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高齢者の健康づくりに寄与する、独自の取り組みを紹介!

高齢化社会が進む現代において、高齢者の健康寿命を延ばすことはますます重要な課題となっています。歳を重ねても、健やかに、そしてイキイキと自分らしい生活を送るためには、心身ともに健康であることが欠かせません。
そこで本記事では、高齢者の健康づくりに寄与するユニークな取り組みをいくつかご紹介します。これらの取り組みは、地域社会全体の活性化にもつながることが期待されます。ぜひ最後までお読みいただき、今後の介護現場での活動に役立ててください。

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一般社団法人 足育研究会

「100歳まで自分の足で歩ける社会をつくる」という目標を掲げ、足の健康を守る活動に尽力する、一般社団法人 足育研究会。メディカルフットケアサービスや足の健康に関する啓発活動をはじめ、医療従事者向けのセミナー・研修の開催、足育アドバイザー資格認定制度の設置など、さまざまな活動を通して人々の健康をサポートしています。

本記事でご紹介するのは、同団体の自信作でもあるオリジナル靴下と、運動機能向上のためのダンスです。足の健康に関する専門知識やケアの方法を習得することで、介護施設のレクリエーション活動の幅を広げることができるでしょう。

杖を持って歩く人

医師と靴下の専門家が監修!「あしラブソックス」

むくみや冷えといった足のトラブルは、高齢者のQOLを低下させる要因の一つでもあります。特に、むくみ対策用の着圧ソックスは着脱が難しく、握力の弱い高齢者や介助する介護職員にとっても大きな負担となっているでしょう。
そんな現場の悩みの一助に…との思いから開発されたのがオリジナル靴下「あしラブソックス」です。
足育研究会の代表兼医師である高山かおる氏をはじめ、足のスペシャリスト、そして老舗靴下製造会社とともに作り上げた渾身の一作。完成までに何度もモニタリングと改良を重ね、約2年の歳月をかけて共同開発されました。

「あしラブソックス」には、以下5つのこだわりが詰まっています。

  • むくみにくい二重構造
  • 肌にやさしい素材
  • 縫い目があたらない安心構造
  • ぴったりフィットの立体製法
  • 転倒予防のすべり止め加工

適度な締めつけ感で脱ぎ履きもスムーズ。握力の弱い方でも履ける仕様になっており、施設利用者の自立支援にも最適です。靴下を自分で履けるという小さな喜びは、高齢者の自尊心を高め、日々の生活を温かく包み込むことでしょう。

簡単なリズム運動で足トラブルを軽減「あしよわバイバイダンス」

足の機能が低下している状態を指す「足弱(あしよわ)」。加齢や運動不足による筋力の低下によって、歩行が不安定になったり、疲れやすくなったり、転倒しやすくなったりと、さまざまなリスクが潜んでいます。また、巻き爪などの足のトラブルも足が弱ってしまう原因になりかねません。
これらのさまざまなリスクを回避するために制作されたのが「あしよわバイバイダンス」です。

ダンスの制作に携わる健康運動指導士の黒田氏によると、足弱予防には、足だけでなく股関節やおしり、お腹、背中など広範囲にわたって動かすことが大事であり、さらに足のアーチや重心を正しく保つことも重要とのことです。

あしよわバイバイダンスイメージ

「あしよわバイバイダンス」では、運動が苦手な人でも簡単に身体を動かせるようなリズムを採用。つま先の上げ下げや足首回し、かかと浮かし、軽いジャンプなど、多くの人が気楽に参加できるプログラムが盛り込まれています。
「自分で歩こうよ〜♪」と軽快な歌とリズムに合わせて身体を動かすことで心身ともに元気になれる、そんな愉快なダンスです。ぜひ、配信中の動画をチェックして、レクリエーション活動に取り入れてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
一般社団法人 足育研究会
あしラブソックス
あしよわバイバイダンス

株式会社日本ヘルマンハープ

株式会社日本ヘルマンハープは、ヘルマンハープの日本正規販売代理店です。2004年に、会長の梶原千沙都氏とヘルマン・フェー氏との出会いにより、日本での普及活動が始まりました。2005年からヘルマンハープや楽譜などの販売、講師育成、教室運営、演奏会や講習会などのイベントを全国各地で開催。さらに、2025年4月に大阪・関西万博のフェスティバルステーションでコンサートイベントの主催を務めるなど、さまざまな取り組みを行っています。
現在、ヘルマンハープのユーザー数は6,000人を超え、そのうち8割以上がシニア世代。癒しの効果だけでなく、認知症の予防にもつながるとして注目を集めています。

ドイツ職人のこだわりと期待する効果

ヘルマンハープ画像
▲画像提供:株式会社日本ヘルマンハープ


「ヘルマンハープ」は、1987年にドイツのヘルマン・ファー氏によって開発されたハンドメイドの弦楽器です。ダウン症の息子さんへの思いをきっかけに、独自の楽譜システムを考案。誰もがヘルマンハープの美しいメロディーを奏でられる楽器が生み出されました。
その独特の澄んだ音色は他国でも注目を集め、日本でも梶原氏の手により広まることとなったのです。国内では家庭や教育の場だけでなく、音楽療法の一貫として、障がい者施設や高齢者施設でも広く活用されています。

いつでも・どこでも・だれでも楽しめる「ヘルマンハープ」

「ヘルマンハープ」の特長は、楽譜が読めない人でも人差し指だけで簡単にメロディーを奏でられることです。また、軽量なため、どこへでも軽々と持ち運ぶことが可能。音色もやさしく、室内での演奏も心地良いため、いつでも美しい音色を楽しめます。
音楽経験はもちろん、年齢や障がいの有無に関係なく、だれでも弾きたいときにすぐ演奏できるのがヘルマンハープの魅力です。

高齢者に弾いてもらうボランティア活動
▲画像提供:株式会社日本ヘルマンハープ


音楽を聞く、歌う、演奏するといった音楽療法の活動は、脳を活性化させ、リラックスする効果を促すといわれています。特に、指先を使って自ら音を生み出すヘルマンハープは、脳の機能向上や認知症の進行予防に最適です。また、豊富な楽譜のラインナップも魅力ポイント。童謡をはじめ、ポップスや映画音楽、クラシックなど、多様なジャンルの専用楽譜が500曲以上用意されています。誰もが思い出の曲に出会えるチャンスがあり、介護の現場でも多くの方に楽しんでいただけることでしょう。

■詳細情報
株式会社日本ヘルマンハープ
ヘルマンハープ 「シニア世代の生きがいと楽しみに」

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