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音楽とダンスで笑顔と健康を!高齢者の心を動かす注目の取り組みを紹介
a month ago

高齢化が進むなかで、高齢者の心と身体の健康をどう支えるかは、介護現場において重要なテーマとなっています。
本記事では、音楽やダンスの力を活かし、楽しみながら健康維持や認知症予防につなげる取り組みをご紹介。どれも現場での実践を重ね、多くの笑顔と前向きな変化を生み出しています。
高齢者の生活に彩りと活力を与えるヒントとして、ぜひ参考にしてみてください。
株式会社エブリ・プラス
株式会社エブリ・プラスは、介護施設・高齢者施設向けの介護・高齢者レクリエーションイベントプラットフォームを運営している企業です。コンサルティングやマーケティングPRの支援などのほか、介護スタッフの業務を増やさず、利用者QOLの向上をテーマに「オンラインレクちゃんねる」「レクぴったん」などのサービス運営をしています。介護付有料老人ホームや特別養護老人ホームなどの施設、デイサービスなどの通う場などを利用し、介護が必要になっても選択肢があり、楽しい毎日を過ごすためのサポートをされています。
人気のレク動画が見放題!「オンラインレクちゃんねる」

「オンラインレクちゃんねる」は、株式会社エブリ・プラスが運営する介護・高齢者レクリエーション動画配信サービスです。介護士の方々が介護施設や高齢者施設などにおける日々のレクリエーション活動で利用できる多種多様な動画コンテンツを提供しています。これは介護業界の中でも画期的だと注目を集めているサービスです。
このサービスは現場で働く介護士の負担を軽減し、高齢者の方々に楽しんでもらえるレクリエーションの機会を増やすことを目的としています。レクリエーション内容は、体操、歌、脳トレ、季節のイベントなど、バラエティ豊かです。
特に注目すべき点は、サービスの利用方法が2種類用意されていることです。
1点目は、毎日14時から約45分間レクリエーションがWeb会議ツールを通して生配信されるもの。これはオンラインで配信されるので、全国どこからでも参加することが可能です。毎日日替わりの内容を、リアルタイムに介護現場で経験豊富な講師が進行しています。クイズコーナーや歌のリクエストコーナー、施設の名前を直接呼んだり、参加型のプログラムの工夫をいたるところで行われています。2点目は、いつでも好きなタイミングでレクリエーション動画を選択・視聴できるもの。デイサービスなどで、いつも同じタイミングで高齢者レクリエーションを行うのは難しいときにも利用できます。
介護士の負担面でも、導入メリットはたくさんあります。例えば、レクリエーションの企画に苦労している介護士の多くは退職を検討することもあるといいます。また、同社の情報によると1つの新しいレクを企画して実施するまでに、約8.5時間を要します。「オンラインレクちゃんねる」を導入すれば、それだけ手間暇のかかるレク業務の負担が軽減されます。人手不足が叫ばれている業界のこうした現状を打破し、介護士の方々はより質の高いケアに集中できるようになるでしょう。
実際にこれまでの導入実績は、13,000施設超。介護・高齢者レクリエーションに参加された方は累計で31万人にも上ります。介護現場におけるレクリエーションの可能性を広げ、高齢者の生活を豊かにするための強力なツールです。ぜひ、日々の活動に取り入れてみてください。
介護施設、老人ホーム、高齢者施設向け介護レクリエーション・マッチングサイト「レクぴったん」

株式会社エブリ・プラスが企画・運営するサービスには、「レクぴったん」もあります。これは、老人ホームや介護施設など、高齢者施設向けの出張イベントやレクリエーションを依頼できるサービスで、レクリエーションを外注するイメージです。
最大の特徴は、介護現場での経験豊富な講師が行うレクリエーションのラインナップ。介護施設などでもよく利用される体操や音楽療法、季節のイベントから、出張寿司やスイーツビュッフェ、料理、ドッグセラピー、書道まで多種多様です。介護レクリエーションでは珍しい演芸やコンサートなども用意されています。
「レクぴったん」でできるのは、これらのレクリエーションと施設のマッチングです。専用サイトで依頼したい施設と講師を引き合わせてくれるセルフマッチング形式「レクぴったん」。希望する予算や開催頻度、現在のレク運営状況など、利用者の状態をヒアリングしたうえで、レクリエーションの年間開催計画を作成・運営する、施設に寄り添ってくれるフルサポート形式「レクぴったんPlus」の2つがあります。
「レクぴったん」のマッチングサイトを通じて依頼できる講師は、いずれも同社の審査をクリアした人ばかり。現場の学習コンテンツもしっかり学んでいるから安心感があります。実際に導入されている登録介護施設は約2,000施設、実施された外注レクリエーションは9,000回、登録されているレクは300種類以上。1回3,000円から依頼が可能で、現在は関東、関西、東海エリアにてサービスを展開されています。いつも同じレクリエーションになってしまいがちだったり、レクが得意なスタッフがいなかったりする施設には特に喜ばれているようです。
外注イベントによっては、訪問以外にオンラインでの開催が可能なものもあります。サービスに興味をお持ちの方は、Webサイトのお問い合わせフォームや電話にてご相談ください。
■詳細情報株式会社エブリ・プラス
オンラインレクちゃんねる
対象エリア:全国
介護施設、老人ホーム、高齢者施設向け介護レクリエーション・マッチングサイト「レクぴったん」
対象エリア:関東、東海、関西
ミュージックセラピー 白井涼子
音楽を通じて高齢者や障がい者の心身の健康を支える活動を行う、ミュージックセラピーの白井涼子氏。音楽大学在学中に音楽療法と出合い、専門学校へ行きながら精神病院で音楽療法の経験を積み、卒業後は高齢者施設や障がいのある子どもへの個人セッションなど、フリーで活動を行っています。
音楽療法では、演奏や歌唱、体操など、対象者のニーズに合わせたプログラムを展開しています。また、高齢者施設や障がい者施設、保育園など、さまざまな現場での出張演奏・リトミック・献奏も実施。音楽を通して、笑顔や安心感が広がる時間を届けています。
高齢者施設などへの出張プログラム「音楽療法(集団・個人)・出張演奏」
高齢者施設や障がい者施設、保育園などを中心に、音楽の力を活かした出張プログラムを展開している白井涼子氏による活動の詳細をご紹介します。

音楽療法では、季節の歌や歌謡曲、民謡、シャンソンなどを取り入れた歌唱を中心に、合奏や音楽を使った体操、ゲームなどを組み合わせて、楽しみながら自然に心と身体を動かせるプログラムを実施。参加者の目的に合わせて構成されており、無理なく心地よく過ごせる時間が提供されています。
特徴的なのは、活動中に出たリクエストに対して、可能な限りその場で対応していること。「そのときに歌いたい」という参加者の気持ちや、その瞬間の出会いを大切にしたいという想いからきているのだそうです。「また次の機会に」と先延ばしにせず、その場の気持ちに寄り添う姿勢から、一期一会を大事にしていることが伝わってきます。また、リクエストを通じて自然なコミュニケーションも生まれやすく、参加型のレクリエーションとしても魅力的なプログラムです。
個人セッションでは、レンタルスタジオなどを利用し、「音楽で心を整えたい」「ピアノを弾いてみたい」といった参加者の希望に応じて、対話を大切にしたオーダーメイドのプログラムを提供しています。
さらに、演奏家として施設やパーティーなどでの出張演奏も行っており、クラシックやジャズ、流行歌、ポピュラーなど幅広いジャンルに対応。ご希望に沿った選曲はもちろん、楽器紹介や曲の解説、一緒に歌う参加型のプログラムも用意されています。
音楽療法の実施にあたって、施設側で準備するものはホワイトボードと電子キーボードのみ。スムーズに導入できる点もうれしいポイントです。また、出張演奏ではフルートやトランペットなどプロの演奏家との訪問も可能で、生演奏による特別な音楽体験を届けています。
参加者の声
音楽療法の参加者や、導入している施設の職員の声をご紹介します。
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参加者の声
・歌ったり、考えたり、体を動かしたりと、団体ならではの非日常の体験が楽しい
・心がアンチエイジングになったかも
・新規の参加者も長く通っている方も、すぐに仲間になれる雰囲気
・地元に知り合いができ、地域の情報を得るきっかけにもなっている -
導入した施設の職員の声
・利用者の気持ちや提案を尊重してくれるので、安心して楽しく活動ができる
・合奏などを通じて他者との共同活動をポジティブにとらえるようになり、他者への思いやりが育まれた

参加者の方々にとっては楽しみやつながりの場に、そして施設側にとっても安心して導入できる活動として、こうした声が寄せられています。
音楽の力で心を動かし、つながりを生むプログラム。日々のレクリエーションやケアの一環として、ぜひ導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
■詳細情報
ミュージックセラピー 白井涼子
音楽療法(集団・個人)・出張演奏
K-Dance Style
K-Dance Styleは、社交ダンスを中心に、初心者から経験者、プロ志望まで幅広く対応するダンススタジオです。代表の亀山 修氏は、幼少期から社交ダンスに取り組み、20歳で優勝後プロへ転向。クラシックバレエやジャズ、コンテンポラリー、能楽なども学び、ジャンルを超えた豊かな経験を活かした指導がスタジオの魅力です。さらに、生徒一人ひとりの個性に合わせた編成曲も自ら制作し、音楽とダンスが一体となるレッスンを展開。自由で創造的な表現を大切にした環境で、年齢や経験を問わず多くの方に親しまれています。

高齢者・車イスの方などに向けたプログラム「社交ダンス療法」
K-Dance Styleが長年取り組んでいる「社交ダンス療法」は、ご高齢の方や車イスをご利用の方、認知機能に不安を抱える方々に向けた、心と身体の健康をサポートするプログラムです。介護福祉施設をはじめとする高齢者支援の現場で、10年以上にわたり継続して実施されており、数多くの方々が笑顔でリズムに乗り、前向きな気持ちを取り戻しています。
プログラムは社交ダンスの要素をベースに、参加者の身体状況に配慮した内容で構成されています。無理のない範囲で身体を動かすことができ、特別な技術や経験がなくても気軽に楽しめるのが特徴です。ステップや型にとらわれず、音楽に合わせて心地よく身体を動かす時間を提供しています。
また、社交ダンスは有酸素運動として、全身をバランスよく動かすことが可能です。ステップやリズムを覚える過程には、記憶力や集中力といった脳機能を活性化させる要素も含まれており、認知機能の維持や認知症の予防・改善につながると期待されています。運動と知的活動を同時に取り入れるこのアプローチは、高齢者にとって理想的な健康づくりの手段といえるでしょう。

現在も、介護付有料老人ホームなど、複数の介護施設にて月1回の定期訪問レッスンを実施しています。施設内に流れる音楽とともに、参加者の笑顔が広がり、自然と動き出すような様子が見られるそうです。
介護施設において、日々の生活に変化や楽しみをもたらすレクリエーションをお探しの方にとって、「社交ダンス療法」は一つの選択肢となり得ます。興味がある方は、ぜひWebサイトにて詳細をご覧ください。
■詳細情報
K-Dance Style
社交ダンス療法
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