の数も急増した歴史があることが影響しているでしょう。
1970年代には、歯科医師不足を解消するため、歯学部や歯科大学が多く新設されました。その結果、歯科医師が多く生まれ、歯科診療所の数も急増した経緯があります。

また、近年では予防歯科や審美歯科など、歯医者に対する需要が広がっていることも、歯医者の数が多い理由の一つです。
厚生労働省「歯科医療提供体制の現状について」によると、近年の歯科診療所の数はほぼ横ばいであり、減少傾向はありません。

このように、1970年代に増加した歯医者は大きく減少することなく、現在も需要の高さを保っています。それゆえ、歯医者は、需要が高いイメージのあるコンビニより施設数が多い現状が続いているといえるでしょう。

参考:厚生労働省「第1回 歯科医師の適切な配置等に関するワーキンググループ」

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

今後の歯医者の需要

歯医者は歯科治療が必要な方に限らず、歯が健康な方も多く利用している医療施設です。近年では、インプラント歯科やホワイトニング専門のクリニックなど、自由診療にあたる施術をメインに行う歯医者も多く、今後「治療」以外の目的で歯医者に通う人も増えていくでしょう。

また、高齢者人口の増加に伴う訪問歯科の拡大など、これまでとは異なる需要の広がりも予想されています。そのため、今後も「歯医者はコンビニより多い」状態が続く可能性は大いにあるでしょう。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

2025年5月現在の歯医者の数はコンビニより多い

  • 2025年5月時点での歯科診療所の施設数は6万5793施設にわたる
  • 歯医者がコンビニより多い理由の一つは、歯医者の需要が広がっていること
  • 歯医者の需要は高く、今後もコンビニより施設数が多い状態を保つ可能性もある

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

おすすめ記事