NEW職種・資格情報

美容部員になるには?資格の必要性や就職活動の進め方を紹介!

6 days ago

「美容部員を目指しているものの、入職するにはどうしたら良いのか分からない」という方もいるでしょう。美容部員になるには、未経験可の求人に応募したり、エージェントに相談したりする方法が挙げられます。この記事では、美容部員になるためのルートや資格の必要性、研修制度などについても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

美容部員になるには?

美容部員になるには、新卒採用枠への応募やエージェントへの相談、未経験可の仕事への応募といった方法があります。ここでは、美容部員になるための方法について詳しく見ていくので、ぜひ参考にしてみてください。

学校を卒業し新卒採用枠に応募する

美容部員になる方法の一つが、専門学校や大学を卒業後、新卒として求人に応募する道です。
美容系の専門学校ではメイク技術だけでなく、皮膚の基礎知識や栄養学、接客マナーなどを幅広く学べるため、就職後もスムーズに現場に馴染みやすくなります。

特にインターン制度や就職支援が整っている学校なら、希望条件に沿った企業へ就職するチャンスが広がるでしょう。なお、美容業界全体では学歴不問の求人があるものの、企業によっては専門学校卒や大学卒などの学歴を求められることもあるため、事前の確認が大切です。

就職・転職エージェントに相談する

美容部員を目指すなら、就職・転職エージェントに相談することで、自分に合った求人を探せます。専門のキャリアアドバイザーが求職者の希望条件やスキルをヒアリングしたうえで求人を紹介してくれるため、自己応募よりもミスマッチが少ない可能性があるでしょう。

特に美容業界に特化したエージェントを選べば、業界ならではの情報や選考対策も受けられる可能性があり、よりスムーズに就職・転職活動を進められます。

就職・転職エージェントごとにサポート内容や得意分野が異なるため、自分の目的に合ったサービスを選ぶことを心掛けましょう。

未経験可の仕事に応募する

美容部員は未経験でも挑戦できる仕事で、近年は多くの化粧品ブランドや百貨店で未経験者の採用が進んでいるため「未経験可」「未経験歓迎」の求人に応募するのも一つの方法です。美容部員の実務経験がない場合、販売や接客の経験があるとアピール材料になります。

派遣会社に登録する

派遣会社に登録して美容部員として働く方法もあります。派遣先はコスメショップや百貨店などで、派遣会社との雇用契約のもと実務経験を積むことが可能です。派遣先会社で実績を積めば、将来的に派遣先の会社に直接雇用される可能性もあるでしょう。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

美容部員になるには資格が必要?

job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「化粧品販売/美容部員」によると、美容部員になる際に学歴や資格は必要とされません。化粧品メーカーや販売会社の多くでは、高卒・専門卒・短大卒・大卒を対象にした新卒採用が行われており、未経験で入社した場合も入社後の研修を通じて必要な知識や技術を学べます。

また、中途採用の場合は、美容部員としての実務経験があると選考時に評価されやすくなりますが、資格や経験がなくてもチャレンジできます。未経験で入社した場合は、肌や美容に関する基礎知識の習得や、実際に扱う製品を用いた実技指導などの研修を受けて、接客・販売に必要なスキルを身につけるのが一般的です。

美容部員として専門性を高めたい場合は、下記で紹介する美容関連の民間資格の取得もおすすめです。

参考:job tag(厚生労働省 職業情報提供サイト)「化粧品販売/美容部員」

美容部員になるために活かせる資格

ここでは、美容部員になるために活かせる資格を3つ紹介します。

日本化粧品検定

一般社団法人日本化粧品検定協会「日本化粧品検定とは」によると、日本化粧品検定は、化粧品に関する知識を体系的に学べる文部科学省後援の検定で、美容部員を目指す方にとってスキルアップに役立つ資格の一つです。

3級・準2級・2級・1級・特級と段階的に構成されており、自分の知識レベルに応じて受験できるのが特徴です。特に、初心者向けの3級は無料でオンライン受験が可能で、所要時間も15分程度と気軽にチャレンジできます。美容部員としての信頼性を高めたい人や、就職活動でアピール材料を増やしたい人に適した検定です。

参考:一般社団法人日本化粧品検定協会「日本化粧品検定とは」

化粧品成分検定

一般社団法人化粧品成分検定協会「検定試験について」によると、化粧品成分検定は化粧品に含まれる成分の役割や効果を学べるものです。

化粧品成分検定を取得することで、化粧品成分についての知識を身につけたうえで、カウンセリングや商品提案を行うことが可能になります。3級(入門)は無料でWeb受験ができ、気軽に知識を身につけられるのが魅力です。

2級(基礎)・1級(応用)はマークシート形式の筆記試験を通じて取得できる資格です。肌悩みに応じたスキンケア・メイクについてアドバイスを求められる美容部員にとって武器になり得るでしょう。

参考:一般社団法人化粧品成分検定協会「検定試験について」

スキンケアアドバイザー資格

美容部員としての基礎力を高めたいなら、スキンケアアドバイザー資格の取得が役立ちます。
一般社団法人日本スキンケア協会「スキンケアアドバイザー資格」によると、スキンケアアドバイザー資格は、スキンケアの方法や化粧品の選び方に関する知識を習得し、お客さまに的確なアドバイスができる力を身につけるものです。

スキンケアアドバイザー資格の試験は一般社団法人日本スキンケア協会が実施しており、通信講座を受講しレポートを提出することで取得できます。皮膚科学・化粧品学・接客マナーなどを学べるため、スキンケア分野に強くなりたい方や、皮膚の構造・働きといった美容の土台となる知識を深めたい方に向いているでしょう。

参考:一般社団法人日本スキンケア協会「スキンケアアドバイザー資格」

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

美容部員の就職先

ここまで、美容部員になるための方法や資格の必要性について見てきました。では、美容部員の就職先にはどのようなものがあるのでしょうか。

化粧品会社

美容部員の就職先の一つとして化粧品会社が挙げられます。美容部員として化粧品会社に就職する場合、化粧品会社の直営店舗へ配属されるのが基本です。自社ブランドを扱う販売員として入社し、百貨店やショッピングモール、ドラッグストアなどに配属されて勤務します。

基本的には入社後に接客マナーや肌の基礎知識、自社製品の特長などを研修で学べるため、未経験の場合も安心して仕事を始められるでしょう。企業によっては現場経験を積んだのちに本社勤務へステップアップする道もあり、将来的に商品企画や教育担当などのキャリアを描ける点も魅力です。

百貨店

百貨店での美容部員は、百貨店で取り扱っているブランドの魅力を伝えるポジションとして配属されます。百貨店に直接雇用され、特定のブランドを担当する形で売り場に立つことになるでしょう。百貨店勤務の場合、化粧品会社の社員と同様にブランドごとの研修を受けてから現場に入るため、化粧品会社と百貨店勤務で業務内容に大きな違いはありません。

また、百貨店勤務の美容部員の場合は異動が少なく、同じ百貨店で長く働けるのも特徴の一つです。一方、百貨店勤務の場合、複数ブランドを扱う可能性があるため、商品の知識量は求められるでしょう。その分、お客さま一人ひとりに合わせた商品を提案できる知識・スキルを身につけられます。

ドラッグストア

ドラッグストアでの勤務は、複数ブランドの化粧品を扱いたい人や、柔軟な働き方を求める人に適しているでしょう。ドラッグストアでは、いわゆるデパコスからプチプラまで幅広いコスメを取り扱うため、特定のブランドに縛られずに美容の知識を深められるのが魅力です。
ただし、勤務先によっては化粧品以外にも日用品や食品などのレジ打ちを担当する場合も考えられます。そのため、美容部員としての業務に専念したい場合は、美容部員の専門カウンターがあるかを求人内容で確認することが大切です。ドラッグストアでは、正社員だけでなくアルバイトやパートの募集もあるため、自分のライフスタイルに合わせた働き方がしやすい環境でしょう。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

美容部員の研修制度

美容部員として仕事を始める際、基本的には化粧品会社や百貨店で新人研修が組まれています。美容部員の研修制度では、皮膚・化粧品に関する基礎知識や接客スキル、メイクアップ技術など、業務に必要な内容を段階的に学ぶケースが多いでしょう。

企業によっては、共感力や応対の柔軟性といった人間力の成長にも重きを置いているプログラムがあり、単なる知識や技術だけでなく、接客の本質を学べる環境が用意されている場合があるようです。

また、キャリアに応じた段階的なステップアップ研修を実施している企業もあります。たとえば、入社時・3ヶ月後・1年後・3年後と、社員それぞれの経験値に合わせて内容をレベルアップしていく仕組みがあり、長期的に成長できる道が用意されているようです。

さらに、年齢の近い先輩社員が業務や気持ちの面で支える「シスター制度」など、現場でのサポート体制を整えている企業もあります。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

美容部員になるための就職活動の進め方

ここまで、美容部員になるための方法や研修制度などについて見てきました。以下では、美容部員になるための就職活動の進め方について紹介します。

新卒の場合

美容部員として新卒採用を目指すには、早めの準備と計画的な行動が重要です。一般的には大学3年生の3月ごろから本格的に就職活動が始まるため、大学3年生の夏ごろから自己分析や業界研究を始めておくとよいでしょう。

以下は、就職活動の進め方の例です。

時期
就職活動の内容
大学3年生の夏 - インターンシップ参加
- 自己分析
- 企業研究
大学3年生の秋 - エントリーシート作成
- 企業説明会やOB・OG訪問への参加
大学4年生の春 - エントリーシートの提出
- 筆記試験やWebテスト
大学4年生の夏 - 面接
大学4年生の秋 - 内定通知
- 内定者研修や内定式

このように、美容部員の就職活動は1年近くかけて進んでいきます。特に人気のあるブランドや企業は早期に選考がスタートすることもあるため、余裕をもった行動を心掛けましょう。

中途の場合

美容部員として中途採用の求人に応募する場合、年間をとおして採用を行っている企業であれば比較的短期間で内定に至るケースも見られます。

まずは応募フォームや履歴書を通して、これまでの職歴や希望する勤務地などを企業側に伝えます。書類選考を通過すると、次のステップは面接です。

面接は1~2回程度で、現場の美容部員や人事担当者が参加します。美容部員の面接を受ける際は接客スキルやコミュニケーション能力などをチェックされているため、清潔感のある身だしなみやハキハキと話すこと、分かりやすく伝えることなどが大切になるでしょう。

内定が出たあとには、雇用条件や入社日の調整などを行う「内定面談」が実施されることが一般的です。内定面談を通して不明点を解消することで、納得感をもって入社を迎えられるでしょう。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

美容部員になるための就職活動の準備

ここまで、美容部員になるための方法や研修制度、就職活動の進め方を紹介してきました。以下では、美容部員になるための就職活動の準備を見ていきます。

自己分析を徹底する

美容部員になるための就活準備の一つは、自己分析を行うことです。
自己分析ではこれまでの経験を振り返ることで、自分の性格や行動の傾向を把握します。自分の強み・弱み・価値観を明確にすることで自己理解が深まり、面接で自信をもって話せるようになるでしょう。

「人と関わるのが好き」「美容に関心がある」といった気持ちがある場合、自己分析で洗い出した具体的なエピソードと結びつけて伝えると説得力が高まります。自分自身を分析し、客観的な視点からアピール材料を整理することが、美容部員の就活では欠かせません。

企業研究を行う

美容部員を目指す際は、働く環境や企業理念を知ることも大切です。企業ごとに理念や職場の雰囲気、働き方などが異なるため、企業のWebサイトを見たり企業説明会に参加したりして事前に調べておきましょう。

気になる企業を比較しながら、自分に合うかどうかを見極めておくことで、後悔のない選択につながります。

履歴書とESを作成する

美容部員の就職・転職活動では、履歴書やES(エントリーシート)を作成し、志望動機や自分の強みなどを採用担当者に伝えます。

自己分析や企業研究を通じて得た情報をもとに記載内容を考え、結論を冒頭で伝える、数字を使って具体的に表現するといったことを心掛けて採用担当者に伝わりやすい文章を作成しましょう。

自己PRや志望動機などは一度考えて終わりにせず、何度も読み返して推敲を重ねることで、説得力のある応募書類づくりにつながります。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

美容部員になるには未経験可の仕事に応募する方法がある

  • 美容部員になるには、新卒採用枠への応募やエージェントへの相談といった方法がある
  • 美容部員に必須資格はないが、日本化粧品検定といった資格を活かせる可能性がある
  • 美容部員の就職先には化粧品会社や百貨店、ドラッグストアなどがある

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

おすすめ記事