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アイリストとは?仕事内容や給料について解説!

6 days ago

「アイリストの仕事に興味はあるけど、具体的に何をするのか分からない」という方もいるでしょう。アイリストは、主に「まつ毛エクステンション」「まつ毛パーマ」など、目元の印象を整える施術を行う仕事です。この記事では、アイリストの主な仕事内容や必要な資格、給料などについてまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。

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アイリストとは

アイリストとは、まつ毛や眉毛など「目元の美容」を専門に行う美容技術者のことです。まつ毛エクステンションやまつ毛パーマ(ラッシュリフト)、アイブロウのデザインなどを通じて、お客さまの目元の印象を美しく整えます。

目元は顔の印象を左右する可能性があるパーツであり、その人らしさや魅力を引きたてるためには、仕上がりの美しさだけでなく、顔立ちや雰囲気に合ったデザインが重要です。そのため、アイリストには似合わせの提案力やお客さまの要望を丁寧に引き出すカウンセリング力も求められるでしょう。

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アイリストの主な仕事内容

アイリストの主な仕事は、まつ毛や眉毛といった目元に関わる美容施術です。お客さま一人ひとりの目の形や顔立ち、なりたいイメージに合わせてデザインを提案し、施術を行います。

見た目の美しさだけでなく、安全性や衛生面にも配慮しながら、リラックスできる時間を提供することも重要な仕事といえるでしょう。以下に、代表的なアイリストの仕事内容をまとめたので、ぜひチェックしてみてください。

まつ毛エクステンションの施術

まつ毛エクステンションは、自まつ毛に人工のまつ毛(エクステンション)を1本ずつ装着して、長さやボリューム、カール感を加える施術です。

ナチュラルな仕上がりから華やかな仕上がりまで幅広いデザインがあり、まつ毛エクステンションによってお客さまの目元の印象を変えられることも。施術には集中力と正確な手元の技術が必要で、まつ毛の状態や目の形に合わせたカスタマイズ力も求められるでしょう。

まつ毛パーマ(ラッシュリフト)の施術

まつ毛パーマ(ラッシュリフト)は、専用のロッドと薬剤を使ってまつ毛にカールをつける施術です。ビューラーを使わなくても自然な上向きまつ毛をキープできるのが特徴とされています。お客さまのまつ毛へのダメージを抑えるために、毛質の見極めや薬剤の使い方に関する知識がアイリストには不可欠でしょう。

パリジェンヌラッシュリフトの施術

パリジェンヌラッシュリフトは、まつ毛を根元から80度立ち上げることで、目元をはっきりさせる次世代まつ毛パーマです。元々のまつ毛を活かしたナチュラルな仕上がりが特徴で、まぶたのリフトアップ効果も期待できるでしょう。まつ毛の生え方や目元の形に合わせた調整が必要なため、繊細な技術力が問われます。

アイブロウの施術

アイブロウ施術は、眉毛の形や濃さ、バランスを整える施術です。アイリストはお客さまの骨格や表情に合った眉のデザインを提案し、ワックス脱毛や毛抜き、カットを使い分けて施術を行います。トレンドやお客さまの希望を踏まえたうえで、ナチュラルかつ整った眉に仕上げるため、デザインセンスとコミュニケーション力が求められるでしょう。

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アイリストの給料・年収の相場

アイリストの給料は経験や勤務先、地域によって差がありますが、一般的には月給で20万〜50万円程度、年収でおよそ240万〜600万円が相場とされているようです。新人や未経験者は給料が低めのスタートになることも考えられます。

ただし、指名料や歩合給がつくサロンもあるので、成果次第で収入アップも目指せるでしょう。

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アイリストに向いている人の特徴

アイリストは、お客さまの目元に直接触れる繊細な施術を行うため、手先の器用さに加え、丁寧さと集中力が求められるでしょう。また、デザインの流行は日々移り変わる傾向があるため、美容やトレンドに興味がある人にも向いている可能性があります。

さらに、カウンセリングを通じてお客さまの希望をくみ取り、信頼関係を築くことも大切なため、人と接するのが好きな方やコミュニケーション力に自信がある方にも適しているでしょう。

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アイリストになるには

ここでは、アイリストに求められる資格やおすすめの資格についてまとめました。以下で詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

アイリストに必要な資格

e-Gov 法令検索「美容師法第六条」によると、「美容師でなければ、美容を業としてはならない」とされており、アイリストとして働くには「美容師免許」が必須です。

e-Gov 法令検索「美容師法第二条」により、「『美容』とは、パーマネントウエーブ、結髪、化粧等の方法により、容姿を美しくすることをいう」とされています。

そして、厚生労働省「まつ毛エクステンションによる危害防止の徹底について」により、まつ毛エクステンションは「美容師法に基づく美容に該当する」とされ、美容師免許が必須となりました。

厚生労働省「理容師・美容師免許の取得まで」によると、美容師免許は、都道府県知事が指定する美容師養成施設を卒業し、美容師国家試験に合格することで取得可能です。美容専門学校などで学ばないと国家試験の受験資格を得られないため、計画的な進路選択が求められるでしょう。

アイリストにおすすめの資格

美容師免許があればアイリストとして働けますが、民間の資格や検定を取得しておくと、より実践的なスキルや知識の証明になるため、就職やキャリアアップにもつながる可能性があります。たとえば「まつ毛エクステンション技術検定試験」「まつ毛カール技能検定試験」などが挙げられるでしょう。以下でそれぞれについて詳しく解説します。

まつ毛エクステンション技術検定試験

JECA一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構「まつ毛エクステンション技能検定試験」によると、まつ毛エクステンション技術検定試験は、まつげエクステンションの基本から応用技術までを段階的に学べる資格です。衛生管理やカウンセリング力なども含めた総合的なスキルが問われます。

検定は「まつ毛エクステンション3級」「まつ毛エクステンションジュニア2級」「まつ毛エクステンション2級」「まつ毛エクステンション1級」に分かれています。

まつ毛カール技能検定試験

JECA一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構「まつげカール技能検定試験」によると、まつ毛カール技能検定試験は、まつ毛パーマ(ラッシュリフト)の施術技術を証明する資格です。「まつ毛カールスタイリスト 初級」「ジュニアまつ毛カールスタイリスト 中級」「まつ毛カールスタイリスト 中級」「まつ毛カールスタイリスト 上級」の4段階に分けられており、実技と学科の両面から評価されます。

実技試験では、ウィッグやモデルを使って安全かつ正確な施術が求められます。学科試験では、まつ毛の構造や衛生管理などの知識が問われるようです。まつ毛カール技能検定を取得することで、まつ毛カール技術の専門性を高められ、サロンでの信頼やキャリアアップにもつながる可能性があります。

参考:e-Gov 法令検索「美容師法」
厚生労働省「理容師・美容師免許の取得まで」
JECA一般社団法人日本まつ毛エクステンション認定機構「トップページ」

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アイリストの主な勤務場所

アイリストは、まつ毛の施術を提供する専門職として、主にアイラッシュサロンや美容室の一角などで活躍しているようです。それぞれの職場には環境や役割に違いがあり、働き方にも幅があります。ここでは、代表的な2つの勤務場所の特徴をご紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

アイラッシュサロン

アイラッシュサロンは、まつ毛エクステンションやまつ毛パーマなどの施術に特化した専門店です。アイラッシュサロンでの勤務の場合、まつ毛施術に特化した環境であるため、専門性が高いといえるでしょう。

美容室の一角でまつ毛メニューを提供する場合に比べて、アイラッシュサロンでは、施術の種類が豊富である場合やまつ毛の育毛ケアなどのより専門的な知識を必要とするメニューを扱う可能性もあります。そのため、まつ毛に関する深い知識や繊細な技術力が求められるでしょう。

美容室の一角

美容室の一角で働くアイリストは、まつ毛の施術に特化して働く場合もあれば、美容師と兼任しながら働くこともあるようです。必ずしも両方を行うわけではなく、それぞれの美容室の運営状況やスタッフの希望によって異なります。

ヘアとまつ毛、どちらの知識も備えておくことでサロンメニューの幅が広がり、対応できる仕事の選択肢も増えるでしょう。自分の得意分野やライフスタイルに応じて、ヘアメインで働く、まつ毛に特化するなど柔軟に働き方を選べるのが特徴です。

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アイリストの主な勤務形態

アイリストは、自分のライフスタイルやキャリアプランに合わせて、さまざまな働き方を選べるのが特徴です。ここでは、代表的な5つの勤務形態について、それぞれの特徴やメリット・注意点を解説します。

正社員として働く

正社員のアイリストとして働く場合、主に月給制で安定した収入を得ながら社会保険や交通費支給、有給休暇などの福利厚生を受けられるでしょう。サロンによっては定期的な技術研修や勉強会、昇給制度が整っている場合もあり、実務経験を積みながらスキル・収入アップを目指せる環境といえます。

また、集客や材料の管理などは基本的に店舗側が行うため、施術に集中しやすいのも魅力です。安定した環境でスキルを磨きたい人に向いています。

アルバイトやパートとして働く

アルバイトやパートは、勤務日数や時間帯の融通が利きやすく、扶養内で働きたい方や家庭と両立したい方に適しているでしょう。まつ毛施術の経験が浅い方も、研修制度のあるサロンであれば、徐々にスキルを身につけながら働けます。

基本的には時給制で、勤務時間に応じて収入が得られる一方、正社員と比べて福利厚生が限定的なこともあるようです。自分のペースで働きたい人や、空いた時間を活用したい人におすすめの働き方といえるでしょう。

業務委託で働く

業務委託は、サロンと雇用契約を結ばず、施術ごとに報酬を受け取る働き方です。稼働日数や時間帯に融通が効くのが特徴で、比較的自由なワークスタイルといえるでしょう。

案件数や成果がそのまま収入に直結するため、技術力や接客力、リピーターの獲得が重要になります。材料費や光熱費などの一部を自己負担する場合もあるため、契約内容は事前に確認する必要があるでしょう。

面貸しで働く

面貸しとは、既存のサロンの一部のスペースを借りて、自分で集客・施術を行う働き方です。使用料として家賃を支払う代わりに、売上は基本的にすべて自分のものとなります。

スケジュールの自由度が高く、自分のペースで働ける一方で、集客・経理・予約管理などの業務もすべて自己責任となるため、経営的なスキルが必要になるでしょう。アイリストとしての独立を視野に入れつつ、自分の顧客をもって働きたい方におすすめのスタイルです。

自分のサロンを開業する

アイリストとして独立して自分のサロンを開業することで、サービス内容・価格設定・営業時間などをすべて自分で決められるようになるでしょう。理想のサロンづくりができる一方で、開業準備や集客、経理、スタッフの採用・育成といった経営に関する業務も必要になります。

初期投資の負担や、集客が軌道に乗るまでの収入の不安定さといった経営上のリスクもありますが、その分やりがいや自由度は高くなる可能性があります。十分な経験と人脈をもち、自分のビジョンを形にしたい人に適しているでしょう。

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アイリストは、まつ毛の美容施術を専門とする職種

  • アイリストとは、まつ毛や眉毛の施術で目元の印象を整える専門職のことを指す
  • アイリストの給料の相場は、月給20万~50万円程度
  • アイリストになるには、美容師免許の取得が必要
  • アイリストの勤務形態は正社員や業務委託、面貸しなどさまざまある

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