お役立ち情報

mikaruおすすめブログ紹介_vol.5

病院3 months ago

クリニックや病院が発信するブログには、患者さんにとって役立つ情報や医療従事者の学びになる記事がたくさんあります。

今回取り上げるのは、クリニック主催のワークショップを開催した記事、腸と自律神経の関係性に言及した記事、経口食物負荷試験について記された記事です。医療に関する知見を広げたい方は、ぜひお役立てください。

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医療法人あい友会 あい太田クリニックの院長ブログ

訪問診療(在宅医療)を主体に提供している「医療法人あい友会 あい太田クリニック」。群馬県太田市などを対象に、24時間365日対応しているのが特徴です。
自宅で療養中の方や施設に入居中の方、一人での通院が困難な方のもとに医師が出向き、定期訪問診療や往診を行っています。

訪問診療出発風景
▲画像提供:医療法人あい友会 あい太田クリニック


今回紹介するのは、同院長のブログにある《ケアマネジャーさんとのワークショップ開催》という記事です。同院主催で、地域のケアマネジャーさんたちと勉強会を兼ねたワークショップを実施したと記されています。

ケアマネジャー(介護支援専門員)は、介護や支援を必要とする人が介護保険制度を利用し、自立した生活を送れるよう支援するのが職務とのこと。
さまざまな職種やサービスとの連携の調整役とも言え、訪問診療に欠かせない存在です。
そのような重要な役割を担うケアマネジャーさんたちと同院は、主に電話でやりとりすることが多く、患者さん宅でお会いしても、話をする時間が限られていたといいます。そこで、相互理解を深める機会をつくるべく、ワークショップを企画し実施となりました。

芳賀院長診療中
▲画像提供:医療法人あい友会 あい太田クリニック


当日は講演後に、ワークショップを開催。グループワーク形式で、「要望」「困りごと」「疑問・質問」の3項目について話し合い、意見を付箋に書き出し、最終的に黒板にまとめていったそうです。
付箋によって可視化することは、問題点の確認ができ改善策につなげるメリットがあるとのこと。コミュニケーションを図る機会が少ない中、このような取り組みを行えて「大変貴重な機会になった」と綴られていました。

業務上での円滑な連携は、患者さんへ質の高い医療を提供することに繋がります。同院のブログを参考に、顔の見える交流や勉強会ができるような試みを取り入れてみてはいかがでしょうか。

■記事詳細
ケアマネジャーさんとのワークショップ開催

医療法人博侑会 吉岡医院のブログ

京都府京都市に位置する、「医療法人博侑会 吉岡医院」。同院は、昭和24年に外科医院として開業し、現在は消化器内科・婦人科・小児科・一般外科・肛門外科などを標榜し、子どもから高齢者まで幅広く診療。「患者さんの話をよく聞くクリニック」として、地域の健康増進に大きく寄与している存在です。

診療イメージ画像

そんな同院が発信するブログから、分かりやすく優しい言葉で記されている《腸の働きと自律神経の関係について》という記事に着目しました。

同記事によると、胃腸の動きは自律神経(交感神経・副交感神経)の作用によって、調節されているそうです。
例として、緊張したり大事な仕事で出かけたりするとお腹が痛くなる経験を提示。この例では、まず脳から自律神経へ、それから腸にストレスなどの情報が伝わることで便秘や下痢を引き起こすと説明されていました。

腸のイラスト

最近ではその逆、「腸から自律神経、そして脳に情報が伝わる」ことも分かってきたそうです。
「腸の働きが悪くなると自律神経が乱れる」「腸内細菌のバランスが良くないと脳に悪影響が出る」とのこと。
「腸は第2の脳」と呼ばれることや、「腸脳相関」(Gut-Brain Axis)という言葉があることからも、腸と脳は密接な関係にあり、相互に作用していることがうかがえるでしょう。
腸は消化吸収や排せつだけでなく、さまざまな重要な働きがあるのですね。
ここで伝えられなかった、より詳細な情報は、同記事でご確認ください。

同ブログでは他にも、多くの興味深いテーマを取り扱っています。医療従事者としての知見を広げてくれる記事の数々、ぜひ併せてご覧ください。

■記事詳細
腸の働きと自律神経の関係について

そらいろこどもクリニックのDr.BLOG

「そらいろこどもクリニック」は、北海道札幌市で小児科やアレルギー科などの診療に対応しているクリニックです。
小児科では新生児から高校生・ご家族まで、アレルギー科では子どもから成人までのアレルギー疾患治療をプロトコールに準じて行っています。

今回ご紹介するのは、《経口食物負荷試験再開しています》という記事です。
記事で取り上げられている「経口食物負荷試験」とは、食物アレルギーを診断するときに使われる検査の一つ。アレルギー症状を起こす、もしくは起こすかもしれない食べ物を医師の管理のもとで摂取してもらい、症状が出現するかを確認します。
原因となる食べ物を特定・確定するため、または、摂取可能な量の確認や耐性獲得のために行う検査です。

食物アレルギーイメージ画像

同記事によると、食物アレルギーは、成長に伴って自然に寛解するケースもあるとのこと。一方で、長期間摂取していないと成人しても食べられない食物が残ることもあるそうです。子どものうちは耐性を獲得しやすいため、安全に摂取できる量を試しながら、根気よく治療していく必要があると言います。

しかしながら、アレルギー症状やアナフィラキシー症状を引き起こす可能性がある食べ物を口にすることは、患者さんやご家族にとって非常に心配でしょう。
そこで同院では、患者さんやご家族の負担が少しでも軽くすむように、検査時の院内滞在時間を以前より短めに設定。医師の厳重な管理のもとで迅速かつ安全に行うことで、安心感を担保しています。
以上のことは、同院が医療を届けるうえで大切にしている、「患者さんの気持ちの尊重」「最善の医療を提供」などに通じる取り組みだと言えるでしょう。

気持ちの尊重イメージ画像

同記事には、院長の優しい人柄がうかがえる親しみやすい文章や心和む患者さんのエピソードも綴られています。
患者さんとのつながりを尊重したい、という同院の思いが伝わる他の記事にも目を通してみてくださいね。働くうえで大事なものを再認識する良い機会になるかもしれません。

■記事詳細
経口食物負荷試験再開しています

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