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高齢者のQOL向上につながる!介護現場におすすめの訪問出張サービス
12 days ago

高齢者のQOL向上は、介護現場における重要な課題です。心身の健康維持、社会との繋がり、そして生きがい…さまざまな要素がQOLを左右します。そこで近年注目されているのが、外部サービスを活用したQOLを高めるための取り組みです。
本記事では、高齢者の生活を豊かに彩る、介護現場におすすめの訪問出張サービスをご紹介します。
おうち美容室・ぽとふ
「おうち美容室・ぽとふ」は、神奈川県綾瀬市を拠点に、自宅や施設への訪問美容サービスを提供する出張型サロンです。代表の中村真記子氏は、美容師歴20年以上。これまでサロンや訪問美容を行う会社で経験を積み、現在は独立して訪問美容を展開中です。サロンワークと訪問美容の両方で培った技術と心配りを活かして、利用者一人ひとりに寄り添ったサービスを提供しています。
介護施設や自宅に綺麗をお届けする「訪問美容」
高齢者のQOLを高めるうえで、「清潔感を保つ」「おしゃれを楽しむ」ことは、心の健康や生きる意欲に大きく関わる大切な要素です。しかし、体調や身体機能の変化により、美容室へ足を運ぶこと自体が難しくなってしまう方も少なくありません。そうした課題に応えるのが、介護施設や自宅に美容師が直接訪問し、安心・快適な環境で施術を提供する「訪問美容」というサービスです。

神奈川県綾瀬市を拠点に活動する「おうち美容室・ぽとふ」は、訪問美容サービスのなかでも、丁寧な心配りと温かみのある対応を特徴としています。対応地域は綾瀬市を中心に、座間市・海老名市・大和市など。ご要望に応じて近隣エリアへの出張にも柔軟に対応しています。
メニューは、カット・カラー・パーマに加え、アロマハンドケアやフェイスマッサージなども実施。髪型のお手入れだけでなく、気持ちまでほぐれるようなケアが受けられます。また、座位が取れない方にはベッド上での施術も可能です。無理なく美容を楽しんでいただけるよう、細かな配慮がなされています。
さらに、同サロンが大切にしているのは、非日常の演出。毎回、季節を感じられる造花や小物を持参し、空間づくりにも力を入れています。利用者からは「家の中が美容室になったみたい!」との声も挙がっているそうです。施術中の会話も魅力の一つ。「髪を切るのはついで」となるような、心の通うコミュニケーションを大切にしています。

高齢者の「きれいになりたい」という気持ちに寄り添いながら、介護現場の負担も軽減できる訪問美容。利用者に喜んでいただけるサービスを導入したいと考えている方は、「おうち美容室・ぽとふ」の訪問美容を、選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか。
■詳細情報
おうち美容室・ぽとふ
訪問美容
スタジオ日々喜 株式会社
人生の節目や大切な瞬間を写真に残すお手伝いをしている、スタジオ日々喜株式会社。2023年に京都市内にオープンしたシニア向け撮影スタジオです。遺影・終活写真をはじめ、長寿のお祝いや家族写真といった記念撮影、介護老人福祉施設への出張撮影を行っています。
代表兼カメラマンを務める阿部こうすけ氏は、長年培ってきた撮影技術で、高齢者の方々の“自分らしさ”を引き出しつつ、より良い写真を残せるようサポートしています。

自分らしい今を形に残せる「介護老人福祉施設等への出張撮影」
介護の現場では、入居者や利用者が笑顔で楽しい日々を過ごせるよう、高齢者向けの福祉ネイルや化粧療法などの支援サービスを活用する施設が増えはじめています。「出張撮影」サービスも介護老人福祉施設の方々に喜ばれているサービスの一つです。
出張撮影サービスでは、プロのカメラマンと共にヘアメイクアーティストも同行。施設内に照明機材とメイクスペースを準備し、本格的なスタジオを設営して撮影に臨みます。一人ひとりの魅力を引き出すために、同スタジオでは過度なレタッチ(修正)は行わないとのこと。本来の自然で美しい、"自分らしい今"を写真に収めるために、手作業で丁寧にレタッチを施していくそうです。そのやさしさが、より自然に近い写真の仕上がりを実現しているのでしょう。

出張撮影は、施設入居者とご家族、職員と一緒に写真を撮ることも可能です。30分で複数枚の写真を撮影し、お気に入りの1枚を選んで郵送してもらえます。届いた写真はすぐにお部屋に飾れるよう額装されているのもうれしいポイントです。
介護の現場で『写真を撮りたい』といった声が上がった際には、撮影出張サービスを活用してみてはいかがでしょうか。きっと素敵な思い出を作ることができるでしょう。
■詳細情報
スタジオ日々喜 株式会社
介護老人福祉施設等への出張撮影
ケアビューティ銀の実
ケアビューティ銀の実は、介護の現場に美容を取り入れることで、高齢者のQOL向上を目指しています。代表のシオミ氏は、自身の母親との経験から美容がもたらす精神的な変化、そして生活への活力の効果を実感し、ケアビューティストの道へ進むことを決意。2022年にケアビューマイスターを専攻後、現在は東急田園都市線沿線エリアを中心に、「ケアビューティサービス」を提供する活動を行っています。
いつまでも美しく心も身体も輝かせる「ケアビューティサービス」
身だしなみやスキンケアがもたらす影響を実感したシオミ氏は、心と体が潤う「ケアビューティサービス」の提供を開始。目指しているのは、外見のケアだけでなく、美容を通じて心を満たし、それにより自分自身を慈しむ大切さを伝えることです。
シニア世代の方々を対象に、メイクやネイルをはじめ、フェイシャル(ハンド・フット)トリートメントなどの美容レクリエーションと、チェアヨガやアロマクラフトなどのワークショップを展開しています。

内閣府の調査によると、近年では6割を超える高齢者の方が『おしゃれをしたい』という思いを抱いているそうです。おしゃれをすることで得られるメリットにも注目が集まっており、介護現場でもメイクアップやネイルなどの福祉サービスを活用する施設が増えてきました。
メイクやネイルといったお肌への直接的なアプローチは視覚的な影響だけではなく、身体機能へも影響を与えることから、認知機能の維持や免疫力の向上、うつ予防など、多くの効果が期待されています。

身体的なケアに加え、精神的なケアの重要性もますます高まっている介護の現場では、このような支援の手が新たなケアの形として高い関心を集めています。高齢者のQOL向上に繋がる「ケアビューティサービス」は、シニア世代の孤立を防ぎ、高齢者福祉の明るい未来を切り開いていくことでしょう。
■詳細情報
ケアビューティ銀の実
ケアビューティサービス
訪問演劇GIFT
訪問演劇GIFTは、「介護現場でも演劇の楽しさを知ってもらいたい」という思いのもと、演劇と介護士の経験を持つ高橋敦子氏が立ち上げたグループです。現在では介護福祉施設をはじめ、地域の勉強会や子どもたち向けにオリジナルのお芝居を制作し、多くの方に作品を届けています。

認知症予防やコミュニケーション活性化に繋がる「訪問演劇」
「訪問演劇」は、認知症予防やコミュニケーションの活性化に効果的として、近年注目を集めています。施設へ慰問演劇をするボランティア団体も複数存在しますが、同グループのように完全オリジナル作品で、公演費用は無料。さらに、施設別に細やかな設定で制作しているところは全国的にも珍しいでしょう。
施設訪問だけにとどまらず、「遠方の方にも演劇を楽しんでもらいたい」という思いから、施設向けのオリジナル動画も制作。脳トレクイズや健康体操、短編ドラマなどさまざまな依頼に対応しています。

とあるデイサービスでは、職員も施設利用者も登場人物となる、“参加型”の脳トレ動画による上映会を開催。役者が画面の向こうから語りかけると参加者が言葉を返してくれたり、客席が笑いの渦に包まれたりと、一体となって楽しいひとときを過ごしたそうです。
誰もが当事者として参加でき、さらに目の前で物語が進んでいくリアルさは、シニアの方々の五感を刺激し、脳の活性化にもつながります。
また、懐かしい題材を扱った演目は、回想法と同等の効果を得られる可能性が高いです。過去の記憶を呼び起こすきっかけとなり、情緒の安定や認知症の進行予防など、認知症の方へのアプローチの一つとしても高い関心が寄せられています。

入居者や利用者の方々のQOL向上だけでなく、施設全体の活性化にも繋がる訪問演劇。介護現場における新たなレクリエーション活動の一貫として、ぜひ取り入れてみてはいかがでしょうか。
■詳細情報
訪問演劇GIFT
訪問演劇
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