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知見を広げたい方へ!学びの機会を設ける2つの法人を紹介

9 months ago

「知見を広げて成長したい!」「知識を身につけて日々の業務に活かしたい!」と考え、学びの場をお探しの方も多いのではないでしょうか。
本記事では、気軽なカフェのように居心地が良い環境で介護・ケアの対話ができる機会を設ける活動に注力している法人、正しい「食」の知識を広めるべく情報発信や講座・認定試験を実施している法人をご紹介します。
知見を広げたい方や新しいことにチャレンジしたい方は、ぜひご一読ください。

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NPO法人未来をつくるkaigoカフェ

利用者の「その人らしさ」を活かした支援をする介護職やケアに関わる方こそ、「自分らしく生きる」ということに真剣に向き合って考える必要があるという代表の思いから、NPO法人未来をつくるkaigoカフェは生まれました。介護やケアに関するテーマを自由に対話する場「kaigoカフェ」を開催し、情報交換や学びの機会を設けています。また、対話の場を開くファシリテーターの育成・設立支援も実施。kaigoカフェの活動を通じて、誰もが自分らしく豊かに生きていける社会の実現に注力しています。

kaigoカフェの活動

月1回、都内のカフェで開催されているkaigoカフェ。介護医療などに関するテーマについてゲストの方が話したり、参加者でグループワークを行ったりしています。介護職だけでなく医師や看護師、リハビリ職といった医療・介護の現場を支える専門職の方から、介護事業経営者や介護保険外サービスに関わる方まで、多方面で活躍している方が同活動に参加。多職種間でコミュニケーションを取ることで、多くの学びや気づきを得られます。

2019年以降、全国各地から参加可能なオンラインkaigoカフェも開始。演劇ワークやICT展示会など、さまざまな取り組みを行っています。そのほか、学校への出前授業やキャリアアップ勉強会、一般企業や行政との協業事業・コラボレーション企画の提案など、多彩な活動も実施。同法人では、「介護業界を元気にしたい」「介護業界のイメージを変えたい」という思いを持つ方々を繋げ、活動を通して介護の未来を作ることに貢献しています。

学びとつながりの場をつくる「未来をつくるケアマネcafe」

同法人は、2023年10月よりケアマネジャー向けに、学びとつながりの場「未来をつくるケアマネcafe」を開始しました。会員になることで、隔月1回の専門講座・アーカイブ視聴や参加者同士のオンライン勉強会などへの参加が可能です。専門知識はもちろん、地域連携やICT活用、人材不足対策など、さまざまなテーマの学びの場を提供しています。「今後のキャリアに不安がある」「ケアマネジャーの新たな可能性を見出したい」と考えているケアマネジャーに、おすすめです。

また、隔月で開催されている専門講座は、ケアマネジャー以外の職種の方も参加ができます。バラエティに富む内容を学べる専門講座は、ケアマネジャーと業務で関わりがある方や知見を広げたい方などにも、マッチするでしょう。

開催されたイベント

ここでは、実際に開催された「未来をつくるケアマネcafe」の内容について、ご紹介します。

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▲画像提供:NPO法人未来をつくるkaigoカフェ


「未来をつくるケアマネcafe」の第一回目は、2023年10月に開催された「ケアマネに必要なコミュニケーション力」。ケアプランセンターや訪問介護、デイサービスを展開する会社の代表より、現場での実践話やアサーションというコミュニケーションスキルにおいての大切な視点などについての講座がありました。

2023年12月には「知っておきたい2024年介護保険制度改正」というテーマで、介護経営事務所代表をゲストに迎え、開催されました。2024年4月より医療・介護・障害福祉サービスが改定となります。介護保険制度の知識を身につけ、介護・ケアに関わる方の必要な視点や今後の方向性などを知ることで、業務に役立つでしょう。

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▲画像提供:NPO法人未来をつくるkaigoカフェ


今後も、さまざまなテーマの講座を開催予定の同活動。興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。

■詳細情報
NPO法人未来をつくるkaigoカフェ
未来をつくるケアマネcafe

一般社団法人国際食学協会

世界に誇る日本の「食育・食養」の文化や知恵、技術である「食学」を普及すべく発足した一般社団法人国際食学協会。「食学・食養・食育」に関するイベントやプロモーション活動の企画・実施・タイアップなどを行っています。また、講座や「食学士・準食学士」の学習プログラム、認定試験も実施。健康で豊かな人生にするための正しい「食」の知識を広めるべく、情報を発信しています。

食学とは

「食学」には、人々の健康を促す食生活の知恵という意味があります。具体的には、日本・世界各地に伝わる民間療法や家庭に代々伝わる料理のレシピ、マクロビオティックなど。日本古来の食養学から現代栄養学まで、すべての食の知恵が「食学」といえます。

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日本の伝統的な日常の食事である「一汁一菜」。主食・汁物・惣菜・香の物の4品を揃えた献立です。現在の主食は白米が一般的ですが、以前は玄米が用いられていました。同法人では、粗食といわれる献立でも栄養バランスが保てていた玄米に着眼。「食養学」の基本である「玄米菜食」は、玄米を主食とし、旬の野菜や穀物を中心とした食のスタイルです。栄養素のバランスに優れ、健康にも美容にも良い「玄米菜食」は、日本だけでなく世界でも注目されています。

化学調味料や加工食品、動物性たんぱく質などの食生活がもたらす心身への影響が問題視されているなか、日本の伝統的な食生活などを学ぶ「食学」の知識を得ることで、自身や周りの方々を健康に導くことができるでしょう。

「食学講座」

「食学講座」は、日本古来の食養学から現代栄養学まで、基礎を学べるプログラムです。入門課程の「食学A級プログラム」、専門課程の「食学S級プログラム」の2種類が用意されています。

どちらの課程も、理論・実習カリキュラムが全12項目。入門課程では、理論にて食学の基礎や食生活、栄養の基礎知識などを学びます。また、「玄米菜食」のポイントである玄米と雑穀、旬の野菜など食材の知識を身につけることも可能です。そのほか、実習では理論に合わせた季節のレシピを実践。全カリキュラム終了後、修了証書が発行され、検定試験を受けて合格することで、専門課程の受講資格を取得できます。

専門課程では、食生活と健康や機能性成分の知識、献立作成への配慮など、より専門的なことを学びます。入門課程同様に季節のレシピを実習で行い、全カリキュラム終了後に検定試験に合格すると、準食学士の資格を取得可能です。知識をより深めたい方は、食学士対応プログラムの受講が可能となり、応用課程に進むことができます。

病気を予防する食の知識「応用食事療法プログラム」

食学士対応の応用課程である「応用食事療法プログラム」では、食だけでなく人体の構造についての知識も学びます。また、食の安全性や世界の食事など知見を広げるカリキュラムが豊富です。入門課程や専門課程と異なり実習はなく、全12項目の理論を学び「応用食事療法」の検定試験に合格することで、「食学士」の資格を取得できます。

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人体の仕組みを理解し、食事が身体に与える影響を知ることで、病気を予防するための食の知識が身につきます。さらに、食材の由来や産地表示・加工食品の安全の見極め方など、安心・安全な食事について学べることも大きなメリットでしょう。

食事指導に関わる看護師や予防医療に興味がある看護師など、ぜひ「食学」を学んで、業務に活かしてみてはいかがでしょうか。

■詳細情報
一般社団法人国際食学協会
食学講座
応用食事療法

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