NEWお役立ち情報

食べる喜びを再び!コンサルタントナースが拓く食支援と人材育成

5 hours ago

「食べる」という行為は誰にとっても必要不可欠ですが、加齢や疾病により食事が困難になることがあります。では、看護師はどのようにその課題へ向き合えば良いのでしょうか?
この記事では、摂食嚥下の専門家であるコンサルタントナースによる人材育成活動に注目し、食支援の質向上への取り組みを紹介します。食支援に携わる方のヒントになれば幸いです。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

コンサルタントナースとは

コンサルタントナースとは、専門看護師や認定看護師の資格を持ち、外部から医療・福祉現場で教育・指導を行う看護師を指します。専門的な知識やスキルを活かし、医療・福祉現場での課題解決や質向上を支援します。

Taste&See

Taste&Seeは、摂食嚥下分野から医療・福祉の質向上を目指し、食と生を支えるコンサルテーションプログラムを提供しています。摂食嚥下ケアの専門家である、代表の西依見子さんが中心となり、医療・福祉施設向けのコンサルテーションを実施。専門的な知識や技術指導により、「食べたい」という願いをサポートできる人材を数多く輩出しています。

摂食嚥下ケアの専門家が教える「食と生を支えるコンサルテーションプログラム」

Taste&Seeでは、各施設の状況や希望に合わせて、オーダーメイドの摂食嚥下コンサルテーションを提供しています。そのベースとなるのが、「食と生を支えるコンサルテーションプログラム」です。

記事スクショ
▲画像提供:Taste&See


慢性疾患看護専門看護師、摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格を有するコンサルタントナースが、摂食嚥下ケアの専門家として支援。「お口を整える」「食に関するアセスメント」ができる医療・福祉従事者の育成をサポートします。

プログラムは原則として、月1回~3回、1回2時間~3時間、半年以上の期間で実施されます。主な内容は以下の通りです。
1.誤嚥や窒息のリスク管理教育: 誤嚥や窒息のリスクを評価し、適切な対策を講じるための知識と技術を提供します。
2.口腔ケアの指導:患者さんの口腔状態を改善し、維持するための口腔ケア技術を指導します。
3.診療報酬算定への支援: 摂食嚥下に関連する診療報酬の算定を支援し、施設の経営改善に貢献します。

Taste&Seeのコンサルテーションプログラムは、単なる知識の提供にとどまらず、現場で実践できるスキルを身につけることを重視しています。また、経験豊富なコンサルタントナースが、各施設の課題やニーズに合わせてきめ細やかに対応するのも魅力です。

お客様の感想

実際に、Taste&Seeがコンサルテーションした医療機関からの声を紹介します。

・新しい知識や技術を身に付けることでチームの活力が増した
・口腔ケアと嚥下訓練を通して「快」のニーズに応えられるようになった
・専門家の介入により患者さんが改善する現場に直面し、現場の意識が高まった
・医療と看護の質が向上し、患者さんの満足度向上や経営効果につながった

歯を見せて笑っている写真

スタッフの知識とスキル向上はもちろん、職場全体の意識変革も見のがせないポイントでしょう。公式Webサイトには、ほかにも多くの声が掲載されています。課題解決のヒントになる可能性もあるので、ぜひ併せてご覧ください。

■詳細情報
Taste&See
食と生を支えるコンサルテーションプログラム

食べたい-おくちから

「食べたい-おくちから」は、摂食嚥下障害を抱える方の「お口から食べたい」という想いを支えられるよう、専門的な知識やケア技術を通じて、医療・介護現場における摂食嚥下ケアの質を高めることを目指しています。医療・福祉職向けに、口腔ケアをはじめ摂食嚥下ケアに必要な知識や技術の教育・指導を行い、患者さんやご利用者さんが安全に美味しく食事を楽しめるようサポート。摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格を持つ代表 飯原由貴子さんの豊かな知識と確かなスキルは、多くの現場に「食」への希望をもたらしています。

嚥下障害看護認定看護師
▲画像提供:食べたい-おくちから


“お口から食べたい”をサポートする教育プログラム「コンサルタントナースプログラム」

超高齢社会において、誤嚥や窒息のリスクは高まっており、看護師や介護職員が食事介助等に携わる機会はますます増えていますが、摂食嚥下ケアに関して専門的な知識と技術を有する人材は不足しているのが現状です。
そこで「食べたい-おくちから」では、摂食嚥下障害を抱える方の「口から食べたい」という想いを支えられるよう、摂食嚥下ケアに必要な知識と技術を習得できるプログラムを考案。口腔ケアや摂食嚥下ケアについて学べる「コンサルタントナースプログラム」を提供しています。

プログラムは、短期集中で学ぶ「6ヶ月コース(月4回)」、じっくり学ぶ「12ヶ月コース(月2回)」の2つを設定。いずれも、コンサルタントナースが医療機関や高齢者施設、訪問看護ステーション等に出向き、摂食嚥下の基礎知識学習会とともに患者さんやご利用者さんのスクリーニングから咀嚼能力・口腔機能・嚥下機能・姿勢等の評価・アセスメントをプログラム受講者とともに行い、必要なケアにつなげていきます。この講義とミールラウンドを合わせた実践指導を通じて、障がいやリスクに応じた食事支援ができる人材育成を図るというものです。

プログラムのポイントは以下の通りです。

1.お口を整える:摂食嚥下障害のある患者さんの口腔衛生を保ち、食べる準備を整えられるよう、口腔ケア方法やケア物品について学びます。
2.食べること支援:患者さんの摂食嚥下機能に合わせた食事の形態、安全かつ安楽な食事介助方法や、食事中の観察ポイントを学習します。
3.摂食機能療法算定: 嚥下訓練をどのようにシステム算定につなげていくのか、希望や状況を確認しながら知識を深めます。
コース修了後は、月1~2回のフォローアップが可能。常に新しい知識と技術に触れられるのは、実践の後押しにもつながるでしょう。

コンサルタントナースプログラムの様子
▲画像提供:食べたい-おくちから


お客様の声

コンサルタントナースプログラムを受講した方からは、下記のような声が寄せられています。

・頸部聴診をとおして、嚥下状態の把握ができるようになった
・摂食嚥下障害を疑う観察ポイントを学べ、気付きの幅が広がった
・食事形態の判断ができるようになり、個々に合った食事を提供できるようになった
・安全な経口摂取のためのポジショニング、声かけ、口に運ぶタイミングなどが理解できた

これらの声からも、プログラムを通して知識や技術が向上し、安全で適切な食支援の実現に役立っていることが分かります。
実は、飯原さん自身も身内のケアを行っていた経験があるそうです。それがベースになっているからこそ、当プログラムは現場の課題を的確に捉え、適切な対応につなげる力があるのでしょう。摂食嚥下障害を抱える方の「食べたい」「たとえ一口でも美味しく味わいたい」という想いに寄り添いつつ安全な食支援の実現に、ぜひお役立てください。

■詳細情報
食べたい-おくちから
コンサルタントナースプログラム

合同会社Comer

沖縄に拠点を構える合同会社Comerは、「次世代のために、食の支援を通じて、心の豊かさを育んでいきます」という理念を掲げ、医療・介護現場における食支援人材育成に力を入れています。高齢者を含む摂食嚥下障がい者への食支援ニーズに応えるべく、現場スタッフの専門知識・技術習得を支援。長年、医療現場で摂食・嚥下障害看護認定看護師として活躍してきた大城清貴さんが代表を務め、コンサルタントナース活動を展開しています。

“心を込めて食べるを支える”口腔ケア・食支援プログラム「食支援コンサルティングサービス」

口腔ケアや食支援に携わる看護師の中には、「口腔ケアの方法に不安がある」「適切な食形態の選択に迷う」「経口摂取の時の姿勢が難しい」「多職種との連携をもっと強化したい」といった悩みを抱えている方も多くいるでしょう。しかし、多忙な医療現場において、課題解決のために独自の研修プログラムを考案・実施するのは難しいのが実状です。

そこで同社は、口腔ケア・食支援について、効果的かつ効率的に学べる「食支援コンサルティングサービス」の提供を開始。分かりやすく、前向きに学べる研修プログラムを考案・実施するサービスとして注目されています。

摂食・嚥下障害看護認定看護師
▲画像提供:合同会社Comer


研修プログラムは、各現場の状況や課題をヒアリングし、個別のニーズに合わせて計画されます。その中で柱となるのは、「口腔ケア指導」「食べる支援の教育」「多職種連携強化」「診療報酬算定の支援」の4つのテーマです。

「口腔ケア指導」と「食べる支援の教育」は、誤嚥性肺炎の理解や口腔内アセスメントといった基礎知識から、効率的な口腔ケアや物品の選び方、摂食嚥下障害のメカニズム、適切な食形態の選択、食事介助のコツなど、実践的な内容まで幅広く網羅しています。

また、「多職種連携強化」と「診療報酬算定の支援」は、多職種連携やミールラウンドの視点、食の地域連携の進め方、診療報酬算定システムなどを学べるよう構成。チーム力を強化しつつ、より質の高い食支援を提供するための知識を習得します。
経験や職種に関わらず、誰にでも分かりやすい内容というのも魅力です。

活用施設からの感想

「食支援コンサルティングサービス」を導入した施設の声を一部紹介します。

・食支援の成果が表れた瞬間に立ち会え感動した
・短期間で成長しているスタッフの姿に驚いた
・多職種連携を意識することで、さらに良い支援ができることに気づけた
・ディスカッションやグループワークを通じ、プレゼンや情報共有のスキルも向上した

このように、食支援のスキルのみならず、スタッフ全体の士気向上につながる同社の取り組みは、超高齢社会においてますます必要とされるでしょう。多方面での導入に、大きな期待が寄せられます。

合同会社コメールイラスト
▲画像提供:合同会社Comer


■詳細情報
合同会社Comer
食支援コンサルティングサービス

ミールエイド Merak

摂食・嚥下障害看護認定看護師である清水義貴さんが代表を務めるミールエイドMerakは、「食べるチカラを最大限に。あなたの支援に革新を。」という理念のもと、食に関する課題解決に取り組んでいます。現場のニーズを重視し、エビデンスに基づいた知識と実践的なアプローチを用いて、個々の「食べる力」を最大限に引き出すことに尽力。食支援に関わる人々が専門的かつ効果的な支援を行えるようサポートし、食支援の現場に変革をもたらすことを目標としています。

食に関する問題の解決を実現する「摂食嚥下コンサルテーションプログラム」

多くの医療現場では、摂食嚥下の専門知識を持つ人材が不足しており、看護師をはじめとするケアスタッフがこの分野に積極的に関わることが求められています。ミールエイド Merak の「摂食嚥下コンサルテーションプログラム」講座は、このような課題を抱える現場を支援するために生まれました。スタッフの知識と技術向上を支援するとともに、日々のケアが適切に診療報酬算定につながるようコンサルタントナースがサポートします。

摂食・嚥下障害看護認定看護師

▲画像提供:ミールエイド Merak


プログラムは、食べるための口腔環境を整える「お口を整えるケア(口腔ケア)」、摂食嚥下の基礎や食事援助方法が学べる「食べることの支援(食支援)」、嚥下のリハビリを算定につなげる「摂食機能療法の算定」の3項目で構成。ミールラウンドや事例検討も取り入れながら、摂食嚥下機能の評価やアセスメント方法を習得し、障害やリスクに応じた食事支援につなげられるよう、理解しやすい内容に工夫されています。

コースは、短期集中で学びたい方向けの「6ヶ月コース(月4回)」と、長期的にじっくり学びたい方向けの「12ヶ月コース(月2回)」を設定。どちらもコンサルタントナースが医療機関や施設を訪れ、日々のケアを実際に行っているスタッフへ座学と実技指導を行います。現場の希望や状況に合わせたプログラムを立案できるというのも、学びを促進しやすいポイントでしょう。

食べるのを見守る写真

また、ミールエイド Merakでは、プログラム終了後のフォローアップや、研修会のみの要望にも対応し、学びを持続しやすい環境を提供しています。スタッフの摂食嚥下ケアにおけるスキル向上・保持を図る際は、ぜひ同プログラムを検討してみてください。

■詳細情報
ミールエイド Merak
摂食嚥下コンサルテーションプログラム

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

関連記事

看護小規模多機能型居宅介護とは?併用できないサービスもご紹介

NEW

看護小規模多機能型居宅介護とは?併用できないサービスもご紹介

子どもの笑顔につながる支援活動や製品開発、販売サービスを行う企業・法人

NEW

子どもの笑顔につながる支援活動や製品開発、販売サービスを行う企業・法人

看護師と保健師の違いとは?仕事内容や年収についてもご紹介!

看護師と保健師の違いとは?仕事内容や年収についてもご紹介!

おすすめ記事

人気のエリアから求人を探す

看護師の求人を都道府県・主要都市から探す