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自社の強みを活かし、看護・介護の仕事を支える製品やサービスを提供する組織
a year ago
本記事では、訪問看護師・介護士の仕事を支える製品を提供する企業と、高齢者のフレイル予防に力を入れている組織を紹介します。どの組織も超高齢化社会に対応すべく、自社の強みを活かした製品やサービスを開発・提供していることが特徴です。
フットマーク株式会社
フットマーク株式会社は、学校用品や水泳用品、健康・介護用品など多様な商品を製造・販売する企業です。「お客様が第一」を経営理念に掲げ、1946年の創業当時から人々の生活に寄り添う製品を提供しています。
同社は1970年頃に近所の方から「大人用のおむつカバーを作って欲しい」と頼まれたことをきっかけに「大人用のおむつカバー」を開発。商品名として3代目社長が「介助」と「看護」を組み合わせ「”介護”おむつカバー」と名付けました。その際に「介護」という言葉を商標登録しています。
用途に合わせて使用したい介護バッグ!
軽量で多機能な「トート・リュック」
トート・リュックは、介護士向けに開発されたバッグです。その名の通り、利用シーンに応じてトートバッグ/リュックと形状を変更できます。
バッグの重さは約470g。500mlの水のペットボトルとほぼ同じ重さで、荷物が大量になっても肩への負担が少なく、快適に持ち運びすることが可能です。
以下は同製品の特徴の一例です。
・はっ水生地と止水ファスナーで急な雨でも荷物が濡れない
・正面、サイドに出し入れしやすい4つの機能ポケット付き
・自転車のカゴにすっぽり入る縦型サイズ
・内蔵のキーフックでバッグの中でもカギを見失わない
・クッション性の高い肩パッドで肩の負担を軽減
・肩ベルトが収納できる背面ポケットあり
介護の職場は書類の持ち込みや受け取りなどが多く、大きめのバッグやリュックで通勤する介護士も多いでしょう。特に訪問介護の現場は持ち運ぶものが多く、通勤時のバッグと別に「訪問バッグ」を用意している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
同製品は通勤用のバッグとしてはもちろん、訪問介護用のバッグとしても便利に利用できそうです。
訪問看護をスムーズに「ワークリュック2」
ワークリュック2は、訪問看護をスムーズに行えるよう開発されたリュックです。
ケアに必要な道具を整理整頓して収納できる「収納バッグ」がセットとなっていることが特徴。リュックの間口が広く、収納バッグごとサッと取り出せるため、素早くケアに入れます。
同製品のポイントは以下の通りです。
・大容量
リュックの容量は28Lと大容量。収納バッグを入れた後でも、タブレット端末やノート、筆記用具、タオルなどを収納できます。
・整理がしやすい
収納バッグには8つのポケットと9つのゴムホルダーがあり、ものを定位置に収納することが可能です。
・ポケット付き
リュック本体にも多様なポケットがあり、スマートフォンや財布、カギなどの私物を収納できるポケットも備えているため、リュック一つで身軽に行動できます。
訪問看護師にとって大事な相棒ともいえる訪問バッグ。機能性にも優れているワークリュック2は、訪問看護師にとって心強い味方となるでしょう。
■詳細情報
フットマーク株式会社
トート・リュック
ワークリュック2
一般社団法人MCIリング
産学共同で設立された一般社団法人MCIリングは、「認知症」と「フレイル」の予防を目的としたプログラムを提供している法人です。介護予防に関するソリューションを持つ企業や組織が集結して設立されました。
「人生をカッコよく」を合言葉に、高齢者がいつまでも自立した生活を送れるようプログラムを通じてサポートしています。
総合的な予防プログラムを提供!
新しいプログラムで認知症・介護予防にアプローチ!
これまで「フレイル高齢者向けのプログラム」といえば、講師派遣型のエクササイズプログラムが中心でした。しかし、それらのプログラムでは認知症対策の要素が少ないこと、一度に対応できる人数に限りがあることから、効果を定量的に評価できなかったそうです。
そこで同法人では、認知症対策にスポットを当てた新しい介護予防プログラムを考案。啓発・実践・チェックを組み合わせて提供することで、より認知症・介護予防にアプローチできる仕組みを構築しました。
同法人が提供するサービスの特徴は以下の通りです。
・「体を鍛える」+「脳も鍛える」でバランスよくトレーニングを組み合わせられる
・定量的、定性的な効果測定が可能
・幅広い参加形式に対応
・医師監修や臨床現場での実績、科学論文を備えた、臨床実績のあるトレーニングを提供
・希望に応じて、プログラムのアレンジやスーパーバイザーの派遣、インストラクターの養成なども実施
脳や筋肉を活性化させる様々なトレーニング
同法人のトレーニングの特徴は、トレーニングによって働きかける場所や目的が異なること。複数のトレーニングを組み合わせて提供し、身体的、社会的、精神・心理的フレイルの相互的な改善を目指します。
同法人が提供する代表的なトレーニングは以下の通りです。
・シナプソロジー®
「2つのことを同時に行う」「左右で違う動きをする」など普段慣れない動きで脳に適度な刺激を与え、脳の活性化を図るトレーニングです。
・本山式筋トレ
ボディビルダーの本山輝幸氏(総合能力研究所 所長)考案のトレーニング。筋肉の動きを意識しながら身体を動かすことで感覚神経を刺激し、脳細胞を活性化します。
・暮らしの脳トレ
700種類以上の日常生活課題を取り入れた脳トレツール。実施結果を記録し、ご利用者または施設職員に定期的にフィードバックを実施します。
・臨床美術
絵やオブジェなどの創作活動を通じて、ご利用者が楽しみながら脳やこころを活性化し、認知症の予防や症状改善、QOLの向上を目指します。
・効くミュージック
歌唱をベースに口腔機能や認知機能をアップさせるトレーニング要素を組み込んだプログラムです。
「もっと認知機能を高める活動を取り入れたい」「内容のバリエーションを増やしたい」など、介護士としてトレーニングについてお悩みの方は、ぜひMCIリングの介護予防プログラムを検討してみてはいかがでしょうか。
■詳細情報
一般社団法人MCIリング
有限会社オーラルアカデミー
有限会社オーラルアカデミーは、歯科矯正用の機材や装着関連商品、口腔トレーニング器具の開発・販売を手掛ける企業です。代表の鈴木氏は、40年近くにわたり歯科治療に携わってきた歯科医師。口腔機能の発達不全が歯列不正の発症に関わっていることを突き止め、口腔機能の改善や育成につながる器具を開発・販売し、多くの歯科医院で利用されています。
また同社では、口腔トレーニングは健康や美容に役立つことにも着目。一般の方にも口腔トレーニング器具を販売しています。お口の健康から人々の健康に寄与していることが特徴です。
幅広い層におすすめなトレーニング器具
舌の筋力を数値で測定できる「たんたんめーたー」
たんたんめーたーは、舌の筋力を数値で測定できる舌筋力測定器です。
舌や口の筋力が衰えると機能が低下し、「食べ物がうまく飲み込めない」「のどにつかえてる感じがする」といった症状に加え、気道狭窄、二重あご、舌骨低位などの症状も出てくるそうです。また舌根が沈下すると、いびきや無呼吸症候群などを発症するおそれもあります。
同製品は、目視できない舌の機能や筋力を数値で可視化し、正常に機能しているかどうかを判断することが可能です。
舌筋群を鍛えることができる「あげろーくんMメディカル」
あげろーくんMメディカルは、舌を拳上する力が鍛えられる口腔トレーニング器具です。口の中でマウスピースを押し上げる動きを繰り返し、舌筋に適度な負荷を与えて鍛えます。
舌骨の位置を上げることで気道が広がり、誤嚥性肺炎の予防やいびき・無呼吸症候群の対策にもつながります。また二重あごの解消にもつながることから、美容目的で使用する方もいるようです。
人は加齢とともに舌筋力が衰える傾向があり、舌筋力が衰えると「噛む・飲み込む・しゃべる」などの動作が難しくなる「オーラルフレイル」に陥る可能性があります。高齢者施設などで働く介護士の中にも「ご利用者の舌筋力が気になる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
たんたんめーたーとあげろーくんMメディカルを取り入れることで、オーラルフレイルを予防できるかもしれません。詳しく知りたい方はぜひ、有限会社オーラルアカデミーの製品をチェックすることをおすすめします。
■詳細情報
有限会社オーラルアカデミー
たんたんめーたー
あげろーくんMメディカル
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