転職ガイド
介護職の志望動機の例文7選!ポイントや注意点を解説
5 months ago
「介護職の志望動機がうまく書けない…」と悩む方もいるでしょう。介護職の志望動機を書くときは、入職後に自分が貢献できる強みに触れることや経験を盛り込んで書くことなど、ポイントがいくつかあります。この記事では、介護職の志望動機を書くときのポイントや注意点を解説。また、経験の有無や転職目的別に介護職の志望動機の例文を7パターン掲載していますので、ぜひ参考にしてください。
介護職の志望動機を履歴書に書く際のポイント
介護職の志望動機を履歴書に書くにあたり、気を付けたいポイントがいくつかあります。ここでは、志望動機を書く際のポイントについて具体的にみていきましょう。
応募先の施設や介護職を選んだ理由を具体的に書く
介護職の志望動機において、「なぜ介護業界で働きたいのか」「なぜこの施設形態で働きたいのか」という点を書くことは非常に重要です。介護職という職業や応募先の施設を選んだ理由について、具体的に書くようにしましょう。
「理由」と聞いて難しく感じてしまう方は、魅力を感じている点を取り上げる感覚で考えるのがおすすめです。施設理念や施設で取り組んでいる特徴的なケアなどを改めて洗い出し、魅力を感じる点を見つけてみましょう。
経験やエピソードを具体的に盛り込む
志望動機や入職後の展望について触れるときには、経験やエピソードを具体的に盛り込むことで分かりやすい文になります。今までの経験やエピソードを書くことで、採用後にどのように活躍するか、担当者は想像しやすくなるでしょう。介護職未経験の方であっても、応募先の職場で役立ちそうな他職種での経験・エピソードを盛り込むのがおすすめです。
自分の強みやPRポイントを盛り込む
より魅力的な志望動機にするために、自分の強みやPRしたいポイントを盛り込むのも有効です。履歴書によっては「自己PR」の欄が別に設けられていることもありますが、そのような項目がほかにない場合は、志望動機内に盛り込むと良いでしょう。
「体力に自信がある」「協調性がある」「コミュニケーション能力が高い」など、経験やエピソードを交えながら、介護の仕事に活かせそうなポイントを述べられると魅力的な志望動機になります。
入職後に自分が貢献できるポイントに触れる
採用担当者は、「この応募者を採用したらどのように活躍してくれるか」を考えながら履歴書を見ています。そのため、入職後に勤務先へ貢献できるポイントについて述べて、志望動機のまとめにしても良いでしょう。
「コミュニケーション能力を活かして、利用者さまとの会話を大切にしながら仕事をしたい」「フットワークの軽さを活かして、どの業務にも積極的に取り組んで更なるスキルアップを目指したい」など、実際に介護職として入職してからどのように働きたいかについて触れられると、より解像度の高い志望動機になります。
介護職の志望動機の例文7選
志望動機は介護職の経験の有無や直近の状況により、人によって文面が大きく異なってくるでしょう。ここでは介護職の志望動機について、ケースごとの例文を7パターンご紹介します。
介護業界未経験者の志望動機
介護の仕事を経験したことのない方の志望動機は、「なぜ介護職に就きたいと思ったか」について詳しく書くようにしましょう。志望動機の例文は以下のとおりです。
介護職を選んだ理由だけでなく、「なぜその施設を選んだのか」「どのように活躍できるのか」についても触れられると良いでしょう。介護系の資格を持っていない方は、入職しても利用者の身体に触れる身体介助はすぐに担当できないため、転職の際は資格取得支援制度のある施設がおすすめです。
40代、50代から介護職に初挑戦する人の志望動機
介護以外の分野で社会経験を積み、40代や50代から介護職に初挑戦するという方もいるでしょう。そのような方の志望動機の例文は以下のとおりです。
介護職は利用者を支えたり持ち上げたりと、体力も必要になります。そのため、40代・50代の応募者に対して採用担当者が考えるのは、「体力的な負担が大きくないか」という点です。介護職を志望した動機だけでなく、体力のいる仕事でも大丈夫という点をアピールできると良いでしょう。
同形態の介護施設へ転職する人の志望動機
すでに介護施設で働いている方の中で、同形態の介護施設へと転職を考える方もいるでしょう。同形態の介護施設へ転職する場合の志望動機は、どのように書くのが良いのでしょうか。
同形態の介護施設へ転職を希望している方は、今の職場に何かしらの不満があるという方が多いでしょう。上記の例文では「自分の理想の介護を実現するために転職したい」というポジティブな志望動機が述べられています。前職に不満があって転職する場合でも、前向きな理由に書き換えるようにしましょう。
転職回数が多い人の志望動機
介護業界で転職活動をしている方のなかには、転職回数が多い方もいるでしょう。転職回数の多い人の志望動機の例文は以下のとおりです。
転職回数が多い方に対して採用担当者が思うことは、「うちに勤めてもすぐ辞めてしまわないか」「長く勤める意思はあるのか」ということです。そのため、施設の特徴や理念と自分の考え・スキルがマッチしていること、長く勤めたいと思っていることを盛り込めると、説得力のある志望動機になります。
キャリアアップを目指して転職する人の志望動機
介護職員から資格を取得し、ケアマネジャーや生活相談員になって働くために転職するという方もいるでしょう。キャリアアップのために転職する人の志望動機の例文は、以下のとおりです。
上記は、介護職員からケアマネジャーとして転職したい方をモデルとした例文でした。今の職種と違う職種へ転職する場合は、なぜその職種を目指すのかについて、具体的に記載できると良いでしょう。
介護職のブランクがある人の志望動機
何らかの理由で一度介護職を離れた方が、再び介護職に復帰する場合の志望動機の例文は、以下のとおりです。
ブランクがあった期間と理由は、採用担当者も気になる部分になりますので、できるだけ志望動機内で述べるほうが良いでしょう。ブランクがある方向けの研修プログラムを用意している施設もあるため、研修制度が整っている施設に応募するのがおすすめです。また、ブランクの間にも復職に向けて取り組んだことがあれば、ぜひ志望動機に盛り込んでアピール材料にしましょう。
夜勤がない介護施設へ転職する人の志望動機
身体的な負担などを考慮して、夜勤のない介護施設に転職して介護職を続けたいという方もいるでしょう。そのような場合の志望動機の例文はこちらです。
上記のようなケースの志望動機では、「夜勤をしたくないから」という内容を書くのは好ましくありません。今までとは違った介護業務を経験したい、など前向きな動機に書き換えるようにしましょう。
介護職の志望動機を履歴書に書く際の注意点
ここでは、介護職の志望動機を履歴書に書くときの注意点について紹介します。
給与や福利厚生について触れない
給与アップや福利厚生が充実している施設で働くことを目指して、転職活動を行っている方もいるでしょう。そのような方は、前職よりも高給与を見込めることや福利厚生に魅力を感じたことを、志望動機内では触れないほうが好印象となります。給与や福利厚生を主な志望動機としてしまうと、採用担当者からは「介護の仕事に対する意欲はないのか」と捉えられてしまう恐れもあります。
前職のネガティブポイントを書かない
人間関係や待遇など、前職に不満があって転職活動をしていたとしても、志望動機に「前職が〇〇だったから」と前職でのネガティブポイントを書くのは好ましくありません。採用担当者から、「採用してもまた似たような理由で退職してしまうかもしれない」と思われてしまう可能性があるからです。
「新しい環境で一から介護のスキルを磨きたい」「志望する施設の理念に魅力を感じた」など、ほかのポジティブな理由を探して記載するのがベターな対応となります。
志望動機の例文をそのまま引用しない
転職活動についてのハウツー本やネット記事など、志望動機の例文はさまざまなところで目にできます。ただし、自分の状況に当てはまる例文だからといって、それらをそのまま引用するのはやめましょう。
履歴書に書いた志望動機は、面接でも必ず改めて聞かれます。履歴書に記載した内容が自分の言葉で書かれたものでなければ、面接時に内容が一致しない箇所が出てきてしまうでしょう。より突っ込んだ質問が来たときに、うまく答えられないことも。例文を見つけて「このまま使えそう」と思っても参考程度にとどめておくようにして、自分の言葉で考えるようにしましょう。
介護職の志望動機の書き方をマスターして転職を成功させよう
- 介護職の志望動機を書くときは今までの経験を交えながら自分の強みなどを盛り込む
- 介護業界未経験の方は、なぜ介護職を選んだのかを志望動機に具体的に書くと良い
- 介護職の志望動機を書くときは待遇面などに触れたり例文を引用したりするのは避ける
関連記事
NEW
介護士の負担軽減と利用者満足度向上を実現するサービス&システムを紹介!
介護職は無資格で働けなくなる?認知症介護基礎研修について解説
業務負担や人手不足を軽減しサポートしてくれる製品
人気の記事
NEWお役立ち情報
医療現場でのお役立ちツール・サービスを提供している企業に注目!
NEWお役立ち情報
介護士の負担軽減と利用者満足度向上を実現するサービス&システムを紹介!
NEW豆知識
MS(医薬品卸販売担当者)とは?MRとの違いや仕事内容を紹介
人気のエリアから求人を探す
介護士・ヘルパーの求人を都道府県・主要都市から探す