現場の声に寄り添い、サービス・製品に反映している企業を紹介

介護の世界は日進月歩。この数年で、介護士や利用者さまにとって便利で使いやすい製品・サービスが数多く登場しています。
その背景にあるのは、「高齢者が住みやすい社会を実現したい、安心して利用できる製品を提供していきたい」と願う企業の存在。高齢者やその家族、現場で働く介護士などの声に寄り添い、製品・サービスに反映しているからこそ、便利で使いやすい製品・サービスが登場しているといえるでしょう。
本記事では、そのような情熱を持って製品・サービスづくりに挑んでいる企業を紹介します。ぜひ記事を一読して、製品・サービスの便利さはもちろん、その裏にある企業の思いにも触れてみてはいかがでしょうか。

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株式会社グッドツリー

株式会社グッドツリーは、仙台市に拠点を置くソフトウェア開発会社です。介護業界に特化する業務支援プラットフォームを開発・販売し、介護業界の業務効率化に力を入れています。良い樹（事業）を創ることで、多くのユーザーやパートナー企業に喜ばれ、最終的に社会貢献につながることを目指している同社。「幸せな超高齢社会の実現」の実現に向けて邁進する企業です。

日常業務を効率化したクラウド型介護ソフト「ケア樹」

ケア樹は、ICTで介護施設の運営を総合的にサポートするソフトウェアです。快適に使える利便性とクラウド技術を生かした信頼性、拡張性の高さが特徴。計画書管理から記録、請求、情報共有までを同ソフト1つで完結できます。導入時や導入後のサポート体制がしっかりしているため、万が一の場合も安心です。

ケア樹が開発されたきっかけは、東日本大震災だったそうです。
震災当時、同社の代表である西原氏は、あまりの状況に「事業よりもまずは復旧を」と、被災地でボランティアとして参加していました。介護事業所や施設の代表者の方やそのほか複数の介護関係者の方々に、被災で保管されていた書類やサーバーが消失してしまったこと（地震や津波などの要因）や、もう一度ソフトを入れなおしたときのコストが、復旧にかかる資金を圧迫するから困っているというお話を数多く聞くことになりました。
「サーバーを事業所に置かずに済むクラウドサービスであれば、災害時のリスクが軽減できる上に導入コストも削減できる、ついでに介護記録も同じソフトで一緒に管理して、現場ではパソコン以外の手段で操作できればよい」と考えた西原氏は、当時まだ日本で本格運用されて間もなかった「AWS」というクラウドサービスを用いて同ソフトを開発。ユーザーに寄り添い、要望を受けて常に成長を続けている同ソフトは、事業開始から10年以上経った現在も、国内3,400ヶ所以上の事業所で利用されています。

ケア樹が多くの事業所に選ばれる理由は、以下の通りです。

• 使いやすく覚えやすい操作性
• 必要業務に一気通貫で対応できる
• 充実のサポート体制
• 他社のICTシステム、機器とのデータ連携で業務効率化
• クラウドシステムで安全、快適
• 法改正時、更新も無償で対応
• LIFE、ケアプランデータ連携システムに対応

介護の現場にはさまざまな課題があり、事業所によって解決方法が異なることもあるでしょう。多様なパートナー社のシステムと連携できるケア樹なら、今現場で使用しているシステムを活用しながら業務効率を高められるかもしれません。

「ケア樹Free」

ケア樹Freeは、ケア樹シリーズの中でもシンプル設計・低価格で利用できるソフトです。
高品質でありながらも低価格で利用できることがポイントで、大規模な施設から小規模事業所まで幅広く対応しています。ソフト開発やサポート体制の管理をすべてクラウドで行うため低価格帯でのサービス提供が可能になり、ご利用いただく事業所の大幅な運用コスト削減に貢献します。
居宅サービス向けプランでは、使いたい機能やサービスだけを選択して利用することが可能です。操作画面はシンプルで簡単に操作できるように設計されているため、利用者さまへの操作説明やサポートの負担を軽減できるでしょう。

お悩みとお客さまの声

ケア樹Freeを利用している施設からは、以下のような声が寄せられています。

• 安価なのに追加料金もなく、要望対応がしっかりしている
• サポートがとにかく親切で、導入時だけでなく導入後も不安なく利用できるのがうれしい
• 思っていた以上に使いやすく、特にタブレット記録は現場で見やすい
• 以前資料請求したときよりかなり進化しており、とても使いやすくなった
• 設定で閲覧できる情報を役職によって限定するなど、安全な情報管理ができる
• セキュリティに優れたサーバーを使用していることと、定期的に外部評価を受けられているとのことで、安心して利用できる

現在、厚生労働省では介護現場のICT導入に力を入れており、自治体によっては補助金が出ることもあるため、「これから介護ソフトを導入する」という施設や事業所も多いかと思います。また、介護ソフトを導入してみたものの、さまざまな理由から「別のソフトへの変更を検討している」というところもあるのではないでしょうか。
簡単で使いやすく、しかも低コストで利用できる同ソフトであれば、施設や事業所が抱えるICTのお悩みを解決できるかもしれません。気になる方は、同社のホームページを訪れてみてください。

※「ケア樹」は株式会社グッドツリーの登録商標です。

■詳細情報
株式会社グッドツリー
ケア樹
ケア樹Free

株式会社プラッツ

株式会社プラッツは、医療用・介護用の電動ベッドメーカーです。1992年の創業以来、全国の病院や介護施設、家庭などに数多くの製品を届け続けています。「高品質・高機能・低価格」な製品づくりはもちろん、その幅を拡大する取り組みや、新たなサービスへの取り組みにも注力している企業です。

お客さまの笑顔のために挑戦する思い

同社では、「戦後の復興期に大変な苦労を経験し、力強い努力で日本の発展に貢献してきた高齢者に感謝の気持ちを持つこと。そのような方々が安全・快適に利用できる介護ベッドを提供していくこと」を使命としています。

1992年、医師を父に持つ福山氏（現会長）によって創業した同社。介護ベッドメーカーとしての歴史は、1996年にベッドを主力とするメーカーとして展開をはじめたことにあります。
「介護ベッドは高額である」という常識を覆すべく、さまざまな試行錯誤を重ね、当時としては破格値であった99,800円の介護用ベッドPKB-3シリーズを販売。大きな反響があったそうです。
「どんなに高性能でも一般の人が買えない価格では意味が無い」という信念のもと、同社では高品質かつ低価格の実現を一生懸命に追求しています。

超低床介護用ベッド「ラフィオ（介護施設用）」

介護用ベッドにはさまざまなメリットがあり、体を起こす、ベッドから立ち上がるなど、利用者さまの日常動作をサポートしてくれます。また、無理な姿勢での介助が減るため、介護者の身体的負担軽減にもつながるでしょう。
しかし、利用者さまの中には長年布団で寝起きしていた方も多く、「寝ている間にベッドから落ちたらどうしよう」「ベッドへの上がり下がりが大変そう」と不安に思われる方がいらっしゃるかもしれません。

超低床介護用ベッドは、そんな利用者さまの不安を解消できるベッドです。
就寝時に高さを一番低くすることで、万が一ベッドから転落した場合も衝撃を最小限に抑えられます。またベッドの高さを調整できるため、立ち上がりや介助なども楽に行うことが可能です。

ラフィオ（介護施設用）は、高いベッドが不安な方も安心して利用できる超低床タイプの介護用ベッドです。自然なリクライニング姿勢をとれるため、誤嚥や床ずれのリスクを低減できます。モーターには、静音性・防水性に優れたデンマークのLINAK社製モーターを搭載。深夜でも気兼ねなくベッド操作ができるほか、手入れのしやすさにも優れています。

「ラフィオ（介護施設用）」の特徴

同製品のシリーズと、それぞれの特徴は以下のとおりです。

• ベーシックベッドシリーズ
  普段、布団を使用されている方も安心して休める、床面高15cmの超低床を実現。1回のボタン操作で、背と膝の角度を調節しながら快適なリクライニング姿勢をとれるため、身体のズレや腹圧を抑制できます。ベッドは垂直昇降となっており、設置面積が少ない場合も安心です。

• ポジショニングベッドシリーズ
  日本褥瘡学会では、ポジショニングを「運動機能障害を有する者に、クッションなどを活用して身体各部の相対的な位置関係を設定し、目的に適合した姿勢（体位）を安全で快適に保持することをいう」と定義しています。
  同シリーズはこの考えに基づき、ハイバックサポート機能と背・膝のフィッティング機能を搭載しています。背上げ時のズレを軽減できるほか、リラックスできる快適な姿勢がとれるなど、体位管理の再現性が高いことが特徴。誤嚥リスクや褥瘡リスクの低減も期待できるでしょう。

「事業所で超低床ベッドの導入を検討している」という方、「誤嚥対策や褥瘡対策ができるベッドを探している」という方は、同製品をチェックしてみると良いかもしれません。

※「ラフィオ」は株式会社プラッツの登録商標です。

■詳細情報
株式会社プラッツ
ラフィオ（介護施設用）

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