お役立ち情報

実践に活かせる!利用者に寄り添ったケアを学べる研修&ワークショップ

利用者さんへ、より質の高いケアを提供したい。そのような思いを抱える介護士の皆さんに、音楽レクリエーションの実施法やコミュニケーション力の向上、認知症理解の促進など、介護の現場で役立つ実践的なスキルを身につけるための研修やワークショップをご紹介します。
これらの学習を通して得られる知識やスキルは、多角的な視点で利用者さん一人ひとりに寄り添ったケアを提供することにつながり、介護の質向上に貢献するでしょう。

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一般社団法人日本音楽健康協会

一般社団法人 日本音楽健康協会は、「うたと音楽」を通じて心と身体の健康づくりを支援している団体です。歌や音楽がもたらす健康効果を科学的に研究・検証し、その成果を活かして「音楽健康指導士」などの専門人材や地域サポーターの育成に取り組んでいます。健康を目的としたカラオケの活用や、音楽を使う・体を使う・目で観るなどのコンテンツを通じて、高齢者をはじめ幅広い世代の健康促進に寄与しています。また、社員団体や賛助会員、関係団体を通じて、「うたと音楽」の力を地域社会に広く届ける活動を展開しています。

笑顔と健康をつくる!介護の現場で役立つ養成講座「音楽健康指導士」

音楽健康指導士2級集合講座2025年5月東京会場の様子
▲音楽健康指導士2級集合講座2025年5月東京会場の様子


同法人が実施している「音楽健康指導士」の講座を紹介します。これは、介護などの現場において「うたと音楽」の力で対象者の方の笑顔と健康をサポートする人材を育てる講座です。うたや音楽を活用し、対象者の心身の状態に合わせて“安全で楽しく、かつ効果的な指導”を行うことを目指します。

この資格を取得することで、音楽レクリエーションの理解が深まり、オリジナルプログラムの作成や、対象者に合わせた「音楽健康セッション」の計画・実践・指導ができるようになります。介護施設や保育施設など、さまざまな福祉の現場で活躍できる資格です。

「音楽健康セッション」とは、対象者一人ひとりの身体の状態や目的に合わせて、「うたと音楽」を用いて身体機能や脳機能の維持・向上を目指すプログラムです。

音楽健康指導士2級集合講座2025年5月東京会場の様子
▲音楽健康指導士2級集合講座2025年5月東京会場の様子


  • 講座カリキュラム
    ・音楽健康指導士の役割と高齢者の特性について
    ・音楽と運動の関係性と指導法
    ・実践的な指導方法
    ・体験学習(ディスカッション、デリバリースキル、ファシリテーションなど)

  • 受講方法
    集合研修で取得できる2級のほか、在宅での受講も可能な準2級があります。仕事や育児で忙しい方でも、自宅で学習を進められます。

  • 受講料
    介護施設や医療機関などの事業者は、助成金を活用できる場合があります。施設勤務者が受講を検討されている場合は、一度職場に相談されてみると良いでしょう。

「音楽健康指導士」資格取得を目指すのはこんな人!

スキルアップのイメージイラスト

「音楽健康指導士」は、仕事のスキルアップや地域の健康づくりを目指す方々に選ばれています。例えば、介護施設のケアスタッフ、ケアマネージャー、介護福祉士、リハビリ専門職など。そのほか、看護師、保育士、音楽療法士、社協職員など、多様な職種の方が受講しています。
受講者からは、「介護の仕事に携わってきたが、全く知らなかった知識を習得できた」「自己流でやってきた音楽レクに正しい理論と根拠が加わった」といった声が寄せられています。
介護施設でレクリエーションの幅を広げたい方、音楽を通して健康増進を図りたい方などは、共通の目標を持った仲間と出会えるこの講座に参加してみてはいかがでしょう。

■詳細情報
一般社団法人日本音楽健康協会
音楽健康指導士

株式会社ガイアシステム

株式会社ガイアシステムは、組織開発・人材育成のプロフェッショナルです。人と企業に寄り添い「共に考えぬく真のパートナーでありたい」という想いのもと、介護施設や企業の成長に貢献しています。30年以上もの経験と1800社以上の支援実績を持ち、新入社員研修から管理職研修、経営層へのコンサルティングまで幅広く対応しています。
最大の特徴は、それぞれの組織のニーズに合わせたオーダーメイド研修。一方的な講義ではなく、対話やロールプレイングを通して「わかる」を「できる」へと導く実践的なプログラムを提供しています。行動心理学に基づいた理論と講師の実体験を組み合わせた研修で、受講者の理解をサポートし、組織全体の活性化に寄与している企業です。

最適な研修をプランニング「介護施設向け職員研修」

同社の「介護施設向け職員研修」は、豊富な介護業界の実績に基づいた、質の高い研修プログラムを提供しています。施設の課題や目指すべき未来に沿って、最適なカリキュラムを選定することができます。

介護施設向け職員研修
▲画像提供:株式会社ガイアシステム


  • ガイアシステムの研修が選ばれる理由

1.実務に直結した研修内容
介護業界の事例を活用し、明日から使える実践的なスキルを習得できます。イメージしやすい内容で、学んだことをすぐに日々の業務に取り入れ、質の高いケアに貢献できるため、参加者の満足度も高いと好評です。

2.専任コンサルタントによる手厚いサポート
研修前のヒアリングから実施後のフォローまで、専任コンサルタントが施設の状況に寄り添い、最適なプログラムを提供。組織全体のスキルアップ、意識改革を支援し、持続的な成長に貢献します。

3.離職率の低下に貢献
複合的なカリキュラムを通して、従業員のスキル向上、モチベーション向上を図り、離職率の低下に貢献します。働きがいのある職場をつくることで、採用コストを削減。その分を教育へ充てるというメリットも期待できます。

介護現場の課題解決!ガイアシステム研修の導入事例

研修を導入した理由、導入前後での変化などをご紹介します。

  • 医療介護福祉関連(従業員数 200人程度)
    OJTトレーナー研修を導入した結果、離職率が10%にまで激減。3年間で人材の定着率が明らかに変わったほか、新人育成の環境が整い、先輩社員の指導力も大幅に向上したとのこと。今では「自分もトレーナーになりたい!」という声も上がるなど、施設内に人材育成の風土が育まれているそうです。

  • 介護施設(従業員数 60人)
    パート職員が多く現場育成に悩んでいたため、コミュニケーション研修を導入。研修後はコミュニケーションの問題が改善し、風通しの良い明るい雰囲気へ。報連相もスムーズになり、誤解や判断ミスも減少したそうです。人材定着率の向上により、採用業務の負担が軽減され、空いた時間を人材育成に充てられるようになりました。

メンバー
▲画像提供:株式会社ガイアシステム


ガイアシステムの研修は、土日対応や予算、オーダーメイドカリキュラムなど、現場のニーズに柔軟に対応可能です。ハラスメント研修・OJTトレーナー育成・コミュニケーション研修など、さまざまな研修メニューがあり、施設の課題に最適な研修を選ぶことができます。より良い介護サービスを提供し、働きがいのある職場環境を実現するために、ガイアシステムの研修を検討してみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
株式会社ガイアシステム
介護施設向け職員研修
ガイアシステム研修一覧

特定非営利活動法人イシュープラスデザイン

ミステリーバス
▲画像提供:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン


特定非営利活動法人イシュープラスデザインは、産業の衰退や自然災害、医療・福祉問題といったさまざまな社会的課題(ISSUE)に対し、デザインの力で解決策を生み出すプロジェクトを多数実施しています。
地域や社会の課題を市民の創造力で解決し、安心して暮らせる社会の実現を目標にする同団体。専門家だけでなく、課題を自分ごととして感じている市民だからこそ、問題の本質を捉え、実質的なデザインを提案できると考えています。モノ・サービス・情報・場・仕組みを発明し、これらの発明を社会に実装することで未来と人々のしあわせを社会に還元していく「発明家集団」を目指している団体です。

「認知症世界の歩き方実践(対話&デザイン)ワークショップ」

認知症世界の歩き方実践(対話&デザイン)ワークショップ
▲画像提供:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン


「認知症世界の歩き方実践(対話&デザイン)ワークショップ」は、認知症の方の世界を理解しながら楽しく学べるワークショップです。認知症の方との対話を通じて、良好な関係を構築したり、生活環境をより良く改善したりする方法などを学びます。

  • 学習するメリット

1.認知症の方が体験していることがわかる
ワークショップでは、認知症の世界を表現したストーリー動画や解説を通して、認知症の方が体験している景色を詳しく学ぶことができます。彼らの行動や言動の背景にある思いを理解することで寄り添い、共感に基づいたケアが可能になります。

2.行動につながる原因を推測することができる
「トイレの失敗が続いている」「炊飯器の使い方がわからない」など、よくある生活シーンを題材に、その背景となる心身機能障がいについて考えます。認知症の方の行動の原因を推測し、他の参加者と議論することで、多角的な視点から適切な対応策を検討する力を養います。

3.認知症の方に優しい暮らしのデザインが学べる

デザイン提案例
▲画像提供:特定非営利活動法人イシュープラスデザイン


寝室や駅など具体的な場所を示すイラストを使って、認知症の方が日常生活で直面しやすい課題を他の参加者と共に探します。事例を交えながら、認知症の方に配慮した安全で快適な生活空間を作るためのデザインのポイントを学べます。

一般の方は定期的にオンラインで体験が可能。企業や施設でプログラムを活用した研修を希望する場合、対面またはオンラインでの開催が可能で、介護士が認知症の方を深く理解し、より良いケアを実践するために役立ちます。

体験者の声

ワークショップに参加した方の声を紹介します。

  • 認知症の方との具体的な関わり方について、クイズ形式で楽しく学べた。他の参加者と意見交換しながら考える過程そのものが大切だと感じた。
  • 認知症の方の置かれている状況を知るだけでなく、「自分が支援者だったらどうするか」と具体的に考えることで、ワークの中で教わった「自分ごと化」ができた。
  • 認知症の方の暮らしを支える方法として「デザイン」という考え方は新鮮だった。専門家でなくても、一個人としてできることはたくさんあるのかもしれないと思えた。

リアルな感想から、楽しみながら実践的なスキルを学べる充実した内容であることが伝わってきます。「認知症世界の歩き方実践(対話&デザイン)ワークショップ」は、より良い認知症ケアを目指す介護士にとって、貴重な学びの場となるでしょう。

■詳細情報
特定非営利活動法人イシュープラスデザイン
認知症世界の歩き方実践(対話&デザイン)ワークショップ

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