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医療や介護現場での活用が期待されるメイク・ヨガセラピーに注目

a year ago

本記事では、『患者さん・利用者さんを笑顔にしたい』という思いから独自の活動に取り組む2つの法人に注目しました。看護とメイクセラピーが融合した新しいケアサービスを提供する法人と、医療・介護の現場でヨガセラピーの活用を推進する法人をご紹介します。
普及活動の先にあるのは、患者さんや利用者さんをはじめ、ご家族、職員など多くの人たちの笑顔です。看護・介護ケアをさらに深めたい方、正しい知識を身につけたい方は、セミナーや講座の受講を検討してみてはいかがでしょうか。

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株式会社RingsCare

「一人ひとりに合った医療とケアを選択することが必要」との思いから株式会社RingsCareを起業した代表の大平氏。看護師として大学病院に従事したのち、2016年にメイクセラピストとして起業。美整容ケアに注力し、現在は訪問型美容整容ケアサービスを中心に、医療介護施設コンサルティングや施設認証制度、教育・研修のほか、イベントや外見ケア研究など幅広く事業を展開しています。

同社が提供する「Rings Care®」は、看護とメイクセラピーが融合する新しいケアサービスです。介護施設で個別のメイクセラピーや整容ケアを行ったり、健康美容教室を開催したりするなど、これまでに500名以上に同ケアサービスを実施しています。

心と外見のケアサービス「Rings Care®」

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▲画像提供:株式会社RingsCare


Rings Care®(リングスケア)は、高齢者や障害のある方向けに提供されている美整容ケアサービスです。「看護の現場で活用できるメイクセラピーを実現させたい」という思いを抱いたことが誕生のきっかけとされています。

入院や健康状態など状況によって身だしなみは後回しになりがちですが、見た目は思った以上に心に影響を及ぼすものです。そのため、多くの介護施設で取り入れられている介護美容に注目が集まっています。その一つが化粧療法(メイクセラピー)です。メイクを施すことで心身の健康を目指せるといわれており、認知症の症状軽減や周囲への好影響などさまざまな効果が期待されています。

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▲画像提供:株式会社RingsCare


リングスケア®セラピストの役目は、患者さんに本来の自分らしさを取り戻してもらえるようにサポートすることです。そこでポイントとなるのが、患者さんとの関わり合い方。視線を合わせてしっかりと話に耳を傾け、反応をまるごと受け止める、といった患者さんと意図的に深く関わり合う状況を作ることが重要とされています。リングスケア®セラピストの存在は、医療・介護現場を明るく照らす光となるでしょう。今後は、ケアとしての美容の知識を持つ医療従事者の需要も高まるかもしれません。

実際にリングスケア®を導入した施設スタッフの声と、患者さん・利用者さんの声をご紹介します。導入を検討する際の参考にしてみてください。

施設スタッフの声

・入居者さまとご家族との会話が増え、周囲の反応も良い
・入居者さまの笑顔が増えた
・あまり喋らなかった方の言葉が出るようになった
・会話の糸口が見つけやすくなり、入居者さまとのコミュニケーションがとりやすくなった
・認知症の方との会話がしやすい気がする

患者さん・利用者さんの声

・キレイにしてもらった爪を眺めていると、全身に温かさが広がっていく気がする
・人生の最後にこんな幸せが待っているとは思わなかった
・体全体が気持ちが良くなり、清々しい気持ちになった
・前向きな気分になる
・来てくれることを心待ちにしている

医療・介護に従事する方向けのセミナー

「さらに仕事の幅を広げたい」「もっと患者さん・利用者さんの笑顔を引き出すケアがしたい」という医療・介護従事者におすすめなのが、セミナーへの参加です。
講師を務めるのは、同社代表兼リングスケア®チーフセラピストの大平氏。医療・介護現場で培ったメイクセラピー歴7年の経験とノウハウを余すことなく共有しています。また、セミナーでは、メイクセラピーを看護・介護ケアに取り入れる意義や効果、アプローチ方法などさまざまな学びを得ることも可能です。

セミナーは毎月開催されており、Web会議ツールを使ったオンライン形式で受講できます。場所を問わず気軽に予定を組めるため、リングスケア®に興味を持ったタイミングでいつでも参加を検討できるのが魅力です。

治す医療から支える医療への転換期を迎えた日本では、今後より一層セラピストの活躍が期待されています。看護・介護ケアをさらに深めたい方は、同セミナーを受講してみてはいかがでしょうか。

※「Rings Care®」は株式会社RingsCareの商標登録です。

■詳細情報
株式会社RingsCare
Rings CareⓇ

一般社団法人日本ヨガメディカル協会

医療を支えるヨガセラピーの普及活動を行う一般社団法人日本ヨガメディカル協会。代表理事を務める岡部氏は、「ヨガで人々の健康を支える社会」の一助となれるよう尽力しています。

同協会で取り組んでいるのは、医療や介護現場でのヨガセラピーの提案・活用の推進です。伝統的なヨガの手法を用いて、治療意欲やQOLの向上につながるよう支援。さらに、安全にヨガセラピーを提案できるように、正しい知識と技術を備えた指導者の育成にも注力しています。

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▲メディカルサポーターの皆様/画像提供:日本ヨガメディカル協会


ヨガセラピーとは

ヨガセラピーの起源は1924年のインドにあります。ヨガの先駆的な研究を行っていたスワミ・クヴァラヤーナンダという研究者により広まりました。
現代においてヨガセラピーは代替医療の一つとして、アメリカの医療現場で積極的に取り入れられています。日本ではようやく補完代替医療に目が向けられはじめ、国の政策の一環としてメディカルヨガの本格的な活用が進んでいる状況です。しかし、代替医療の提案を行う医療機関は未だに少なく、普及活動が必要とされています。

そこで、「ヨガが日本人の健康に寄与できる社会を作ること」「ヨガが地域社会に根付くこと」を目的に設立されたのが同協会です。ヨガセラピーの普及とともに、医療・介護現場の支援者として多方面で活躍できるような専門家の育成にも尽力しています。

医療や介護、地域の健康づくりをサポート「YMSJ認定ヨガセラピスト」

同協会では、知識と技術を備えた専門家として活動しやすいように、認定ヨガセラピストという認定制度を創設。認定プログラムの各コースを修了すると、「YMSJ認定ヨガセラピスト」として活動することが可能です。ヨガを安全に指導できる証明を得ることで、地域の健康増進活動に取り組んだり、病院や介護施設でヨガを実践したりと、各自でヨガセラピーの普及を目指せます。

医療・介護の現場ではあらゆる事象によりストレスを抱えている人も多いでしょう。そこで、ストレスケアの一つとして注目されているのが古代から続くヨガです。身体のケアだけでなく、心にも良い効果を与えるヨガは、ストレス解消に最適とされています。ヨガは正しい知識のもとで行うことが大事です。そのため、指導力や知識・技術が伴ったヨガセラピストの存在が欠かせません。

同協会で提供している認定プログラムでは、基礎をしっかり学べる[ベーシックコース]と、現場で高度な内容を実践できる[スペシャライズドコース]の2つのコースを提供しています。基礎から専門分野まで自分のペースで体系的に身につけることができ、ヨガへの学びを深められるのが特長です。

医療・介護の現場では、心身のケアのためにヨガセラピーを導入する施設も増えはじめており、確かな指導力を持つ人材が求められています。また、キャリアアップのためにヨガセラピストを目指す看護師や介護士も多く、講座を通して「人として成長できる喜びを感じられる」といった修了生の声も届いています。

修了生の声



「協会での学びで心に残ったこと」という質問に多くの修了生が回答を寄せています。

・ゼロから学ぶ人にも対等に知識を共有してもらえるのがうれしい
・自分と向き合える講座だと感じた
・実践的な内容だったので家族にも教えたいと思った
・マインドフルネスの点で「自身の思いを大切にする」ということを改めて実感できた
・その先の講座も受けたいと思えるような体験だった

各講座では豊富な知識と現場経験を持つ講師陣が担当。入門講座をはじめ、解剖学、コミュニケーション、マインドフルネス、倫理など、専門分野別に学ぶことができます。また、認定プログラム修了生のスキル安定のために、アフターフォロー体制も万全です。医療者とヨガセラピストのディスカッションや勉強会、患者さんと医療者とのヨガ体験会などを通じて現場の課題を知ることができ、長期的な成長を望めます。

■詳細情報
一般社団法人日本ヨガメディカル協会
YMSJ認定ヨガセラピスト

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