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保育士の履歴書の書き方は?志望動機や自己PRの例文も紹介

3 days ago

「保育士の履歴書作成におけるポイントがよく分からない」という方もいるでしょう。保育士の履歴書は、自身の強みや活かせるスキルをアピールする内容を盛り込むのがポイントです。この記事では、保育士の履歴書の書き方のポイントについて紹介します。保育士の履歴書における志望動機や自己PRの例文も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

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保育士の履歴書作成のポイント

志望する職場で保育士として働き始めるには、より良い履歴書を作成することが大切です。ここでは、保育士の履歴書作成のポイントを3つ紹介します。

履歴書の指定の有無や提出方法を確認する

保育士の履歴書を作成する際には、履歴書の指定の有無や提出方法を確認するのがポイントです。応募先によっては、履歴書のフォーマットが指定されていることもあります。そのため、応募先から履歴書の提出を求められたら、まず指定フォーマットの有無を確認するのがおすすめです。

また、履歴書の提出方法も、履歴書の作成前に確認しておくと良いでしょう。
履歴書の作成は、手書きかパソコンかの2つに分かれます。たとえば、メールでの提出が求められている場合、手書きで作成したものはスキャンし、データ化する必要があります。逆に、応募先に履歴書を持参して提出する場合、パソコンで作成した履歴書は印刷しなければなりません。

このように、履歴書の提出方法が変わると、提出するのに必要な工程が増えることもあります。そのため、事前に履歴書の提出方法を理解したうえで、自分に合った作成方法を選び、準備を進めるのがおすすめです。

自分に合ったフォーマットを選ぶ

保育士の履歴書作成では、自分に合ったフォーマットの履歴書を使用するのもポイントです。

履歴書は、フォーマットによって、記入欄の大きさや項目の内容が異なることがあります。たとえば、転職者用の履歴書の場合、職歴欄が一般的なフォーマットと比べると大きく設けられているのが特徴です。

ほかにも、志望動機欄や自己PRが大きいフォーマットや、志望動機・特技・自己PRが一つの欄にまとめられているフォーマットなどもあります。そのため、自身の状況やアピールしたい内容などに合わせて、履歴書のフォーマットを選ぶと良いでしょう。

また、履歴書の作成方法も、手書きかパソコンかによって、採用担当者に与える印象が変わることもあります。手書きの履歴書の場合、人柄が伝わりやすいのが特徴です。保育士の場合、保護者への連絡や園内の装飾など、手作業で行う業務も多くあるため、手先の器用さもアピールしやすいでしょう。

一方、パソコンで作成する場合は、文体が簡単に整えられるため、読みやすい履歴書が作成できるのが特徴です。また、フォーマットに指定がない場合、項目ごとの大きさを自由に変更できるため、より自身の魅力をアピールしやすい履歴書が作れるでしょう。パソコンで作成する場合、修正や加筆も簡単にできるため、効率良く履歴書作成ができる点もメリットです。

応募先ごとに作成する

保育士の履歴書は使い回さず、応募先ごとに作成するのも大切なポイントです。特に、志望動機や自己PRなどは、どの応募先にも当てはまる内容だと抽象度が高く、実際に働いている姿を想像しにくいと捉えられることもあるでしょう。
そのため、志望動機や自己PRなどは、志望先の特徴などに触れた具体性の高い内容にすることが大切です。

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保育士の履歴書の書き方:項目別

ここからは、保育士の履歴書の書き方を項目別に紹介します。項目ごとのポイントも紹介するので、チェックしてみてください。

日付

履歴書の最上部の日付には、「履歴書の提出日」を記入します。履歴書を郵送で提出する場合は送付(投函)日、手渡しの場合は職場を訪問する日、メールで送付する場合は送信日を記入するのが一般的です。

日付以外の項目の記入を先に終わらせている場合、日付が未記入のまま提出してしまうことも起こり得ます。そのため、きちんと日付が記入されているか、履歴書の提出前に必ず確認することが大切です。履歴書の提出前にチェックが必要な項目については、後述の「保育士の履歴書の最終チェック項目」でも紹介しているので、あわせてチェックしてみてください。

証明写真

証明写真は、3ヶ月以内に撮影したものを使用するのがおすすめです。ただし、顔の印象や髪型などが大きく変わっている場合は、3ヶ月以内に撮影していたものでも、新たに撮り直すと良いでしょう。

また、履歴書の証明写真のサイズは「縦40mm×横30mm」が一般的です。証明写真機や写真館では、「履歴書用」としてサイズが設定されていることもあります。履歴書をデータで提出する場合は、写真データを受け取れる撮影機や写真館を利用するのもおすすめです。

なお、間違えたサイズで撮影した写真をそのまま使用すると、担当者に雑な印象を与えるおそれがあります。そのため、万が一写真サイズを誤った場合は、新たに撮り直すのが得策です。

紙の履歴書を使用する場合、証明写真ははがれないよう、糊または両面テープなどでしっかり貼り付けます。万が一、写真がはがれてしまっても誰の写真か分かるように、写真の裏面には氏名を記入しておくと良いでしょう。

氏名

履歴書の氏名欄は、ほかの項目より大きめに設けられていることも多く、担当者の目に留まりやすい項目の一つです。そのため、文字は記入欄に合わせてやや大きめに、かつ丁寧に記入します。その際、姓と名は間を空けると、見やすくなるためおすすめです。

なお、振り仮名は、「ふりがな」と書かれている場合はひらがなで、「フリガナ」と書かれている場合はカタカナで記入します。フォーマットの記載と統一されていない場合、丁寧さに欠ける印象を与えることもあるため、注意が必要です。

生年月日

生年月日欄で気を付けるポイントは「年」の記載です。「年」は、西暦か和暦のいずれかを使用します。この際に、ほかの項目の表記と統一することがポイントです。

履歴書では、生年月日のほかにも、日付や学歴・職歴、免許・資格など、「年」を記入する項目が複数あります。年を記入する際は、初めに記入した項目での表記をほかの項目でも使用することになるため、すでに記入している項目がないか、ある場合は西暦か和暦のどちらを使用しているのか確認することが大切です。

なお、年齢は、提出日時点での年齢を記載します。誕生日の前後で履歴書を提出する場合は、提出日(履歴書上部の日付)を基点として考えると良いでしょう。

現住所・連絡先

現住所欄には、提出日の時点で住んでいる住所を、連絡先欄には、現住所以外への連絡を希望する住所を記入します。現住所以外への連絡を希望しない場合、連絡先欄には「同上」と記入するのが一般的です。連絡先欄には「(現住所以外に連絡を希望する場合のみ記入)」と記載されているフォーマットもありますが、記入漏れと思われるのを防ぐために、「同上」と書き、空白のままにしないことも大切です。

なお、履歴書の提出後に引越しの予定がある場合は、連絡先欄に、新しい引越し先の住所と「(◯月◯日に転居予定)」などの情報を記入しておくと良いでしょう。引越し先が決まっていない場合は「転居予定」と記入し、転居予定日の目安も分かる範囲で記入しておくのがおすすめです。

学歴・職歴

学歴・職歴欄は、経歴が古い順に記入するのがポイントです。ここからは、学歴と職歴のそれぞれの記入ポイントを紹介します。

学歴

学歴・職歴欄の1行目の中央に「学歴」と記入し、2行目から入学・卒業の年月と学校名・学科などを記入します。学校名は省略せず、「◯◯県立◯◯高等学校」のように正式名称で記入するのがポイントです。また、学部や学科、コースなどがある場合は、それらも含めて記入します。

なお、書き始める学歴については、中学卒業や高校入学から書き始めることが多いものの、明確なルールはありません。目安として、高卒の場合は中学卒業、大卒の場合は高校卒業のように、自身の最終学歴の一つ前の学歴は最低限含めて記入すると良いでしょう。

職歴

学歴を書き終えたら、その下の行の中央に「職歴」と書き、職歴を古い順に記入します。会社名は学校名と同様に、正式名称で記入することがポイントです。そのため、法人格も「(株)」や「(福)」などの省略形は用いず、「株式会社」や「社会福祉法人」と記入します。

また、職歴では、入社(入職)・退職の年月と会社名を記入するのが基本です。なお、法人格が株式会社の企業や保育所などに勤めていた場合は「入社」、社会福祉法人やNPO法人などが運営する施設に勤めていた場合は「入職」と使い分けることもあります。

職歴欄に余裕がある場合や、履歴書とともに職務経歴書の提出が求められていない場合などは、会社情報として従業員数や携わっていた業務内容、役職などを記載するのもおすすめです。そして、退社(退職)の経歴を記入する際には、「一身上の都合により退職」や「会社都合により退職」などの退職理由を記載します。

なお、職歴は、学校卒業後から現在に至るまでのすべての職歴を記入するのが一般的です。そのため、パートやアルバイト、派遣などで働いた経歴についても記入します。現在在職中の場合は、最終職歴の下の行に「現在に至る」と記入するのがポイントです。
そして、学歴・職歴をすべて書き終えたら、最終行に右寄せで「以上」と書きます。

免許・資格

免許・資格欄は、取得年月が古いものから順に記入するのが基本です。ただし、複数の分野の免許や資格がある場合は、まず運転免許を記入した後に保育士免許や関連資格を記入するなど、分野ごとに記入すると分かりやすくなるでしょう。

なお、免許・資格名は、正式名称で記入することが大切です。以下では、保育士の履歴書で書くことが多い免許・資格の正式名称を紹介します。

免許の種類
正式名称
普通自動車免許 - 普通自動車第一種運転免許
- 普通自動車第二種運転免許
※AT限定の場合は「(AT限定)」と記入
保育士免許 - 保育士資格
幼稚園教諭の免許 - 幼稚園教諭一種免許状
- 幼稚園教諭二種免許状
- 幼稚園教諭専修免許状

免許・資格欄に記入する際は、「保育士資格 取得」のように、免許・資格名の後に「取得」または「合格」と記入します。免許証や免許状が交付されるものは「取得」、合格証が交付されるものは「合格」と使い分けるのが基本です。

志望動機・自己PR・特技

志望動機や自己PR、特技などを記入する欄は、履歴書のフォーマットによって大きさが異なったり、項目が分かれていたりとさまざまです。これらの項目は、履歴書の中で唯一自由に記述ができるため、応募先に熱意をアピールするうえで非常に重要な項目となります。

志望動機や自己PR、特技などを記入する欄が一つにまとめられている場合は、志望動機の中に自身のアピールポイントを含めるなど、自身の魅力をしっかり伝えるための工夫が必要です。

なお、志望動機と自己PRの例文や書き方のポイントは、後述の「保育士の履歴書:志望動機の書き方」や「保育士の履歴書:自己PRの書き方」をチェックしてみてください。

本人希望記入欄

本人希望記入欄には、希望する勤務日数や勤務時間など、応募先に伝えておきたい事項がある場合は記入します。ただし、給料などの待遇面に関する要望は明記しないほうが良いでしょう。

要望がない場合は、「貴社の規定に従います。」と記入します。なお、「貴社」の部分は応募先に合わせて、「貴園」や「貴施設」などに変更すると良いでしょう。

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保育士の履歴書:志望動機の書き方

ここまで、履歴書の書き方を項目別に見てきました。ここからは、保育士の履歴書の「志望動機の書き方」を見ていきましょう。

保育士の履歴書における志望動機は、結論・理由・展望の3部構成にすると、まとまりがあり、読みやすい志望動機になります。

また、志望動機の文字数は、300字程度が一般的です。志望動機を記入する枠が大きめに設けられているフォーマットを利用する場合も、400字程度を目安にまとめると良いでしょう。なお、記入欄の8~9割が埋まるように文字の大きさを調整するのも、志望動機の書き方のポイントです。

以下では、保育士の履歴書における志望動機の例文をケース別に紹介します。

新卒の場合

新卒で保育士を目指す場合の履歴書の志望動機の例文は、以下のとおりです。

私は、子どもがのびのびと過ごせる環境をつくるという理念に魅力を感じ、貴園を志望いたしました。

保育実習で貴園にお世話になった際、家とは異なる環境でありながらも、のびのびと過ごしている子どもたちの姿が見られました。そのとき、私も貴園の一員として、多くの子どもたちが安心して過ごせる園づくりに貢献したいと感じました。

入職後は、子どもたち一人ひとりとの関わりを大切にしながら、業務に取り組んでいきたいです。また、保育士としてのスキルも磨き、子どもからも保護者の方からも信頼される保育士として貴園に貢献してまいります。

新卒の場合、保育士を目指したきっかけや保育実習での経験を盛り込んだ志望動機にするのがおすすめです。また、どのような保育士になりたいのか、どのように志望先に貢献していきたいのかを志望動機に含めることで、熱意が伝わりやすくなるでしょう。

転職・未経験の場合

他職種から保育士へ転職する場合の履歴書の志望動機の例文は、以下のとおりです。

私が貴園を志望した理由は、子どもたち一人ひとりに寄り添った保育を実践されている姿に感銘を受けたからです。

私は、子どもたちと密に関わる仕事がしたいと考え、前職の接客業から保育士への転職を決めました。それまで、保育園では大勢の子どもたちが生活しており、子ども一人ひとりとじっくり関わる場面は少ないものだと考えておりました。しかし、貴園を見学させていただいた際、一人ひとりと向き合って保育をされている姿を見て、私の理想としている保育士像であると感じました。

入職後は、前職で培ったコミュニケーション力を活かして、子どもたちや保護者の方々と信頼関係を築けるよう、日々励んでまいります。

未経験で保育士へ転職する場合は、前職で身に付けたスキルや経験など、保育士として活かせることをアピールすると良いでしょう。子どもと関わる機会が多い職種に就いていた経験や子育ての経験なども、保育士としての強みとなるので、エピソードとして盛り込むのもおすすめです。

転職・保育士経験がある場合

保育士として勤務経験がある方が別の職場へ転職する場合の、履歴書の志望動機の例は以下のとおりです。

私が貴園を志望する理由は、個を尊重する保育という貴園の理念に感銘を受けたからです。

前職は、小規模保育園ということもあり、0~2歳の子どもたちの保育が中心でした。5年間の勤務を経て、3歳以上の子どもたちの保育や集団保育にも携わりたいと感じることが多くなったことが、転職を決めたきっかけです。

貴園は、比較的規模の大きい保育園でありながら、個を尊重し、子どもたち一人ひとりと向き合った保育を行っている点が魅力だと感じています。入職後は、小規模保育の経験を活かしながら、貴園の一員として、個を尊重する保育に携わっていきたいです。また、より多く、より幅広い年齢の子どもたちと関わることで、保育士としてのスキルを磨き、貴園に貢献したいと考えています。

保育士経験がある方がほかの職場へ転職する場合の志望動機では、転職を決めたきっかけや志望先で活かせる経験を取り上げるのがおすすめです。特に、転職の経験が複数回ある場合、「入職してもすぐに辞めてしまうのではないか」と捉えられる可能性もあります。そのため、「このような理由があったため、転職を決めた」ということが明確に伝わる志望動機にするのもポイントです。

なお、前職の退職理由については、面接時に担当者から確認されることもあります。そのため、志望動機で退職理由について触れない場合も、面接で尋ねられた際の回答は考えておくと良いでしょう。

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保育士の履歴書:自己PRの書き方

保育士の履歴書における自己PRは、結論・具体的なエピソード(行動と結果)・展望の3部構成にするのがおすすめです。

履歴書の自己PRの文字数は、使用する履歴書のフォーマットによって、記入欄の大きさが異なる場合があります。そのため、志望動機と同程度の記入欄なら300字程度、記入欄が小さい場合は200字程度を目安に作成すると良いでしょう。いずれの場合も、記入欄の8~9割が埋まる程度の分量が適切です。

ここからは、保育士の履歴書での自己PRの書き方を紹介します。前項の「志望動機の書き方」と同様に、ケース別に例文を紹介するので、チェックしてみてください。

新卒の場合

新卒で保育士を目指す場合の履歴書の自己PR例は、以下のとおりです。

私の強みは、周囲の状況を判断し、主体的に動けることです。

保育実習では、先生方が子どもたちのお世話で忙しく、実習生への指示が難しい場面がありました。その際、それまでの実習期間で教わった内容を基にできることを探し、指示自体を待つのではなく、行動の可否判断を仰ぐように心掛けました。その結果、先生方からは「主体的に行動してくれて助かった」とのお言葉をいただきました。また、その場の状況を判断し、主体的に考え行動する力も身に付けられたと考えています。

入職後は、一日でも早く保育士として自立できるよう、主体的に考え行動できる強みを活かして、日々の業務に取り組んでいきたいです。

新卒の場合は、学生生活やアルバイト、保育実習などでのエピソードを基に、自身の強みをアピールするのがおすすめです。複数のエピソードを取り上げるのではなく、最も印象的なエピソードを一つ選び深掘りすると、よりオリジナリティのある自己PRになるでしょう。

転職・未経験の場合

他職種から保育士に転職する場合の、履歴書の自己PRの例は以下のとおりです。

私の強みは、コミュニケーション力が高いことです。

これまで働いていた商業施設では、迷子になった子どもたちの対応を行うことがありました。迷子の子どもたちは、保護者の方々と離れた不安から泣き出してしまうことも珍しくありませんでした。そのため、私は子どもの興味を引くような話をしたり、積極的に質問を投げかけたりすることで、不安な気持ちが少しでも和らぐよう、コミュニケーションをとり続けました。その結果、保護者の方が迎えに来るころには、子どもは笑顔になっており、保護者の方からも感謝の言葉をいただく機会が何度もありました。

貴園では、このコミュニケーション力を活かして、子どもたちに寄り添いながら、保育のスキルも磨いていきたいと考えています。

保育士未経験の場合、他職種での経験が保育士として働くうえでの強みとなることもあります。そのため、履歴書の自己PRでは、具体的なエピソードを盛り込み、仕事に取り組む姿勢や熱意もアピールすると良いでしょう。

転職・保育士経験がある場合

保育士経験がある方の、履歴書の自己PR例は以下のとおりです。

私は、広い視野を持ち、小さな変化にも気づける高い観察力があることが、自身の強みであると考えています。

前職では、日々の業務において、子どもたち一人ひとりの様子を注意深く観察しながら保育を行うことを目標としていました。そのため、少しでも異変を感じた子どもに対しては、職員内で情報を共有し、連携をとることで、大きな病気や事故・ケガを未然に防げた経験があります。

入職後は、持ち前の鋭い観察力を活かして、小さな変化を見落とすことなく、子どもたちが安全に過ごせる保育園づくりに貢献したいです。

保育士経験がある場合は、保育士として働く中で強みを活かせた場面を盛り込むと、入職後の様子も想像しやすく、良い自己PRにつながるでしょう。自己PRにあてる文字数が多めである場合は、志望先の特徴に触れながら、自身の強みをアピールするのもおすすめです。

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保育士の履歴書の提出方法:手渡しする場合

保育士が履歴書を手渡しするケースとしては、面接がある場合とない場合の2つが考えられます。ここからは、それぞれのケースでのポイントを見ていきましょう。

面接がある場合

面接時に履歴書を手渡しする場合の提出のポイントは、以下のとおりです。

  • 履歴書を透明のクリアファイルに入れ、封筒に入れた状態で持参する
  • 担当者に渡す際は封筒から出し、クリアファイルに入った状態で封筒とともに渡す
  • 封筒の宛名や糊付け、送付状(添え状)は不要
  • 封筒の表面には、左下に「履歴書在中」と赤字で記載する
  • 封筒の裏面には、自分の名前や住所を記載する

面接で履歴書を手渡しする場合、履歴書は封筒から出して渡すものの、封筒も一緒に渡すのが一般的です。そのため、鞄の中で封筒が折れないように、封筒をさらにファイルに入れて持参するなどの工夫も大切でしょう。

面接がない場合

面接がない場合、保育士が履歴書を手渡しで提出する際のポイントは以下のとおりです。

  • 履歴書をクリアファイルに入れ、封筒に入れた状態で持参する
  • 履歴書は封筒ごと渡す
  • 封筒には、志望先の施設名と採用担当者の名前または「採用担当者様」と記載する
  • 封筒の表面の左下に、「履歴書在中」と赤字で書く
  • 裏面には、自身の名前と住所を書く
  • 封筒の口は糊付けする

面接がない場合、採用担当者以外の職員に渡すことも多いため、封筒は封をした状態で持参するのが一般的です。また、担当者の手元に渡るまでに時間がかかる場合もあるため、持参した日を封筒の裏面に記入しておくのも良いでしょう。

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保育士の履歴書の提出方法:郵送する場合

保育士の履歴書を郵送で提出する場合のポイントは、以下のとおりです。

  • 履歴書と送付状をクリアファイルに入れ、封筒に入れる
  • 宛先の住所は省略せず、都道府県から記入する
  • 封筒の表面の左下に、「履歴書在中」と赤字で書く
  • 裏面には、自身の名前と住所を書く
  • 提出期限がある場合は、期日に間に合うよう、早めに郵送する

郵送の場合、ほかの提出方法と比べると、担当者の手元に届くまでに時間がかかります。そのため、履歴書の提出を求められた際には、可能な限り早く送付することが大切です。なお、郵送トラブルが起こる可能性を考慮し、送付日を封筒の裏面に書いておいたり、郵便物を差し出した記録が残る特定記録郵便として送付したりするのも良いでしょう。

特に、履歴書提出の期限が設けられている場合は、「必着」や「消印有効」などの詳細を確認したうえで、期日に間に合うように提出することも重要です。

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保育士の履歴書の提出方法:メールで送付する場合

職場によっては、履歴書をメールで提出するよう求められる場合もあるでしょう。保育士の履歴書をメールで送付する場合のポイントは、以下のとおりです。

  • 件名には、「履歴書送付」などの用件と自分の氏名を記載する
  • 本文は、応募先名と担当者名から書き始める
  • 本文中に、履歴書を送付している旨を記載する
  • 本文の末尾には署名(自分の氏名と住所、電話番号など)を記載する
  • 履歴書は、PDF化したデータで送るのがおすすめ
  • 深夜や早朝の時間帯を避けて送る
  • 送信する前に、添付漏れがないか確認する

履歴書を手書きで作成している場合は、送付日を記入していることを確認し、スキャンしデータ化します。履歴書をメールで送付する際は、データサイズを抑えて送付できることやレイアウトが崩れにくいことなどから、PDF形式で送るのがおすすめです。この際、ファイル名も「送付日_履歴書_氏名」のように、一目でデータの内容が分かるものにしておくと良いでしょう。

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保育士の履歴書の最終チェック項目

ここからは、保育士の履歴書の最終チェック項目を紹介します。これまで紹介してきた、保育士の履歴書の書き方を踏まえた履歴書になっているか、チェックしてみてください。

  • 履歴書の提出日は記入されているか
  • 記入が漏れている項目(空欄のままになっている項目)はないか
  • 誤字・脱字はないか
  • 写真は裏面に氏名を書き、はがれないように貼付したか
  • 和暦・西暦の表記は統一されているか
  • 職歴は漏れなく記入できているか
  • パソコンで作成する場合、フォントは統一されているか
  • データ化してメールで送付する場合、文字化けやレイアウトのずれは起きていないか

履歴書を書き終えたら、提出準備を行う前に、上記の項目を満たしているかチェックするのがおすすめです。なお、次回履歴書を作成する際や面接時に活用するために、作成した履歴書は提出前にコピーをとっておくと良いでしょう。

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保育士の履歴書でよくある質問

ここまで、保育士の履歴書の書き方や提出方法を見てきました。ここでは、保育士の履歴書でよくある質問を紹介します。

保育士の履歴書は手書きのほうが良い?

保育士の履歴書の作成方法は、志望先の様子や特徴に合わせて、手書きかパソコンか選ぶのも一つの手です。職場によっては、保育日誌や保護者への連絡など、パソコンより手書きでの作業が多い場合もあります。そのような職場を志望する場合は、作業の丁寧さや人柄をアピールできる手書きでの作成がおすすめです。

一方で、パソコンでの作業が比較的多い職場を志望する場合は、パソコンで履歴書を作成すると、パソコンスキルのアピールにつながるでしょう。

パートで保育士として働く場合の履歴書のポイントは?

パートで保育士として働く場合は、自身の強みや活かせるスキルを最大限にアピールするのがポイントです。パートで勤務できる日や勤務時間を限定しているとき、場合によっては採用時に不利になることも。そのため、志望動機や自己PRには具体的なエピソードを盛り込みながら、自分ならではの強みや熱意が伝わるよう工夫することが大切でしょう。

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保育士の履歴書は強みがアピールできるものにしよう

  • 保育士の履歴書は、応募先ごとに作成するのがポイント
  • 保育士の履歴書では、志望動機や自己PRに具体的なエピソードを盛り込むことが大切
  • 保育士の履歴書は、提出方法ごとのポイントをおさえて提出準備をしよう
  • 保育士の履歴書は、提出前にコピーをとっておくのがおすすめ

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