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患者さんの笑顔のために!医療現場の声から生まれたやさしいケア用品
2 days ago

医療現場の声を反映し開発された製品の中から、当記事では温熱剤とフィルムドレッシングテープに注目しました。それぞれの製品がどのように現場の効率化と患者さんの快適さを両立させているのか、詳しく見ていきましょう。
三重化学工業株式会社
三重化学工業は1956年の創業以来、「社員の幸福」を高めつつ、「顧客の利益」「会社の発展」を達成することをミッションに掲げ邁進しています。作業用手袋「ミエローブ」や保冷剤「スノーパック」といった人々の暮らしに寄り添う製品を提供し続け、2017年には医療機器ブランド「メディアン」を設立。医療現場の声に耳を傾け、ニーズに叶う製品、人々や社会に広く貢献する製品を創出しています。
現場の声から誕生した温罨法ケア商品「バリアホット」

看護の現場では、透析時の血管痛や化学療法による痛みを緩和させるため、疼痛箇所を温める温罨法ケアを施すことがあるといいます。しかし、多忙な看護師にとって、このようなケアは準備や衛生管理に手間がかかるというのも事実です。
そこで同社は、透析に携わる看護師の声をヒアリングし、新しいカタチの温熱剤を考案。タオルウォーマーで温める温熱パック「バリアホット」を開発しました。
この製品の最大の特徴は、使い勝手の良さにあります。加温準備は、本体をタオルウォーマーに入れるだけで完了。使用時は、ジェル状の内容物が患部に優しくフィットし、保温性に優れた素材が長時間の温度保持を可能にします。従来のように、業者とやり取りをして多くのタオルを揃えたり、つど温度を確認したりする手間は不要なので、業務の効率化にも繋がるでしょう。
また、耐熱性・耐バリア性に優れたフィルムは、長時間加熱しても変形・収縮しにくく、繰り返しの使用に適しています。抗菌加工が施されているというのも、医療機関へ導入しやすいポイントでしょう。
「バリアホット」の活用と導入事例

バリアホットは、用途や患者さんの体格に合わせて最適なサイズを選べるよう、レギュラー・ハーフ・ダブルの3タイプが展開されています。ダブルサイズの専用カバーには、マジックテープを装備。身体に固定しやすいのはもちろん、筒状にして手や脚に通して使うことも可能です。
また、同製品は透析の現場だけではなく、さまざまな施設へ導入されています。以下、その一例を紹介します。
【バリアホットの導入例】
・透析施設
・化学療法室
・産科婦人科
・介護老人保健施設
・特別養護老人ホーム
このように、同製品は多くのシーンで人々の快適な生活をサポートしています。手厚いケアと業務負担の軽減が期待できる「バリアホット」は、今後も看護師さんにとって心強いパートナーとなるでしょう。
■詳細情報
三重化学工業株式会社
バリアホット
skinix(スキニックス)
「skinix(スキニックス)」は、「医療現場の小さな不安や悩みに向き合いたい」そんな想いから創設された、医療用テープの専門ブランドです。「人の肌に直接触れるものだからこそ、やさしさと快適さに配慮したい」という現場の声を汲み取り、リーズナブルで高品質な医療用テープの開発に尽力。確かな技術と自由な発想から生み出された数々のテープは、多くの医療現場で活用され、医師・看護師・患者それぞれのニーズに応えています。
刺激や肌ダメージを大幅軽減!極薄・高機能フィルムドレッシングテープ「エアウォールふ・わ・り」

ガーゼの固定、傷の保護など、看護の現場ではさまざまな用途でフィルムドレッシングが用いられます。しかし、従来の製品には、テープのこすれや粘着による肌への負担といった課題がありました。そこで開発されたのが、肌へのやさしさと機能性を両立したフィルムドレッシングテープ「エアウォール ふ・わ・り」です。
このテープの最大の特徴は、わずか7ミクロンという卵の薄皮の約1/10ほどの極薄フィルム。まるで第二の皮膚のように肌のキメにぴったりとなじみ、ムレやつっぱりといった不快感を最小限に抑えます。長時間使用してもヨレや浮きが起こりにくいのも大きなメリットです。
製品名にもなっている「ふわり感」を実現するのが、同ブランドの技術が集結された「シナジーフィット構造」です。極薄フィルムに加え、肌にやさしい密着ゲルを採用することで、ソフトな感触と高い密着力を両立しました。貼っていることを忘れてしまうほどの快適さと、はがす際にも角質を傷つけにくい滑らかさを兼ね備えています。
さらに、防水性も備えているため、シャワーも安心して浴びることができます。貼っているときも、はがすときもやさしい「ふわり感」で、さまざまな刺激やダメージからしっかり肌を守る製品です。
「エアウォールふ・わ・り」の活用例

肌にやさしい同テープは、上記したガーゼの固定、傷の保護のほかにもさまざまなケアに用いられています。以下、その例を紹介します。
【エアウォールふ・わ・り の活用例】
・仙骨、かかと、肩などの褥瘡対策
・ストーマ装具の防水、補助固定
・入浴時などの防水保護
・無意識に掻いたりこすったりしてしまう場合の肌の保護
・ベーステープ(粘着力の強い固定用テープの下貼り)として肌を保護
安心・安全なのはもちろん、扱いやすいからこそ多様な使い方がされている「エアウォールふ・わ・り」は、次世代の看護を明るく照らすフィルムドレッシングテープといえるでしょう。患者さんの肌へ良質な製品をお探しの看護師さんは、ぜひ公式サイトへアクセスしてみてください。
※「スキニックス®」は、株式会社共和の登録商標です。
■詳細情報
skinix(スキニックス)
エアウォールふ・わ・り