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mikaruおすすめブログ紹介_vol.8

a month ago

リハビリテーションの現場では、患者さんの身体機能の回復だけでなく、「その人らしく生きる」ことを支援する視点が重要です。
本記事では、2つの医療機関のブログより、患者さんへの寄り添い方や、リハビリケアの提案方法について役立つ記事をご紹介します。日々の診療に活かせるヒントがきっと見つかるはずです。ぜひご一読ください。

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医療法人社団朋和会 西広島リハビリテーション病院の院長ブログ

西広島リハビリテーション病院は、主に脳卒中を発症した方を対象に質の高いリハビリテーション医療を行う回復期リハビリテーション病院です。医師をはじめ、看護師や介護福祉士、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、管理栄養士など、さまざまな専門職が連携するチーム医療を基本としている同病院。リハビリスタッフや看護師が患者さん一人ひとりに合ったリハビリ計画を立て、互いにフィードバックしながら、患者さんのより良い生活の実現を目指して取り組んでいます。

院長ブログ記事スクショ

▲画像提供:医療法人社団朋和会 西広島リハビリテーション病院


質の高いリハビリの提供を積み重ねることで、患者さんが歩けるようになったり、日常生活動作ができるようになったり、社会復帰を果たしたりしたときには、感慨もひとしおでしょう。
同院の院長ブログ《その人らしく暮らせるように…》では、岡本院長が大学病院勤務時代に担当した、脳外傷を負った若い患者さんとのリハビリの様子が紹介されています。

交通事故の障害と向き合い、強い意志で仕事復帰を望む患者さんの思いに応えようと、岡本院長は病院内でのリハビリに加え、大学病院内の喫茶店での実習までも実現しました。この実習は簡単ではなかったそうですが、岡本院長やリハビリチームの熱意、患者さんの努力、そして周囲の協力によって、患者さんの目標であった仕事復帰を叶えることができました。

リハビリは身体機能の回復だけでなく、その先にある退院後の生活を常に考え、患者さんが住み慣れた地域でその人らしく生き生きと暮らせるよう、すべての活動を支援することです。
今回のエピソードから、リハビリテーションにおいて、患者さんの「その人らしく暮らしたい」という想いを尊重し、多職種連携で患者さんを支援する大切さを改めて学ぶことができます。

リハビリの様子
▲画像提供:医療法人社団朋和会 西広島リハビリテーション病院


同院のホームページでは、病院の特徴や取り組み、職員の人柄や現場のリアルな声、多職種のスケジュールなども紹介しています。興味がある方はぜひホームページを訪れてみてはいかがでしょうか。

■記事詳細
その人らしく暮らせるように・・・

まつもと整形外科のブログ

久留米市安武町にあるまつもと整形外科は、整形外科、リハビリテーション科、糖尿病内科、循環器内科を標榜し、患者さんの笑顔のために最適なリハビリテーションと予防医療に取り組んでいます。
同院の特徴は、運動器リハビリテーション施設基準Ⅰを取得していることです。充実した療法士の配置により、幅広い年齢層と多様な症例に対応しています。

同院では、患者さんに役立つ情報や、取り組みなどを発信するブログはスタッフ中心に運営中です。
その中から今回注目したのは、理学療法士が発信する《気になる手の浮腫(むくみ)を軽減する運動をご紹介》という記事。自宅で簡単に実践できる浮腫軽減運動の方法が紹介されています。

整形外科スタッフの集合写真
▲画像提供:まつもと整形外科


手のむくみは、長時間同じ姿勢での作業や、塩分の摂りすぎ、更年期などさまざまな原因で起こり、日常生活に支障をきたすことも。しかし、症状によっては自宅で行える運動を行うことで軽減できる場合もあります。
記事で紹介されているのは、仰向けになって腕を上に伸ばす挙上運動と、指の筋肉トレーニングです。写真付きで分かりやすく、すぐに実践できる内容が記載されています。患者さん目線での情報発信のヒントが得られるでしょう。

ブログにはそのほかにも、腰痛や肩こりといった身近な悩みから、腰椎椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症、モートン病といった具体的な疾患に関する記事まで、多様な情報が掲載されています。
特に「人の手」を使ったリハビリに注力する同クリニックならではの視点は、リハビリスタッフにとって大変参考になるでしょう。ぜひブログをチェックしてみてください。

リハビリの様子
▲画像提供:まつもと整形外科


■記事詳細
気になる手の浮腫(むくみ)を軽減する運動をご紹介

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