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医療従事者の負担軽減と患者満足度を両立した製品を紹介!
a month ago

医療機関で働く方の中には「業務の効率化を目指したい」「もっと質の高いケアを行いたい」と思っている方も多いでしょう。業務負担の軽減は、医療従事者に心身的余裕を与え、結果として質の高いケアを提供できる時間的余裕にもつながります。
そこで本記事では、医療従事者の負担軽減と患者満足度を両立した製品にスポットを当ててみました。職員の負担軽減をお考えの方や、患者へより上質なケアを提供したい方は、ぜひご一読ください。
株式会社ココロミル
株式会社ココロミルは、「病気で後悔しない社会へ」をミッションに掲げ、心疾患リスクを早期発見するための製品の開発・製造・販売を手掛ける企業です。また、医療機関向けと一般消費者向けの双方に最適なサービス提供にも取り組み、心臓突然死をはじめとする重大な健康課題の解決に尽力しています。
不整脈の検査に適した使い切りホルター心電計「eclat」
循環器領域の診断において、ホルター心電図検査は重要な役割を担うものです。しかし、これまでの検査用の機器は、高額かつ医療従事者にとって機器の貸出管理や保守などの手間がかかる作業が多く、患者にとっては検査までの待ち時間や装着時の不快感、行動制限などが負担になっているケースも少なくありません。
そこで、こうした課題解決を目的に開発された使い切りのホルター心電計が「eclat(エクラ)」です。

同製品は最長7日間の連続測定に対応しており※1、従来の24時間心電図計測に比べて間欠的な不整脈の捕捉機会の拡大に寄与しています※2。回収した機器のデータは、所定の手順に基づき専門スタッフ(所定の資格者を含む)が記録データを解析し、医療機関向けのレポートを提供。解析結果はWeb上ですぐに確認でき、診療ワークフローの迅速化を支援します。
特徴と得られるメリット
最大の特徴は、ディスポーザブル(使い切り)タイプであること。検査ごとに新しい機器を使用するため、再使用に伴う消毒工程が不要となり、衛生管理に配慮した運用が可能になります。また、充電や返却管理といった付帯業務も一切不要。これにより、医療従事者は本来注力すべき患者へのケアや、診断業務に集中できる環境を整えられるのが大きな魅力です。さらに、シールを剥がして胸部に貼るだけという装着の手軽さもまた、医療スタッフの業務効率を向上させることが期待されます。
そのほかに、約15gの小型・軽量設計により、装着時の負担軽減に配慮されている点も特長の一つ。さらに、防水性能はIPX5相当※3(噴流水に対する保護)を備えており、日常生活への影響を抑えた検査運用を目指すことが可能です。利用者の負担減と運用の効率化を支援する同製品は、不整脈検査運用の新たな選択肢の一つとなるでしょう。

ココロミルが作る未来
同社では「ホーム心臓ドック®」という一般消費者向けの製品も展開しています。心疾患リスクを見過ごすことがないよう、自宅で心電図検査が行える製品です。「今まで救えなかった命を救いたい」という熱き想いのもとに誕生し、心疾患をはじめ、脳梗塞や突然死、心不全といった重大リスクの手がかりになる10種類の不整脈を確認できる画期的な製品として、世界中から注目を集めています。
同社が手掛ける製品は、日常生活に配慮しつつ心電図情報を得るデバイスとして、現場のニーズに応えるだけでなく、実務に根ざした設計により、将来の検査運用の前進にも寄与します。
※「eclat」ロゴ、「ホーム心臓ドック®」は、株式会社ココロミルの登録商標です。
※1 認証番号306AFBZX00067000に基づく仕様です。
※2 実際の有用性は患者背景や運用条件により異なります。
※3 使用条件は取扱説明書をご確認ください。
■詳細情報
株式会社ココロミル
eclat
製造販売届出番号:306AFBZX00067000
一般的名称 :長時間心電用データレコーダ
販売名 :エクラ
ノックオンザドア株式会社
ノックオンザドア株式会社は、「難病患者・家族を光に社会にイノベーションを起こす」を企業理念に掲げ、2018年に設立されました。社名には、支援を必要とする患者やその家族の心のドアを優しくノックし、そこにある本音や切実な声に耳を傾けたいという強い想いが込められています。
同社が最も大切にしているのは、サービスを一方的に「提供する」のではなく、当事者である患者や家族と「共に創る」という姿勢です。主力事業であるてんかん発作記録アプリ「nanacara(ナナカラ)」の開発においても、数百名規模の患者・家族との対話を重ね、生活実態に即した機能を実装してきました。
当事者の心の声を形にし、それを社会全体へと届けることで、難病を取り巻く課題を解決し、希望ある未来へのトビラを開く活動を続けています。
家族と専門医の声から生まれた「てんかん発作・お薬管理アプリ nanacara(ナナカラ)」
てんかん発作の記録・管理に特化したスマートフォンアプリ「nanacara」は、開発の初期段階から徹底して、患者・家族・専門医の声を取り入れて作られてきました。
開発のきっかけは、てんかん専門医と患者の家族との集まりで出た「スマホで簡単に記録できたら診療の役にも立ち、日々のケアや生活にゆとりが持てるかも」という一言。これを受け同社は、約200組の患者・家族、専門医と共同し、実生活で真に必要なものを追求し「nanacara」を創出しました。

そんな「nanacara」の大きな特長は、アプリを開きワンタップするだけで、動画記録やタイマー計測を開始できることです。てんかん発作は予期せず突然起こるため、家族は慌ててしまうことも少なくありません。しかし、当アプリなら緊急時でも複雑な操作なく、タップ一つで発作の様子(動画)と持続時間の正確な記録が可能。言葉では伝えづらい微細な変化も動画でありのままに保存し、「nanacara for Doctor」を通じて医師へ共有できます。家族側の「うまく伝えられないかも…」という不安が軽減されるのはもちろん、医療者側も正確な情報を基に診療できる利点があるでしょう。
また、記録データは、グラフやカレンダーで自動整理されるのもポイントです。発作の種類や回数、天候の変化などを可視化することで、患者や家族の振り返りをサポート。医師による体調の把握や分析にも役立ち、より質の高い診療につながると現場からも高い評価を得ています。そのほか、調剤薬の登録機能もあり、医師が患者の服薬状況を正確に把握できる点も大きなメリットです。

「七色の虹のように希望にあふれた世界になるように」という願いが込められている「nanacara」。その想いに呼応するように、ユーザーからは「紙の記録から解放された」「患者とのコミュニケーションが深まった」といった喜びの声が数多く寄せられています。患者・家族・医療者の理想的な連携を叶えるツールに、ぜひご注目ください。
■詳細情報
ノックオンザドア株式会社
てんかん発作・お薬管理アプリ nanacara(ナナカラ)
ラーゴム・ジャパン株式会社
「北欧の発想で暮らしに次のゆたかさを」という企業理念を持つラーゴム・ジャパン株式会社。同社では、スウェーデンで生まれた掛け布団「チェーンブランケット」のレンタル・販売を行っています。
ぴったり包まれる安心感で不眠解消や落ち着きを与える 「チェーンブランケット」

「チェーンブランケット」は、足の先から胸元までチェーンを内蔵した掛け布団です。チェーンの適度な重みにより、まるでハグしているかのように優しく体にフィットするのが特徴。安心感やリラックス効果が得られ、健やかな日々を増進すると期待されています。
カロリンスカ医科大学では、この布団がもたらす効果について研究を実施。うつ病、全般性不安障害、注意欠陥・多動性障害(AD/HD)の患者に対して検証した結果、不眠症状の改善に一定の効果が見られたと報告されています。
また、北欧諸国では同製品を院内処方として導入し、延べ5万人以上の人が使用しているそうです。
特徴やお手入れ方法

ブランケットに内蔵されてるチェーンがよれないように、特殊キルティング構造を使用。体のラインにフィットするため、ボディイメージを持ちやすいブランケットです。また、通気性に優れており、夏場も快適に使用できます。
両面使用が可能で、チェーン側とパッド側で異なる感触を楽しめるのも魅力です。パッド側を使えば、チェーンの凹凸はほぼ感じません。金属アレルギー対応・防さび加工済みのチェーンと難燃素材を採用し、安全性にも配慮。医療機関や福祉施設での導入実績も多数あります。
さらに、重さやサイズを選べ、洗濯機で洗えるなど使いやすさにも考慮しています。洗濯機で丸洗い可能(タンブル乾燥不可)でお手入れも簡単です。天日干しなら約4時間で乾き、いつでも清潔に使用することができます。中央にジッパーがついているので、半分ずつ洗濯したり、肩掛けやひざ掛けとして活用したりもできるでしょう。
同製品は、シングルサイズだけでも6種類の重さから選べ、幅広いニーズに対応しているのが特徴です。
同社では医療関係者の方向けに、無料トライアルを実施しています。ぜひ、この機会にチェーンから伝わる上質なケアを体感してみてはいかがでしょうか。詳細は、公式サイトにてご確認ください。
■詳細情報
ラーゴム・ジャパン株式会社
チェーンブランケット
株式会社エコー総合企画
株式会社エコー総合企画は、無線呼び出しチャイムやパーソナルコールシステムなどの開発・製造を行うメーカーです。同社の製品は利便性が高く、飲食店から工場、病院、介護施設などさまざまな施設で利用されています。
離れた場所への呼び出しが可能!「リモートリプライコール」

「リモートリプライコール」は、従来品では電波が届かなかった場所でも使える長距離通信システムです。数百m離れた場所でも通信が可能なため、患者は病院やクリニックの待合室で長時間待機せず、マイカーで楽に順番を待つことができます。また、混雑解消にもなり、院内の感染リスクを低減させる効果もあるでしょう。
5つの特長

同製品には、以下のような5つの特長があります。
1.新無線技術で飛躍的に拡大した通信距離
920MHz帯のLPWAを使った新無線技術を採用。電波の到達エリアが広く、障害物があっても回り込んで届きます。受信機が圏外となった場合は、ブザーとバイブレーションに加えて、表示でもお知らせするので安心です。
2.最大32文字のメッセージが256通り登録可能
受信機の画面には、全角文字で最大32文字を表示でき、256通りのメッセージが登録可能です。定型文ではなく自由な文章の作成ができるため、各医療機関の状況に応じた多様なメッセージを設定することができます。
3.新搭載「通信状況チェック機能」でミスを防止
送信機には、「受信機に信号が届いたか」「患者がメッセージを確認したか」などの通信状況を一目で把握できる機能を搭載。お知らせもれのミスを防ぎ、多忙な医療機関の業務効率化に貢献します。
4.通信料ゼロ!驚きの低コスト運用を実現
特定小電力無線技術の採用により、通信料が不要。導入後の運用コストを大幅に削減できます。さらに、機器の消費電力も極めて小さいため、低コストのシステム運用が可能です。
5.最大999台の受信機に対応
1台の送信機で、最大999台の受信機を同時に管理できます。受信機追加で簡単に拡張できるので、患者数増加や部門拡大時など、状況に合わせた使い方ができるでしょう。
このように、同製品は、職員の負担軽減と患者へのサービスの質の向上を両立しています。業務効率化の暁には、時間的余裕が生まれ「質の高いケアを行いたい」という職員の願いも叶うでしょう。ぜひ、導入をご検討ください。
■詳細情報
株式会社エコー総合企画
リモートリプライコール
株式会社 インタージェット
株式会社インタージェットでは、「サイクル事業部」で培った経験とネットワークを活かし、2008年に「AIJ福祉事業部」をスタート。歩行車や生活支援用品など、高齢者の生活の質を高める自社ブランド製品を創出するほか、OEM/ODMにも対応しています。製品の研究・開発から製造までを一貫して担うことで生まれる、品質と生産の徹底した管理が強みです。
日常の動作をきめ細かくサポート!「楽らくハンド ロング・ショート・ミニ」
「楽らくハンド」は、日常生活の「つかむ」「拾う」動作をサポートするマジックハンドです。ロング・ショート・ミニの3種類があり、用途に応じて選べます。ロングタイプは腕の長さ程度で、屈むのがつらい方や入院患者に最適です。ショートタイプは肩幅程度で、車いす利用者におすすめ。ミニタイプは携帯に便利で、デスクワークや外出時に役立ちます。

特徴と便利な機能
同製品の先端部分には、薄いものをつかむとしなる特別なゴム素材を使用。このしなりの効果によって、手の力の弱い方でもしっかりと物をつかむことができます。ベッドの下や洗濯機の隙間、高い所など、手の届きにくい場所での活用に重宝されるでしょう。
先端部分は、90°ずつ360°回転が可能です。手首をひねることなく、さまざまな角度からものをつかんだり引き寄せたりすることができます。高齢者や関節に問題を抱える方も使いやすい設計です。
立体的な形状も同製品の魅力の一つ。フック状の先端を利用して、ペットボトルや本などを簡単に手元に引き寄せられます。また、電気のスイッチを押すといった、細かな操作も可能です。患者は職員を呼び止める必要なく、行動の幅を広げることができ、生活の質の向上にもつながるでしょう。
さらに、握り部分にはマグネットが内蔵されており、ヘアピンやクリップなどの小さな金属製品も簡単に拾えます。加えて、本体にはストラップが付いているため、手から滑り落ちる心配もありません。

「楽らくハンド」は、高齢者をはじめ、車いすユーザーやベッドで過ごす方にも適した製品です。安全性と使いやすさが魅力なのはもちろん、利用する方の達成感や自立意識をサポートするのも大きなメリット。自分のペースで活動範囲を広げられ、より充実した日々を過ごせるようになるでしょう。
また、看護や介護に携わる方の負担軽減にもつながります。心身にゆとりのあるケアは、双方にとって満足度の高いものとなるはずです。同製品の導入を検討される方は、ぜひWebサイトにアクセスしてみてください。

■詳細情報
株式会社 インタージェット
楽らくハンド ロング・ショート・ミニ