お役立ち情報

介護施設への導入を検討したくなる、今注目のサービス・製品を紹介

デイサービスや老人ホームなどの介護施設では、新たなサービスや製品との出会いを探している方も多いことでしょう。
そこで、本記事では、「目新しい活動を取り入れたい!」という方におすすめのサービス・製品情報をお届けします。
今回ご紹介するのは、実際に体験できるオンライン型のレクリエーションサービスと、遠赤外線作用で体の芯から健康をサポートするアイテムです。この機会に、利用者の笑顔につながるサービスや製品の導入を検討してみてはいかがでしょうか。

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株式会社三和製作所

1978年、東京・江戸川区に創業した株式会社三和製作所は、「何かひとの役には立てないか?」という想いを大切に、簡易ビニール温室のメーカーとして事業を開始しました。現在は学校保健室用品、医療・介護ケア用品、防災防犯用品、学校教材教具など子どもから要介護者まで、幅広い世代をサポートする製品を開発・販売しています。同社が提供する製品は他社製品を含め25万点以上。近年注目を集めているパラスポーツ・ボッチャの専用ボール「ユニボッチャ rotolo(ロトロ)」もその1つです。木工所や自社物流センターなどの充実した設備と、「ものづくりの力」「流通の力」を融合することで、人の役に立つアイテムを世界に届けています。

ボッチャとは?

ここでは、同社開発の「ユニボッチャ rotolo(ロトロ)」を使用する「ボッチャ」という競技についてご紹介します。
ボッチャ(BOCCIA)は、重度脳性麻痺者または同程度の四肢重度機能障がい者のためにヨーロッパで生まれたスポーツです。1988年のパラリンピック・ソウル大会で正式種目となり、広く世界に知られるようになりました。年齢や性別、障がいの有無に関わらず、誰もが一緒に楽しめるのが特長です。

ボッチャ(競技)で使うボール

ボッチャは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれ6球ずつのボールを投げる/転がす/当てるなどして、いかに近づけるかを競う競技です。障がいの程度によりBC1~BC4のクラスに分かれており(※1)、たとえば「車いす操作不可で四肢・体幹に重度の麻痺がある脳原性疾患のみ」「筋ジストロフィーなど、BC1・BC2と同等の重度四肢機能障がいのある選手」などのクラスがあります。クラスごとに、競技で使用できる器具やアシスタントの有無などが異なります。

ボールの投げ入れは、スローイングボックスから行います。投げることが難しい選手は、ランプ(勾配具)とランプオペレーターのサポートを受けます。競技は個人戦、ペア戦、チーム戦があり、それぞれ使用するスローイングボックスの範囲が異なります。

先攻チームの選手がジャックボールを投げ込むと、試合が開始します。次に赤または青の自ボールを投げます。後攻が自ボールを投げたあと、ジャックボールから遠いボールの色のチームの選手が次の投球を行います。競技部門ごとに設定された制限時間内に両者が6球ずつ投げ終えた時点で、ジャックボールに最も近いボールの色で得点を計算します。相手ボールよりジャックボールに近い自ボールの数が得点となり、その合計点で勝敗が決まります。

ボッチャは単なる投球ではなく、2手3手先を読む戦略が求められる奥深い頭脳戦です。ジャックボールの位置決めから勝負が始まり、選手の思考を読みながら観戦すると、より一層楽しめます。
(※1)日本国内ではBC1~BC4に該当しない選手のために、オープン立位/オープン座位のクラスが設けられています。

介護レクリエーションの一環に!みんなで楽しみながらパラスポーツ体験「ユニボッチャ rotolo(ロトロ)」

「ユニボッチャ rotolo(ロトロ)」は、同社がボッチャの導入版として開発したボールです。競技用のボールと同じ重さですが、子どもや手の小さな人にも持ちやすい大きさで作られています。
ボールの素材は、塩化ビニール。レク中に汚れたり、レクの後片付けの際にウエットティッシュやアルコールなどで汚れを拭き取ることもできます。衛生面でも安心して使用でき、耐久性も高いのが特長です。室内でも屋外でも使えるので、お天気に左右されずにレクリエーションを実行できます。
セットの内容は、白いジャックボール1個と赤・青ボールそれぞれ6個、審判道具一式、マニュアルブック、収納ケースです。ボッチャのコートマットやトレーニングマットも別売で販売されています。介護施設などで「運動系のレクリエーションを増やしたい」と考えている方は、同社のWebサイトをぜひご覧ください。

また、同社は防犯・防災カタログ「LIFEZACK」も取り扱っています。高齢者や介護スタッフ、施設を自然災害や犯罪から守ってくれるアイテムが豊富に掲載されており、ニーズに合わせてオリジナルのセットを作ることも可能です。
「備蓄の賞味期限がそろそろ切れる」という方は、同社のWebサイトで一度チェックしてみてください。

防犯・防災カタログLIFEZACK

▲画像提供:株式会社三和製作所


■詳細情報
株式会社三和製作所
ユニボッチャ rotolo(ロトロ)

株式会社オフィスニート

豊富な経験とアイデアを活かしたイベントのトータルプロデュースを行っている株式会社オフィスニート。今回取り上げるのは、同社が手がける事業の一つ「コリスライブ」というオンラインの番組配信サービスです。全国の高齢者施設や事業所とアプリを使ってつながる、対面の会話を中心としたオリジナルのエンタメ型コミュニケーションサービスを提供しています。

オンラインで楽しい時間を提供「コリスライブ」

「コリスライブ」は、シニア向けに提供されているオンラインレクリエーションです。
特長は、お互いが顔を合わせて会話をするライブ配信型の番組であること。コロナ禍を機に始まった同サービスは、スタートからの3年間で47万人が参加するほど好評を得ています。現在、全国の2,000事業所が登録しており、オンラインコンテンツとして急成長中です。
同サービスでは、音楽や脳トレ、コンテスト、ダンスなど多彩なプログラムを用意。さらに、ワークショップも開催しており、オンラインで一緒に手作りを楽しめる「ハンドメイド」の番組もリピーターになる人がいるほどの人気です。

講師と一緒にレクリエーション「コリスライブ ハンドメイド」

”ハンドメイド大好き!”というシニアの方々をサポートしたい、との想いから始まった「コリスライブ ハンドメイド」。簡単なキット品で手作りを手軽に楽しめる、参加型のプログラムです。

「コリスライブ ハンドメイド」体験
▲画像提供:株式会社オフィスニート


手先を動かすことは、脳の活性化を図れるだけでなく、身体機能や知的機能の維持・向上につながるといわれていることから、多くの施設でハンドメイドのレクリエーションが導入されています。
同社で提供しているコリスライブ ハンドメイドでは、春夏秋冬それぞれの季節を感じられるハンドメイドキットを用意。季節の行事に参加しているような体験と、手作りの楽しさを同時に味わえるのが魅力です。各自でデザインを考えて好きなように作れるため、ハンドメイドの一番の楽しみでもある「自分だけの作品作り」を体験できます。

オンライン ハンドメイドの特徴

コリスライブ ハンドメイドの特長は、必要な材料をすべて1セットにまとめてキット化していること。1人1セットの提供により、施設スタッフが企画を考えたり、事前にレクリエーションの準備を行ったりする必要もありません。
キットが手元に届いたら、あとはオンライン開催日を待つだけ、という手軽さが魅力です。事前準備にかかる時間を大幅にカットできるため、スタッフの業務効率化にも一役買うことでしょう。

オンライン開催当日には、リアルタイムでコリスライブの出演者と一緒にハンドメイド制作を行います。
ライブ中は作業の手元がアップで映し出されるため、高齢者の方も見やすく進めやすいよう工夫されています。また、オンライン上で演者との会話を楽しめる点もコリスライブの醍醐味。和気あいあいとした雰囲気により、施設スタッフや利用者さん同士でコミュニケーションを深めるきっかけづくりにもなります。

「コリスライブ ハンドメイド」制作例
▲画像提供:株式会社オフィスニート


番組開催の日程があわない場合でも、アーカイブ動画を見ながらみんなで楽しく制作できるのもうれしいポイントです。また、季節に合わせた新作も毎月出ており、「次はどんなハンドメイド作品が発表されるかな」といった楽しみを味わえるのもコリスライブの魅力といえるでしょう。
ハンドメイドキットには、より簡単で気軽に楽しめる「コリスボックス」という商品も用意。ちょっとした行事や催事にあわせてハンドメイドを取り入れたい場合にも最適です。作り方の動画付きなので、自分たちのペースでワイワイ楽しみながら作ることができます。
すぐにでもワークショップを開催できるコリスライブ ハンドメイド。興味のある方は、公式サイトを覗いてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
株式会社オフィスニート
コリスライブ

株式会社ユメロン黒川

株式会社ユメロン黒川は、創業から120年以上にわたって、寝具を通じた美容と健康のサポートに取り組んできた企業です。これまで培ってきた「睡眠環境への探求」を活かしつつ、現在では”身体を温める”をテーマに掲げ、遠赤外線や特殊素材の研究に注力しています。
現在では主に、天然鉱石繊維事業をはじめ、あしゆ・ホットパック事業や健康食品事業、布団レンタル事業などを展開中です。

本記事では、あしゆ・ホットパック事業にて企画・製造・販売を行っている、HEATRAY「ウォームストーンパック」という岩盤浴ホットパック製品について紹介。同製品は、整骨院や美容関連施設への導入をはじめ、医療介護福祉施設や個人での活用も広まりつつある注目の健康サポートツールです。

体を温めることの大切さ

女性に多い悩みでもある”冷え性”。
体の冷えは万病のもと、といっていいほど心身にあらゆる影響を及ぼすため注意が必要です。

体温が1度下がると、免疫力は30%も低下するといわれています。特に高齢者は、筋肉量や基礎代謝が低下することで体温が低くなりやすいだけでなく、温度を察知する能力が乏しくなり、寒さに気づきづらくなりがちです。
その冷え対策として、靴下を二重履きにしたり、インナーを厚手のものに変えたりといった工夫をしている人も多いでしょう。しかし、自身での体温調節が難しい高齢者の場合、服装で調節するのは難しいのが実情です。介護施設で働く介護士であれば、施設入居者全員の服装を気に掛けるのは思った以上の時間と労力を要することでしょう。

そこで近年では、「体を芯から温める方法」として、手軽に冷え対策ができるアイテムが登場しており、介護の現場でも注目が集まっています。
同社においても、”体を温めること”の大切さを伝えるべく製品開発に取り組み、「ウォームストーンパック」というアイテムを創案しました。体の芯から温められる同製品は、いつでもどこでも気軽に温熱効果を提供できるとして、介護施設でも多数導入されています。

持ち運びできる本格岩盤浴「ウォームストーンパック」

「ウォームストーンパック」
▲画像提供:株式会社ユメロン黒川


HEATRAY「ウォームストーンパック」は、手軽な仕様でありながら、本格的な岩盤浴を体験できるのが魅力です。

同製品には、”じんわりと温めてほぐす”ことに長けた天然鉱石を使用。岩盤浴と同様に遠赤外線作用が働くため、15分~20分ほど体に当てるだけで芯から温めることが可能です。ストーンパックをウォーマーに入れて温めたあとは、どこへでも気軽に持ち運べて手軽に温活できるのが最大の特長といえるでしょう。
また、急な使用が必要となる施設などでは、電子レンジを補足的に活用することで時短を実現できます。
製品のラインナップは、お腹・腰用、首・肩用、ワンポイント用、アイケア用と体の部位に合わせて4種類を展開。体にぴったりフィットする使い心地の良さも体感できます。さらに、袋は二重構造になっており、洗い替え用外カバー付きでお洗濯もスムーズ。常に清潔さを保てることから、利用者数の多い介護施設などへの導入も検討しやすいでしょう。

「ウォームストーンパック」使用例
▲画像提供:株式会社ユメロン黒川


「ウォームストーンパック」が誕生したのは、同社の濡れない足湯「お・も・て・な・し・あしゆ」という足湯機器を導入している施設スタッフや利用者からの声がきっかけだったそうです。多くの導入施設では、併用することによるさらなる相乗効果に期待を寄せています。

■詳細情報
株式会社ユメロン黒川
ウォームストーンパック

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