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現場の課題解決におすすめの介護施設向けプロダクト
16 hours ago

介護現場では、利用者様が安心して過ごせる安全な環境を提供するとともに、介助者の負担を軽減し、業務を効率化することが喫緊の課題となっています。
本記事では、これらの課題を解決する新たなプロダクトとして、介護現場のニーズに応える革新的な製品に着目しました。ベッド柵でのケガや転落防止に役立つカバー製品や、移乗介助をスムーズにするシート製品など、現場を温かくサポートする製品をご紹介します。
丸田シャツ株式会社
丸田シャツ株式会社は、1963年の設立以来、国内大手アパレルメーカーのOEM製造を担ってきた企業です。現在は、アパレル製品だけでなく、オーダーメイド・ワーキングウェアや介護福祉施設向けユニフォーム、防水シーツをはじめとしたさまざまな介護用品など、広域にわたる製造販売に携わっています。2021年には、福祉施設・医療法人向けの専用オンラインストアを展開。現場の声と時代のニーズに沿った、確かな運用を目指しています。
今回ご紹介する「あんしんベッド柵カバー」は、現場の声から生まれた介護用品の一つです。ベッド柵の隙間に挟まることで発生する骨折事故などのリスクという、介護現場で日々直面する課題への対策にも貢献しています。
ベッド柵でのケガを未然に防ぐ「あんしんベッド柵カバー」
介護用ベッドは、介護人員の確保と業務負担軽減を両立できる利便性の高い福祉用具ですが、その一方で、ケガや事故の発生も看過できない問題となっています。特に高齢者の場合、転倒や転落による骨折は寝たきりにつながる重大な事故となりかねません。また、認知症の方の場合、ベッド柵のすき間に手足を挟んでしまうケースや、柵を乗り越えようとして起こる転倒事故のリスクが高く、多くの施設で安全対策が求められています。

その現状打破の一助となるのが、ベッド柵でのケガを未然に防ぐことができる「あんしんベッド柵カバー」シリーズです。
特長は、ベッドサイドレールにカバーを被せて柵全体をすっぽりと覆うシンプルな設計。レールとベッドのすき間をなくして安全性を高めることができます。介護現場の業務効率化と安全性向上の両方を叶える同製品は、まさに理想的なプロダクトといえるでしょう。
優れた利便性と多彩なバリエーション
「あんしんベッド柵カバー」は、4ヶ所の紐を結ぶだけで簡単に着脱できる仕様になっています。2025年に本体カバーと中材袋のセパレートタイプに改良し、本体カバーのみを外して洗濯できる手軽さと清潔さを実現。日々の清掃やメンテナンスの手間を最小限に抑えることができます。
本体は、撥水加工済みのポリエステルオックス生地を使用したブラウンカバー(ポリエステルオックス(撥水加工))に加え、「さくら」「ラベンダー」「あお空」の3色の合成皮革製カバーをラインナップ。『お部屋に気持ちを明るくする彩を』をコンセプトに、介護空間に温かみのある雰囲気を演出できる豊富なカラーバリエーションを展開しています。
中材袋はメッシュ素材で、内側には高通気特殊ウレタンフォームを使用。程よいクッション性と通気性を兼ね備えているのが特徴です。柵本体の固さや冷たさを軽減できるだけでなく、蒸れにくい素材で快適なベッド環境を提供できるのも同製品の魅力といえます。

何度も試作を重ね誕生した「あんしんベッド柵カバー」は、介護現場を明るく照らし、日常的なケアをより安全かつスムーズにサポートすることでしょう。
■詳細情報
丸田シャツ株式会社
あんしんベッド柵カバー
株式会社高田ベッド製作所
医療機器や整体・エステ用製品の製造販売を手掛ける、株式会社高田ベッド製作所。大阪府泉南市を拠点に、複数の工場を構え、幅広いニーズに対応する製品づくりを行っています。国内に工場を持つ強みを活かし、高品質な製品の安定供給と迅速な納期を実現。医療機関からの細かなご要望にも柔軟に対応し、製品のカスタマイズ開発や改良にも積極的に取り組んでいます。
創業50年以上の実績で培った確かな技術力も、同社の大きな強みです。品質マネジメントシステム(ISO 9001)と、環境マネジメントシステム(ISO 14001)の認証を取得し、国際基準に適合した品質管理体制を確立。これらの取り組みにより、多くの医療現場から高い信頼を獲得しています。
同社が手掛ける数ある製品の中から注目したのは、医療現場や災害現場での活用が期待される「介助シート」です。安全な移乗介助は、介助者の身体的負担の軽減にもつながります。
安全性を追求しながら用途に応じて使い分けができる「介助シートシリーズ」

移乗介助は、介護者の腰痛リスクや身体的負担が大きい作業の一つです。また、限られたスペースでの移乗や、予期せぬ身体動作への対応もあり、常に事故のリスクも伴います。特に緊急時や災害時には、エレベーターが使用できなくなることで、階段での移動や狭い場所での担架使用など、困難な状況に陥ることもあるでしょう。
そんな現場の課題に対する一助として、介護者の身体的負担を軽減しながら、介助時の安全性も確保できる「介助シートシリーズ」が注目されています。
特長と活用法

「介助シートシリーズ」の特長は、シートに複数の取っ手部分が設けられていることと、水に強いナイロン素材が採用されていることです。ストレッチャーや検査台からの移動をスムーズに行える利便性の良さだけでなく、安全性を追求した縫製や素材選びにより、高い耐久性も備えています。
介助シートは3種類あり、現場の状況に応じた使い分けが可能です。
1)介助シート
8ヶ所の取っ手が付いたスタンダードタイプ。シート自体の重さは約1kgと軽量ながら、二重生地縫製で高い強度を誇ります。
2)スーパー介助シート
14ヶ所の取っ手により、さらにスムーズな移動を実現。基本対応と同等の軽量性、安全性、強度を兼ね備えています。
3)座式介助シート
座った状態での移動・搬送に特化したシートです。車椅子や介護椅子にも使用でき、8ヶ所の取っ手で安全な移動をサポートします。カラーは、ブルー・グリーン・エンジ・ブラックの4色展開です。
介助シートシリーズの活用は、分散荷重による介護スタッフの腰部への負担軽減に加え、複数人での移乗作業を可能にします。症状や状況に合わせてシートタイプを選択することで、より多くの場面で安全かつ効率的な介助を実現できるでしょう。
同社では、全国の医療機器店(代理店)を通じて、安定的な供給体制のもとで製品を提供しています。介助シートシリーズのほか、介護シリーズや運動療法シリーズなど、課題解決をサポートする多彩な他製品もぜひチェックしてみてください。
■詳細情報
株式会社高田ベッド製作所
介助シートシリーズ
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