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医療現場の課題解決をサポート!円滑な業務のためのサービスを提供する企業
5 months ago
本記事では、医療機器の管理がラクになるサービス、外国人労働者も医療を受けられるサービスを提供する企業を紹介します。
いずれの企業も、目指すのは「医療現場が抱える課題の解決」です。
医療の現場では、医療機器の効率的な管理対策や外国人労働者の医療機関受診など、さまざまな課題に直面しています。本記事が、医療従事者の方々が抱えている課題を解決する一助になれば幸いです。
株式会社つむぐメディカル
医療機器販売だけに留まらず、点検・修理・レンタル・管理業務などで医療機関へリテンションモデルを提供し、病院の経営を支えている株式会社つむぐメディカル。「いのちを守るチームの一員となる」をミッションに掲げ、メーカーと医療従事者、患者さんの思いを「つむぎ」、質の高い医療の提供に貢献している企業です。
同社の特徴は、医療機器ディーラーの子会社であるという特性を活かしつつ、医療以外の技術を取り入れ、オンリーワンソリューションの提案を行っていること。他にないものを生み出し、それぞれの医療機関にマッチする製品・サービスを提供しています。
医療機器の所在管理がラクになる「forista SECURE(フォリスタセキュア)」
フォリスタセキュアは、現場で使われている医療機器が「どこで」利用されているかを把握できるサービスです。管理したい医療機器にビーコン※を取り付け、専用の位置情報管理システムで把握します。
メンテナンスや貸出などの際に慌てることなく、すぐに機器の在り処を見つけ出せることがポイント。医療機器の「もう、探さない。」を実現できるでしょう。
同サービスには、以下のような特徴があります。
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24時間365日管理できる
医療機器の位置情報をフロアマップで表示するため、探している機器が今どこにあるかをリアルタイムで把握できます。探す時間を大幅に減らすことができ、作業効率のアップにつながるでしょう。 -
コストパフォーマンスが良い
既存のインフラを利用できるため、初期費用を安く抑えられます。サブスクで利用できるSaaS型と、より強固なセキュリティ対策ができるオンプレ型から選択可能です。
医療機器のスムーズな管理で作業効率をアップできる「forista SECURE Asset(フォリスタ セキュア アセット)」
フォリスタ セキュア アセットは、効率的な医療機器管理を実現する臨床工学技士(ME・CE)向けのIoT SaaS型サービスです。大切な医療機器の「今」はもちろん、未来、資産、働き方にこだわって開発されています。
同サービスの開発を手掛けた背景にあるのは、40年以上にわたって寄り添う顧客先(病院などの医療機関)で頑張るME・CEの存在です。
同社は、医療機器の点検や修理、レンタル、保守管理業務などの業務を通じて、多くのME・CEと接してきました。タスク・シフト/シェアで業務負担が増えるなかで、保守記録や在庫管理などの周辺業務において「手が回らない部分がある」「工数が足りない」など、ME・CEが多くの課題を抱えていることを知ったそうです。
「日々多忙で、さまざまな業務に追われるME・CEをサポートしたい」フォリスタ セキュア アセットには、同社のこのような思いが込められています。
同サービスの3つのこだわりは、以下のとおりです。
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未来
医療機器の耐用年数をデータとして残せるため、未来を見据えた機器管理ができます。機器メーカーからのお知らせに頼ることなく、先手で管理できる点がポイントです。 -
資産
医療機器の貸出台数やメンテナンス状況、コール件数、研修の受講状況などを可視化。ダッシュボードで一目で管理している医療機器の状況を把握できるほか、レポート出力にも対応しているため、現場の資産管理がラクになるでしょう。 -
働き方
機器一括登録機能や後追い管理機能を強化しているため、機器の登録、管理にかかる手間を短縮できます。フォリスタ セキュアと組み合わせて使用することで、医療機器の管理がもっとスムーズに。ME・CEの働き方改革を後押しします。
近年の法改正に伴い、医療機器の保守点検義務化をはじめ、製品のトレーサビリティ制度化や、クラス分類によるロットNo.の記載義務など、厳密な点検・管理が求められるようになりました。とはいえ、膨大な数の医療機器を1つ残らず確実に管理するのはとても大変です。
今回紹介したサービスは、医療機器や現場の資産を管理するME・CEの業務負担軽減を後押ししてくれるでしょう。詳しい内容を知りたい方はぜひ、株式会社つむぐメディカルのWebサイトにアクセスしてみてくださいね。
■詳細情報
株式会社つむぐメディカル
forista SECURE(フォリスタセキュア)
forista SECURE Asset(フォリスタ セキュア アセット)
WELL ROOM株式会社
WELL ROOM株式会社は、三菱地所株式会社の社内ベンチャー制度から誕生した企業です。2021年、三菱地所株式会社の100%子会社として設立。従業員向け健康サポートサービス「WELL ROOM」を提供しています。
代表取締役を務めるのは、現在も三菱地所株式会社の新事業創造部に所属する下田拓海さん。下田さんは生まれも育ちも日本ですが、スペイン人の奥さまと結婚し、ともに国内で生活を送る中で「日本在住の外国人が抱える困りごと」に多く直面するようになったことが、同社を設立するきっかけになったといいます。
日本に暮らす外国人のため、より良いサポートを目指すヘルスケアサービス「WELL ROOM」
近年、少子高齢化による人材不足や優秀な人材確保のため、さまざまな業種で外国人採用が増加しています。一方、国内で生活する外国人の多くが「医療」に関する困りごとを抱えており、その困りごとを解決できる環境を整備できるかが、外国籍従業員の定着につながるカギといえるでしょう。
WELL ROOMは「国籍に関係なく、すべての従業員の健康維持・管理をサポートしたい」と考える法人のためのサービスです。
多言語対応ができる医療機関にて法定健診の予約・受診ができるサービスのほか、メンタルヘルス相談や産業医相談などのサービスを提供。外国人も日本人と同じレベルで医療サービスが受けられるようサポートし、日本での生活で抱えている課題・不安の解消につなげます。
以下では、同サービスの詳細について紹介します。
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健康診断、人間ドックサービス
外国語対応が可能な健診実施医療機関の紹介をはじめ、問診票・健診結果票の翻訳、従業員の健診予約のシステム管理を行っています。
外国籍従業員も安心して健康診断を受診することが可能となり、「外国籍従業員の健診受診率が低い」「外国語対応可能な医療機関を探すのが大変」といった企業の悩みも解決できるでしょう。 -
メンタルヘルス相談サービス
バイリンガルやトリリンガルの臨床心理士や公認心理師に、従業員がオンラインで相談ができます。カウンセラーは言語を話せるだけではなく、全員日本人もしくは日本に長く住んでいる外国人になるため、日本で暮らしたり働く上で起こるカルチャーショックに起因した相談にも対応が可能です。現在は日本語、英語、韓国語、中国語、スペイン語、ブラジルポルトガル語、フランス語、ベトナム語、タガログ語、ビサヤ語の10か国語に対応しています。 -
産業医相談サービス
必要に応じて産業医を利用できる「スポット利用コース」と、産業医を紹介し産業医と企業が直接契約を締結する「紹介コース」の二種類があります。スポット利用コースは日本語・英語の2か国語に対応、紹介コースは日本語、英語、中国語の3か国語に対応しています。
3つのメリット
同サービスを利用する際のメリットは以下のとおりです。
1.企業へのメリット
日本人・外国人の区別なく、すべての従業員の健康管理ができます。メンタルヘルスのケアにも対応しているため、休職や離職のリスクを減らせるでしょう。
産業医の設置義務がない従業員数50名未満の企業も、産業医への相談が可能です。
2.従業員へのメリット(外国人/日本人問わず)
外国語に対応した各種ヘルスケアサービスを無料で利用できます。メンタルヘルスの相談は、会社や上司への許可を取らずに利用することが可能です。
3.健診実施医療機関へのメリット
新たな顧客層にアプローチでき、健診予約数の増加が図れます。また、問診票や健診結果表の翻訳も支援があり、外国人受診者への適切な対応が可能です。
日本で働く外国人の数は年々増加しているものの、国全体として受け入れ体制が十分であるとは言い難い状態が続いています。「外国籍の方々が働きやすい環境づくりに寄与したい」と考える医療従事者も、同社のサービスやポリシーに共感できるのではないでしょうか。
詳細が気になる方は、WELL ROOMのWebサイトをご確認ください。
■詳細情報
WELL ROOM株式会社
WELL ROOM
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