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チームナーシングとは?ほかの看護方式や役割を解説!

正看護師4 months ago

「チームナーシングって何?」そのように思う方もいるでしょう。チームナーシングとは、看護師をチームに分けて、チームで看護を実施していく看護方式です。この記事では、チームナーシングやほかの看護方式の特徴を紹介しています。チームナーシングのメリット・デメリットや気を付けるべきことも説明していますので、参考にしてください。

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チームナーシングとは

チームナーシングとは、看護師の中でリーダーとメンバーを決め、チームで看護を進めていく方法です。病棟でみられる看護方式で、病棟内で看護師を2~3つに分けてチームが組まれます。混合病棟であれば患者の診療科ごとに分けたり、患者の疾患の特徴で分けたりと、チーム分けのルールはさまざまです。チーム替えの頻度も1日単位や週ごとであったりと、病棟や病院によって異なります。

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チームナーシングにおけるキャリア別の役割

チームナーシングは、看護師のキャリアごとに求められる役割が違います。新人看護師は、任される仕事を覚えながら、患者との関わり方を学ぶことからスタートです。一人前に仕事ができるようになるまで、チーム内の先輩に教えてもらいながら、報告・連絡・相談を密に行うことが求められます。

リーダーになった看護師の役割は、チーム内の看護師の受け持ち患者を決めることや、メンバーの状況把握、チーム内の仕事の采配などです。チームの責任者としての役割もあります。新人教育の担当になることもあるため、教育が任せられるレベルに達している中堅看護師や、早くても3~5年目以上の看護師がリーダーに設定されることが多いようです。

病棟内のポストについている副師長と主任は、チームにリーダーとして入ることがありますが、師長は病棟運営の業務があるため基本的にチームに入りません。チームナーシングにおける師長の役割は、それぞれのチームの状況把握や業務改善などです。リーダーやメンバーに声掛けをしてチームの状況を把握したり、チーム内で問題が発生したときは解決策を考えたりしています。

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チームナーシング以外の看護方式

チームナーシングのほかにも、看護方式はいくつかあります。ここではチームナーシング以外の看護方式についてもみてみましょう。

固定チームナーシング

固定チームナーシングは、チームナーシングでチームを半年以上固定する方式を指します。メンバーが固定されることでメンバー間のコミュニケーションが取りやすくなるとともに、新人育成を長期にわたり計画的にできる点がメリットです。患者からみても顔なじみの看護師が数人いる状態となるため、比較的安心してケアを受けられます。その一方で、少人数でメンバーが固定されるため、相性が合わないメンバーがいる場合は人間関係に悩むこともあるでしょう。

モジュールナーシング

モジュールナーシングは1つの病棟を2つ以上のチームに分け、チーム内で看護師をさらに数人の「モジュール」に分ける看護方式です。モジュールごとに患者の入院から退院までを一貫して受け持つことで、患者に合わせた看護を複数人で提供できます。不足している部分はチームでサポートできるという利点がありますが、同じチームでもほかのモジュールの看護師とはコミュニケーションが少なくなることもあるようです。

PNS(パートナーシップ・ナーシング・システム)

PNSは2人の看護師でペアを組み、お互いの能力・特徴を補い合いながら業務を進める看護方式となっています。PNSだけを採用するわけではなく、ほかの看護方式の中でPNSを採用してペアを組むことが一般的です。ペアになる相手としては、新人とベテランがペアになることが多くなっています。新人からすると分からないことがあってもすぐに聞きやすい環境のため、不安なく業務を進められるメリットがありますが、逆にその環境では自分で考える力がつきにくいという懸念点もあるようです。

プライマリーナーシング

プライマリーナーシングは、1人の看護師が1人の患者を入院から退院まで受け持つ看護方式です。プライマリーナースと呼ばれる担当看護師が看護計画を立案し、看護を実践します。プライマリーナースが不在のときでも、プライマリーナースが立案した看護計画をもとに、ほかの看護師がケアを実施する仕組みです。
患者との信頼関係を築きやすく、患者の些細な変化に気づいたり、心理的に寄り添ったりしやすいというメリットがあります。1人の看護師が担当になるため、看護師の主体性が発揮できる一方で、個々のスキルによって看護の質にばらつきが出るというデメリットもあるようです。

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チームナーシングのメリット・デメリット

チームナーシングのメリットは、チームで新人フォローと患者の看護ができることです。新人看護師からみると、先輩に教えてもらえる環境が整っています。チーム内で役割が明確になっているため、教えてもらいながらできることを少しずつ増やしていけるでしょう。

また、チームで看護にあたるため看護の質が下がりにくいことや、キャリアの異なるさまざまな看護師が関わるため、看護において自分とは違う視点を知れる利点もあります。プライマリーナースと違って、自分が不在の時でも同じ情報を共有しているメンバーが看護を行うという安心感もあるでしょう。

デメリットは、リーダーによってチームでの働きやすさや動きが変わることです。キャリアごとに仕事の役割がだいたい決まっていても、リーダーによって指示する仕事の詳細が異なる場合もあります。ときには、リーダーの采配に振りまわされてしまい、チームが変わるたびに求められることも毎回変わるというケースもみられるようです。

また、チームでの看護という点で看護師自身の主体性が生まれにくいというデメリットもあります。仕事が早くてスキルの高い看護師ばかりに仕事が集中しないよう、リーダーや師長がうまく業務量をコントロールする必要があるでしょう。経験の浅い看護師の主体性を引き出すために、定期的なミーティングや研修会を行うといった工夫も必要です。

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チームナーシングで気を付けるべきことは?

チームナーシングにおいてスムーズに仕事を進めるためには、お互いに声掛けをしてフォローしあうことが大切です。常にチームで仕事を進めるので、手が足りていないときや遅れがあるときはヘルプを出したり、逆にヘルプに入ったりすることで協力して仕事を進めましょう。
また、チーム内外にかかわらず、積極的にコミュニケーションを取ることも重要です。チーム内のメンバーとコミュニケーションを取るのはもちろんのこと、ほかのチームの看護師も、同じ病棟で働く仲間に変わりありません。ほかのチームでのやり方を聞くことで、新しい発見や学びが得られることもあります。

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チームナーシングはチームごとに患者を看る看護方式

  • チームナーシングは、1つの病棟の看護師を数チームに分けてチームで看護を行う方式
  • チームナーシングではチーム内の新人を中堅看護師やリーダー全員で育成していく
  • チームナーシングはチームで看護を行うため、看護の質が下がりにくいメリットがある

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