お役立ち情報

豊富なメリットを実感!医療現場への導入が期待される製品・サービス

11 days ago

近年、医療現場では業務効率化を図るためにさまざまな製品やサービスの導入が進められています。
そこで本記事では、医療現場への導入が期待される製品・サービスをピックアップしてみました。
注目したのは、訪問の現場で役立つクラウド転送電話サービス、医療DX化を促進するサービス、巡回診療や巡回検診に欠かせないパーテーション、医療従事者の労働環境や働き方の一助となるクラウドサービスです。医療現場への導入後には、多くのメリットを感じられることでしょう。現場の声に寄り添い誕生した製品・サービスの魅力をたっぷりとご紹介します。

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

株式会社ブルーポンド

スタッフ全員が在宅勤務という新しい働き方を実践している株式会社ブルーポンド。自らテレワークを行うなかで必要だと感じたツールを開発・提供し、より良い働き方とライフスタイルを提案しています。

Webサイト制作やマーケティング・営業支援業務の受託に加え、同社の中核を担うのはクラウドIP電話サービスです。複数の電話へ同時転送が可能な同社のクラウド電話転送サービス「みんなにでんわ転送」は、移動や外出の多い訪問医療・看護・介護の現場の課題解決にも貢献します。

訪問の現場に適したクラウド転送電話サービス「みんなにでんわ転送」

訪問医療・看護・介護など、スタッフが外出している時間が多い業種において、電話対応は大きな課題の一つ。電話に出られず、患者や利用者、そのご家族との重要な連絡が遅れてしまうと、適切なケアの提供に支障をきたす可能性もあります。「みんなにでんわ転送」は、そんな現場の負担を軽減し、円滑なコミュニケーションを支援するクラウド型の転送電話サービスです。登録した携帯電話やスマートフォンに一斉に着信を転送することで、誰かが対応できる体制を整えます。

電話転送イメージ


主な機能とメリット

訪問の現場で役立つ機能やメリットをご紹介します。

  • 同時転送で「誰かが出られる」安心
    患者や利用者、そのご家族からの電話は、登録された複数の端末へ同時に転送可能です。事業所に常駐する必要がなく、訪問先や移動中でも対応できます。誰かが電話に出ると、ほかの端末への呼び出しは自動で終了するため、対応漏れや二重応答を防げます。また、録音機能や自動応答などもあり、夜間や緊急時の対応も安心です。

  • 事業所の番号として発信が可能
    登録端末からは、同サービスから発行された050番号を通知しての発信が可能。個人の電話番号を相手に知らせることなく、どこにいても事業所からの発信として連絡ができます。

  • 複数拠点で一本化された受付体制
    1つの電話番号を複数の拠点で共有・一元管理することができます。各拠点への電話を一本化できるので、組織全体の業務効率化を図れるでしょう。また、相談窓口や採用専用ダイヤルとしても活用できるため、多様なニーズに対応可能です。

一本の電話が命をつなぐこともある医療・介護の現場。同サービスなら、どこにいても誰かが電話に出られる体制を構築でき、大切な連絡を取り逃さないよう対策できます。緊急時の連絡を複数人で対応できるため、医療従事者の業務負担の軽減や安心感はもちろん、患者や利用者の満足感向上にもつながるでしょう。
ほかにも、訪問の現場で役立つさまざまな機能を備えた同サービス。気になる方は、ぜひWebサイトをチェックしてみてください。

電話転送_受電イメージ


■詳細情報
株式会社ブルーポンド
みんなにでんわ転送

株式会社メディエイド

日本の国民皆保険制度は世界に誇るものですが、医療費・介護費の増大により持続可能性が危ぶまれています。株式会社メディエイドは、「医療DXをデザインする。」をミッションに、この課題解決に挑んでいます。同社が開発・運用するPHR(※1)プラットフォーム「LiNQ-CIRCLE|リンクサークル」では、患者さん自身のスマートフォンやスマートウォッチ等から得られる活動量、脈拍、睡眠、血圧等のバイタルデータ、食事や運動などの記録データ、お薬手帳データやマイナポータルデータなどの医療データをまとめられます。このPHRプラットフォームを起点として、医療のDX化を促進しています。
(※1)参照:PHR(パーソナルヘルスレコード|個人健康情報)

患者さん・医療機関・薬局など皆をつなぐ同社のサービス

同社が展開する代表的なサービスは、以下の3点です。

(1)LiNQ-Palette|リンクパレット:患者さん向けPHRアプリ
(2)LiNQ-Pad|リンクパッド:PHRアプリと連携する医療従事者向けPHRコミュニケーションツール
(3)LiNQ-Touch|リンクタッチ:患者さんとの新たなつながりをつくる受付管理サービス

(2)「リンクパッド」は、患者さん中心の医療を実現するためのデジタルソリューションです。(1)「リンクパレット」に患者さんがパーソナルな身体の記録(PHR)をスマートフォンに記録・保存。医療機関や薬局を訪れる際、医師や薬剤師、管理栄養士などへ簡単に情報共有できるように作られています。薬剤師との情報共有は、これまでの薬局を、ただ処方薬を受け取るだけの場所から患者さんが記録したPHRデータをきっかけに健康全般の相談ができる場所へと変革できるかもしれません。
(3)「リンクタッチ」は、薬局の受付で「薬を受け取るだけ」「健康相談をしたい」など患者さん側の希望をあらかじめ選択してもらい、薬局側で可視化するサービスです。これにより患者さんが健康に関する相談ができるきっかけを作れます。また、受付番号を患者さん自身がスマートフォンで確認できるため、薬局外で過ごすなど無駄な待機時間をなくせます。患者さん一人ひとりのニーズに寄り添った医療を実現することも可能でしょう。
※2025年3月、「リンクパレット」のLINE版アプリもリリースされました。

リンクパタッチ
▲画像提供:株式会社メディエイド


患者さんの健康を支える「薬局向けリンクパッド」

薬局向けリンクパッド・食事指導向けリンクパッド・医療機関向けリンクパッド・リンクタッチと4種類を展開する中で、本記事では「薬局向けリンクパッド」に注目していきます。
患者さんは「リンクパレット」アプリを利用することで、お薬や食事、バイタルなどの一括管理が可能となり、自らが健康を意識して生活するきっかけとなります。また薬局側も患者さんから「リンクパレット」アプリを介して処方箋画像を送信してもらうことで、効率よく薬剤の準備ができます。それに加え、薬局向けリンクパッドでPHRデータを参照することにより患者さんへの声掛けが可能に。薬局が処方箋・お薬のやり取りだけではなく、患者さんの健康の相談窓口として機能していけるでしょう。より患者さんに寄り添ってお薬だけではなく健康全般をサポートしていきたい方は、まずはトライアルでその効果を実感してみてはいかがでしょう。

リンクパッド
▲画像提供:株式会社メディエイド


■詳細情報
株式会社メディエイド
薬局向けリンクパッド

株式会社ワカミヤ商会

株式会社ワカミヤ商会は、1947年創業の若宮器械店を前身とする医療器械販売事業に特化した企業です。これまで培ってきた医療機器販売のノウハウを活かし、2005年には医療器具製造会社アスモを創業。現在では、オリジナルブランドとなるアスモ製品の製造・販売をメインに事業を展開中です。そのほかに、ホームヘルスケア事業や業務効率化商品開発提案事業も展開し、在宅での自立支援や医療現場からの『こんなのあったらいいな』という声をカタチにできるような製品づくりに尽力しています。

本記事で注目したのは、医療健診現場で活用されている「衝立(組み立て式)」というアスモ製品です。
従来の問題点を解決したアイデア製品の魅力をお届けいたします。

巡回診療や巡回検診の必需品!「衝立(組み立て式)」

記事スクショ
▲画像提供:株式会社ワカミヤ商会


同製品は、巡回診療や巡回検診の際に簡単に組み立てて使用できる衝立です。
間仕切りで部屋をすぐに作れるのが最大のポイント。部品は、台座と支柱、カーテンのみと、準備の手間が少ないのも魅力といえます。

巡回診療では、診察台との間に置く簡易的なパーテーションを使うケースが多いでしょう。
受診者同士の目線に配慮して設けられますが、実際には隙間があったり、カーテンが薄くて人の姿が透けて見えたりなど、完璧に仕切られているとは言い難いのが実状です。また、スタッフ一人で持ち運ぶには重い、組み立てづらいといった声もよく耳にします。
これらの問題点を解決するために、同社では現場の声を聞きながら日々試行錯誤を重ねて改良を行い、バーションアップ仕様の「衝立(組み立て式)」を完成させました。

特徴

従来の問題点を解決するために改良した点は、以下の8項目です。

  • 受診者がつまずかないように、台座の厚さを5mmに変更
  • 台座の安定感向上のため、鋼材の強化や滑り止めゴムの装着、縦棒をロック仕様に変更
  • マジック部数を減らして組立時の時短を実現
  • 縦横棒に均等に穴を開け、高さと幅の位置決めを簡素化
  • ジョイント部の取り付けの簡便さと強度を重視し、アルミから鉄に変更
  • 壁際の隙間をなくすために目隠し棒を装備
  • 受診者のシルエットが分かりづらいカーテン生地を採用
  • 持ち運びやすく、損傷を防止できる補強材付きの収納バッグに改良
記事スクショ
▲画像提供:株式会社ワカミヤ商会


多くの人の声に真摯に耳を傾けて誕生した新しい衝立。2室組み立てられる仕様になっており、十分な広さを確保できます。総重量は17.3kgで、収納バッグにコンパクトにまとめられるため、女性一人でも楽に運ぶことが可能です。製品のデモ機も用意されているので、導入前にじっくり検討してみてはいかがでしょうか。

衝立を準備する医療従事者と、衝立の中で過ごす受診者の気持ちに寄り添った同製品は、「お客様の笑顔を増やしたい。」という同社の想いがあふれています。安全性、利便性、コスト面におけるさまざまなメリットをぜひ体感してみてください。

■詳細情報
株式会社ワカミヤ商会
衝立(組み立て式)

株式会社ビーキャップ

「あらゆる現場を可視化する。」というビジョンを掲げる株式会社ビーキャップ。
同社では、多くの方が手軽に使えるサービスやアプリケーションの開発に取り組んでおり、主にビーコンとスマートフォンを活用した「Beacapp Here」というクラウドサービスを提供しています。2013年のサービス開始から4年間で、3万個以上のビーコンを設置してきた同社。これまでにオフィスや物流、病院など、全国各地でさまざまな現場の業務効率化を実現させています。

本記事では、医療現場向けに開発された「Beacapp Here Hospital」というサービスに注目しました。現場での具体的な活用方法や、また医師や看護師など医療従事者にとってどのようなメリットがあるのかなど、詳しくご紹介していきます。

医師や看護師の勤怠管理を効率化!「Beacapp Here Hospital」

「Beacapp Here Hospital」は、医療現場向けに開発された勤怠管理を効率化できるサービスです。

近年、医療現場では医師や看護師の人材不足が深刻化するなか、医療従事者の労働環境や働き方の見直しが進められています。医師の場合、労働時間の上限規制に加え、勤務間のインターバル時間も定められていますが、既存の出退勤システムだけで実態を把握するのは難しいのが現実です。
そこで誕生したのが、ビーコンとスマートフォンを活用して、手軽に医療従事者の勤務実態を可視化できるサービスです。

記事スクショ

同サービスの注目すべき点として、以下6つの特長が挙げられます。

1.医師の打刻不要で労働時間を自動収集
2.専用Windowsアプリで勤務表出力
3.蓄積された行動データを分析・レポート出力
4.施設のマップ上に、利用者ごとの導線を可視化
5.場所ごとの利用度を時間帯ごとに可視化
6.コストを抑え、早期での導入が可能

サービスの仕組みは、ビーコンのBLE信号をスマートフォンで検知し、独自のアルゴリズムで利用者の位置を把握するというもの。信号は半径約30mのエリア内に発信されるため、利用者の居場所を広範囲にわたって探知することができます。さらに、時間帯や導線など多くの情報を取得し、データ化・分析できるため、医療従事者の労働時間や居場所を把握するだけではなく、業務量が適正であるかも見直すことが可能です。
実際の例を参考に、導入後のイメージを掴んでみてください。

「Beacapp Here Hospital」を活用している医療機関の導入事例

  • 医師の働き方改革を進めるために導入した病院
    出退勤をいつ行ったのか不明なことが多く、勤務実態を客観的に把握するために導入を検討したとのこと。しかし、検討する際には反対意見も上がったそうです。その理由は、位置情報の把握によるプライバシーの問題でした。
    そこで同サービスには、一定時間位置情報を非表示にできる「ステルスモード機能」が備わっていることを伝えると、反対する理由がなくなり採用されることに。
    導入後には、「居場所がわかることで得られるメリットを感じた」といった声が上がったそうです。

  • 院内の各所に計104個のビーコンを設置した大規模病院
    導入検討のきっかけは、医師の在院時間を知るデータが必要だったとのこと。また、運用に手間がかからない点も重要視されていました。
    そこで候補に挙がった同サービスを採用。導入後には、アプリのシンプルな操作性やデータ化の簡易性といったメリットを感じたそうです。

記事スクショ

そのほかに、ビーコンによって現在地を把握しやすくなり、マップ表示を活用して患者さまへの案内もスムーズに行えるようになったといった声も聞かれました。
多くの医療従事者の労働環境と働き方に変革をもたらす同サービス。導入施設からは、さらなる開発への期待が寄せられています。

■詳細情報
株式会社ビーキャップ
Beacapp Here Hospital

簡単60秒!あなたにピッタリの案件が届く 無料会員登録

おすすめ記事