転職ガイド
履歴書写真の基本!キレイに撮る方法や適した服装を紹介します
a year ago
転職活動の際に必要となる履歴書用の写真。
採用担当者に良い印象を与えるための基本的な撮影ルールがいくつかありますが、その一つ一つを覚えている人は多くないかと思います。
ここでは、撮影の基本ルールに加えて、履歴書の写真をキレイに撮る方法をご紹介。スマホで自撮りしたものを使ってよいのかどうかについても説明します。
履歴書の写真を撮るときの基本ルール
履歴書の写真を撮るときの基本ルールとして、下記のことが挙げられます。
- 写真の大きさは横3cm(30mm)、縦4cm(40mm)
- 3カ月以内に撮影した写真を使用する
- 背景の色はホワイト、ブルー、グレーのいずれか
- 服装はジャケットとシャツ、男性はネクタイを着用する
- 前髪が目にかからないように、清潔感のある髪型にセットする
- 過度な化粧を避ける
- 口元は閉じたまま口角を上げる
- サングラスや帽子などの小物や派手なメガネなどは身に付けない
- 正面から撮影する
- 撮影は写真館で行うのが安心
これらはいずれも、写真を見る採用担当者に誠実な印象を与えるために役立つものです。
履歴書の写真をキレイに撮る方法
ここでは基本ルールを守った上で、さらに写真をキレイに撮るためにできることを説明します。姿勢や表情、髪型、メイク、服装など、より詳細なことについて確認してみましょう。
姿勢
履歴書の写真を撮る際は、背筋を伸ばして、肩の高さが左右で揃っているかを確認しましょう。
猫背の方は姿勢を正しているつもりでも背中が丸くなってしまったり、肩が前に出てしまったりする傾向があります。
また、横から体を見たときに、耳と肩の位置が縦に揃っているか、顎が前に出ていないかなどもチェックしましょう。
自分一人で正しい姿勢になっているか判断する自信のない方は、写真館などでプロのカメラマンに直してもらうのがおすすめです。
表情
表情は、口を軽く閉めて、口角を上げると相手に良い印象を与えることができます。
業界によっては例外もありますが、歯を見せてしまうと笑いすぎた印象を与えてしまうため、口は閉じたままにしておくことがポイントです。
どうしても自分の表情が不自然に感じてしまうときは、一度思いっきり笑ったり、「あ・い・う・え・お」と大きく発音したりして、表情筋を緩めると、自然な印象に近づきます。無表情や上目遣いにはならないよう注意しましょう。
髪型
写真を撮るときの髪型は清潔感を意識しましょう。前髪が長い場合は、目にかからないように横に分けます。
また、寝癖や無造作な髪型、過度なスタイリングは誠実さに欠ける印象を与える場合もあるため注意が必要です。あくまで自然な髪型にセットするのがポイントといえます。
また、髪色が明るすぎる方や色にムラがある方は、事前に落ち着いた色に染めておきましょう。
メイク・顔まわり
化粧をする際は、ナチュラルメイクにとどめて健康的な顔色を意識しましょう。
メイクが派手過ぎると、見え方によっては、TPOを意識できていない印象を与えてしまう可能性もあるので注意が必要です。
撮影する際は、膝など顔の下に白いハンカチを敷いておくと顔の影を抑え、明るい印象を与えることができます。
また、男性の場合はひげの手入れや肌の油分に注意しましょう。顔のテカリが気になる場合はあぶらとり紙でケアしておくとよいでしょう。
写真館で履歴書の写真を撮影すると、顔色だけでなく肌荒れもレタッチでキレイに修正してもらうことが可能です。
服装
履歴書の写真をとる際の服装はスーツスタイルが基本です。シャツの上に黒色や紺色のジャケットを着用しましょう。女性の場合は、シャツの代わりにブラウスやカットソーを選ぶのもおすすめです。
また、全体的にだらしなく見えるポイントをなくしておくことが大切です。ジャケットのサイズ感はジャストなものを選びます。撮影前に、服にシワやヨレ、ネクタイにゆがみがないか、シャツのボタンを閉じているかなども確認しましょう。
男性の場合は採用担当者に与えたい印象によって、ネクタイの色を変えてみるのも一つの方法です。赤色は積極性、青色は知性、黄色は社交性を感じさせる色といわれています。
一方で、冠婚葬祭に使われる白や黒、個性が強いゴールドなどは避けたほうが無難です。
また、アルバイトの場合は、必ずしもスーツである必要はありません。ただし、普段着は避けるのが基本です。
個性をアピールすべき選考でないなら奇抜な服は選ばず、フォーマルな場に適した服装を着用しましょう。
履歴書の写真には人柄や仕事ぶりが現れる
履歴書の写真が採用担当者に与える印象を左右することもあるので、しっかりと準備することが大切です。採用担当者は、写真からどんな点を見ているのか以下でご説明します。
応募者がマナーを守れる人かどうか
ビジネスの場ではさまざまなルールやマナーが存在します。また、前述したように、履歴書の写真にもサイズや服装、メイクなど、押さえておくべき複数のポイントがあります。
これらを守れないと、採用担当者に「仕事を進める上で、ルールに従ったり、TPOをわきまえた行動をしたりするのが難しいのでは?」思われてしまうリスクがあるため注意が必要です。
応募者の入社後の仕事ぶり
採用担当者は仕事ぶりも見ている場合があります。適当に撮影したことが分かる写真を提出すると、雑に仕事を進めたり、手を抜いたりするのではと思われてしまう可能性もあるでしょう。
履歴書の準備にも仕事の仕方が現れることを念頭に置き、撮影の基本を押さえるのはもちろん、写真のカットや履歴書への貼付けも丁寧に行うことが大切です。
証明写真機やスマホで撮ったものは履歴書に使って良い?
街角に設置されている証明写真機や自身のスマホで撮影した写真を履歴書に使用するのは、NGではありません。
証明写真機は、履歴書の提出までに時間がなく、手軽に撮影したい際に便利です。スマホで撮影する場合は、コストを抑えられるというメリットもあります。
しかし、できるならば写真館で撮影してもらうのがベストでしょう。
証明写真機で撮ると自分では違和感のある点に気づけなかったり、スマホで撮ると光の調整や背景の準備が難しかったりするためです。
一方、写真館ならば、適切な表情や顔の角度についてカメラマンからアドバイスをもらえるほか、履歴書に適した調光や構図で撮影してもらえます。
履歴書の写真に関するまとめ
履歴書の写真の準備方法について説明しました。
- 履歴書の写真を準備するにあたっては基本的なルールがある。
- キレイに撮影するためのポイントが複数存在し、基本的には写真館で撮ったほうがよい。
- 履歴書の写真一つで仕事ぶりが伝わってしまう場合もある。
良い履歴書写真を準備して、万全の状態で選考に臨んでくださいね。
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